風雲児たち

明治安田生命J2リーグ 2017 第28節 千葉vs湘南 戦

こんばんは、このブログの話題に同居させているマンガ「風雲児たち」が、8月16日(水)に2018年のNHK正月時代劇として解体新書と田沼意次のあたりを、古参のファンとして有名なので「風雲児たち 幕末編1巻」の帯コメントを担当した三谷幸喜さんの脚本で、総合テレビのドラマになることが発表されて興奮した、チャリ通です。

コミケの常連の70歳が描いているこのマンガは「あることの伏線が、100年以上あと(連載としては数年後)につながる」というものなので、アニメ化もドラマ化にも向かない作品なのですが、「NHK」「もともと古参ファンの三谷幸喜さん」という最高の条件で、一部分を切り出すかたちでドラマ化が実現したようです。超大河ドラマの部分はテレビドラマでは伝えられないので、「作品を知る入口」になればいいなあと思います

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というわけで、その8月16日(水)19時キックオフでフクダ電子アリーナで19時キックオフの、明治安田生命J2リーグ第28節のジェフユナイテッド市原千葉戦でした。2017年8月は関東もやけに雨の日が多くなり、この日も霧雨でした。

一応一般的なお盆休みの最終日にあたるとはいえ、霧雨の平日ナイトゲームなのに12,485人の観客動員がありました。今年のベルマーレクイーンが全員遠征に来ておりました。アウェイコーナー自由席のほうにかたまって見えた「杉岡軍団」の皆様は足立区出身の杉岡大暉選手の親族の方々でしょうか?。杉岡大暉選手の出身であるレジスタFC(埼玉県八潮市なので今年はここが最寄り会場)が団体観戦していました。

千葉は第27節山口戦と第28節湘南戦が連続ホームゲームで、湘南は第27節に長崎へ遠征して帰ってきた後に第28節も千葉に遠征という日程的不利を抱えておりました。ずっと雨だったのですがフクダ電子アリーナはキックオフ前に散水をする会場でしたので、水含み具合もベルマーレは慣れていなかったかもしれません(Shonan BMW スタジアム平塚は散水の設備はありますけど、普段はキックオフ直前には散水しない)。

試合はホームゲーム負けなしだった千葉が湘南を圧倒していました。今年のJ2は「○○選手とその他大勢」というクラブがいくつもありますが、そういうクラブが相手ですと「○○選手にDFアンドレバイア選手をあてがう」というだけで何とかできてしまうあたりが、2部リーグらしいなあと思います(J1ではこうはいかなかった)。千葉のワントップであるFWラリベイ選手に湘南DFアンドレバイア選手をあてがってだいぶ相手の攻撃力を落とせました。そこで千葉は右FW船山貴之選手に攻撃を託すのですが、散水の影響がある序盤に船山選手が再三シュートをはずしてくれて、その後消えてしまいましたので、湘南は助かりました。

それでもその周辺の選手で一方的に千葉が攻撃をしていたのですが、湘南GK秋元陽太選手がこれらをすべてセーブして、無失点で切り抜けます。この試合のヒーローは秋元陽太選手です。

試合中、サイドのライン際というこのあたりを走る副審に怒られそうな場所大宮から移籍したムルジャ選手がずっと、曺貴裁監督が見えるようにアップをしていました。合流からしばらく経ちましたのでそろそろ結果が欲しいところです。

おそらく石原広教選手が出場したSBSカップ国際ユースサッカーのU-18日本代表を辞退していると思われる齊藤未月選手が、石川俊輝選手に代わってセントラルMFとして出場しましたが、石川俊輝選手との差が目立ってしまったので後半から石川俊輝選手に代わりました。十代のころはトップチームでは苦戦していた有名な先輩もいるので、次はがんばりましょう。

石川俊輝選手に代わっても一方的に千葉が攻撃をしていたので、最後にFWジネイ選手に代えてFWムルジャ選手が投入されました。その数分後にムルジャ選手の突破でコーナーキックを獲得し、柏のアカデミー時代は千葉ニュータウンの高すぎる電車賃(北総線)とか大丈夫だったのか?と思われた秋野央樹選手のコーナーキックをムルジャ選手が頭で押し込んで、湘南ベルマーレが先制をします。そのまま1点を守りきって押し込まれていた湘南ベルマーレが勝利しました

千葉 0-1 湘南

湘南ベルマーレの勝ち点が59となり、残り14試合のザスパクサツ群馬が勝ち点14なので、湘南ベルマーレのJ2・21位以上が確定しましたベルマーレは昇格・降格・優勝を一度も平塚で決めたことがないのですが、2位以上を10月21日の愛媛戦か10月29日の岡山戦あたりで決めて、クラブ史上初の平塚でJ1昇格決定を狙いたいところです。

千葉がホームゲーム8勝5分0敗だったとはいえ、本当は負けだった何試合かを謎の力で負けなかっただけでしたので、そこは気にしていませんでした。アウェイで一方的に攻められる試合から勝つことを経験できて、来シーズンJ1で戦う準備ができたことは良かったと思います

各クラブの簡単な財務が公開されて以降、ベルマーレがJ1でジェフユナイテッドがJ2であった年を含めてすべての年でベルマーレより予算が10億円以上上であるジェフユナイテッドですが、年間10敗ぐらいまでに収めないと昇格できないリーグでアウェイゲームだけでここまで4勝1分9敗という成績なのをなんとかすることから逃げてはいけないでしょう。

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8月20日(日)はShonan BMW スタジアム平塚で19時キックオフの、明治安田生命J2リーグ第29節のロアッソ熊本戦です。在住・在学・在勤の方はチケットが安くなる平塚市民デーで、サンライフスペシャルデーです。熊本の元湘南はトップチームにいませんが、ロアッソ熊本スタジアムDJのDJ Kova(小林弘記さん)が元湘南です。湘南の元熊本は岡﨑亮平選手(睦合東中)がいます。5月の熊本での対戦はPKで湘南が勝ちました。

いずれあの練習試合用ユニフォームを着させられて「彼だけ名札着用」とか馬入日記か公式SNSで画像を載せられそうな、熊本県益城郡益城町出身のJリーグ特別指定選手である松田天馬選手(鹿屋体育大学4年生)は、ユニバーシアード(台北)に出場中なのでこの試合には出ません。この試合は浴衣で行くと当日券が前売り券よりだいぶ安いです。ハーフタイムに花火が上がるらしいです。

8月26日(土)は正田醤油スタジアム群馬で19時キックオフの、明治安田生命J2リーグ第30節のザスパクサツ群馬戦ですビジター自由席以外はTシャツプレゼントデーだそうです。湘南の元群馬はいません。群馬の元湘南はエルシオコーチ、鈴木雄太・小林竜樹・岡田翔平選手が所属しております。3月の平塚での対戦は湘南が勝ちました。

チーム合計で19得点なので、個人のイバ選手(横浜FC)の19得点と同じ
今シーズン公式戦で必ず失点していて、無失点試合がない
今シーズンのJ2リーグでのすべての勝利を5月に挙げていて、それ以外の月にリーグ戦では勝っていない
4勝+天皇杯1勝は熊本・群馬(山口戦)・丸亀・福岡・山口(天皇杯)で1勝ずつ挙げていて、もう既に正田醤油スタジアム群馬で勝利済み

といった「いったいどこから手をつければいいのか」状態の群馬ですが、戦力的にみれば高齢者軍団のカマタマーレ讃岐などより良いと思われるところに、これまでの監督としての成績が牧内辰也・木村孝洋・前田浩二・ラモス瑠偉監督並みの森下仁志監督をすえております。群馬は「もりしたひとしさんに依頼しましょう」と会議で決定したあと、前金沢監督の森下仁之さん(今年から九州産業大学監督)と前鳥栖監督の森下仁志さんとを取り違えてしまったのでしょうか?。そんな群馬に対しても、勝たないとアビスパ福岡と競れないので、勝ちたいところです

9月2日(土)はShonan BMW スタジアム平塚で19時キックオフの、明治安田生命J2リーグ第31節の横浜FC戦です。在住・在学・在勤の方はチケットが安くなる寒川・大磯・二宮町民デーで、フジタスペシャルデーです。湘南の元横浜FCは藤田祥史選手がいます。横浜FCの元湘南は中田仁司監督(ベルマーレではなくフジタで、在籍当時は昭和の映画スターっぽかったようです)がいます。フジタスペシャルデーなので藤田征也・藤田祥史選手に期待です。6月の三ツ沢での対戦は横浜FCのDF小宮山尊信選手のゴールで湘南が勝ちました。

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風雲児たち 幕末編 29巻 読了

こんばんは、年始に週刊少年マガジン、週刊少年サンデー、週刊少年チャンピオンが発行100万部割れをしていることを話題にしました(既にマンガ以外を含めたコンビニの雑誌コーナーは1990年代の半分以下のサイズになっているのですが、そうでなかったとしても全国展開なのに100万部に満たないのであれば、この3誌が明治カールのようにコンビニで取り扱わなくなるのは時間の問題な部数)が、能田達規さんも「ぺろり!スタグル旅」でネットに直接作品を載せているということで、昭和の映画俳優がテレビに進出したような大転換がまさに今起こっているのだろうなあと思う、チャリ通です。まあなんでもスマホなうえで、紙媒体を買うにしてもネット通販が多い時代ですからね・・・。

なお愛媛出身で愛媛サポーターの能田達規さんは、千葉県で活動している漫画家なのでこの作品では愛媛ではなく千葉が採用されております。前にも書きましたが、国内どこでも1本で行けるのは首都圏と京阪神在住の特権であり、松本・愛媛・長崎あたりを起点と終点とする遠征ですと、グルメよりも移動方法のほうがドラマにならないとおかしいので、オイラが編集者であっても首都圏か京阪神在住という設定を提案します。千葉サポーターが全国のスタジアムに行ったことがあると言うのと、愛媛サポーターが全国のスタジアムに行ったことがあると言うのは、重みが全く違います。

テレビ番組も劣化のないデジタルコンテンツ化されてハードディスクに保存する時代になったので、ウチでは「ライブでないコンテンツ(ドラマなど)」は原則録画で、観てすぐ消します。「おんな城主 直虎」など各放送局ドラマの視聴率が低い(テレビ朝日の2時間ドラマも土曜21時を追われる)そうですが、統計学に基づいたサンプルが全体を説明できる確率論が正しいのは学校でやりましたが、ネットでやれば全アクセスのログが手に入る時代に、テレビはサンプル調査で対抗とか、録画は対象外とか、広告出稿主から考えればテレビよりネットのほうが依頼しやすいですよね・・・。

先月末に、半年ごとのマンガ購入である「風雲児たち 幕末編 29巻」が発売されました。今回の帯コメントは徳川恒孝さん(徳川宗家第18代当主)の長男である徳川家広さんでした。奥様がベトナム人で今も子供がいないということで、徳川侯爵家、徳川将軍家の直系である徳川宗家第20代当主(初代から15代は征夷大将軍)はどうするの?とかつてニュースになったかたです(親戚から養子が入るのでしょう)。この件は風雲児たち本編と関係がないですが、家柄が良すぎるのもいろいろ大変ですね。

29巻では、まるまる1巻使って寺田屋事件が取り扱われます。伏見の旅館寺田屋では「1862年の薩摩藩士らの同志討ち」と、「1866年の坂本龍馬襲撃事件」が発生しているのですが、今回は前者です。後者はおりょうさんが風呂から裸で出てきたり、ただでさえ人気の坂本龍馬が最新のピストルで対抗するという劇的なものなので、小説化・ドラマ化するといつも大々的に取り扱われるシーンなのですが、今回の前者は有名人が直接切りあいをしないので、「ナレーションだけ」とか「十秒くらいのイメージシーンだけ」で済まされてしまいがちです。なおこの漫画でも1866年の寺田屋と今の寺田屋とは別の建物という説を採用しています(鳥羽伏見の戦いで燃えたらしいが、現在の所有者は「幕末当時の建物のまま」と主張している)。

しかし第29巻では、省略されがちな事件を2時間以上の映画1本のように詳細まで「ひとりひとり」を描写していて、1862年の同志討ち(時期尚早なクーデターを起こそうとした一派を粛清)がよくわかりました。わりとおすすめな巻です(あまりにも長いので、1巻でそこそこまとまっているところから読み始めるのもアリなのです)。

現在、イスラム原理主義組織は民族の勉強会のようなものからスタートして、その結果武装して対抗しようという結論になり、複数の組織が欧米やイスラム教内の他宗派・他民族を相手にテロを起こしておりますが、まあ幕末日本もこれと同じような状態だったのでしょうね。日本はこのあと成功しましたけど、中東はイスラム教内のスンニ派 対 シーア派や他民族との争いだけでもぐっちゃぐっちゃな上に「欧米の発展むかつく」が加味されているので、日本はここまで複雑じゃなくてよかったなあと思います

このマンガを読むメリットは、歴史を箇条書きではなく体系的に説明し、しかも大河ドラマのような一代記ではなく百年単位で世代をつなげて説明するのが、素晴らしいと思いますおなじリイド社より「風雲児たちガイドブック 解体新書」という解説本も別途発売されました。第1話が機動戦士ガンダム(「まんがはじめて物語」に視聴率で敗れて打ち切り)・テレビ朝日版ドラえもん・3年B組金八先生第1シリーズと同期の昭和54年(1979年/ガッチャマン・宇宙戦艦ヤマト・銀河鉄道999・ルパン三世第2シリーズが現役で放送中で、1月までヤッターマンもやっていたというなかなかレジェンドな年)で、オイラも途中参戦(読者の中では若手)ですからねえ・・・。作者は70歳になりました・・・

明治政府成立に近づくほど、複数のストーリーが同時進行で進むのに、物語としてはひとつずつ説明しなければいけないため、「最新巻を読むために、以前の巻を復習用に手元に置いておかなければいけない」ところが厳しいのですが、こればかりはしょうがないです。歴史も結局ひとりひとりのドラマをつなげたもの(このマンガはチャカしていて、中には名誉毀損気味な描かれ方のひともいるけど・・・)ですから、センター試験の日本史のような箇条書き的なものではなく、面白いものだと思います。

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風雲児たち 幕末編 28巻 読了

おはようございます、2016年のNHK大河ドラマは「真田丸」は好評のうちにあと2回放送して終わるそうですが、「犬伏の別れ」の場所として小田切千アナウンサー(厚木高)に紹介された栃木県佐野市の新町薬師堂に訪問する人がこの秋たくさんいらっしゃったそうで、新町薬師堂ってどうってことのない地域のほこらなのに、大河ドラマってすごいなあと思った、チャリ通です。

2017年は「おんな城主 直虎」だそうですが、江戸時代以前の女性が主人公だと史料が足りなくて創作が増えてしまい、そうなると「ありえない創作部分」が出て、これが原因で全体的に「大失敗」になる場合が多い(近年だと2011年の作品が伝説級にひどくて逆に面白かった)ので、そうならないでほしいなあと思います。例によって地元(浜松市北区)は期間限定の観光地になるのですが、手前の金指あたりで渋滞がすごくなるんじゃないかなあと、9月に思いました明治維新150周年イヤー2018年は西郷隆盛だそうですので、平昌冬季オリンピック、FIFAワールドカップロシア大会とあわせて、国威高揚に活用されそうです。鹿児島ユナイテッドはこの年にJ2にいるか、この年でJ2昇格を決めたいところでしょう。

まあ今の地上波テレビって、NHK連続テレビ小説を筆頭に「50代以上の女性にどれだけウケルか」を目指して、他は捨てるって感じで制作されているように見え、ますますネット動画に「魅力的な広告対象視聴者(20代男女)」が流れる原因になっている(その反動がNHK紅白歌合戦のベテラン排除傾向につながっている)ように見え、そりゃあ高齢者を狙っていないスポーツもDAZN(Jリーグなど)とか、スポナビライブ(Bリーグなど)とか、hulu(巨人戦など)とか、パ・リーグTVなどに逃げちゃうよねと思いました。有料なのが普及的にどうかと思うのですが・・・。

先月末に、半年ごとのマンガ購入である「風雲児たち 幕末編 28巻」が発売されました。今回の帯コメントは、江川太郎左衛門英龍の子孫の江川洋さん(42代当主・江川文庫代表理事)でした。江川太郎左衛門英龍は子孫のために奮闘した英雄扱いで取り上げられている人物ですので、彼の子孫が風雲児たちを読んで感動しないはずがないです。

28巻では、島津久光が京都経由で江戸に進軍する過程における騒動がメインです(この巻では京都まで)。歴史の教科書や大河ドラマでは全く重要視されないエピソードですが、この漫画では1巻以上使います。

忘れがちでしょうが島津久光は大名になった経験がないので参勤交代や宮中に上がる権利がないので、今で例えれば「橋下徹元大阪府知事の政治家経験ゼロの親が、自分が大阪府知事気取りで、大阪府警の警官を大量にひきつれてデモ行進をしたうえで、安倍晋三総理大臣に直接要求を突き付ける」ようなものです。当時としては無茶苦茶です。

そのうえで清河八郎が裏でプロパガンダにいそしみ、島津久光が倒幕に挙兵したとデトロイト・メタル・シティクラウザーさんの信者並みに尊王攘夷の志士が自分に都合よく解釈して集まってきたり、西郷隆盛や大久保利通が彼らや島津久光に振り回されて調整に忙殺されたりします。

風雲児たちから脱線しますが、インターネットの普及で、明治天皇の非公式の写真とか、幕末の市井の写真とか、江藤新平の梟首とか、昔はなかなか見られなかった画像が簡単に見られるようになり、そのひとつとして美人で知られていたのに史料が出回っていなかったシーボルトの孫のたかも簡単に見られるようになりました。この巻に何コマかでます(まだ子供でセリフなし)。

そのたかとのちに結婚する三瀬周三が医師なのにシーボルトの通訳をさせられた挙句に投獄されるという、蛮社の獄を彷彿させる残念なエピソードもありました。幕府は全く成長しておりません。

この巻の各章が雑誌に連載時に熊本地震があったのですが、今回の島津久光の上洛に徳川家康が配した熊本城が全く役に立っていなかったのですが、その15年後の西郷隆盛のときに役に立つことも説明されちゃっています。

このマンガを読むメリットは、歴史を箇条書きではなく体系的に説明し、しかも大河ドラマのような一代記ではなく百年単位で世代をつなげて説明するのが、素晴らしいと思います。昨年おなじリイド社より「風雲児たちガイドブック 解体新書」という解説本も別途発売されました。第1話が機動戦士ガンダムや3年B組金八先生第1シリーズと同期の昭和54年(1979年)で、オイラも途中参戦ですからねえ・・・。

明治政府成立に近づくほど、複数のストーリーが同時進行で進むのに、物語としてはひとつずつ説明しなければいけないため、「最新巻を読むために、以前の巻を復習用に手元に置いておかなければいけない」ところが厳しいのですが、こればかりはしょうがないです。歴史も結局ひとりひとりのドラマをつなげたもの(このマンガはチャカしていて、中には名誉毀損気味な描かれ方のひともいるけど・・・)ですから、センター試験の日本史のような箇条書き的なものではなく、面白いものだと思います。

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風雲児たち 幕末編 27巻 読了

こんばんは、今年のNHK大河ドラマは「真田丸」ですが、真田信繁は関東から関西までで移動して活躍した人だったため、栃木県佐野市の犬伏(広島カープの石井琢朗コーチの実家がある)で超重要場面があるので、佐野日大高校の近くに一瞬だけ住んでいた者としては楽しみな、チャリ通です。

先月末に、半年ごとのマンガ購入である「風雲児たち 幕末編 27巻」が発売されました。今回の帯コメントは、現在産休中の女優・さんでした。この世代でもっとも有名な日本地理・歴史好き有名人で、26巻の記事「このレベルが登場しないと驚きません芸能人」に挙げたひとりが早速登場しました(ここに書いたくらいで採用してもらえるのであれば、補充は厚切りジェイソンさんを希望)。将来的にはNHK大河ドラマの主役かその配偶者の役をやる女優と思われますので、このマンガ的には良かったのでは?と思います

27巻では、西郷隆盛の鹿児島召喚、坂下門外の変、和宮の婚礼、西郷隆盛と島津久光の対面といったところがメインです。連載37年目でやっと幕末っぽくなってきました。おばあちゃんの時代と孫の時代では常識が異なる以上に、幕末と現代とでは常識が異なるのですが、風雲児たちでは教科書が教えてくれない「現代の非常識で、幕末時代の常識」がフザケながら入るので、「なんでそんなアホな行動をしたんじゃ!」の理由がわかりやすいです大橋訥庵の人生がコントとしてオモシロすぎるのですが、Wikipediaを含めてこんな表現は風雲児たちでしかできません。

参勤交代を日延べさせるために江戸の薩摩藩邸を自ら焼き払うという大胆すぎる政策には驚きました。

上野寛永寺の歴史については知っていたのですが、輪王寺宮家については初耳で、勉強になりました。

坂下門外の変は、教科書でもドラマでも桜田門外の変より印象が弱く、「安藤信正が襲われた」のナレーションだけで終わってしまうのですが、実際の事件内容やその影響まで説明されていて、納得がいきました

まあオイラも、これといった役職がなく、江戸や京都で有力者と交渉したわけではない島津久光が、なんで幕末のドラマで目立つのか謎でしょうがなかった(選挙に出たことがない国会議員の父が、自ら総理大臣のように振る舞うようなもの)のですが、西郷隆盛が代弁してくれたため、因縁をつけられてしまいました

このマンガを読むメリットは、歴史を箇条書きではなく体系的に説明し、しかも大河ドラマのような一代記ではなく百年単位で世代をつなげて説明するのが、素晴らしいと思います。昨年おなじリイド社より「風雲児たちガイドブック 解体新書」という解説本も別途発売されました。第1話が機動戦士ガンダムや3年B組金八先生と同期の昭和54年(1979年)で、オイラも途中参戦ですからねえ・・・。

明治政府成立に近づくほど、複数のストーリーが同時進行で進むのに、物語としてはひとつずつ説明しなければいけないため、「最新巻を読むために、以前の巻を復習用に手元に置いておかなければいけない」ところが厳しいのですが、こればかりはしょうがないです。歴史も結局ひとりひとりのドラマをつなげたもの(このマンガはチャカしていて、中には名誉毀損気味な描かれ方のひともいるけど・・・)ですから、センター試験の日本史のような箇条書き的なものではなく、面白いものだと思います。

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風雲児たち 幕末編 26巻 読了

こんばんは、2015年にもっともメディアに露出しているJリーグのフロントは、圧倒的にJ2・FC岐阜恩田聖敬社長(37歳)ですが、残念ながら理由はクラブの経営やトップチームの成績がどうのこうのではなく、社長自身が筋萎縮性側索硬化症 (ALS) を患いながら経営者を続けているということで露出があるということで注目を集めており、精力的に活動しているもののわずか1年前のご本人と比べるとものすごく病状が進行していて心配な、チャリ通です。

正直、ラモス監督の指導力は東京ヴェルディ監督時代にかなりの力不足が指摘されていたので、2015年の岐阜の成績も予想の範囲内でしたが、さすがに現在の恩田社長の状態でJ3降格は忍びないので、今年はJ2残留してほしいなあと思います

先月末に、半年ごとのマンガ購入である「風雲児たち 幕末編 26巻」が発売されました。今回の帯コメントは、元ライブドア社長で現在はJリーグのアドバイザーも務めている堀江貴文さんでした。このマンガの帯コメント執筆者リストからすれば堀江さんクラスでは「普通レベル」になってしまうのが、すごいところです。今だったら、本木雅弘さん、渡辺謙さん、杏さん、タモリさん、マツコデラックスさん、又吉直樹さんあたりが帯コメントを書かないと、「風雲児たち 幕末編」の場合はもはや驚きません。堀江さんの「このマンガ中毒性高すぎ!」というのはおおむね同意ですね。

26巻では、和宮降嫁、文久遣欧使節団、長州藩関係といったところがメインです

日本史の教科書だと、「和宮降嫁で公武合体を推進して、江戸幕府と朝廷の関係が修復された」とか程度で終わってしまうのですが、同期は「3年B組金八先生」と「機動戦士ガンダム」(1979年)という「風雲児たち」は、明治維新を描くために関ヶ原の合戦(岐阜県)からスタートして、「10年前の○巻に描いていたあんなことが、今回の話を描くための伏線になっていたのね」ということがいくつもある「箇条書きではないドラマ」なので、和宮降嫁周辺のドラマが良く理解できました。テレビドラマが取り上げがちの天璋院派と和宮派による大奥のどーでもいい対立を省略したのも良いです(テレビの主力視聴者は世界のどこでもオバサマなので、どの局のドラマでもそっちに過度に走りがち)。

和宮降嫁については、徳川家茂の誓書を持ち帰るための逆算をしていた岩倉具視(加山雄三さんの先祖で、オイラが生まれた頃は500円札だった)のすごみがいかんなく発揮され、岐阜県の馬籠宿を舞台とした島崎藤村の「夜明け前」も読みたくなりました。

個人的には政治や戦争の話より、涙ぐましいまでに西洋の文化を求めた、解体新書、大黒屋光太夫、遣米使節などの話のほうが好きなので、福沢諭吉の再登場にほっこりしました。「明治言論界の二福」がこの巻で会っているところが素敵です。

ようするにISILやらタリバンやらと変わらなかった、当時の尊王攘夷の志士ですが、変換すると「長い歌」にされるので困る長井雅楽「航海遠略策」を、154ページから155ページの間で池上彰さんレベルに要約して説明し、その後のページで当時の評価を描いているところが、この巻のハイライトのひとつだと思います。

薄っぺらい2015年のNHK大河ドラマと比べると格段に面白いです。欲しい視聴者を考えて女性を主役に据えた年の大河ドラマの場合、江戸時代までの女性は資料が少ないにもかかわらず1年の長丁場なのでネタが少ないために、「あり得ないフィクションてんこ盛り」になってしまうので、面白くなくなりがちです(特に2011年の作品は秀逸なコントだった)。現代のノンフィクションドキュメントでさえ不都合なところを盛り込まないのですから、既に同じ時代を生きた人が世界のどこにもいない坂本龍馬のことを正しく書ける人がいるわけがありません。それを承知で時代劇は観るものですが、許容範囲を越えてしまうドラマをテレビ局も作りすぎですよね・・・。

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風雲児たち 幕末編 25巻 読了

こんばんは、20世紀だった子供のころに「機動戦士ガンダム」の再々々くらいの放送を見ていたのですが、「ガンタンクはガンダムよりトロくさい」という設定でした。21世紀になった今、相模原のJAXA関係の宇宙用ロボット展示を見たり、圏央道周辺がさがみロボット産業特区ということで2足歩行ロボットを見たりして思うのは、「現実はどう考えてもガンタンクがガンダムの数倍機敏で、デコボコ地面に対応出来なければおかしい」ということがわかり、そのタイミングでタウンニュースを読んでいたら、ガンダムの作者の富野由悠季さん(毒舌家で有名らしい)が「嘘八百のリアリズム」とか答えていて、タイミング良すぎと思った、チャリ通です。

まあ、今も昔も、東洋も西洋も、フィクションはむちゃくちゃですね・・・。それと千葉県にも無料地域情報紙はあるのですが、すべて湘南経済新聞のような「広報誌」なので全く読みごたえがなく、市町村政治や社会も扱っている神奈川県の「タウンニュース」はすごいなあと思いました。

先月末に、半年ごとのマンガ購入である「風雲児たち 幕末編 25巻」が発売されました。今回の帯コメントは、俳優の井浦新さんでした。作品ごとに見た目が大きく変わるのと、美術や工芸に強いというイメージの役者さんですが、帯コメントで登場したのは意外でした。

25巻では、ロシア軍艦対馬占領事件、第一次東禅寺事件、引き続き関鉄之介が逃亡中といったところがメインです。結構な面白人生を歩み、この後の巻にもカメオ出演程度すると思われるローレンス・オリファントがいい味を出しすぎていて、25巻のマスコットキャラクター的存在になっています。ヤマトフもアレですが・・・。

対馬占領の件は、ロシアを中国や韓国に置き換えれば現代にもありうる話で、人間は科学は進歩しても政治は進歩しないのだなあと思いました。

当時のイギリス公使館であった高輪東禅寺現存しているのですが、港区民以外で行ったことがある人はマニアだと思います・・・。ただ今回の対馬の件や東禅寺の件は、当時の社会情勢を説明する上でとてもわかりやすい事例で、考えさせられました。こういう話に限って教科書では説明されませんよね・・・

このマンガを読むメリットは、歴史を箇条書きではなく体系的に説明し、しかも大河ドラマのような一代記ではなく百年単位で世代をつなげて説明するのが、素晴らしいと思います。今回おなじリイド社より「風雲児たちガイドブック 解体新書」という解説本も別途発売されました。第1話が機動戦士ガンダムと同期の昭和54年(1979年)で、オイラも途中参戦ですからねえ・・・。

明治政府成立に近づくほど、複数のストーリーが同時進行で進むのに、物語としてはひとつずつ説明しなければいけないため、「最新巻を読むために、以前の巻を復習用に手元に置いておかなければいけない」ところが厳しいのですが、こればかりはしょうがないです。歴史も結局ひとりひとりのドラマをつなげたもの(このマンガはチャカしていて、中には名誉毀損気味な描かれ方のひともいるけど・・・)ですから、センター試験の日本史のような箇条書き的なものではなく、面白いものだと思います。

オープニングで歌っている曲の歌詞が断片的にしか聞き取れない問題は、テレビを字幕放送に切り替えれば歌詞がわかる(内容は寅次郎の辞世)という解決策がわかった、2015年のNHK大河ドラマの「花燃ゆ」に登場する久坂玄瑞の若いころについての説明もあります。「花燃ゆ」は吉田松陰など主役級に主役をさせるのではなく、それを支えた女性を主役にさせるという、女性視聴者にこびたややっこしい描き方なのが、ドラマを微妙にしていると思いますね。まあ今まで大河ドラマが100%史実通り書かれたことがなく、そもそも本人とともに過ごした作者や役者がいない以上、史実を完全に再現できるわけがないのですが、中には思い入れたっぷりでドラマを史実と思っちゃう人もいるので、大変ですよね・・・。

大河ドラマを誘致するとご当地は期間限定テーマパークみたいになって、現実的に大きなオカネも動きますし、責任重大です。「風雲児たち 幕末編」には波及効果はあるのでしょうか?。一代記ではない分大河ドラマを越えているのですが・・・。

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風雲児たち 幕末編 24巻 読了

こんばんは、ここ数年大相撲名古屋場所が終わると、今年の高砂部屋の平塚合宿がいつなのかを検索して、当ブログにたどり着く人がちらほらいらっしゃいますが、高砂部屋の掲示板によると2014年は8月22日(金)、23日(土)、24日(日)だそうですので、ここに書いておく、チャリ通です。

というか、湘南高砂部屋後援会(湘南ベルマーレサポートコーポレーション)が正式に発表すればいいだけ話なので、こちらの手を煩わせないでほしいものです。名古屋場所では平塚市出身の幕下の朝弁慶関が十両を狙える位置だったそうですが、残念ながら負け越してしまったそうです。秋場所、九州場所と勝ち越して、新年を関取で迎えられるよう、がんばってください。2014年8月24日(日)は同じ平塚市総合公園で、湘南ベルマーレ対ジュビロ磐田戦が平塚市民デーとして開催されますので、ちゃんこ販売でもあればよいなあと思います

先月末に、半年ごとのマンガ購入である「風雲児たち 幕末編 24巻」が発売されました。今回の帯コメントは、同志社大学教授の竹内オサムさんでした。漫画を研究されている方とのことです。この巻の途中で第150回を迎えており、幕末編連載150回記念特集も含まれております(著者インタビュー、人気投票など)。

24巻では、関鉄之介が薩摩に入国できず、徳川斉昭が絶妙すぎるタイミングで亡くなり、安政の大獄の処分が解除され、鳩居堂が閉鎖され、堀利煕が切腹し、ヒュースケンが暗殺され、小笠原や対馬の領土問題が発生します。この漫画では、「江戸幕府崩壊までの政治や事件の話」「尊王攘夷という思想の支持に至った経緯」「最終的に大村益次郎による西洋式兵法につながる、約百年におよぶ西洋の知識の入手」などがメインテーマになっており、オイラとしては断然、解体新書・大黒屋光太夫・蛮社の獄などが関わる「西洋知識の入手に関するストーリー」が好きですが、今回は扱われておりません。

明治政府成立に近づくほど、複数のストーリーが同時進行で進むのに、物語としてはひとつずつ説明しなければいけないため、「最新巻を読むために、以前の巻を復習用に手元に置いておかなければいけない」ところが厳しいのですが、こればかりはしょうがないです。歴史も結局ひとりひとりのドラマをつなげたもの(このマンガはチャカしていて、中には名誉毀損気味な描かれ方のひともいるけど・・・)ですから、センター試験の日本史のような箇条書き的なものではなく、面白いものだと思います。

この巻の時代は、のちに坂下門外の変で負傷する安藤信正が老中の時代なのですが、彼の領地は現在の福島県いわき市なのですよね。のちの会津藩陥落の頃に彼らも明治政府軍と戦って、降伏しております。現在の福島県は原発廃炉と戦っており、現在同様、安藤信正も難儀をしております。

外国とどう付き合うかで、迷走しているのが、24巻かなあと思います。幕藩体制も矛盾が多くて大変です。

今年のNHK大河ドラマの主役である黒田官兵衛を表現するには、親子で攻めに行った朝鮮出兵について描くことを避けて通れないはずなのですが、現在の日韓・日朝関係を考慮すると、これが無駄にナショナリズムをあおることになりそうで、ちょっと心配です。この巻の対馬に関しての回も、相手は韓国・北朝鮮ではなくロシアですが、対馬についても現代の韓国がちょっかいを出してきていて、ちょっと気をつけてほしいなあと思います。まあ過去のみなもと太郎さんの傾向からして心配しておりませんが・・・。

話はそれるのですが、ネトウヨっていうひとは、日本人も外人も、おそらく21世紀なのに語学が出来ないなどの理由で外国人と直接コミュニケーションしたことがない、残念な人たちなのだろうなあと思います(朴大統領は外国語ができますが話し合いに応じないので、この場合はコミュニケーションが取れない人という扱いになります)。英語でですけど、日々外人とコミュニケーションをとっていると、ナショナリズムな話をすると、まとまるものもまとまりませんので、オイラだけでなく、相手も避けますもん、そういうの・・・。普段からそうしていれば、ネットでもそういう話題にはなりませんよ。避けないとウクライナとか、中東とかみたいになっちゃって、誰も正義ではなくなりますから・・・。百歩譲って資源の取り分の話し合いならともかく、前の世代の権利を主張するイスラエルとか韓国とかは、日本のほうも含めてキリがないと思います。

とりあえず、幕末の対馬が大変だったということを知ったのは、この巻を読んだ収穫でした。

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風雲児たち 幕末編 23巻 読了

こんばんは、箱根駅伝をときどき日本テレビで観ていたら、CMでHAN-KUNさんが歌いまくりで驚いた、チャリ通です。坂本紘司さんが引退したせいか、2013年はHAN-KUNさんがベルマーレに直接かかわらなかったのが残念でした。2013年にHAN-KUNさんが出たら「本名、半澤さんだそうですね?」って絶対言おうと思っていたので・・・。

なお個人的には、主役は大学生の大会で、関係者が出場していないベルマーレのアピールを沿道からするのは、微妙だと思います。

2013年の年末に、半年ごとのマンガ購入である「風雲児たち 幕末編 23巻」が発売されました。今回の帯コメントは、またもひらかなペンネームの人となる、漫画家かわぐちかいじさんでした。みなもとさんとは作風は全く違うのですが、近い年齢で、壮大なストーリーになるところが共通しているという人が、コメントを出しているというのが、おおっ、と思います。

23巻は、待望の「咸臨丸航海の後編」でした。この漫画では、「江戸幕府崩壊までの政治や事件の話」「尊王攘夷という思想の支持に至った経緯」「最終的に大村益次郎による西洋式兵法につながる、約百年におよぶ西洋の知識の入手」などがメインテーマになっているのですが、オイラとしては断然、解体新書・大黒屋光太夫・蛮社の獄などが関わる「西洋知識の入手に関するストーリー」が好きです。この人たちの頑張りが、文明がなかった鎖国日本を、大正時代あたりの繁栄につなげているわけですが、みなもと太郎さんが面白おかしくまとめることで、堅苦しくない「知るって、楽しいんだ!」というアピールになっております

前の巻から一貫して福沢諭吉を、自伝通りの「こいつ、出来すぎて、ウザすぎる」というキャラにまとめているあたりが、笑えます。またこの漫画を読むと、やはりいつかNHK大河ドラマに「ジョン万次郎」を採用してほしいと思うのですが、予算が桁違いにかかるはずなのも、理解できます。いよいよ勝海舟がこの漫画全体の中心人物のひとりになってきました。

立石斧次郎(子孫の1人が古舘プロジェクトの長野智子さんだそうです)は目立っておりましたが、この巻から目立ちだす小栗忠順のサムライぶりには感銘を受けました。今回も知らなかったことばかりで、読んで良かったです

アメリカでイナカモノぶり丸出しだった日本人が、半世紀も経たずに日清・日露戦争に勝つわけですから、幕末から明治にかけて活躍した人たちには、感謝の一言です。現代人も負けてはいけないと思いました

先行している「コミック乱」の連載では150回が達成され、サービスカット(?)もありましたが、五稜郭陥落までみなもと太郎さんにはがんばっていただきたいものです。

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風雲児たち 幕末編 22巻 読了

こんばんは、先月、NHKオンデマンドで昭和52年の大河ドラマ「花神」を観た件と、チバテレビの「太陽にほえろ!(昭和49年版)」を観ている件を書きましたが、先月末の「太陽にほえろ!」の犯人(デンカの後輩警官)が、「花神」で顔を覚えた「シャア・アズナブル役の人」で驚いた、チャリ通です。ちなみにジーパンを負傷させましたが、逃走車両は赤ではなく黄緑でした。30代・40代以外の方には意味不明な始まり方で、申し訳ございません。

この放送があった日に「風雲児たち 幕末編 22巻」が発売されました。早いもので21巻発売から半年が経ったということになります。帯コメントは、なんと昭和の超大物漫画家ちばてつやさんでした。相変わらず推薦者たちがすごすぎます

22巻では前半が桜田門外の変の後始末(切腹)、後半は咸臨丸の航海の話です。おおらかなハワイについても少々書かれております。個人的にはこのマンガは、志士などによる戦闘や政治よりも、解体新書や、大黒屋光太夫や、シーボルトや、ジョン万次郎や、大村益次郎関係などの、洋学に関する涙ぐましい努力の歴史をギャグでかわす話のほうが愛おしいので、待望の咸臨丸です。相変わらず知らなかったエピソード連発で、本当に頭が下がります。

福澤諭吉と勝海舟の話は有名ですが、ジョン・ブルック船長(「たんけんぼくのまち」のチョーさんが「ONE PIECE」でやっている役ではない)が立派すぎます。次の23巻では立石斧次郎(子孫の1人が古舘プロジェクトの長野智子さんだそうです)が目立つのでしょうね。安政の大獄が終わったせいか、ギャグの量が戻ったかなあと思います。

検索でこのページに来ている方々のうちごく一部の方々、定価で買ってください。

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風雲児たち 幕末編 21巻 読了

こんばんは、今年は長崎に旅行に行って、イネさんの墓参り(晧台寺)もして、予定外のVファーレン長崎戦にも行った、チャリ通です。さすが「修学旅行先の定番」と言える長崎だけあって、「スタジアムのようなすり鉢状の街の夜景」「出島・隠れキリシタン・シーボルト・グラバー・坂本龍馬・原爆などの歴史的観光資源」「卓袱・ちゃんぽん・皿うどん・トルコライス・ハトシ・角煮まんじゅう・びわゼリー・チリンチリンアイスなどの食事」と、J1・J2トップクラスの「ホームタウン内観光資源」を長崎は持っておりますので、オイラは行けませんが、来季J2を応援するサポーターはぜひ宿泊を伴う遠征をお勧めいたします(甲府・湘南・大分・町田が抜けて、大阪・神戸・札幌・長崎が入る2013年のJ2は、アウェイ観光的には大幅パワーアップでしょうね・・・)。長崎は日没が遅いので、沖縄のように日没前から飲めます。

その地形からか、長崎市の旧家は、街を一望できる丘にお墓を建てているのですが、これが軒並み「車を考慮しない細い階段」でしかアクセスできず、「長崎市の墓参りは野津田公園への登山の数倍大変」ということが、イネさんの墓参りでわかりました。長崎のお年寄りは大変そうです。

J2が早く終わったのに、ブログを書く時間すら捻出できないのですが、「風雲児たち 幕末編 21巻」が11月末に発売されたので、これは読みました20巻で桜田門外の変の当日朝まで終わりましたので、21巻では桜田門外の変当日と翌日(3月3日と3月4日だけで9割以上を割いています)が描かれております。帯コメントは、今回は貸本漫画研究家で、江戸時代から2004年まで国宝犬山城のオーナーであった成瀬家の子孫である、成瀬正祐さんでした。

NHK大河ドラマですら1話(45分)程度で終えてしまう桜田門外の変ですが、このマンガでは前後にエピソードが盛りだくさんでした。現代で考えれば「現職総理大臣が国会議事堂前で、大物議員の元秘書たちに暗殺される」ようなものですから、「市長が皇居で暴れて、失業した市役所職員が宮内庁幹部を襲った」的な「全国的な事件ではない、忠臣蔵」より、絶対にエピソードが多いはずで、よく考えればこのマンガで取り上げたエピソードでも少なすぎるくらいです。そういえば昔住んでいた栃木県佐野市は当時彦根藩の飛地領だった関係で少しエピソードがあるのですが、このマンガに載ってませんでしたし・・・。

いままでの巻で、「どうして水戸藩が幕府大老と対立するか」をまとめてきたこのマンガ。事件終了後も、各方面が事後処理にどう動いたのかをまとめていて、ほとんどが知らなかったことだったので興味深かったです(暗殺自体は何度も映像化されているので、グロいのも含めて目新しくはない)。おかしな対応であるものの、幕府・彦根藩・水戸藩などが短い時間内で「内乱回避」のために最善を尽くしたところが読みとれ、そこが面白かったです(いや、オジサンになってくると、現代でもこういうことが他人事でないので・・・)。

1979年の第1話(同期が「機動戦士ガンダム」「3年B組金八先生第1シリーズ」「時崎悠さん(元ベルマーレ選手・現福島ユナイテッド監督)」!)から、30年以上経って、ようやく井伊直弼が死んだ、幕末マンガ。相変わらず「作者はオイラの親より年上なのに、五稜郭陥落まで出来るの?」という感じですが、ぜひ描き上げていただきたいものです

時代劇と言えば、18代中村勘三郎さんがお亡くなりになられたのは、勘九郎時代から数回観てうまいなあと思っておりましたので、「アナタ、死んでいる場合じゃないでしょう」と思いました。毎年一度の観劇は2013年は結団99周年の宝塚歌劇「ベルサイユのばら」に決まってしまっていたので、2014年に新歌舞伎座で観たかった・・・。お悔やみ申し上げます。

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