観戦感想文2008

J2第44節 湘南vs岐阜 戦

木々は確かに11月の色使いなのですが、今日は暖かかったです。調子に乗ってあまり着込まないで行ったら、試合終了後はがっつり寒くてヤバかったです。キングベルⅠ世、ちゃんと赤い服を着てないじゃん・・・。

そんな日の相手は対照的だった7月の灼熱の決戦以来のFC岐阜。あちらは前節が休みだったため半月ぶりの試合です。試合前にバックのほかにメインスタンドでも青か黄緑のボードをあげる演出があり、ジャーン選手の表彰の後、キックオフ。

序盤はテニスのごとく場内のこっちとむこうを行ったり来たりで、かといってシュートまで至らない小競り合いの状態が続きました。基本的に岐阜は「人数をかけて守る」という戦術で、獲ったボールでカウンターをかけるわけですが、FW2人にMFがひとりくらいしか駆け上がってこないです。サガン鳥栖並みの攻撃人数の少なさで、ボールを放り込むタイプではなく駆け上がるタイプなのでそういう意味では湘南のセンターバックふたり的には苦手とはいえ、相手がこの人数ではどう攻めるかが非常に予測しやすく、守りやすかったです。マラドーナ選手が混じっていればこれでもいいのかもしれませんが、結局岐阜はこの日3本しかシュートを打てませんでした(しかも上記の選手はシュートまで至れず)。

この日は臼井選手が復帰しました。臼井選手と言えばサイドからの駆け上がりという攻撃的サイドバックなのですが、この日は守備で活躍しておりました。やっぱり山形の2位は悔しいようです。

いろいろ試しているうちに石原選手が抜け出してこぼれ球を押し込み、先制をすることが出来ました。久しぶりにエースで決めることが出来てよかったです。しかしこのあとなかなか点が獲れません。うーん、どんなに攻勢でも事故みたいな失点があるわけですから、ここでも点を獲って欲しかったですね。

後半に入ってトゥット選手が投入されると、この日もボールが回るようになって攻撃が活性化され、アジエル選手のゴールのアシスト、そして自らのゴールで岐阜を突き放します。いやぁ、スピードはないのですが、入ればテクニックでかつての加藤大志選手(現京都)3人分くらいの攻撃力が追加されます。こういうのが助っ人と思う反面、スタメンで使えないのであれば、トゥット選手が出る前も同じような攻撃が出来ればなぁと思ってしまいます。

湘南 3-0 岐阜

そして試合終了。対岐阜戦2勝1分0敗で勝ち越すことが出来ました。しかし今日は他の結果も気にしなければなりません。

愛媛 2-3 山形
鳥栖 4-1 仙台

モンテディオ山形が2位を確定しました。まぁ先週の時点で湘南は山形を抜けないことが決まっていたので、もういいです。昇格おめでとうございます。

そして仙台が負けました(しかも予想外の大敗)ので、湘南は生き残ることが出来ました。良かった。去年はアウェイ最終戦を残してシーズンが終わってしまったので、なんとか去年を越えました。湘南は12月もサッカーを楽しめます。

台本があるような展開で仙台・セレッソ・湘南・鳥栖に3位のチャンスがある(ただし鳥栖は十数点獲って勝たなければならない)のですが、仙台が有利なことは変わらないです(時間があれば記事化します)。ですが、まだまだわかりません。福岡に行けるかわかりませんが、行けなかったらパブリックビューイングに行きたいと思います。

この日得点したアジエル選手は、試合後のヒーローインタビュー中に婚約を明言しました。こちらもおめでとうございます。試合後には例年通りベンチ外も含めた現場組全員で挨拶し、場内を一周。今年いっぱいで戦力外になってしまう選手もいるわけなのですが、お疲れ様でした。

ガイナーレ鳥取は残念でした。仮に特例で上げてしまうとまたJ2が奇数チームになってしまうので、特例はないでしょう。5位だってこのクラブ史上最高成績なのですから、がんばっていただきたいものです。

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J2第43節 セレッソ大阪vs湘南 戦

結局当日0時になって、大阪に行けました。しかし結果は・・・。

大阪 2-1 湘南

この試合でよくわかったことは、「練習でできないことは、本番でもできない」ということでした。最近の練習試合のとおりの結果が本番でも再現されてことになります。

会場入りして10秒後にキックオフというタイミングでスタンド入りしました。前半ですが湘南がサポーターに向かって攻撃をします。試合開始から数分後、早くも湘南はPKを獲得し、決めて先制します。しかし冷静だったのはセレッソ側で、湘南側は勘違いをしてしまいました。

このPKでこの日の吉田寿光主審が「カードは出さないけど過敏にファールをとる」ということにいち早く気づいたセレッソイレブンは積極的にファールをもらいに行きます。セレッソの小松選手にいたっては負傷退場してしまうほど必死でした。それに対して湘南のディフェンス陣は何人か熱くなってしまってこれに乗ってしまい、セレッソになんどもフリーキックが与えられます。そしてついに酒本選手に豪快にフリーキックを決められてしまいました。しかし、なぜそんなに熱くなっているのでしょう?。60分くらい時間が残っていてまだ同点なのにいったい何に対してあせっているのか?。そんな疑問がこのころありました。

答えはすぐわかりました。このあとから明らかにフィールドプレーヤーほぼ全員がエネルギー切れを起こし、大幅にパフォーマンスが低下しております。とりあえず前半は同点で終わりました。後半開始前にお手洗いに行っていたところ、「ゴォール」のアナウンスが・・・。混んでいて後半開始に間に合わなかったところに、すぐゴールが決まってしまいました・・・。あとでダイジェスト映像を確認したところ、香川選手がドリブルからシュートを決めたようですね。湘南のセンターバック2人はクロスやロングボールでの攻めにはJ2トップクラスの守備ですが、代表級の選手に走られてしまうと厳しいです。いろいろな意味で痛恨のゴールでした。当然エネルギー切れの状態なので、このあとまともな試合展開ができず、試合終了。完敗でした

思えば先日の水戸戦では加藤望選手がよくなかったと指摘しました。この日はベンチスタートでした。その前の山形戦では選手の一歩出遅れを指摘しております。現在の湘南のサッカーは相手より速く攻めてナンボのものなのに、10月以降はっきりいって全く走れておりません熊本戦松本山雅戦も走れていないために攻撃を組み立てられておりませんでした。同点前後にあせっているようにみえたのは選手も自覚があるからなのでしょうか?。明らかにシーズンを通した調整の失敗であり、フィジカルやマッサージ、選手の年齢構成等も含めた監督・コーチ・GM等の見込み違いが、秋の戦績に直結しているように感じます。特にこの試合の後半の選手の動きは「頭ではわかっているけど体がついてこない」というのが見えてきてしまっており、とてもお金を払えるレベルではなく、この試合のパブリックビューイングが次の岐阜戦は観戦しないほうがいいという逆宣伝になってしまったのではないか?、と心配してしまいます。相当厳しいですが岐阜戦もまだ3位の可能性がありますので、よろしくお願いいたします

また、選手にアジエル選手を探す癖があるように見えましたが、正直この日のアジエル選手はベストコンディションにまでは戻っていないので機能していません。鎌田選手がサイドバックで出ておりましたが、彼も菊池選手状態でセレッソ戦には荷が重過ぎました。よく考えれば、今年の湘南は平均年齢は普通なのですが、レギュラー級の平均年齢は他クラブより高いと思います。その代わりの選手が菊池選手や鎌田選手ということですと、せっかくこの順位にいるのに高すぎる授業料だなと感じてしまうのですが、それほど石原・金・鈴木伸貴選手を除いた24歳前後の選手はダメなのでしょうか?。

試合前に山形が引き分けたため、山形の3位以上が確定しました。おめでとうございます。広島もそうですが、同じ外池選手出身クラブなのになあ・・・。臼井選手が移籍すると昇格ってジンクスができつつあるのが気になります。ちなみに前回臼井選手がベルマーレを放出されたときは無所属(その後横浜FCの練習生に)でしたので、どこか紹介していればあのときベルマーレが昇格だったのでしょうか?って考えられないようがんばっていただきたいものです。

しかし日韓ワールドカップの日本戦・世界陸上・大阪国際女子マラソンに使われるだけあって、長居はJ2の試合をやるべきところではない充実ぶりですね。セレッソの殿堂みたいなコーナーもありましたし・・・。空席になると緑と青の湘南カラーの席になるので、もっと空席があればよかったなあ。

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J2第42節 湘南vs水戸 戦

土曜日は久々に昼間に平塚で水戸戦がありました。でも曇りで寒かったです。10月の湘南は天皇杯を含めて0勝0分4敗。しかもリーグ戦0得点。異常に攻撃力が低いのが気になります。11月になったので何とかしてもらいたいところです。ちなみにこの日はチャリ通ではありませんでした。

ベンチにはトゥット選手と再来日したばかりのアジエル選手が入りましたが、山形戦で負傷退場した臼井選手がおりません。なかなかメンバーが揃いませんね。

で、試合は・・・、

湘南 1-0 水戸

試合には勝ちましたが、内容は負けでした

臼井選手に代わり守備的な山口選手が入ったのですが、10月に引き続いて全く点が獲れそうにありません。いつもどおり前の4人がグダグダで、もう水戸の思い通りの試合展開という感じでした。特に、ここ数試合ずっとなのですが、加藤望選手の出来が悪すぎです。競り負け、一歩出遅れ、単調な攻めと、らしさが全く見られません。オイラが監督ならこの日は前半20分ぐらいで交代させていましたね。これならどうしてMFやフリーキックも出来るトゥット選手をスタメンで使えないのでしょうか?。

と思っていたのが菅野監督に通じたのか、後半、原竜太・加藤望選手に変えて、トゥット・永里選手が入りました。このあと明らかにボールが回るようになり、パス回しからトゥット選手がゴールを決めました。トゥット選手はスピードはなかったのですが、テクニックで効率よくボールを周りの選手にまわし、これぞ「助っ人」という働きで得点につなげました。永里選手はいい動きでしたが、コーナーキックがダメだったのが残念でしたね。

もっともその前に水戸に完全フリー(キーパーも間に合わない)の状態からシュートを打たれており、危なかったです。やっぱり試合には勝ちましたが、内容は負けでした。

まあ、内容は不満ですが、42日ぶりの公式戦勝利で水戸にも年間で勝ち越せましたし、アジエル選手が途中出場で試運転出来ましたし、最低限の結果は得られたのでよかったです。

今節は山形・鳥栖・セレッソも勝ち、仙台も広島に引き分けたで堪えたので苦しいのですが、湘南は連勝するしかないので、湘南との対戦を終え仙台と対戦する鳥栖については調子を上げていることを喜ばなければなりません。湘南は次はセレッソとの対戦ですが、また1週間空くんですよね・・・。緊張感維持のためにもやはり先週の天皇杯4回戦には出ておくべきでしたね・・・。入れ替え戦を考えてもこの日の水戸戦のようなサッカーのままではダメです。加藤望選手はセレッソ戦が得意なのですが、2週間で改善するのでしょうか?。

それよりU-19アジアカップが準々決勝の韓国戦で完敗してしまい、鎌田選手の育成面だけでなく日本サッカー界全体のためにも痛い、Jリーグ発足以降初のU-20ワールドカップ出場権獲得失敗・・・。非常に残念です。行けなかったFリーグも負けか・・・。

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J2第41節 山形vs湘南 戦

山寺のあと、13:00に山形戦がNDソフトスタジアム山形でありました。アウェイ観戦は夏の岐阜以来です。アウェイ山形戦は3度目ですが、天童については当時の山形の監督が騒がれていたあと以来2度目です。前回はこのスタジアムの芝の問題で福島県のJヴィレッジに会場変更された対戦を観戦しておりました。

外れのほうだと罰ゲーム並みに歩かされるドジャースタジアムほどではなかったですが、J2本拠地ではトップクラスに大きい駐車場にはすでにクルマがたくさん駐車されております。場内に入ると8割近く座席が埋まっており、湘南からもいつもの東北での試合より多くのサポーターが来ておりましたが、11,345人のうち1万人以上が山形を応援しておりました。山形県知事も孫らしき子供とともに応援に駆けつけております。アウェイ感いっぱいです。あまりの盛況に飲食物の調達が困難だったのが「いつもと違う」ということを証明しております(いつもじゃないですよね?。J1行くなら改善が必要だと思いますよ。)。

この日の山形は松本熊本と違って引きこもっておりません。明らかに攻守とも湘南よりボールに詰めてくるのが早く、常に湘南が後手後手でした。よく天皇杯の序盤戦で観る「アマ vs J2」や「J2 vs J1」のような格下と格上の対戦のようです。湘南から観ておかしいジャッジもありましたが、これも湘南のほうがいつも後手なので審判がファールのように感じてしまうからということもありました。つまりこの日の湘南と山形は格が違っておりました。山形は湘南相手に引きこもる必要はまったくありません。そりゃそうですよ、湘南はJ2どころか北信越リーグ1部のクラブに勝てないクラブですからね。

山形 1-0 湘南

石原選手をファール気味に激しくマークしておくと、残りのアタッカー陣が全く攻撃を組み立てられません。ワンパターンにサイドを駆け上がりパスしようもするも常に相手DFが真正面にいる状態からのパスなので、通りません。守備は問題ないのですが攻撃があまりにもふがいないので、終盤に誰か後方の選手が上がろうとしたところで防ぎようもないシュートが来て失点という、引きこもるか否かを除けば熊本戦のビデオを観ているような全く反省のない同じような敗戦でした。坂本・田村・鈴木伸貴・トゥット選手が復帰するも、臼井選手も前半早々に負傷交代してしまいますし、散々でした。

菊池選手はやっぱり浅田真央さんより年下の高校2年生なのでまだ稚拙です。さらに今月は加藤望選手にいいところがなかったように感じます。特にこの2人のところで改善がございませんと、せっかくこの試合田村選手がいいプレーをしていたのに報われません。今年は田村雄三選手が大成長いたしましたね

この日、仙台も大逆転でセレッソ大阪に勝ってしまいました。はっきり言って自力で3位にはいることは無理でしょう。もう山形には追いつけないと思われ、仙台がコケる前提で湘南が残り全勝する必要があると思います。仙台は毎年11月につまずく実績があるのですが、これもはっきり言って湘南がそんなこと言える立場ではありません。今の湘南は「北信越リーグ1部のクラブに勝てない」というのが真の実力といえるくらい攻撃力がありません。現状ではホームで対戦する水戸や岐阜に勝つのは無理だと思います。とにかく再現ビデオの再放送状態にはしないようにしませんと、今のような応援がいつまで続くかわからないと思います。今月天皇杯を含めて全敗ですからね!(さらに2学期からの9戦で2勝しかしていない)。全敗なら湘南ユースにだってできますから・・・。

とにかく、目の前にチャンスがあるのにそれを棒に振っている戦いぶりはいただけないです。

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クライマックスシリーズ・セ 第2ステージ第4回戦 ジャイアンツvsドラゴンズ 戦

10月25日は巣鴨から地下鉄で東京ドームに野球を観に行きました。巣鴨の地下鉄のエスカレーターって、高齢者のために激遅なんですね。ノロくてビックリしました。

今月初めにも観た巨人vs中日戦なのですが、今日は準決勝であるクライマックスシリーズ第2ステージで巨人が王手(1勝1分1敗1アドバンテージ)で迎えた試合になりました。この試合に同行することが決まった時点では第4戦で決まるとは思えなかったのですけど、意外でした。

行ってみるとさすがに人が多い。チケット完売(普段より割高なのに・・・)で迎えたのですが、試合開始後30分ぐらいで満席。立ち見が二重・三重でした。結局46,797人入ったとのことです。ファンサービスは先着1,000名が抽選でサインボール等をもらえるステージG-KINGのみで、それ以外は普段行われているものが一切行われません。ただしエキサイトシートに座っているお客さんのみジャビットたちと一緒に写真をとってもらったり、サインを描いてもらえておりました。

先発投手は巨人が高橋尚成選手、中日がチェン選手でした。おおっ、ポストシーズンは線審2人を含めた審判6人制なのね。こんなジャッジトラブルがあったから?。巨人の小笠原選手と中日のイビョンギュ選手がこの日誕生日ということで、打席に立つとハッピーバースデーが歌われました。イビョンギュ選手は何打席も歌われましたが、今のNPBの日本人最高の打者といえる小笠原選手はデッドボールで途中交代。残念な誕生日でした。なかなか締まった展開で始まりましたが・・・、

読売ジャイアンツ 6-2 中日ドラゴンズ

先に巨人が谷・坂本選手のタイムリーで先制します。しかし狭い関東の球場では「当ればイコールホームラン」というイメージの強い中日のタイロン・ウッズ選手が明治ブルガリアヨーグルトの看板に当てる大ホームランが飛び出し、予断を許せません。

終盤、巨人は今シーズン大活躍の山口投手(ベルマーレの選手よりも安い年収200万円台の育成選手出身)をリリーフに送りましたが、連投が祟ってか捕まってランナーをためてしまい、尻拭いの越智投手もウッズ選手を犠牲フライに抑えるのがやっとで、同点にされてしまいました。

しかし、そのあとすぐ今年のNPB全体の最高の打者といえるラミレス選手が決勝ホームランを放ち、続けて巨人打線が爆発して巨人の勝利。クライマックスシリーズ第2ステージを制し、原辰徳監督(厚木市出身)が胴上げをされました。2週続けて優勝決定場面に立ち会いましたよ。優勝の雰囲気はやっぱりいいですね。ベルマーレも頑張って欲しいです。今年は宮崎に行ったので「タツノリジャイアンツvs多村選手」の厚木ダービーを日本シリーズで観たかったのですが、ホークスのほうは多村選手が今年も故障、チームもビリという結果に終わり、残念でした。

星野仙一さんが正式に依頼されてもいないのに固辞という珍妙な回答をしている関係で原監督には来年のWBC日本代表監督の話もあるらしいのですが、確かにいつかは厚木市出身日本代表監督になってもらえればとは思っておりましたが、こんなに早く実現しそうになるとは思いませんでした。実際のところどうなんでしょうか?。メジャーリーガーが出るWBCのほうが五輪より難しい大会ですので心配です。原監督って現役の頃から長嶋・王選手・監督のあとを引き受け続けているので常にノルマが1番なので、今引き受けるとまた優勝の王監督の後で大変だなあと思います。

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首都大学野球 秋季リーグ戦最終週 東海大学vs帝京大学 戦

熊本戦の前に平塚競技場の隣の平塚球場首都大学野球を観てみました。東海大学と帝京大学の対戦でした。ちなみにどちらもオイラは縁がありません。このブログのための社会科見学です。

内野席のみで入場料は1,000円(学生は500円)。東京六大学東都一部とほぼ同じなのですが、正直高いなあ。巨人二軍より高く、湘南シーレックスや鎌ヶ谷の日本ハムと同額です(ヤクルト・ロッテ・西武の二軍はただのグラウンドで行うので無料。特にヤクルトの戸田グラウンドはベルマーレの馬入より粗末な施設のため、ここで石井琢朗・二岡選手あたりがイースタンリーグの試合に出ていると泣けてきます。)。ちなみに売店は営業しておらず、自販機のジュースのみです。チケット売り場でリーグのパンフレットを買うこともできます。

現巨人監督の原辰徳選手が東海大学にいたころはものすごい集客だったらしいですが、この日は2,000人くらい。それもこの試合のあとに閉会式があるために首都大学野球一部二部各校の関係者が来ていたためですので、両校の応援団や父兄を含めると8割以上が関係者のようでした。いつもの外野タダ見ポイントはかなりの人だかりなのですがね・・・。

東海大学は応援団とブラスバンドが来ていていましたが、帝京大学はどちらもおらず部員の集団のみでした。

まあ実はブラスバンドは野球以上にお金がかかるので、応援に参加することが楽団維持のために必要なのでしょうね。応援団のバスドラムのリズム感が非常に悪く、ブラスバンドが彼をまったく無視して演奏するのを必死で彼がついていっているのが笑えました。本当はバスドラムが一番大事なのに・・・。へぇ、ドラゴンクエストⅢの戦闘シーンBGMもヒッティングマーチにしているのか(でも調べてみたらyoutubeに某高校応援で使われていた)。野球もサッカーも知らないチームの応援方法は新鮮です

対する帝京大学の応援は・・・、自由すぎです。「焼肉焼いても家焼くな」(某CMのキャッチコピーをそのまま応援コールにしている)とか、ソロで紅(X Japan)のモノマネで応援するのは笑いに走りすぎでしょう(しかし割と似ていた)。よく監督が怒らないなあ

試合は東海大学が力の差を見せつけ、東海大学4-0帝京大学で東海大学が勝ちました。この試合の結果により東海大学のリーグ優勝が確定しました。もっとも頻繁に東海大学が優勝しているリーグだそうですけど・・・。でも優勝はいいですね。うらやましいですね。大学の試合なので両校をたたえるエール交換もあり、ブーイングの多いプロの試合からこっちを観ると、そりゃ同じ木製バットのプロよりレベルが低いですが、清々しいです。最後のベンチ入り選手による女子マネージャー胴上げは、外から見るとなんかエロかったけど・・・。

一部1位の東海大学と2位の筑波大学が神宮行きを懸けて他リーグとの決定戦に参加し、一部6位の大東文化大学と二部1位の明治学院大学が入れ替え戦を行うそうです。表彰式まで観て平塚競技場のほうに行きました

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J2第40節 湘南vs熊本 戦

今月は個人的に日曜・月曜が忙しいため遅筆ですみません。10月18日(土)に平塚競技場でロアッソ熊本戦がありました。結果はご存知のとおり、

湘南 0-1 熊本

まるで前の週の松本山雅FC戦の再現ビデオを観ているかのような内容で敗れました。3連敗よりも再現ビデオのような負け方のほうが問題です。

過去2戦2敗の熊本は4-3-3のフォーメーションでしたが、基本的に守備のときは7-0-3という引きこもりサッカーでした。熊本はプランどおり戦っての勝利ですから、今回は熊本が湘南に完勝ですよね。サイドバックはほとんど上がりません。木島選手とチーム得点王の高橋選手と上背のある中山選手が、元湘南の吉井選手などが「パスが出せるディフェンダー的な使われ方」をされているMFからのロングボールを受けるというパターンでカウンターで攻めてきます。斉藤・ジャーン選手のマークから外れる木島選手にボールが通りますが、彼がよくミスをするので得点の気配はしませんでした。

しかし熊本以上に湘南に得点の気配がまったくしません。松本戦同様に石原選手に激しいマークがつき、ほかの選手も壁の枚数が多くて決めることができません。シーズン前半はこの石原選手の役回りがアジエル選手だったのですが、ここにきて選手層の薄さが露呈している状態です。この日も坂本・田村選手が出られませんでしたが、この試合の代役の北島・永田選手は悪くなかったと思います。しかし7人がかりの守りを崩すことができません。石原選手がマークされているのであればほかの選手が組織的かつ精力的に動いて陣形を崩す必要があると思うのですが、加藤・菊池選手は将棋の香車のように突進するだけで、桂馬のような工夫された動きができません。このためパスやシュートをするときには目の前に人が立っている状態ということが多く、うまくいきません。

そうこうしているうちにセットプレーから高橋選手が決めて勝負ありです。このプレーでの失点は仕方がないかもしれません。この試合は、いやこの試合もアタッカー陣がダメだったことが敗因です。広島は引きこもりのJ2クラブからも点を獲っているのですから、昇格したいなら湘南もそれができなければいけません。湘南のセットプレーもやけにジャーン選手にヘディングをさせる場面が多かったような気がしますが、いつも石原・ジャーン選手では相手にも読まれてしまいます。もっと工夫をしていただきたいです。

この日の敗戦は非常に痛い。当然今後の対戦相手も松本や熊本の戦い方を参考にしてくるでしょう。その上でもう3位でもないので残りすべてを勝つくらいの意気込みが必要です。トゥット選手も再来日し、鈴木伸貴選手も練習を再開したらしいので、復帰の坂本・田村選手とあわせ、総力戦で戦っていただきたいと思います。

鈴木伸貴選手の代役にはJ2デビューとなる鎌田翔雅選手がサイドバックで登場しました。最初こそおぼつかない動きでしたが、後半は無難に戦えましたので、この経験を次に生かしていただければと思います。またAFC U-19選手権の日本代表に選出されましておめでとうございます(セレッソの香川選手は今年はえらく大変なスケジュールだなあ)。日本のためにがんばってください。菊池大介選手はチーム事情から辞退したのかな?。

この日唯一よかったことは「豪華スピードくじ!」に参加したところ「4等 選手直筆サイン入りパネル」が当たったことでした。ビニール袋に包まれた状態で係の人から引き渡されましたが、出してみるとなんと菊池大介選手でした。「Daisuke 35」とサインされております。しかもこの写真は2007年の七夕ユニフォーム姿。つまり彼のデビュー戦の写真にサインが入っていることになります(この試合負けてるし、高1の菊池選手も右往左往で終わってしまった試合だということはなしでお願いします)。直筆サインは開幕前のワンダーランドに行けばいいのですが個人でこんなパネルを用意するのは難しいので、これは1,000円出したかいがありました。

同封文書を見ると、『4等賞品「選手直筆サイン入りパネル」につきましては、2007年度、梅屋さんにおいて行われました「ベルマーレ展」に展示物として実際に使用されていたもの』とのことで、確かに裏面はテープをはがしたあとがありましたが、まあ問題ございません。チャリ通なので傷つけないよう徐行で帰りました。あとは菊池選手が2012年ロンドンオリンピックや2014年ワールドカップブラジル大会に行ってこのパネルの価値をあげるだけですので、がんばってください。

以前の記事であげていたSHOW TIMEの映像があったので、載せてみます。この試合前にも流れていましたね。実はこの曲が流れてからあまり勝っていないような・・・。

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第88回天皇杯3回戦 湘南vs松本山雅FC 戦

今週前半はいろいろありまして遅筆になりましたが、10月12日日曜日の仏滅に行われました天皇杯3回戦の湘南vs松本山雅FCの試合を観戦しました。美島英二さんが限定復活していましたね。以前と違って相手側の紹介やゴールもイヤイヤでなく中立にやっておりましたが・・・。

結果はご存知のとおり、

湘南 1-1 松本山雅FC (PK 湘南 4-5 松本山雅FC)

ということで、2カテゴリ下の北信越リーグ1部の松本山雅FCに敗れました。松本山雅FCおよびサポーターの皆様、神戸行きおめでとうございます。勝ったほうが強いのです。松本山雅FCは湘南ベルマーレより強いです

3回戦ではこの試合のみがナイトゲームになりました。例年通りメインスタンドのみの開放です。松本山雅FCは昨年まで湘南に所属しておりました柿本倫明選手が登場しました。湘南はメンバーを落とすことも予想されましたが、熊本戦出場停止の坂本・田村選手、負傷中と思われる鈴木伸貴選手を外した以外はベストメンバーで挑みました。週1試合ペースなので問題ないと見越したのでしょう。サイドバックには三田光選手、中盤の底には永田・中村選手が入りました。熊本戦を見越して活躍が期待されました。

しかし、結果は代役の選手はしょせん代役だったというもので、はっきり申し上げまして彼らは足を引っ張っておりました。三田選手は常に前線に上がるタイミングが遅れ、それに気づいてあわてて上がったころには相手のカウンターで攻守が入れ替わっているというひどいものでした。それ以上に中村選手は攻守とも彼で松本にチャンスがまわる痛々しい状態で、前半途中から周りのレギュラーは彼をいないものとしてプレーをし、途中で坂本選手に代えられました。よりによって4部リーグとの対戦で力不足を露呈してしまったことは彼のキャリアにとって非常に痛いと思われます。永田選手もいつもながらとりあえず出ているだけなプレーしか出来ませんでした。これは熊本戦に向けて考えても非常に厳しいです。

松本は相手が2カテゴリ上ということで予想通り引き気味でプレーしておりました。前半はDF4人とMF4人が湘南の前線をサンドイッチする三浦俊也監督的なサッカー、後半には4-4-2フォーメーションではなく8-2-0といえるフォーメーションでした。トーナメントということもあり、このようなサッカーをしてくることは予想通りでした。しかし人数をかけた守備を湘南の前線は崩せません。今週の熊本だっても湘南が大きく勝っていますので、松本と同じことをしてくる可能性は高いのに…。

原竜太選手が原裕晃選手の守るゴールを破って先制したのもつかの間、松本のMFのカウンターから臼井・ジャーン選手の間(中村選手はマークすら出来ず)を抜かれ、きれいなクロスを柿本選手が決めて、久々の平塚でのミチゴール相手のユニフォームなのですが・・・)で同点にされました。しかしベルマーレは高田保則選手もそうですけど、戦力外にした選手に決められすぎです。湘南を倒す近道は湘南の選手を再雇用するに限りますね。戦力外になる選手が出るのは仕方がないので、「他クラブの皆様はぜひよろしく」っと書いておきます(実は移籍金をとって移籍したが移籍先で価値をあげる率は低いのですけどね・・・)。しかし松本の選手は昨年の長崎と違っていい動きをする選手が多く、普通にJ2下位クラブがオファーしそうな選手が多かったように感じます。松本があさってから挑む全社はこの試合のような実力よりも気合が必要だと思うのですが、がんばって欲しいものです。

同点のまま試合が終了し、PK戦になりました。湘南GKの金永基選手はひとり止めることが出来ましたが、長年JFLの栃木SCのGKを勤めていた原裕晃選手が斉藤・石原選手のシュートを防ぎ、松本山雅FCが勝ちました。当たり前ですが松本側は選手もサポーターも優勝したみたいに盛り上がりました。PKは入るのが基本ですので金永基選手を責めることは出来ません。120分やってシュートなどのスタッツが倍なのに同点だった時点で湘南的には完敗です昇格争いをしている他のJ2クラブに笑われて当然でしょう広島戦に続いての連敗を熊本戦では絶対に止めなければいけません。次は勝ちましょう。

また、この日はトップチームだけでなく客席にも言いたいことがあります。この日の前半と後半の間のハーフタイムに後任の監督とコーチが決まって仕切りなおしになった湘南ベルマーレフットサルクラブの決意表明(ふがいない戦いで申し訳ございませんでしたが、これからがんばりますので応援に来てくださいという趣旨の至って普通のもの)があったのですが、そこで話していた関選手に注目した視線の先の自由席ホームの入り口から、尋常ではないボヤのような白煙が!。これ、実はこの入り口の付近に密集した喫煙者のたばこの煙でした。普段はない客席での挨拶がこの問題の注目を集めた格好ですね。

これはいくらなんでも時代錯誤過ぎでマズいです。健康増進法もあるので今時はドーム球場だけでなく横浜スタジアムや秩父宮ラグビー場でも分煙化が促進されているのですが、この日のメインスタンドはコンコースの端全体が喫煙者であふれている状態です。オイラはたばこはバカバカしくて吸いませんが、あれは喫煙者でも異常と思われる煙の量だったと思います。まあ喫煙は構わないのですが、喫煙可能エリア(コンコース端の「外側」)で吸っていないからああいうことになりました。しかもタスキの中にいる人たちが率先して喫煙可能エリアのルールを破っていますこれでは審判云々を言う資格が彼らにはありませんし、それ以前に「応援してください」ってタスキの外の人に言っても同調してもらえないでしょう。まるで場外馬券場のような雰囲気に、まともな親ならあの光景を見たらもう子供は連れて行けません。喫煙可能エリアが空いていなかったら喫煙しないくらいは守らなければいけません。ベルマーレの場内運営はボランティアですから、ブランドショップ路面店やディズニーランドのスタッフのように軋轢を受けてまで注意するなんて出来ませんオイラも名前を明かしていないから書ける)。それにあぐらをかいてはいけません。入り口付近にいた子供も「たばこクセェっ!」って言っておりましたが、非喫煙者にとってたばこのにおいは加齢臭よりきついものがある(おっさんの喫煙者はダブルなので最悪)ので、サポーターが自分の都合で自分の首を絞めてはいけません。

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セントラルリーグ ジャイアンツvsドラゴンズ 戦 など

10月4日(土)はアウェイで湘南ベルマーレvsサンフレッチェ広島戦でしたが、遠くてちょっとした用事もありましたので行けませんでした。ただ午後は空いていたので東京ドームのほうに同行していました。

着いたらジャビットのショーをやっていました。内容は面白くなかったなぁ・・・(まあ子供向けですしね)。すぐ後方で「僕と握手!」でおなじみの戦隊ショー(関東の人以外には通じないんだろうなあ・・・)が声だけ聞こえる状態でしたし・・・。クイズに回答するとジャビットたちの写真入りサイン色紙がもらえます。いまやNPBの全球団がマスコットを用意しているだけではなく、彼らの多くは専用のサインをかけることになっているんですよね。日本人はキャラクターが大好きですからね。オイラもつばくろう簡単に引き継ぎが出来そうなサインを持っています(これと同じです)。ベルマーレのキングベルⅠ世はサインを用意していなかったと思うのですが、そのうち描くようになるのでしょうか?。

実はジャビットたちはそれぞれ名前を持っているのですが、ファンからその名前を呼んでもらえません。球団もジャビットと呼ばずにそれぞれの名前で呼んだり、背番号上の名前もそれぞれの名前で書かないと無理だと思います。

この日は満席でした。ちょっと時間があったのでドームにある我流風に入ってみましたが、店の運営が出来ておりません。ドーム内・ドーム外あわせて60席以上あるのに調理人が2人、配膳と会計をする人が3人しかおらず、明らかにお客さんを捌けていません。おいしかったけど割高であることを考えるとこの運営は不満で、スタッフをケチるくらいなら店のサイズを半分にしてほしいものです。

そして試合開始、中日の先発は日大藤沢高校出身の名球会投手の山本昌投手。やはり地元出身のベテランですし、今年は200勝を達成しているので、観ることが出来てよかったです。巨人の投手は最多勝候補のグライシンガー投手。投手戦が予想されます。

中日はこの試合にクライマックスシリーズ進出がかかっており、巨人も阪神との優勝争いのために負けられません。今週はオリックスの清原和博選手の引退がありましたが、セパともオイラがオリックス戦を観に行ったときから「勝ちまくってすごい追い上げをするオリックスと巨人」、「負けまくる阪神」という展開になり、オリックスが清原選手復帰+大石新監督がなれてきた効果で2位フィニッシュし、普通にやっていれば優勝できた阪神が自滅でコマが揃った巨人に追いつかれてしまうというシナリオがあるような展開になりました。いやぁ、当時は両リーグともこのような展開になるとは予想できませんでしたね。

試合は予想通り山本昌・グライシンガー投手の好投で投手戦になりました。決着がつかないまま巨人がリリーフエースのクルーン投手を出したところストライクが入らず、ストライクを獲りにいった球を中村紀洋選手にホームランを打たれました。これで終わりかと思ったら今度は中日のリリーフエースの岩瀬投手が巨人打線につかまり大ピンチでしたが、なんとか抑えてクライマックスシリーズ進出を決めました。

読売ジャイアンツ 3-4 中日ドラゴンズ

今年は広島市民球場最終年ということもあり、広島カープが必死に食らいついておりましたが、まさかの広島市民球場最終戦後の連敗(この日もダントツ最下位のベイスターズに敗戦)でクライマックスシリーズ進出を逃がしました。市民球場で「かなら~ず ここへ~ かえ~ってくると~♪」と歌っていたのに・・・。

さて、裏になってしまったベルマーレ戦ですが・・・。

サンフレッチェ広島 2-0 湘南ベルマーレ

もう優勝決めているんだから、カープの敵をサンフレッチェが討たなくてもいいのに・・・

うーん、実際に観ていないので何ともいえませんが、確かに坂本・田村選手が出場停止、アジエル・トゥット・鈴木伸貴選手が負傷離脱とはいえ、これだけいつも完敗となると、仮に湘南がJ1にあがってもこのメンバーではキツイなあと判断されても仕方がないですね。この試合に出ていた選手自身のためにも勝っておくべきでした。何気に「湘南で一番日本代表に近い選手は?」といったらライバルの多い石原選手ではなく、左サイドバックの鈴木伸貴選手だとオイラは思うので、天皇杯を挟んだ2週間後の熊本戦には復帰してほしいものです。しかし山形の残り試合が湘南戦以外が勝って当たり前のクラブばかりなので、2位に入るは残り全部勝つくらいの意気込みが必要になってきたなあ・・・。

今日はサテライトリーグの最終戦ですね。プロの練習試合は土日に行われるとは限らないため、残念ながらベルマーレの選手として試合をしているところを観るのが最後の選手もいるでしょう。オイラは所用で会場の馬入には行けませんが、応援してあげてください。

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サテライトリーグ 横浜Fマリノスvs湘南 戦

前日の甲府戦に続き、みなとみらいのマリノスタウンに行きました。建設中の日産自動車の本社のオマケとはいえ横浜駅から歩いて10分ちょっとでこれだけの設備を作成するというのはすごいですね。日本サッカー協会やプロ野球12球団を含めて最もお金のかかった施設なのではないでしょうか?。ベルマーレには夢のような施設です。でもあのスタンドで、芝もよくなさそうなサテライト戦で入場料1,000円も獲るあたり、マリノスには負担になっている施設にも見受けられます

ベルマーレとしては広島戦に出られない坂本・田村選手の代わりの中盤の底にメドがたてばというところです。マリノスは若手主体でしたが、ベルマーレは甲府戦に出なかった選手をベテランも含めて起用しました。さらに甲府戦に出た永田選手も出ています。

注目の中盤の底には北島選手と永田選手が並びました。試合は前半のうちに菊池大介選手の素晴らしいミドルシュートで先制。ナザ選手へのアシストは惜しくもポストに嫌われましたが、さらに菊池選手はもう1点獲り、2種登録にしてこの試合で一番目立った選手でした。J2でこんな働きをしてくれるといいですね。そのままマリノスがウン億円払って誘拐しそうで怖いですが・・・。

しかしやはりマリノスはトップチームが不振でも名門ですね。マリノスの若手は皆巧い(大きい選手も多い)。あっさり逆転されて負けてしまいました。そういえば水戸で主力だった小椋選手はマリノスではサテライトなんですよね。湘南から梅田・北島・伊藤選手といったベテランを除いていたらだいぶ差がついてしまったかもしれませんね。

横浜M 3-2 湘南

まあ、勝負は二の次です。問題の中盤の底ですが、マリノスはサイドの選手がセンタリングを上げるのではなく中にドリブルやショートパスなどで切り込んでくるのですが、これに彼らがかなりやられて失点の原因になっていました。永田選手は前日も出ていたというのもあるのですが、永田・北島選手、途中から永田選手に代わって入った中村選手の3人には非常に不安を覚えました。うーん、三田選手とかの緊急コンバートとかも考えないといけないのでしょうか?。

この日サンフレッチェ広島が勝ったため、広島のJ2優勝を決めました。おめでとうございます。まあしょうがないでしょう。でもこの日は半世紀以上使われた広島市民球場最後の公式戦だったので、前節の昇格ほど報道されないのかな?。サンフレッチェ広島は消化試合になっちゃいましたけど、広島カープのAクラス入りがかかる今週は、サッカーが注目を集めるのは難しいので、今度のビッグアーチでは手を抜きませんか?

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