J2第44節 湘南vs岐阜 戦
木々は確かに11月の色使いなのですが、今日は暖かかったです。調子に乗ってあまり着込まないで行ったら、試合終了後はがっつり寒くてヤバかったです。キングベルⅠ世、ちゃんと赤い服を着てないじゃん・・・。
そんな日の相手は対照的だった7月の灼熱の決戦以来のFC岐阜。あちらは前節が休みだったため半月ぶりの試合です。試合前にバックのほかにメインスタンドでも青か黄緑のボードをあげる演出があり、ジャーン選手の表彰の後、キックオフ。
序盤はテニスのごとく場内のこっちとむこうを行ったり来たりで、かといってシュートまで至らない小競り合いの状態が続きました。基本的に岐阜は「人数をかけて守る」という戦術で、獲ったボールでカウンターをかけるわけですが、FW2人にMFがひとりくらいしか駆け上がってこないです。サガン鳥栖並みの攻撃人数の少なさで、ボールを放り込むタイプではなく駆け上がるタイプなのでそういう意味では湘南のセンターバックふたり的には苦手とはいえ、相手がこの人数ではどう攻めるかが非常に予測しやすく、守りやすかったです。マラドーナ選手が混じっていればこれでもいいのかもしれませんが、結局岐阜はこの日3本しかシュートを打てませんでした(しかも上記の選手はシュートまで至れず)。
この日は臼井選手が復帰しました。臼井選手と言えばサイドからの駆け上がりという攻撃的サイドバックなのですが、この日は守備で活躍しておりました。やっぱり山形の2位は悔しいようです。
いろいろ試しているうちに石原選手が抜け出してこぼれ球を押し込み、先制をすることが出来ました。久しぶりにエースで決めることが出来てよかったです。しかしこのあとなかなか点が獲れません。うーん、どんなに攻勢でも事故みたいな失点があるわけですから、ここでも点を獲って欲しかったですね。
後半に入ってトゥット選手が投入されると、この日もボールが回るようになって攻撃が活性化され、アジエル選手のゴールのアシスト、そして自らのゴールで岐阜を突き放します。いやぁ、スピードはないのですが、入ればテクニックでかつての加藤大志選手(現京都)3人分くらいの攻撃力が追加されます。こういうのが助っ人と思う反面、スタメンで使えないのであれば、トゥット選手が出る前も同じような攻撃が出来ればなぁと思ってしまいます。
そして試合終了。対岐阜戦2勝1分0敗で勝ち越すことが出来ました。しかし今日は他の結果も気にしなければなりません。
愛媛 2-3 山形
鳥栖 4-1 仙台
モンテディオ山形が2位を確定しました。まぁ先週の時点で湘南は山形を抜けないことが決まっていたので、もういいです。昇格おめでとうございます。
そして仙台が負けました(しかも予想外の大敗)ので、湘南は生き残ることが出来ました。良かった。去年はアウェイ最終戦を残してシーズンが終わってしまったので、なんとか去年を越えました。湘南は12月もサッカーを楽しめます。
台本があるような展開で仙台・セレッソ・湘南・鳥栖に3位のチャンスがある(ただし鳥栖は十数点獲って勝たなければならない)のですが、仙台が有利なことは変わらないです(時間があれば記事化します)。ですが、まだまだわかりません。福岡に行けるかわかりませんが、行けなかったらパブリックビューイングに行きたいと思います。
この日得点したアジエル選手は、試合後のヒーローインタビュー中に婚約を明言しました。こちらもおめでとうございます。試合後には例年通りベンチ外も含めた現場組全員で挨拶し、場内を一周。今年いっぱいで戦力外になってしまう選手もいるわけなのですが、お疲れ様でした。
ガイナーレ鳥取は残念でした。仮に特例で上げてしまうとまたJ2が奇数チームになってしまうので、特例はないでしょう。5位だってこのクラブ史上最高成績なのですから、がんばっていただきたいものです。
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