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2018年12月

2018年最終更新

こんばんは、2018年の日本サッカーでもっとも名を挙げたのは西野朗前日本代表監督だろうなあと思った、チャリ通です。強化担当だったところを大会直前に前任者を解任して自らが監督に就任するという賭けに勝ったわけですから、評価しなければいけません。FIFAワールドカップの日本代表の成績は日本のすべてのサッカーに影響を与えますので、結果が出て良かったです。

時を越えて流行語になった「大迫、半端ないって〜!」は、FIFAワールドカップ後にも大迫勇也選手が活躍すればよかったのですが、残念な結果に終わっているので挽回に期待です。

明治安田生命J1リーグ:13位
JリーグYBCルヴァンカップ:優勝(初)
天皇杯全国サッカー選手権:4回戦敗退

J1昇格年だった2018年は、J1リーグ残留、カップ戦優勝などの成果を上げることができました。「13」って「B」っぽく見えるので、ベルマーレらしかったのではないでしょうか。2019年は2018年を少し上回ることが望まれます。

浦和戦で発表された島村毅選手以降の入退団について触れておらず、チャリ通湘南2018や風雲児たち幕末編について書けておりませんが、2月までに何とか用意できればと思います。

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今年はおしまいです。皆様、良いお年を

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2018年最後のベルマーレ

こんばんは、2018年ならDA PUMPの「U.S.A.」のように、日本も世界に遅ればせながらヒット曲は「テレビの歌番組発」から、ようやく「YouTubeのミュージックビデオ発」へ移行になりつつあるとはいえ、第69回NHK紅白歌合戦いきものがかり(2年ぶり10回目/南毛利中1名、厚木高2名)が復帰即選出とか、活動はこれからなのにすごいなあと思った、チャリ通です。今や「ジャニーズ、LDH、48とか46とか、・・・あとは中高年ミュージシャンで埋めといて、エクスキューズ用に若手を1組」なミュージックステーション(オイラが子供のころは今の吉岡聖恵さんのような「サザンオールスターズ原由子さん以外の34歳な大人の女性が、中学生向け番組であるMステ出演」とか考えられなかった・・・)からは新しいブームはなかなか生まれないと思います・・・

厚木的には、湯の泉 東名厚木健康センターの大広間で十年くらい前から数十日おきに頻繁にライブをおこなっているので、彼らがワイドショーなどで取り上げると高頻度で「湯の泉 東名厚木健康センター」が映る純烈の初出場も、喜ばしいニュースなのかなあと思います。

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平成最後の天皇誕生日(2019年から12月23日は平日になり、2020年2月23日(日祝)が天皇誕生日になって早速Jリーグの試合日に割り当てられそう・・・)のあたりに湘南ベルマーレは怒涛のイベントラッシュになりました。

12月21日(金)ベルマーレ創立50周年記念レジェンドマッチ前夜祭
12月22日(土)ベルマーレ創立50周年記念レジェンドマッチ
12月23日(日祝)F1リーグバサジイ大分戦・第44回ベルマーレクラブカンファレンス

全部は無理なので23日のFリーグとクラブカンファレンスだけ行きました。

湘南 1-1 大分

前半6分に大分の上福元俊哉選手に先制されたあと、後半7分に刈込真人選手のゴールで追いつき、何とか負けずにすみました。

連休中だったのにこのリーグとしてはやや多めの1,384人の観客動員があったのは、ハーフタイムにHAN-KUNさんのライブがあったからでしょう。3曲ほどメドレー形式で歌いました。ベルマーレに貢献いただきありがとうございました。まあB1リーグのほうは千葉・栃木・琉球だけでなくアルバルク東京・川崎・新潟など多くのチームが「土日2連戦の片方でも1,500人を割るのは始末書レベル(だから本当はトッケイ平塚でやりたくない)」になったので、そっちとはだいぶ差がついちゃったなあとは思うのですが・・・。

3位だった昨シーズンと比べてベルマーレフットサルクラブは相手から研究をされてしまっているのか、味方同士の距離が少し離れがちで、受け手の背中に向けてパスされていたりなど、明らかに昨シーズンと比べてうまくいっておらず、それが現在の5位という順位に現れております。もっともそれまでは「毎年順位を落として10位」とかだったのですから贅沢な悩みではあります。しかしサッカーのほうは「カップ戦優勝で来年も1部リーグ」、友好関係のある産業能率大学サッカー部は関東大学リーグ2部復帰ということを考えると、ちょっとさびしいです。YSCCにF2リーグ優勝の可能性があるので、ひょっとしたら来シーズンは「F1リーグでも神奈川ダービー」の可能性があります。

15時半過ぎにFリーグの試合が終わって、平塚に移動して18時半から第44回ベルマーレクラブカンファレンスに参加しました。

クラブカンファレンスとしては過去最大会場である平塚市中央公民館大ホールで開催され、7割程度座席は埋まりました。もっとも海老名市民文化会館や綾瀬市オーエンス文化会館を下回っている「平塚市中央公民館大ホールは県内各市の市民ホールとして最小規模かつ老朽施設」になるので、数百億円かけるらしい平塚市民センターの再建が待たれるところだと思います(それが終わらないと老朽化で休館中の平塚市博物館の再建が出来ず、その次の平塚市図書館の次である平塚競技場まで取り組めない)。

平成元年をピークにベルマーレ平塚をもってして挽回できず、30年間ただただ周辺各市に追い抜かれ続けた平塚市」は、「空港や新幹線駅に高速バスで一本で行けずLCCを利用しにくい」「高速道路ICまで遠い」「上野駅→牛久大仏と新宿駅→東海大学と品川駅→平塚市総合公園がほぼ同じ距離」「出張ビジネスマン向けのホテル客室数が極端に少ない」「ビジネスプレゼンテーション向けのホテル宴会場や市民ホールが小さくて少ない」など、今や茅ヶ崎市や厚木市どころか隣の伊勢原市に平塚市が企業や子育て世代の誘致で負ける要素があまりにも多く平塚にこだわっているベルマーレのイベント開催やビジターサポーターのアフターゲームにも悪影響が出ております(県外から来るビジターサポーターにとっちゃあ平塚への行き来は、泊まれない、経由地が必要などで、ややハードルが高い)。ららぽーと湘南平塚の駐車場は一部取り壊したほうがいいくらい土日でさえかなり空いているおかげで湘南ベルマーレホームゲーム時に無料で駐車できるという「手放しで喜べないサービス」もありますし、「土日早朝の渋沢駅前(丹沢登山のスタート地点)のほうが、土日昼の平塚駅北口よりにぎやか」ということもありますし・・・。

クラブカンファレンスの内容はネットに載せてはいけないそうなので、ぼやかして書くと「ライザップが予定の金額をベルマーレに投資できないということはない(まあライブドア的な投資ですが上場企業にとっちゃ10億円はたいした額ではないとオイラも思いますし・・・)」「主力選手が何人も抜けるということはない」「会長がJリーグに抗議した(まあ定期的にいろいろ意見しているようにみえますし・・・)」「新スタジアムの件は忙しくて活動をお休みしていた」「ダイナミックプライシングは検討中」「席取りについて質問が出た」といったところでしょうか。

2018年のJ1平均観客動員数は1万9千人を超えている(湘南と降格した柏・長崎が足を引っ張っており、2019年は松本が湘南を抜く可能性が高いので大分しだいで最下位の可能性も出てくる)わけですから、1万8千席のスタジアムを検討している時点でJ1には相当無理があり湘南ベルマーレは宝塚歌劇団・劇団四季・東京ディズニーリゾートの並みの客単価(1公演につきひとり2万円弱、家族で8万円越え)によって浦和に対抗とかになるのかなあ?と思いました。ソフトもハードも「客単価に見合う相当な投資」をしないとその客単価についていけない人続出だと思いますが・・・。

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平成のアディショナルタイムである平成31年(2019年)もAFCアジアカップ2019の裏でベルマーレは活動しますので、そこから盛り上げる必要があります。

第29節 01月12日(土)16時 Fリーグ選抜戦 (小田原アリーナ)
第30節 01月19日(土)14時 バルドラール浦安戦 (浦安市総合体育館)
第31節 01月27日(日)14時 エスポラーダ北海道戦 (北海きたえーる)
第32節 02月09日(土)16:45 名古屋オーシャンズ戦 (駒沢屋内球技場)
第33節 02月11日(月祝)16:45 ヴォスクオーレ仙台戦 (駒沢屋内球技場)

Fリーグは年明け最初の試合がホーム最終戦です。さすがに第31節の札幌での試合は行けないと思いますが、浦安と駒沢での試合も出来ればよろしくお願いいたします(浦安戦はサッカーの試合とかぶる)。

フットサルの試合がある1月12日(土)は「爆勝祈願2019 in 鎌倉 & フットサルクラブを応援しよう!」が開催されます。ようするに「昼ごろに鶴岡八幡宮にみんなで参拝して、そのまま小田原アリーナの湘南ベルマーレフットサルクラブの試合に行く」というものです。江ノ電とのタイアップ的なイベントなので、試合は小田原ですが参拝は鎌倉です

翌週1月19日(土)はShonan BMW スタジアム平塚にて14時キックオフの、「SHONAN×FUKUSHIMAフットボールフェスティバル2019~Presented by日本端子~」の福島ユナイテッドFC戦ですカメラマン体験チケットは湘南や福島のサポーターでなくともカメラ好きの方にとっては注目の権利なのではないでしょうか?。エスコートキッズとボールボーイもチケットとして誰でも買えます

湘南だけでなく、松田岳夫さんに新監督のオファーをしているらしい福島ユナイテッドFCにとっても、2019年の初陣となります。始動直後なので正直どちらもチーム完成度は低いですが、福島隼斗選手の大津高校と鈴木冬一選手の長崎総合科学大学附属高校も出場する全国高校サッカー選手権も終わっておりますし、ぜひどうぞ。

1月11日(金)に2019シーズン新体制発表会見が、ホテルサンライフガーデンであるそうです。平塚市最大のホテル宴会場ですが、周辺市町のそれより狭いので、他クラブのように公開されません。ということはこの日で入退団は一区切りということでしょう。

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2019年もJ1リーグでやれる

こんばんは、最近のAbemaTVのFリーグ中継では放送席にゲストを呼ぶのですが、正直いらないなあと思う、チャリ通です。「バレーボール全日本戦」や「箱根駅伝を除いた日本テレビスポーツ中継(さんまさんや手越さんの接待のついでのサッカー国際試合とか、ビクター甲子園ポスター亡き後国内で最も権威のあるキャンペーンガール「応援マネージャー」の起用のついでに全国高校サッカー選手権など、この局は「後にこの放送局が重用する芸能人のためのスポーツ番組や報道番組」感がひどい)」の要領で、同じAbemaTVの大相撲中継で芸能人を呼んでNHK大相撲中継との差別化をしたことに倣い、Fリーグ中継にも放送席にゲストを呼んだのでしょうが、予算の関係なのかFリーグには一般の人は知らなさそうな芸人を呼んでいるためか盛り上げ方が下手(「盛り上げる=ふざける」と勘違いしている)で、大相撲のほうで呼ばれるゲストは当人の知名度でカバーすることができるものの、Fリーグのゲストはそれができないため、話が苦痛で視聴を継続したくないなあと思うときがあります。

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12月1日(土)は、パロマ瑞穂スタジアムで14時キックオフの、明治安田生命J1リーグ第34節名古屋グランパスエイト戦でした

名古屋 2-2 湘南

湘南がひとつ、名古屋がふたつPKをもらって全部決めるなど、大味な試合でしたが、引き分けで「平成→新年号」という「出場選手がおじいちゃんになったときに自慢できそう」な2019年を湘南はJ1で戦うことが出来ました後期だけを見れば名古屋はガンバ大阪などに続く好成績で、その上アウェイでしたので、簡単ではなかった試合だと思います。選手の皆様ありがとうございました。

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これで「JリーグYBCルヴァンカップ優勝をして、翌年もJ1リーグ」という、自慢できる結果を創立50周年に決めることが出来ました。最初から最後まで一度も16位以下になっておりません。2019年にスルガ銀行チャンピオンシップが出来るのかどうかが不透明(スルガ銀行のコンプライアンス違反問題だけでなく、2019年はラグビーワールドカップ日本大会があるからという言い訳もできる)なのでそれは置いておいて、

チェルシーFCによる横浜ゴムに対するクライアントケアとして、チェルシーFCが来日するのですが、同じ横浜ゴムつながりで湘南ベルマーレと対戦というのは実現できるのかなあ?といったところです。ただし一言でも「平塚で試合を・・・」と言った時点で交渉終了でしょう。リーグチャンピオンの川崎戦(ここさえも「等々力で試合を・・・」と言った時点で交渉終了かも)か、横浜ゴムが日産自動車に恩を売るためにマリノス戦(日産スタジアム使用というのも大きい)とかが考えられます。

J1残留の結果を受けて曺貴裁監督の2019年続投も発表されました。よろしくお願いいたします。J1昇格3回(うちJ2優勝2回)、Jリーグカップ優勝1回、若手選手の起用実績などを踏まえると、2024年パリオリンピック日本代表監督に曺貴裁監督が推薦されても何の不思議もないのですが、在日韓国人で、韓国代表選手歴もなく、世代別代表の指導者になったことがないということで、難しいかもしれません。曺貴裁監督がチョウ絶采配とチョウ健康に気を使って100歳まで生きる気だったとしても、今日の帰りに交通事故にあってあっさり終わってしまう可能性もゼロではないのですから、後継者も考えなければいけません。

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12月4日(火)に最終練習・解団式を終えて、箱根駅伝5区・6区の宣伝みたいなユニフォームによる湘南ベルマーレトップチームの2018年の活動は終了しました。

その直後に藤田征也選手宮市剛選手の契約満了が発表されました。申し訳ないとは思うものの、プロなのですからこういうことが起きることは当たり前です。試合に出られる人数はおおよそ決まっているので入団した人数相当は退団者が出るのですから、退団を悲しむ人は「大橋祐紀選手!、福島隼斗選手!、鈴木冬一選手!」っていうのを夏の時点で全力否定しなければそれはダブルスタンダードです。

わざわざ契約満了で発表するというのは、本人が受け入れられるオファーはなかったので12月12日ごろに開催のJPFAトライアウトに参加するのでしょう。怪我がなければという藤田征也選手も、センターFWという難易度の高いポジションだった宮市剛選手も、応援しています。この2人とは別に「下位クラブから熱心なオファーがあって出場機会求めて移籍できる」というものが、湘南ベルマーレには多い(これもあるから湘南ベルマーレは若手選手に人気ブランドになっている)ので、そちらがどうなるかも気になります

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2019年に向けての活動も、もう始まっております2019年のシーズンチケットの販売が始まっております。2019年10月にラグビーワールドカップの真っ只中に消費税が10%に上がることを踏まえ、ベルマーレに限らず、Jリーグに限らず、消費税10%を加味した値上げがされております(増税で価格が百万円単位で変わる三栄建築設計は「今のうちに売らなきゃ!」と必至なはず)。そりゃあ値上げは嫌ですが「値上げはなかなか実施できないからこそ、値上げせざるを得ない時は思い切って値上げ」は、サポーター側も理解をする必要があります。

「会社の収入」という観点からすると、「いつでも収入源があってリスクヘッジできる」というのは心強いですが、プロスポーツはシーズンのリセットのために「オフシーズン」という無収入期間が出来てしまうことは仕方のないことです。そのオフシーズンにいかに現金収入を確保して、なおかつ来シーズンへのPRをすることが、スタッフさんの腕の見せ所です。

そこで今年は創立50周年ということで、ベルマーレ創立50周年記念レジェンドマッチ12月22日(土)にShonan BMW スタジアム平塚にて14時キックオフで開催されます。ベルマーレとマリノスのアカデミーの前座試合のあと「藤和不動産・フジタ・ベルマーレOB vs 日産自動車・横浜F・マリノスOB」とのことですが、藤和不動産も含めているということは70歳くらいの人が出なければいけない(セルジオ越後さんなど)ので、とてもハードルが高い・・・。

気になるのは「メインスタンドしか開放しない」ということで、その程度しか集客を見込めない企画内容なのかなあ?と不安になります(はっきり申し上げれば、マリノスに引退したばかりの川口能活さんを引き立てに、ベルマーレに中田英寿・前園真聖さんが出場出来ればなあというところ)。マリノスOBとして石川直宏さん(弟がベルマーレフットサルクラブに在籍していたことがある)が出場するのはレアかもしれない・・・。インカレの決勝が同じ日にあるので両クラブに所属歴のある外池大亮さん(早大ア式蹴球部監督)などの出場は無理です。茂庭照幸選手(依知中)は「最後のベルマーレ平塚生き残り」として、こっちじゃなくて就活がんばってください。1月にはたぶん福島ユナイテッドFCとの試合もやるでしょうから、「毎月ベルマーレの試合」には一応なりそうです

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今月はFIFAクラブワールドカップ2018(アラブ首長国連邦開催で鹿島アントラーズが出場)、来月はAFCアジアカップ2019(アラブ首長国連邦開催で日本代表が出場)があり、高校野球と違って放送局が全試合完全中継をしなかった全国高校サッカー選手権が、遅ればせながらようやく今大会から全試合ネット配信完全中継を行うことになってその大会に大津高校(福島隼斗選手)と長崎総合科学大学附属高校(鈴木冬一選手)も出場したりと、ベルマーレがなくてもそこそこサッカーが楽しめますが、湘南ベルマーレにはFリーグがあります

第27節 12月15日(土)16時 シュライカー大阪戦 (小田原アリーナ)
第28節 12月23日(日祝)14時 バサジイ大分戦 (小田原アリーナ)
第29節 01月12日(土)16時 Fリーグ選抜戦 (小田原アリーナ)
第30節 01月19日(土)14時 バルドラール浦安戦 (浦安市総合体育館)

年末年始はこのような日程になっておりますので、よろしくお願いいたします。第28節にはHAN-KUNさんが来場します。第29節はホーム最終戦です。第30節のバルドラール浦安については浦安の集客が非常に心配なくらい少ないので、ぜひご来場ください。

12月23日(日祝)は平塚市中央公民館大ホールにて18時30分開始の第44回 ベルマーレクラブカンファレンスです。平塚市民センターの建て替えが完了するまでの現状では、平塚市最大のホールです(とはいえ周辺市では最小の演劇・落語用ホール)。このホールを埋めるくらいしないと、現スタジアムの改築署名も事実上拒否するというサイテー極まりない結論を出している平成元年ごろをピークに衰退し続けている平塚市に新スタジアムなんて絶対無理だと思います。

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DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第26節 すみだvs湘南 戦

こんばんは、DAZNがB1リーグの中継も始めたので、千葉ジェッツふなばしがどれだけ人気なのかJリーグサポーターにも確認しやすくなったと思いますが、DAZNではそれはほんの一部しか確認できないので、スポーツチームのスタッフの方はぜひ一度開門前から閉門まで見学に行ってほしいと思う、チャリ通です。

いろいろあるけどとりあえず、「全試合120%くらい集客があるので大量の立ち見客が出る」ため、「2時間前には全員着席」が当たり前で、「その2時間分他チームより食事やグッズを買うので川崎ブレイブサンダースの3倍くらいグッズと飲食(火が使えない分しょぼい)が選べ」、「5,000人が試合前の2時間もイベント鑑賞が確約されるためにタレントや演出家のほうからジェッツのイベントに関わりたいと売り込みがあり(プロジェクションマッピングも標準装備)」、そのイベントのために「イベント前では間に合わないから、3時間前くらいにやっている前座の中学生の試合から観なきゃ間に合わない」と循環されていて、それらすべてがSNSされて、現代のスポーツの集客構造が良く理解できます(地上波でやるとマリーンズファンのおじさんが来てしまうので、あまりやらない今のほうが好都合)。YouTubeに「原辰徳選手(南毛利中)が後楽園球場でプレイしている動画」があって、歓声が現代のカープ女子以上の黄色さで驚くのですが、千葉ではこれを船橋アリーナで平成30年に体験することができるため、露骨にマリーンズとジェフユナイテッドの試合に来る女子供が減っています。

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12月7日(金)は墨田区総合体育館にて19時30分キックオフの、DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第26節のフウガドールすみだ戦でした。20時を過ぎるとひっそりとしてしまう平塚駅北口に慣れてしまうと、海老名・本厚木駅前でさえも賑やかだなあと感じてしまうところで、恵比寿駅前とは違う雰囲気の飲食店が盛んな錦糸町駅前に行くとカルチャーショックがでかいです。錦糸町駅の北東だけ公園(錦糸公園)になっていてその中にまだ築8年の墨田区総合体育館があります。

「東京駅から3駅目で駅から徒歩3分」というとてつもなく素晴らしい立地にあってまだ新しい体育館なのですが、固定席と可動席でたった1,800席程度しか入らないのでB1アリーナライセンスには程遠く、もうちょっと頑張って「第二の東京体育館(千駄ヶ谷)」的な施設にできればよかったのにと思います(それぞれ地元のJリーグクラブに圧勝している「Bリーグの千葉・栃木・琉球」あたりがこの会場を割り当てられたらとてもじゃないけど無理だと思う)。B1アリーナライセンスの影響で今は「国民体育大会のタイミングで体育館も大型映像装置導入」が当たり前ですがここにはありません。かつてB3リーグの東京サンレーヴスが試合をしていましたが、Bリーグが墨田区総合体育館に帰ってくる気配がありません。ということでこの会場は「Fリーグ頼み」となります

この日は東京勤務だったので数日前から行こうと思っていたのですが、フウガドールすみだがネットで出しているチケット情報は試合日とか価格ばかり強調して「どこが販売しているのか」がわかりにくかったので、当日券で買いました(あとで「チケットぴあ」が販売していたことを確認)。千葉ジェッツふなばしの商売に慣れてしまうと、本当に「不入りにはちゃんと理由がある」という発想になってしまいます。平日ということで観客動員は930人でしたが、小田原アリーナより小さい会場なので空席は目立ちませんでした。墨田区総合体育館常設の「王貞治のふるさと墨田」を観てから会場入りです。

ここは大型映像装置はありませんが、スピーカーが施設に標準装備されているのでよく聞こえます(小田原アリーナにはない)。というか音量が大きいです。側面に地元企業の広告があるのですが、テレビに映るところは結構な予算で作成されたと思われる布でクラブによって覆われてしまいます。確かにフウガドールのスポンサーではないですが、このリーグではこんなことができてしまうのですね・・・。アサヒビール、ライオン、東武鉄道などの民生向け企業の本社があるので小田原市では相手にとって大いに不足である広告予算がある墨田区のわりにはフウガドールすみだのスポンサーがいまいち(ロッテホテル、東京スカイツリー、相撲以外も稼働率が高い両国国技館すらない)なのは、こういった姿勢もあるのではないかなあ?と思います。以前書いたとおり「本所は潜在能力が高い街」なので、もったいないです。あれだけ飲食店があるのですし・・・。

今シーズンのすみだ戦は2勝0分0敗で、3度目の対戦となりますが、すみだのボラ選手はメンバー外でした。遠くから観ると横澤直樹選手と久光重貴選手の区別がつかないのですが、ベンチ外なのにスタッフ用ウェアを着て監督役をやっているのが横澤直樹前監督(本人が試合に出るため監督を譲った)で、ユニフォームを着ているのが久光重貴選手です。

試合は最初の10分ぐらいまでは湘南ペースで進み、大德政博選手のゴールで先制します。しかしすみだの栗本博生選手の同点ゴールの後はすみだペースの試合になり、17分にはロドリゴ選手がガリンシャ選手のドリブルを掴んで妨害して、「納得のレッドカード」で退場となります。

2分間の「フィールドプレイヤー3人」は何とか守り切ることができましたが、後半から一方的なすみだの試合で、諸江剣語選手の逆転ゴールを受けてしまいました。

すみだ 2-1 湘南

スコアは2対1でしたが、実際は5対1くらいで負けてもおかしくなかったくらい、すみだが一方的な試合でした。これで今シーズンのすみだ戦は湘南の2勝0分1敗です。

Jリーグのシーズンオフは1月のAFCアジアカップ2019(アラブ首長国連邦開催)のほかにもFリーグがありますので、こちらもよろしくお願いいたします。12月23日にはHAN-KUNさんが小田原アリーナにいらっしゃいます

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