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天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会 4回戦 川崎vs湘南 戦

こんばんは、第100回全国高等学校野球選手権記念大会が大阪桐蔭高校の優勝と秋田県立金足農業高校のスーパーブレイクで幕を閉じ、よかったねえと思う、チャリ通です。

今年も高校野球の猛暑、過密日程、エースの投球過多などが問題視されましたが、キチガイコンディションの中、キチガイ日程で開催される「全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会」と「日本クラブユースサッカー選手権(U-18)」は問題にすらされないのですから、高校野球のほうが高校サッカーよりまともです(インターハイは7日間で6勝無敗でないと優勝できない)。もっとも資金力がだいぶ劣っている県立厚木北高に勝って喜んでいる湘南ベルマーレユースはこの大会に参加すら出来ない(K2リーグへ降格の危機)のですから関係ないのですが・・・。

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8月22日(水)は等々力陸上競技場にて19時キックオフの、天皇杯4回戦の川崎フロンターレ戦でした。川崎は「アウェイ広島戦とホーム仙台戦の間」、湘南は「ホーム神戸戦とホームFC東京戦の間」に開催ということで、川崎・湘南とも控え選手中心のメンバー構成でした

控え組ですとこちらとしてはどちらもリーグ戦で観ることは事実上不可能な、川崎の第3GKの安藤駿介選手と、新卒MFより序列が下の下田北斗選手(平塚市出身)の元湘南の選手のプレイをしているところが観られるので楽しみではありました。2017年に鹿島もボール奪取ポイントとして活用していた三竿雄斗選手を湘南から攻撃的DFとして獲得して、すぐに球際の競り合いに難があるとしてベンチ外にしていましたが、2018年に川崎もボール奪取ポイントとして活用していた下田北斗選手を湘南からパサーとして獲得して、やっぱりすぐに球際の競り合いに難があるとしてベンチ外にしており、出川哲朗さん・上島竜兵さん級に「採用したプロデューサーだって知ってたでしょ」なことをする強豪クラブの考えることは良くわかりません・・・。下田北斗選手が先発出場、安藤駿介選手がベンチ入りしました。

J1同士の対戦なのでどちらのホームゲームなるか未定だったのですが、味の素スタジアムより山手線に近い「等々力陸上競技場開催」となりましたので、行くことが出来ました。根回しをして終業と同時に出発して、日本サッカーの歌(吹奏楽版)が流れているときに到着できました。「品川駅-平塚駅間が57km」なので平塚開催だったら「後半キックオフに間に合えば」といったところで、東京どころか横浜在学在勤でも平塚19時キックオフだったら間に合いません。ベルマーレというよりも平塚市の官民が「藤沢や本厚木からでさえ平塚まで10kmも離れている」「平塚駅前より伊勢原駅前のほうが不動産が高い」「平塚駅の利用者数は、藤沢・小田原・湘南台・大船・本厚木・鎌倉についでホームタウン内第7位なので繁華街とはいえない」という現実に目を背けて「昭和30年代は藤沢より格上だった」とかいまさら言っているから、他市が平塚に興味を持ってくれないというミスマーケティングを、いい加減何とかしてほしいものです。

キックオフから川崎に押されていたのですが、前半15分に石原広教選手のクロスから競り合いになり、最後は小川慶治朗選手が押し込んで、湘南が先制します

そのまま前半を終えて、「おおっ、これは準々決勝に行けるのか?」と勘違いをします。ハーフタイムの川崎市内の4つの公立高校チアリーディングは、リフトアップの多用で見ごたえがありました。

しかし後半に、湘南のオウンゴール、いまや文句なしの控え選手である齋藤学選手の川崎移籍初ゴール、川崎の知念選手のゴールで3点を奪われ、全体的に押されていた流れのとおり、2017年J1チャンピオンの川崎が勝利をしました

川崎 3-1 湘南

これで湘南の天皇杯は終了となりました。JリーグYBCルヴァンカップにまだ勝ち残っておりますが、準々決勝・準決勝・決勝はJ1リーグ戦に差し障らない日程なので、湘南の控え組が公式戦に出られる可能性がかなり落ちました。睦合東中の岡﨑亮平選手や藤塚中の真田幸太選手のアピールの場がないのが残念です。36選手もいるのですが使い切れません・・・

試合終了後、下田北斗選手が湘南ゴール裏に挨拶に訪れました。「中村憲剛選手の湘南戦累積警告出場停止」が前提条件になってしまいますが、9月26日に自身の出身中学の学区内で開催される第18節湘南対川崎戦に下田北斗選手が出場できるように、がんばってほしいものです。この試合は19時30分キックオフなので、終業後でも間に合う人が増えます。

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8月26日(日)はShonan BMW スタジアム平塚にて19時キックオフの、明治安田生命J1リーグ第24節のFC東京戦です。チケットが安くなる秦野ホームタウンデーで、MELDIA GROUP 三栄建築設計スペシャルデーです。三栄建築設計より先着4,700名にキングベルⅠ世ペーパークラフトを進呈だそうです。FC東京の元湘南はジョアン ミレッGKコーチで、湘南の元FC東京は秋元陽太選手、U-15のみ杉岡大暉選手がいます。

まあアレですよ、フードパークの皆様とサンクトガーレンにとっては、神奈川ダービーよりも、浦和や神戸よりも、FC東京戦でしょう・・・。FC東京サポーターにとってもサンクトガーレンの記録更新のついでにサッカーの試合もあるという感じでしょう・・・(サンクトガーレンがJリーグの日程担当者に賄賂払った疑惑が出てもおかしくない、7月・8月のホームゲーム相手だし・・・)。平塚市美術館の金魚もどうぞ。

FC東京も天皇杯4回戦でアウェイのモンテディオ山形戦でしたが、延長で決着がつかずPK戦でFC東京が山形に破れました。ディエゴオリヴェイラ・森重真人・チャンヒョンス・高萩洋次郎・永井謙佑選手らFC東京は主力選手をこの試合で何人もある程度起用したにもかかわらず敗退ということで、日曜が札幌、水曜が天童、次の日曜が平塚とFC東京はアウェイが続いていることもあって、FC東京は上位クラブですがメンタル最悪でこの試合に臨むと思われます。ここは勝っておきたいところです。

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8月31日(金)はトランスコスモススタジアム長崎にて19時キックオフの、明治安田生命J1リーグ第25節のVファーレン長崎戦です。長崎の元湘南は元フジタの高木琢也監督で、湘南の元長崎は岡本拓也選手がいます。また湘南の梅崎司選手が諫早市出身です。

2月24日 J1リーグ戦(ホーム):湘南が開幕戦勝利
3月14日 ルヴァンカップ(アウェイ):長崎が今シーズン公式戦初勝利
5月16日 ルヴァンカップ(ホーム):湘南が勝利してグループリーグ突破
7月11日 天皇杯(ホーム):湘南が勝利して4回戦進出
8月31日 J1リーグ戦(アウェイ):?

この試合で湘南対長崎戦は最後の5試合目です(ここまで湘南の3勝0分1敗)。J1リーグの金曜開催に選出されております。金曜開催で5試合目で集客が厳しそうだからか、かなりイベントに力を入れていて、「オレンジ色のDAZN Tシャツ全員プレゼント」「湘南乃風 若旦那さんのハーフタイムライブ」が予定されております。まさかの若旦那さんですか・・・(長崎には福山雅治・さだまさしさんという大駒があるのに・・・)。

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