そろそろJ1再開2018
おはようございます、湘南ベルマーレユースは以前から「トップチーム昇格候補をU-18ではなくトップチームサテライトで練習や試合をさせている」のでU-18の試合にトップチーム昇格候補が出ないことが多々あるとはいえ、今年のU-18の弱さはそろそろまずいなあと思う、チャリ通です。湘南ベルマーレユースはアマチュアなので文句は言いません。
高円宮杯U-18リーグK-1(3部リーグに相当)を半分終えて、湘南ベルマーレユースは厚木北高・平塚学園高などと残留争いをして、SC相模原U-18との入れ替えを避けようとしています。日本クラブユースサッカー選手権は順当に予選敗退しました。日大藤沢高・湘南工大附高とベルマーレホームタウン内に格上チームが2つもあり、別途横浜や川崎のチームがあります。残留争いの2チームもベルマーレホームタウン内のチームで、厚木北高は神奈川最強公立高校サッカー部で体育コースのある高校ですが、特待生はとっておらず湘南ベルマーレユースと比べると厚木北高はだいぶ経済的に負けているのでベルマーレは言い訳は出来ません。K-2以下になりますとスポーツ推薦での大学サッカー部進学が厳しくなります(今は湘南工科大、松蔭大、横浜商科大など事実上の全入大学が神奈川県内にもいくつもありますが・・・)ので、そろそろ何かしらの手を打つことを期待します。
でもまあ千葉県高校サッカーと比べると神奈川県はちゃんとしているなあと思います。千葉県は「流経大柏高・柏ユース・市立船橋高」に選手があまりにも偏りすぎている上に、「スカウトで全国からサッカー留学生が来ている、流経大柏高(小田急沿線出身が多い)」、「結構前から市立高校なのに半分以上が県外出身で船橋市以外の千葉県出身を含めると9割を超える、市立船橋高(高円宮杯U-18プレミアリーグ唯一の国公立高)」、「12歳までに柏市外出身者に勝って評価をされないと、そこからがんばってレイソルのU-18やトップチームに新卒で入団することは東大医学部進学以上に困難な、柏ユース」で、上記3チーム出身Jリーガーは多いけど「千葉県出身選手ですと胸を張っている選手があまりいない」のは、この3チームは外様だらけなのですから気のせいではありません(千葉県出身ワールドカップ選手は、いまだに千葉英和高の名良橋晃・習志野高の玉田圭司・市原ユースの阿部勇樹・柏ユースの酒井宏樹選手の4名しかなく、柏ユースは何人かいるものの流経大柏高と市立船橋高は県外出身者も含めてワールドカップ未経験で小野剛コーチで県立船橋高にも先を越されていて、「釧路のワッキーさんが市船の出世頭」という陰口はあります)。千葉の中学サッカーは選手が事情を知ってしまって閉塞感でいっぱいのように毎年みえます。
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というわけで、現在FIFAワールドカップロシア大会開会中ですが、
今大会アジアで唯一決勝トーナメントに進出した日本代表でしたが、後半20分まで0対2で勝っていたものの後半アディショナルタイムまでに3点を決められて、スター選手ぞろいのベルギー代表に敗れました。後半20分くらいの状況を考えると非常に残念でした。
目標の「決勝トーナメント1回戦勝利」は達成できませんでしたが、開幕前はまったくダメだった日本代表が、国民にアピールできる戦績を残せたことは、「オカネだけはどこよりもあるのに墜落といえる落ちぶれ方をしているバレーボール全日本(1970年代は男女とも五輪金メダル→2020年は男女とも五輪出場が目標)」という悪い例もあるので、それに比べて良かったと思います。
日本サッカー協会の仕事は男子日本代表の強化だけでなく普及などの仕事があり、男子日本代表で得たTV放映権料や入場料から多額のオカネが爆赤字の女子やフットサルに消え、将来の選手であるジュニア世代や社会貢献として障害者サッカーにも使われており、幕張にJFAナショナルフットボールセンターを建設中ということもあって、毎年200億円規模の収支(うちアディダスだけで年30数億円、キリンだけで年15億円超)がある組織のわりにはオカネはない組織です(キリンホールディングスの支払いは、JR東日本がJ2のJr East Furukawa UNITEDにかかっている費用並みと、意外と安くてビックリ)。
グループリーグ敗退(98フランス)→決勝トーナメント1回戦(02日韓)→グループリーグ敗退(06ドイツ)→決勝トーナメント1回戦(10南アフリカ)→グループリーグ敗退(14ブラジル)→決勝トーナメント1回戦(18ロシア)と、交互に結果を出しているサッカー日本代表ですが、そろそろ交互じゃなくて「連続で」結果を出したいところです。現在は30人以上の日本人選手が欧州主要リーグでプロ契約しているのですから、キリンカップ級の試合は欧州でやりたいところ(遠い日本開催ではドイツ・スペイン・フランス級は試合をしてくれない)ですが、「男子日本代表の収入が、女子やフットサルなど五輪やワールドカップ予選落ち組を支えている」のでそれが許されないところが、課題です。
今大会は鹿島DF昌子源選手以外は欧州のクラブに所属する選手ばかりが試合に出場しました。しかしその欧州のクラブに所属する日本人選手も全員かつてはJリーグに所属していた選手(レアルマドリード下部組織の中井卓大選手が日本代表になると今後まずい)ですので、JリーグがFIFAワールドカップに果たす役割は今も大きいです。2022年FIFAワールドカップカタール大会への道は今月のJリーグからもう始まります(次はアジア予選で経験の多い中東開催なので日本はやや有利)。2018年代表メンバーの半分くらいは2022年の代表にはいないと思われますので、2022年のワールドカップ出場を目指してJリーグでがんばっていただきたいところです。
河野太郎外相は29日午前の記者会見で、ロシアW杯について「個人的な感想を申し上げれば、遠藤航くんにもっと出場して活躍してほしい」と述べました。遠藤選手は浦和レッズ所属ですが、大臣がかつて代表取締役会長を務めた湘南ベルマーレに在籍していました。
— 朝日新聞霞クラブ (@asahi_gaikou) 2018年6月29日
ありがたいことではあるのですが、「外務大臣として」の記者会見で特定クラブの選手を後押しをするのは、起用されたらむしろ「政治的圧力で出場した」と言われかねないので、ヒヤヒヤします。
ロシアW杯の活動が終わり今から日本へ帰国します。
ベスト8に行けなかった悔しさ、ピッチに立てなかった悔しさはありますが、このチームの一員になれたことは誇りです。
この大会での経験、体感したことを今後に生かすためにまた努力していきます。
応援ありがとうございました。#rusia2018 pic.twitter.com/gVaTdWRb4E— 遠藤 航 (@wataru0209) 2018年7月4日
大会は準々決勝を終えて、ベルギー代表はブラジル代表を破り、「フランス・ベルギー・クロアチア・イングランド」が準決勝に進みました。4チームの優勝回数の合計がフランス(1998年フランス大会)とイングランド(1966年イングランド大会)のあわせて2回(いずれも母国開催)しかないという、目新しい大会となりました(6千万人フランス、5千万人イングランドはともかく、1千万人ベルギー、400万人クロアチアが勝ちあがるのはすごい)。毎年開幕前に優勝が決まっているのでどんどん人が去っていくDUARIG Fリーグ(選手は若い人から就職引退・寿引退・授かり引退していき、ベテランばかり安泰)と違って、良い傾向だと思います。
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アメリカやフランスなどテロに対してその場で犯人を大量射殺している国は不問なのに日本に対しては非難していることは不満ですが、オウム真理教テロ関係で一気に7人も死刑が執行されて、「平成も終わるな」と実感した最近、災害が多いのが気になります。大阪府北部の地震では結構建物に被害が出ているように見えますし、今週末の西日本の大雨についてもお見舞い申し上げたいです。
札幌では「関東はあの程度の雪で、都市全体がマヒするってひ弱じゃね?」という意見によく弁明しました。札幌市だけで累計で数千億円の設備投資の上に年百億円単位の除雪費用をかけています。関東ではそれがほとんどありません(町田が50年連続で50個の新スタジアムを建てているようなものです)。その違いが都市がマヒするかどうかにつながっています。JR北海道の初乗り運賃が3,000円を越えていないことは常軌を逸していると思えるくらい、北海道は本州からの援助に恵まれているのですけどね・・・。
その代わりの災害対策は東京では盛んにおこなわれていて、谷底なので本来は大雨のたびに水没するはずの「渋谷スクランブル交差点」は渋谷川の暗渠化のほかに地下に巨大空洞プールがあって、水没化を防いでいます。凄い施設ですが渋谷の当事者数で割るとひとりあたりちょっとの出費でまかなえます。しかし地方で同じレベルの水害対策をおこなうとひとりあたり十億円とかの出費になってしまい、それなら田舎暮らしの人を全員県庁所在地に移住させるほうが安くなってしまうので、そのまま放置されて後に災害化しています。東京より地方のほうが雨に弱いのはここの違いが大きいと思います。
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7月11日(水)はShonan BMW スタジアム平塚にて19時キックオフの、天皇杯3回戦のVファーレン長崎戦です。長崎の元湘南は元フジタの高木琢也監督で、湘南の元長崎は岡本拓也選手がいます。また湘南の梅崎司選手が諫早市出身です。
FIFAワールドカップ準決勝2試合の間で開催されます。週末はFIFAワールドカップ決勝戦があるため「FIFAワールドカップ期間中は各国1部リーグ戦を開催しない」という慣例によってJ1リーグ戦がありません。現役代表選手のいない湘南と長崎は主力選手による試合になると思います。今年は5試合ある長崎戦の第4戦となりますが、天皇杯3回戦以下とYBCルヴァンカップグループステージの組み合わせはリーグ戦の順位で自動決定なので、5試合もあることは仕方がありません。
長崎は6月にオーストリアキャンプを決行した成果を出したいところでしょうし、潜伏キリシタンが世界文化遺産登録で「J1元年の今年は長崎の年だ!」と息巻いているでしょう。手ごわいです。がんばりましょう。
なお、日中は隣のバッティングパレス相石スタジアムひらつかで第100回全国高等学校野球選手権記念大会南北神奈川県予選が開催されております。フードパークや駐車場は「昼は野球・夜はサッカー」体制となります。
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7月18日(水)はShonan BMW スタジアム平塚にて19時キックオフの、明治安田生命J1リーグ第16節のサガン鳥栖戦です。キリン生茶デカフェスペシャルデーです。湘南の元鳥栖は野田隆之介選手がいます(元鳥栖の山﨑凌吾選手はこの試合では登録できません)。七夕ユニフォーム着用と思われます。
この鳥栖と次の神戸との対戦でJ1リーグクラブとの対戦が一巡しますが、湘南の場合は既にYBCルヴァンカップグループステージで鳥栖と神戸と対戦済みなので、久々感は薄いです。中断前のサガン鳥栖は17位と不振でしたが、あまり立て直せていなければいいなあと思います。
「スプラッシュサマー~Be-Sun!5days~」企画として、来場者先着10,000名様にベルマーレオリジナルビーチサンダルがプレゼントされます。
9年前の7月のホーム福岡戦でお茶を配って逆転負けということがありましたので、繰り返したら何を言われるかわかりません。
なお、日中は隣のバッティングパレス相石スタジアムひらつかで第100回全国高等学校野球選手権記念大会南北神奈川県予選が開催されております。フードパークや駐車場は「昼は野球・夜はサッカー」体制となります。
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7月22日(日)はノエビアスタジアム神戸にて19時キックオフの、明治安田生命J1リーグ第17節のヴィッセル神戸戦です。神戸の元湘南は大槻周平・ウェリントン選手で、湘南の元神戸は曺貴裁監督、U-18のみ表原玄太選手がいます。
7月20日(金)に2018年夏の登録期間が開始されて最初の試合になります。ヴィッセル神戸が登録したばかりのイニエスタ選手を起用するかが注目されます。サンテレビによって兵庫県内では地上波放送がされますので、コンディションに問題がなければイニエスタ選手を出場させるのでは?と思います(つくづく「日本一地元スポーツを放送しない放送局、テレビ神奈川」管轄であることが、残念)。大槻周平選手が神戸の絶対的レギュラー選手(ディフェンシブFW)であることを、中断明けも維持できているかも注目です。
神戸は夏はウォータースライダーを開設しているそうです、すごいな・・・。
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