明治安田生命J1リーグ 2018 第9節 横浜F・マリノスvs湘南 戦
こんばんは、J1が9試合、J2が10試合、J3が7試合をこなして、試合数がかなり残っているので最終結果はまだまだわからないものの、どのクラブが強いのか弱いのかは見えてきたなあと思う、チャリ通です。
J1も鹿島・浦和・マリノス・ガンバといったところが不調ですが、首位の広島以外17クラブはそんなに離れていないので、浦和以外の監督交代はワールドカップ中断まではないのでは?と思います。
今春はJ2が番狂わせばかりで、予算のありそうな大宮・千葉・新潟・京都・甲府・徳島が今のところJ2残留争いをしています。このうち京都と甲府は昨年の成績があまりにも悪かったのになぜか体制が変わらなかったので特別な秘策があるのかなあと思っていたのですが「まさかの無策」だったという自殺行為ぶりですが・・・。新潟は久しぶりにリーグが変わっているので別として、千葉(9浪)と京都(8浪かつ現在最下位)は今更ながらの観客の激減ぶり(たぶんBリーグに客を獲られている)も目立ちます。
とはいえ夏まで選手の移籍はできませんし、J1は3月31日(土)から5月19日(土)まですべて週2試合の過密日程の真っ只中、J2とJ3もすぐにゴールデンウィークの過密日程ですので、監督の交代などは連休明けまで保留でしょう。
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4月18日(水)はベストアメニティスタジアムにて20時キックオフの、YBCルヴァンカップグループステージ第4節のサガン鳥栖戦でした。
カップ戦をグループステージで敗退してしまいますと、天皇杯2回戦を最後にカップ戦組が公式戦でアピールできなくなってしまいますので、残りの2試合がんばりましょう。
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人類最後の19世紀生まれだった田島ナビさんがお亡くなりになった4月21日(土)は日産スタジアムにて16時キックオフの、明治安田生命J1リーグ第9節の横浜Fマリノス戦でした。来年の秋にラグビーワールドカップが開催されるスタジアム(日本戦1試合・準決勝2試合・決勝などを開催)で、SKYシリーズ(神奈川ダービー)で天気も良かったこの日の動員は19,117人でした。
ラグビーといえば、ラグビーワールドカップのキャンプ地に59自治体が内定しました。横浜市、海老名市、町田市などが内定しておりますが、まあ「町田市」は大会後にFC町田ゼルビアのクラブハウスと天然芝練習場にするために市が新設または大幅改修をするものではないか?と思われます(馬入方式)。ノジマステラのおかげでナイトゲームができるようになり、ノジマステラの練習施設でも練習するSC相模原が「ノジマステラ神奈川相模原 男子部」状態である相模原市も、同じ名目で立候補するのでは?と思っておりましたが出ませんでした。湘南ベルマーレホームタウン内からはキャンプ地内定がありませんでした。
試合は前半だけで両軍合計7得点もある「めったにない展開」でした。湘南はFWなども守備を重視することで攻撃力が落ちるのですが、この日は守備を控えめにして、マリノスの高いディフェンスラインの裏をとることを重視していました。その副作用のため湘南のディフェンスラインが本当は弱いことが露呈してしまい、マリノスの外人FWの個人技であっさり得点を挙げておりました。
元々FWが守備に走るチームである湘南が、逆方向に走って相手DFの裏をとるにことに集中すれば、それなりに攻撃力があるところを見せられました。あわせてFWやMFのディフェンスがあっての湘南DFというところも露呈してしまいましたが・・・。
キックオフをしてしばらくしたところで、FWステバノヴィッチ選手のクロスがマリノスDF中澤佑二選手の頭に当たってオウンゴールとなり、湘南が先制します。
しかしマリノスFWウーゴ ヴィエイラ選手の突破からゴールを挙げ、あっさり同点。
直後にハイラインのカバーでマリノスGK飯倉大樹選手がゴール前から外れていたところにMF菊地俊介選手が遠くから狙ったシュートがギリギリゴールに入って、同点から1分も経たずに勝ち越し。
さらにFWステバノヴィッチ選手がさきほどはオウンゴールになってしまったものの前半の終盤に初ゴールを決めて、2点差。
その直後にまたもマリノスFWウーゴ ヴィエイラ選手が個人技で得点し、続けてFWウーゴ ヴィエイラ選手が同点弾を決めるという学習がない展開。
これで終わりと思いきや前半アディショナルタイムにFWステバノヴィッチ選手が勝ち越しゴールで、前半終了。
しかし、後半にマリノスのコーナーキックをDFミロシュ デゲネク選手が押し込んで、同点。
その後の25分は両軍とも守備をケアするようになって、引き分けに終わりました。
加入1年目で日本での実績がなかったステバノヴィッチ選手にとっては、結果が出て自信につながったのではないでしょうか。マリノスのFWウーゴ ヴィエイラ選手も凄い選手だなあと思いました。
でも、3対1になったところでもう少し守備に気をつければ勝てた試合ですね。こういうところがJ1残留できるかどうかにかかってきますので、気をつけていただきたいものです。
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4月25日(水)はShonan BMW スタジアム平塚にて19時キックオフの、明治安田生命J1リーグ第10節のガンバ大阪戦です。日本端子スペシャルデーです。
キャンパスデーと銘打って、大学院生、大学生、専門学生、短大生向けの割引チケットの販売やイベントが予定されているようです(産業能率大学・東放学園専門学校・横浜医療専門学校でなくてもよい、というかホームタウン外の学校でも良さそう)。なお湘南ベルマーレはJマジ!にも参加しているので、そちらなら19歳と20歳は無料です。
ガンバ大阪は前節が大阪ダービー(セレッソ大阪戦)でしたのでモチベーションが高く、セレッソに勝利することができましたが、この勢いを次のアウェイ湘南戦につなげられるかどうかといったところです。大阪ダービーで日本代表GKの東口順昭選手が負傷してしまったためこの試合には出られないと思われます。宇佐美貴史・井手口陽介・堂安律選手を欧州に獲られてベテランばかりになってしまったガンバは現在選手を入れ替えている過渡期であり、いろいろと難しいチーム状況と思われます。
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4月28日(土)は埼玉スタジアム2002にて16時キックオフの、明治安田生命J1リーグ第11節の浦和レッドダイヤモンズ戦です。浦和の元湘南は遠藤航・武富孝介・山田直輝・菊池大介選手で、湘南の元浦和は岡本拓也・梅崎司選手、曺貴裁監督がいます。期限付き移籍の岡本拓也選手はこの試合に出場できません。
元湘南の堀孝史監督(厚木中)が成績不振で解任されたところ、元高校教師兼ソニー仙台の選手だった大槻毅さんが代行的に監督に就任したのですが、突然オールバックのコワモテに変貌して登場したところウソみたいに浦和が勝ちまくり、オリヴィエラ監督に引き継いで元の風貌に戻るという少年ジャンプ(湘南ベルマーレと同い年の50歳)的なことが起こりました。
というわけで第10節からオリヴィエラ監督なのですが、鹿島アントラーズで実績があるとはいえこの試合が浦和2試合目なので、さっぱりわかりません。
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5月2日(水)はShonan BMW スタジアム平塚にて19時キックオフの、明治安田生命J1リーグ第12節の柏レイソル戦です。ファンクラブベル12会員向けに割引チケット販売やイベントがある帰ってきたベル12デーです。柏の元湘南は亀川諒史・中川寛斗選手、加藤望ヘッドコーチで、湘南の元柏は小林祐介・秋野央樹選手、U-15のみ山口和樹選手、曺貴裁監督がいます。期限付き移籍の小林祐介・秋野央樹選手はこの試合に出場できません。
なぜかいつも平日に割り当てられる湘南対柏戦は今シーズンも平日開催に割り当てられました。
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