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全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2017 決勝ラウンド 第3日目

こんばんは、大相撲の朝弁慶関(平塚市出身・高砂部屋・髙山薫選手と同学年の28歳・190cm)が十両から陥落してコンディション不良もあってなかなか上がれないのですが、そろそろ湘南乃海関(大磯町出身・高田川部屋・杉岡大暉選手と同学年の19歳・192cm)に追い越されそうになって「神奈川県出身現役力士最高位」の座が危なくなったからか2017年九州場所は奮闘したことから、どちらも競い合って十両に昇進すればいいなあと思っていた、チャリ通です。九州場所千秋楽に朝弁慶関と湘南乃海関の直接対決が実現し、5勝1敗同士で迎えた新旧湘南ダービーは朝弁慶関の勝ちで終わりました。湘南乃海関は十代のうちに十両に昇進できればかなり早い昇進(貴乃花関と稀勢の里関が17歳で十両になっている)ですので、もう2018年の湘南ベルマーレ選手キャッチフレーズ募集に「湘南乃虎(島村毅選手)」感覚で「湘南乃海」と応募してはいけませんね。

先週末はスポーツ関連もいろいろありましたが、貴ノ岩関関連は情報が整理されていないのでコメントできません。元湘南の堀孝史監督(厚木中)、遠藤航・菊池大介選手が所属する浦和のAFCチャンピオンズリーグ優勝おめでとうございます。また、栗田工業ウォーターガッシュ(厚木市)のラグビートップイーストディビジョン1優勝もおめでとうございます。後日時間があればこれらの件は触れます。

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11月26日(日)は、場所が市原で無料だったということで、昨年に続き全国地域サッカーチャンピオンズリーグ決勝ラウンドを観に行きました。UEFAやAFCのチャンピオンズリーグは最後はトーナメントになるので、この大会のほうがよっぽどチャンピオンズリーグです。ゼットエーオリプリスタジアムには屋台が3店来ておりました。

「人口が多いところは都会→茅ヶ崎・厚木・海老名は地価が高い田舎」とよく平塚市のかたに言われる(近年のベルマーレ感謝の集いに堪えられる規模のホテルすらない平塚市なのに・・・)のですが、桐谷美玲・小島瑠璃子さんが出身の市原市はこの理論で平塚市より都会ということになります。でもこれは市原市(ゴルフ場がたくさんある)が千葉県最大面積の自治体だからというのが大きく、普通の感覚でみれば平塚市のほうが圧倒的に栄えているように見えるのですが、平塚市の尺度は人口のみだそうなので、不本意ですが市原は平塚より都会です。ちなみにおおよそ「千葉市より北が下総国」で「市原市より南が上総国」となり、チバニアンの現場は市原市内陸部なので、落ち着いたらブラタモリ(NHK)がタモリさんの接待として小湊鉄道に乗って市原にやってくるのでは?と思います。

決勝ラウンドに進出して2試合を終えた4チームは以下のとおりとなります。

コバルトーレ女川(東北代表・勝ち点4):実質親会社の高政で選手はかまぼこ製造に携わりながらJ3参入を目指す。震災時は活動休止に追い込まれた。元Jリーガー皆無。三村ロンドさんも応援。
テゲバジャーロ宮崎(九州代表・勝ち点4):実績がものすごい石崎信弘監督。元Jリーガーも在籍。Jリーグ空白県。
VONDS市原FC(関東代表・勝ち点2):ジェフユナイテッドの事実上市原撤退をうけて2011年に市原市サッカー協会によって改組された。ホームゲーム会場で決勝ラウンド。レナチーニョ選手など何人か大駒を保有。VONDS市原FCの試合があるのでこの大会でもレンタサイクルの割引が適用されていた。
アミティエSC京都(関西代表・勝ち点1):パープルサンガ二軍の後継クラブをNPO法人が吸収して結成。今秋から監督が元湘南の石田祐樹監督。

この大会はドームのネット放送である有明放送局が放映権を持っていて、中継では合間にいわきFCを起用したアンダーアーマーのCMが放送されておりました。ちなみに有明放送局のアーカイブをみますと、石田祐樹監督就任直後のアミティエが、全国社会人サッカー選手権2回戦で田村雄三監督率いるいわきFCをPK戦で倒すという映像がドームの放送局なのに観られます!!

<<第1試合 コバルトーレ女川 対 アミティエSC京都>>

報道用スチールカメラのほとんどが京都側ゴール裏で、上記のとおり「応援ポイントが豊富なコバルトーレ女川に勝ってほしい」というのが報道側の意向のようでした。コバルトーレは紺のユニフォーム、アミティエは緑と白のストライプのユニフォームでした。石田祐樹監督はスーツで采配です。コバルトーレの応援ではキックオフ前に童謡「われは海の子」を歌いましたが、これは高政のTVCMで使われているかららしいです。三村ロンドさんやシーパルちゃん(女川町所属)もいらしておりました。

第1試合もこの後の第2試合も、内容はJリーグと比べたらわかりやすく低いですが、この大会は「5部リーグ全国大会」でありますし、「3日間で3試合を2セット(1試合で5人まで交代可能)」という大会なわけですから、Jリーグとは違った難しさがあります2016年にベルマーレっぽいサッカーをしていて2017年も全国社会人サッカー選手権を優勝していた鈴鹿アンリミテッドFCは、2017年は1次ラウンドで敗退しております。

「なるべく動かず」などのような変わった戦術は両軍ともとっておらず、試合は「90分勝利」以外では2位以上がないアミティエ有利な展開で進みます。後半早々にコバルトーレのFWがシミュレーションでイエローカードを受け、この日2枚目ということでコバルトーレが10人になってしまいました。

でもここからもコバルトーレは運動量が落ちず積極的に攻め、とうとうコバルトーレの髙橋晃司選手が先制ゴールを決めてそのまま逃げ切り、第2試合を待たずにコバルトーレは大会優勝を決めました

女川 1-0 京都

JFLになると運営費が1億円くらい跳ね上がるらしいので大変だと思いますが、コバルトーレ女川はとても地域のためになっていると思います。おめでとうございます

アミティエSC京都は全国地域サッカーチャンピオンズリーグ決勝ラウンド初出場ですからこの成績も立派な成績であり、石田祐樹監督は指導者として素晴らしいスタートダッシュを決められたと思います。2018年にがんばってください。京都サンガFCが練習場に続いて試合会場も京都市から撤退するので、「アミティエのほうがいい」と思う人も出るかもしれませんし・・・。

<<第2試合 テゲバジャーロ宮崎 対 VONDS市原FC>>

宮崎はピンクのユニフォーム、市原は緑のユニフォームでした。テゲバジャーロ宮崎はPenalty(ウインスポーツ)を採用しているのですが、ウインスポーツは「イチオシの新デザインは湘南ベルマーレに!」「お下がりの色違いをファジアーノ岡山に!」「ファジアーノも使った後は汎用デザインとして色違いをその他チームに!」という傾向があって、ウインスポーツが「ウチの製品はJ1でも採用されているんです」のセールストークのために、いかに湘南ベルマーレを特別扱いにしているかが、男女他クラブを見ることでわかります(湘南、岡山、長野パルセイロ男女、FCマルヤス岡崎、テゲバジャーロ宮崎、サウルコス福井、大和シルフィードなどが採用)。

地元開催のVONDS市原FCは「ユニフォーム風Tシャツ」「スティックバルーン」を希望者に無料プレゼントしていたのでいただきました。地元開催ということでこの試合も3,000人以上のVONDS市原FCサポーターが来場していました。

VONDS市原FCの応援の主力は下部組織所属の小中学生でしたので、声が黄色かったです。北海道日本ハムファイターズが数年前から男女別パートのチャンステーマを開始して以降、千葉県では「千葉ロッテマリーンズ・ジェフユナイテッド市原千葉=中年のおっさんだけが主役の低い声援」「千葉ジェッツふなばし=女子供による黄色い声援」という、ジェッツの露骨で意図的で戦略的な差別化が大成功(おっさんに退場ではなくご隠居いただくことが一番の女子供向けサービス)して、マリーンズとジェフユナイテッドのネガティブイメージにつながっておりますので、そのあたりも考慮しているのかなあ?と思いました。

試合は元SC相模原が何人もいるVONDS市原FCがペナルティエリアの手前までは攻めるのですが、そこでテゲバジャーロ宮崎のディフェンスに引っかかるということを繰り返して、VONDS市原FCが効果的なシュートが撃てないという、「石崎信弘監督のチームならではの守備」で得点の気配がありません。

しかし後半に、守勢であった宮崎の樽谷誠司選手が森島康仁選手のアシストによる数少ないチャンスから先制ゴールを挙げます。90分勝利しか2位以上がないVONDS市原FCはここまでかと思われましたが、捨て身の攻撃を展開して終了間際に藤本修司選手がPKを決めて同点に追いつきます。しかし同点のまま90分を戦い終えました

この時点でテゲバジャーロ宮崎の2位とVONDS市原FCの3位が確定し、既に明暗が分かれましたが、レギュレーション上PK戦を行う必要があり、PK戦の結果宮崎が勝利となりました

宮崎 1-1 市原 (PK:宮崎 7-6 市原)

とりあえず「石崎信弘監督はいったい何回目のミッション達成なのか?」という名将っぷりに脱帽です。全国どこへ行っても、地域チャンピオンズリーグからJ2や天皇杯までどんなカテゴリーでも、子分を作って結果を出してしまうということを20年くらい続けている石崎信弘監督にあこがれている指導者はたくさんいるでしょう。これでJリーグ空白県の宮崎県からはホンダロックとテゲバジャーロ宮崎の2チームがJFLにエントリーすることになりました。

市原は決勝ラウンドが地元開催ということもあり、大会前から昇格候補に上げられておりましたが、終わってみれば90分換算で「0勝3分0敗(PK3連敗)」と散々な結果でした。この日は横浜FCの敗退行為でJ1昇格プレイオフに出場していたジェフユナイテッド市原千葉も敗退して二重の悲劇でした。2018年も決勝ラウンドはゼットエーオリプリスタジアムだそうですので、2018年もホームアドバンテージで頑張ってください。

既存のJFLと関東リーグのクラブは今大会の結果に頭を抱えているのではないでしょうか。JFLは端のほうの県のクラブが追加されて移動コストがかかり、関東リーグは「浦安とウーヴァの降格と、市原の昇格失敗」でリーグのレベルが上がってしまいます。

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