明治安田生命J2リーグ 2017 第33節 湘南vs讃岐 戦
おはようございます、「ジェフ千葉から消えた脂身と白米。監督が持ち込んだ食事革命が凄い。」という記事が出た数日後の週末に、「J1湘南ベルマーレの予算+J2ファジアーノ岡山の予算<J2ジェフユナイテッド千葉の予算」で毎年おなじみのジェフユナイテッド千葉が、この試合には出ていないもののよりによって今年の選手紹介映像にひとりだけ「ラーメンの湯切り(麺はハリガネ、身体はハガネ)」を披露している盛田剛平選手41歳を擁するザスパクサツ群馬に敗れるという、記事の説得力台無しな展開にあきれている、チャリ通です。ザスパクサツ群馬は5月以来の勝利(今季初の無失点試合・ホーム2勝目)おめでとうございます。千葉はまあ、クラブが弱くなって基準が下がったおかげで町田也真人選手が主力に繰り上がれたり、佐藤勇人・岡本昌弘・羽生直剛選手あたりの給与が維持できている(千葉の人件費的に彼らがベルマーレの主力選手より安いということは考えにくい)というくらい、現所属選手にとって千葉がJ2中堅であるほうが恩恵が大きく、でも現所属選手をサポーターが支持しているのですから、なかなか変われないでしょうね。京都と千葉の違いは「京都からステップアップすると活躍するけど、千葉からステップアップするとポジションを失うだけだから千葉からはステップダウンしか選択できない(もともと近年の千葉は無名選手を出身校名だけとか身内だからという理由で獲っているし・・・)」なのに・・・。彼らのために監督を代えすぎたので、お金持ちなのに監督のなり手も国内はいませんし・・・。
「サッカー界トップクラスのラーメン愛好家」と「40代でプロ選手契約」を両立させる盛田剛平選手は、サポーターアウェイ遠征とご当地ラーメンの親和性を考慮すると、引退後数年間は「○○といえば○○ラーメンはおいしいですね」と冒頭に挨拶するTV解説者として人気が出るのではないでしょうか?。ただ欧州では1990年代ごろから、程度の差こそあれ「食事もトレーニング」として三浦知良・中澤佑二選手のように節制しているクラブは増えていると聞いているので、これが「食事もトレーニング」ということの否定にならなければいいなあと思います。最後の5%のパフォーマンスアップをドーピングではなく食事でひねり出すことは、プロならしょうがないと思います。
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9月16日(土)はShonan BMW スタジアム平塚にて19時キックオフの、明治安田生命J2リーグ第33節のカマタマーレ讃岐戦でした。
前日の9月15日(金)に順天堂大学のユニバーシアード日本代表DF坂圭祐選手と、国士舘大学の155cmFW山口和樹選手の2018年入団が発表されました。天皇杯2回戦を観ていないので山口選手がどのような選手なのかわかりませんが、元湘南で現役最小Jリーガーの中川寛人選手(柏U-15の1年先輩にあたる)と同じ身長ということで、それでもオファーされたということが凄いなあと思いました。
3連休ではあるのですが、台風18号などの影響で予報も実際も雨でした。味の素スタジアムやフクダ電子アリーナのような屋根があれば防げる程度の風雨でしたが、Shonan BMW スタジアム平塚はメインスタンドの奥しか屋根がないので、常連さんや平塚市民のほうが率先して雨の日は観戦辞退をされて「いつもの半分いくかどうか」が当たり前という悪い傾向が昔からあるので、馬場賢治(7月7日平塚市生まれ)・永田亮太選手が出場する試合でしたが4,453人の観客動員にとどまりました(実際雨は子供やお年寄りには厳しい)。いや、以前ならもっと少なかったと思われますので、そこは馬場選手効果かなあと思います。ALL BELLMARE DAYのイベントも中止でした。やはりおじいちゃんは神ではなさそうです。
台風もあるので香川県からのサポーター遠征は期待できなかったのですが、本当にJ2観客動員22位クラブの長距離遠征なのか?というくらい讃岐サポーターの来場数も思っていたよりありました。ありがとうございました。
山田直輝選手が出場停止でしたが、代役は神谷優太選手でした。代役には申し分なかったパフォーマンスだったと思います。上記の山口和樹選手や2018年加入の松田天馬選手を含めて、「ワントップの左右に付くFW」が定員の数倍で特に多すぎるので、今年在籍の選手が期限付き移籍か退団があるのでしょう。大変ですががんばってほしいなあと思います。
やはり雨の試合ということで、湘南も讃岐もプレイの質が雨に比例して落ちていて、雨によるミスを防ぐため守備的だったと思います。しかし讃岐が過去7戦5勝2分0敗、湘南が過去8戦6勝2分0敗と好調同士だったこともあって、引き締まったいい試合だったと思います。
コーナーキックから奈良輪雄太選手のショートコーナーキックにして、奈良輪雄太選手のクロスをアンドレバイア選手が永田亮太選手を押し倒しながらヘッドで決めて、湘南が先制しました。
神戸・水戸時代に湘南ベルマーレ戦に出場したことがなく、春の丸亀が初めての湘南ベルマーレ戦、今回の平塚が初めての平塚での湘南ベルマーレ戦となる馬場賢治選手でしたが、後半途中に無念の負傷退場となりました。
敬老の日直前の試合なのでおじいちゃんがマスコットのクラブ的に負けられなかったのですが、前回負けたカマタマーレ讃岐に無事ホームで勝つことができました。試合終了後、馬場賢治選手があいさつに訪れ、「ようこそ Shonan BMW スタジアム平塚 平塚の漢」と大型ヴィジョンに表示されました(負傷は問題ないのでしょう)。
古巣ゴール裏に挨拶に来てくれたかつての戦友へ。湘南ベルマーレから粋な計らい。#bellmare#kamatamare#馬場賢治 pic.twitter.com/yMrCUmaHI1
— R (@bell_sapo_R) 2017年9月16日
一生忘れらない日になりました。
平塚で生まれ育って、ベルマーレと出会って成長してこれて本当に本当に良かったです。
ありがとうの言葉じゃ足りなすぎるほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
この皆さんの… https://t.co/w02Kb8qvFu— 馬場賢治 (@bakens77) 2017年9月17日
湘南ベルマーレの勝ち点が70となり、1試合延期で残り10試合の京都サンガFCが勝ち点が38なので、湘南ベルマーレのJ2・16位以上が確定しました。愛媛FCより上は勝ち点差が詰まっているので、ここから先は毎試合数クラブに引導を渡すことになります。目標値として「36節水戸戦でプレーオフ以上確定」「38節愛媛戦でJ1昇格確定」「39節岡山戦でJ2優勝確定」「アウェイ最終戦の岐阜戦とホーム最終戦の町田戦は消化試合」くらいは設定して、かつてなしえなかったホームでの昇格や優勝を営業戦略として生かしていきたいところです。
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9月23日(土・祝)は西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で15時キックオフの、明治安田生命J2リーグ第34節の京都サンガFC戦です。湘南の元京都、京都の元湘南はいませんが、曺貴裁監督が京都出身(京都府立洛北高校卒・後輩にレフェリーの岡宏道さん)です。6月の平塚での対戦は後半アディショナルタイムにようやく湘南が先制をして勝ちました。2019年に丹波のJR亀岡駅前の新スタジアムに移転するそうなので、山城の西京極での湘南ベルマーレ戦は一足早くこの試合が最後の可能性があります(移転を期に京都は福知山の大槻兄弟に声とかかけないのでしょうか?)。2017年のJ2には「伝統の反則前提サッカー」でJ3でもJ2でも反則ポイントを積み上げているFC町田ゼルビアが君臨しているのですが、今年は京都があの町田に迫れてしまう反則ポイントを積み上げています。怪我に注意ともらえるセットプレイを生かしたいところです。京都は第33節愛媛戦が早々に延期になったため、試合間隔が空く影響があるのでしょうか?。京都が最後に勝ったのは7月29日アウェイ町田戦で、ホームでは7月22日名古屋戦までさかのぼってしまいますので、京都は勝利に飢えております。
そういえば2014年に湘南ベルマーレがJ2・2位以上を確定させたのも9月23日に西京極で開催された京都戦でしたが、2017年はここでは昇格は決まりません。あのシーズンは決めるの早かったなあとは思いましたが、9月23日ごろだとNPBのリーグ優勝や大相撲9月場所の優勝が争われているころなので全然目立てないなあとも思いましたので、まあいいでしょう。
9月30日(土)はShonan BMW スタジアム平塚にて19時キックオフの、明治安田生命J2リーグ第35節のツエーゲン金沢戦です。今シーズン最後のナイトゲームとなります。在住・在学・在勤の方はチケットが安くなる厚木・伊勢原市民デーです。湘南の元金沢は安東輝選手がいます。3月の金沢での対戦は0対0の引き分けでした。パイロットコーポレーションが協力する似顔絵や塗り絵や来場者プレゼントがあるそうです。
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