明治安田生命J2リーグ 2017 第13節 熊本vs湘南 戦
こんばんは、ヴァンフォーレ甲府のDF土屋征夫選手が42歳9ヶ月でJリーグYBCルヴァンカップ史上最高齢ゴールを決めたのに、どうしてもっと話題にならないのかが不満の、チャリ通です。J2最高齢の三浦知良選手のときはJ2なのに報道されるのに、カップ戦とはいえレベルが段違いで国内最高峰のJ1の最高齢のゴールが報道されないのはおかしいです。しかも実際に三浦知良選手の近年の出場試合を見れば、もうJ2のレベルについていけていないのに試合に出させてもらっている情けない状態なのを褒め称えているのがわかりますので、なおさら1974年7月31日生まれが評価されないことが残念です。自社のビジネスに都合がいいことしか流さない、民放や新聞をみてそれが正しいとしていると世の中が見えなくなるの典型ですね(土屋選手は民放や新聞の「広告に出ない」ので取り扱う必要がないが、三浦知良選手の主収入は「広告出演」)。
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5月13日(土)はえがお健康スタジアムにて16時キックオフの、明治安田生命J2リーグ第13節のロアッソ熊本戦でした。2016年の熊本地震をうけ、年に数回の関東以外の遠征に、楼門などが倒壊した阿蘇神社に行ってオカネを落とすことを名目に、2月の時点で選ばれておりました。
金曜日に熊本で雨を降らした雲が土日に東日本に移動したので、「雨の関東を脱出して快晴の熊本」というかたちになり、暑かったです。
大地震から1年以上経っておりますが、地震の被害は震源付近の上益城郡・菊池郡・阿蘇郡が中心(国道57号とJR豊肥線は現在も途切れた状態)で、「昭和以前に建てられたれた建物(熊本城・本妙寺など)」を除くと熊本市中心部は建物の被害は少なそうでした。平成以降の「建築物の耐震対策」ってホントに効果が大きいのだなあと思いました。東日本大震災のあと、復興関係の人や物がとりあえず集積されるためにホテルがとれない、飲食店は満席という「仙台駅の周辺だけ震災バブル」が発生しましたが、熊本ではそうはならないでほしいなあと思います。
ちなみに熊本市最大級の繁華街である下通アーケードにはロアッソ熊本の選手の写真が「熊本県出身の選手限定」でアーケードにぶら下がっているのですが、監督だって掲げられていないのにDJ Kova(元湘南の小林弘記さん)が「熊本在住」というおかしな名目でロアッソくんとともに例外的に掲げられていて、「激熱なゆるキャラ」としてですが、ロアッソ熊本にとって特別な存在になったのだなあと、感心しました。
試合会場のえがお健康スタジアムは2019年ラグビーワールドカップ日本大会の試合会場に選ばれたくらいの巨大スタジアムで、今春に震災で使えなかったバックスタンドも修理を終えて、6月にはラグビー日本代表戦が開催されます。2年後の大会期間中はロアッソ熊本は数ヶ月くらい水前寺競技場を使用するのかもしれませんが、現在は水前寺競技場のほうが改修中です。
土曜日のこの日は熊本城のそばの藤崎台県営野球場で年に一度の福岡ソフトバンクホークス一軍の主催公式試合があり、翌日曜日は早実高・慶應義塾高・文徳高・八代高・熊本工業高・秀岳館高による合同有料練習試合(熊本RKK招待高校野球・強豪校が少ない地方では、興行として他県の高校・大学野球がやってくることはPL学園高とかの時代からよくある)が開催されたということもあり、湘南戦の観客動員は残念なものになってしまい、藤崎台県営野球場の土曜・日曜それぞれのほうがお客さんが入っておりました。集客できなくて申し訳ございません。
試合のほうはメリハリの乏しいまま後半アディショナルタイムに入ったところで、熊本ペナルティエリア内で微妙な判定があり、PKをジネイ選手が決めて、湘南ベルマーレが勝ちました。
判定については、湘南もおかしな判定で負けることがあり、審判も含めてサッカーなので、どうしようもありません。熊本の選手は湘南の選手に体を当ててボールを競るが多かったので、審判の印象が悪いままであの判定のプレーに至って、あの結果になったと思います。熊本の競り方では湘南にも熊本にも怪我人が出やすいので、何とかしてほしかったです。
町田戦も、熊本戦も、「ジネイ選手さえ抑えれば何とかなる」「奈良輪選手と競ればボールはとれるし、クロスはふんわりでカットしやすいので撃たせてOK」あたりは既に相手に知れ渡ってやられているようでしたので、何とかしてほしいものです。
伝統的に山陰・山陽・四国・九州会場を苦手としている湘南ベルマーレなので、運であっても勝てたのは良かったです。
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食べたもの:
あか牛丼(なぜか関東ではマイナー。東京でこれが食べられるとかなりうれしい。)
馬刺し・馬肉ユッケ(ウマいけどお値段が・・・)
熊本ラーメン
行ったところ:
阿蘇神社(いろいろ再建中というところあえて行きました)
健軍神社
水前寺成趣園・出水神社
藤崎八旛宮
熊本城・熊本城稲荷神社・加藤神社・熊本県護国神社(本丸には入れない。加藤清正をNHK大河ドラマにという署名を集めている加藤神社から有名な本丸ビューが観られるのですが、あまりにもいろいろ壊れていて悲しい。)
本妙寺(加藤清正の遺体が埋葬されている本殿よりも、頂上の加藤清正の銅像あたりから熊本市街を眺める景色のほうがおすすめ。おびただしい量の石燈籠など石の造形物が壊れたままで悲しく、仁王門はくぐれない。戦死した巨人軍 吉原正喜のお墓が目立つところにあり、戦争の心配をしないでいい時代でよかったなあと思う。御朱印の字数が多い。)
買ったもの:
いきなり団子(オイラの周辺ではこれ一択。配れないけど。)
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5月17日(水)はShonan BMW スタジアム平塚で19時キックオフの明治安田生命J2リーグ第14節アビスパ福岡戦です。在住・在学・在勤の方はチケットが安くなる平塚市民デーで、サラリーマンナイト2017だそうです。湘南の元福岡は武田英二郎選手がいます。福岡の元湘南はウェリントン選手と亀川諒史選手がいます。湘南は杉岡大暉選手、福岡は冨安健洋選手という両主力センターバックがFIFA U-20ワールドカップ出場で不在です。
今シーズンのJ2は「休日ではない平日開催」が5月17日(水)と8月16日(水)にあり、全クラブがどちらかひとつに主催試合をいれるのですが、8月16日(水)のほうがよかった・・・。でもしかたがありません。5月中旬から6月第1週くらいにかけて花菜ガーデンの春の薔薇シーズンとなり、この3週間に福岡戦、山形戦(産業能率大学スペシャルデー)、長崎戦の、ベルマーレホームゲームが組まれております。試合前のおデートにぜひどうぞ。
5月21日(日)は松本平広域公園総合球技場で13時キックオフの明治安田生命J2リーグ第15節松本山雅FC戦です。湘南の元松本はおりませんが、松本の元湘南は反町康治監督、村山智彦・岡本知剛・パウリーニョ選手がいます。
FIFAワールドカップ日韓大会2002の終了後に生まれた藤井聡太さん(名古屋大学教育学部附属中学校3年)が日本将棋連盟プロ四段になるくらいの平成も29年ともなると、昭和生まれが半分より若手というクラブはJリーグ54クラブのうちでたった3クラブしかないのですが、そのうちのひとつが松本山雅FCです。なんとパウリーニョ選手が松本では「若手」に入ってしまいます。残りの札幌と讃岐がそれぞれのリーグで下位に低迷しているとおり、松本にも現状維持が目標の停滞感が現れていて反町康治監督もだいぶ苦慮しているようにみえます。FIFA U-20ワールドカップ該当年齢の選手が、そもそも松本に在籍しておりません(1999年生まれの韓国人GKのみ)。讃岐とともに松本は育成放棄状態です。
「2017信州めぐりフリーパス」という企画がNEXCOから発表され、東名厚木ICや圏央寒川南ICから長野県内の高速道路定額料金になるそうですので、活用できる方はご検討ください。喫茶山雅がオープンしました。
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