明治安田生命J2リーグ 2017 第9節 湘南vs大分 戦
おはようございます、先日DUARIG Fリーグ 2017/2018の日程が発表されたのですが、10月7日(土)J2水戸ホーリーホック戦(平塚)の翌日10月8日(土)に、田坂監督対浮氣監督のベルマーレ選手OB監督対決であるJ3福島対富山戦(平塚)をかぶせてきただけでなく、10月7日(土)19時にFリーグ大阪戦(平塚)までねじこんできて、3試合とも見られる人なんて、ほんの一握りだぞ!と思った、チャリ通です。このたびも陸上競技場から約3分で体育館に移動を求めましたし、主催者都合が酷すぎます。分散してほしいです。
2シーズン前までの「長すぎた名古屋だけが優勝できるしらけた時代」によるダメージが大きかったのか、Bリーグの登場にやられてしまい(川崎は優勝からの売却候補、横浜はB2との入れ替え戦に行きそうですが、2016年のJ3大分の年間観客動員よりも、2016-2017シーズン途中のB1千葉ジェッツの年間観客動員のほうが既に多い)、かけている費用に届いていなさそうな営業実績で、いまやFリーグは存亡の危機ともいえるリーグだと思います。フットサルワールドカップは予選落ちしましたし、リーグ・カップ・日本代表すべてでのすさまじい働き程度ではやべっちFCフットサル大会の脇役プレーヤー1回にかなわないという注目度ですし、いわきFCなど全国地域サッカーチャンピオンズリーグを狙うようなサッカー選手のほうが儲かるくらいなので多くのクラブの主力選手に学校卒業引退、転職引退、転勤引退、寿引退、授かり引退を疑われる20代選手がいて、日程を見てもコスト削減も兼ねての合同開催や金曜開催ばかりですし、Fリーグ準会員リーグの発表はないですし、具体的にやばくなりましたね・・・。日本女子フットサルリーグも立ち上げるそうですが、試合数が少ない(7試合で終わり)とはいえ、やっていけるのかどうか・・・。
4月22日(土)はShonan BMW スタジアム平塚で16時キックオフの明治安田生命J2リーグ第9節大分トリニータ戦でした。
相手がどうのこうのではなく、この試合の内容では湘南ベルマーレはおカネはとれませんし、この試合が初観戦のひとにまた来てもらうことは難しいです。それくらい酷い試合でした。
ジネイ選手がベンチスタートで、怪我から復帰以降ここまでこのリーグに通用していないプレー内容の端戸仁選手が先発した時点で苦戦が予想されました。実際大分GKへのバックパスを追う時しか存在が確認できず、あとで90分出ていたことに気がつく・・・。
この試合は前半がすべてでした。キックオフ早々、大分のコーナーキックでおとりの選手が湘南DFをはがして、空いたスペースに鈴木義宜選手が詰めるという頭脳的セットプレーで大分が先制します。頭脳的ではありますが、湘南のその他のフィールドプレーヤーが棒立ちすぎです・・・。
これ以降大分はディフェンシブに戦います(当然です)。このことに対し19歳神谷優太選手、18歳齊藤未月選手がパニックを起こしてしまい、前半は11人対8人で試合をしているようでした。攻撃で通用しないのは仕方がないので不問ですが、前からファーストディフェンスを出来ないのはダメすぎます。齊藤未月選手は懲罰気味に交代、神谷優太選手は低めのポジションに変更で機能しました。
さらに両サイドが全く機能しませんでした。まあ1月の時点でサイドは髙山薫選手とシキーニョ選手を予定し、そこに藤田征也選手を競わせるという構想だったと思いますが、髙山薫選手が長期離脱、藤田征也選手も怪我、シキーニョ選手は起用されないということで、3人ともいません。ということでこの試合に起用されたのは走るけど攻守に精度が低いのに昭和生まれなので序列最下位と思われた奈良輪雄太選手と、サイドMFやったことあるの?という山田直輝選手でしたが、2人とも機能せず山田直輝選手も懲罰気味に交代・・・。
そのまま試合終了・・・。2試合続けて10代選手の不発と浦和やマリノスでダメだった選手で勝てませんでした。サッカーに限らず、子育てや若手の育成は「こうすれば確実に上がる」というものではなく、「一進一退」です。それを何度でも成功させ続けることを湘南ベルマーレは目指している以上、ここは我慢しなければいけません。曺貴裁監督も頭の痛いところでしょう。
最後にアンドレバイア選手がイエローカード2枚で退場し、岡山戦に出られなくなりました。その代役を考えないといけません。山田直輝選手が用途が極めて限定されている選手であることが分かったので次節はFWでしょう。問題はサイドで、岡本拓也・山根視来選手の起用も検討しなければいけないかもしれません。髙山薫選手が不在が問題であることを痛感し、菊池大介・大槻周平選手に声がかかって、声がかからない中堅選手が湘南に残っている理由もわかったような気がします。
4月29日(土・祝)はシティライトスタジアムにて13時キックオフの、明治安田生命J2リーグ第10節のファジアーノ岡山戦です。第10節からゴールデンウイークの過密日程がスタートです。ゴールデンウイーク終了直後からFIFA U-20ワールドカップ(韓国・5/20-6/11)の直前合宿から本大会と続くので、対象選手は選出アピールのラストスパートです。欧州進出アピールならオリンピックよりもFIFA U-20ワールドカップですから、ぜひベルマーレからも何人か出したいです。
岡山の元湘南は大竹洋平選手がいます。2016年はJ1昇格プレーオフ決勝戦まで躍進した岡山ですが、2017年はスタートダッシュに大失敗して現状では残留も微妙です。湘南ベルマーレは伝統的に山陰・山陽・四国・九州会場での試合を苦手にしておりますが、不調の岡山ですので勝っておきたいところです。
5月3日(水・祝)はShonan BMW スタジアム平塚で16時キックオフの明治安田生命J2リーグ第11節レノファ山口FC戦です。在住・在学・在勤の方はチケットが安くなる寒川町民デーで、PENALTYスペシャルデーです。七夕記念ユニフォームの発表があります。湘南と山口のトップチームに人の行き来はありませんが、中山元気さんが山口U-18監督をしているのと、ベルマーレのイラストの仕事を頻繁に受注しているりおたさんが山口県在住です。2010年の天皇杯2回戦(平塚)で、当時中国リーグの山口と対戦をしたことがあります(リンク先はオレンジ違いのような気がする・・・)が、リーグ戦では初対戦です。2018年は明治維新150周年なので、鹿児島や「諸君狂いたまえ」を使用している山口は出来るだけ上のリーグでやりたいでしょうから、負けられないと思っているでしょう。
この試合から増設されたバックスタンドが使用開始になり、5月の3試合については「7Gバックホーム自由席」に充当されるとのことです。ということはベルマーレ湘南市民応援団だけが横滑りなのでしょうか?。組織と有り余りすぎる労力を背景にされてしまうと甲子園の8号門クラブとかのような「初心者泣かせの蔭口の対象(どの興行でもこのことに気が付いていないのは当人たちだけ)」になってしまいますが、自由席ですから独占も間違っていません。
5月7日(日)は町田市立陸上競技場にて16時キックオフの、明治安田生命J2リーグ第12節のFC町田ゼルビア戦です。この試合終了後にFIFA U-20ワールドカップ韓国大会出場組はクラブを離脱しますが、この期に及んで北朝鮮有事で大会中止になることは避けていただきたいところです。
湘南の元町田はいませんが、町田市出身の秋元陽太選手が野津田公園隣接の高校出身です。町田の元湘南は中村祐也・吉濱遼平選手がいますが、怪我のため中村祐也選手の出場は不可能です。なお金聖基選手の兄はかつて湘南にいた金永基さんです。酒井良さんは今年はセルビアに留学しているそうです。毎年「反則をしまくって何とかする、町田スタイル」なので、怪我に注意と、もらえるフリーキックを生かしたいところです。相手にイライラしてはいけません。
当日は町田シバヒロで開催されている大つけ麺博最終日だそうですが、町田シバヒロからですと町田市立陸上競技場よりも相模原ギオンスタジアムのほうが近く、日産スタジアムのほうが交通の便が良いのが難点です。
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コメント
どうも大分サポです。
昨日はお疲れ様でした。
バスケってそんなに観客動員多いのかとビックリして調べてみましたけど
http://no-title-journal-next.com/archives/9630
ホーム28試合で10万92人で1試合平均3574人ですね。
去年の大分は15試合で平均7770人です。
延べ10万人以上観客が集まると言うのはとても素晴らしいことだと思いますしJリーグもFリーグも見習うべきだと思いますけど
試合数が倍近く違う競技で比べるなら平均の方がいいと思います。
まあ例に出すのが大分でなければ別に気にしないのですが。
平均でも千葉ジェッツ以下のサッカーチームなんていくらでもありますしね。
千葉ジェッツの年間集客数は素晴らしいと思います。
投稿: 大分サポ | 2017年4月23日 (日) 10時53分
大分サポさん、コメントありがとうございます。
大分が例だったのが気に障るようでしたら申し訳ありません。たまたま近しい数字でしたので・・・。
千葉ジェッツの件についてはどうもNBL時代の古い資料を参照されているようですが、本文に書いたB1 2016-2017シーズンですと4月23日までにホームゲーム29試合で127,716人動員があったそうで、1試合平均4,404人のようで、平均でも今年のJ2水戸や町田並みあります。固定席4,240席のアリーナで立ち見席を販売することで約5,300人入れている試合があるために平均が固定席を超えているという「異常が常態化」しており、バスケットボール界のレッズになりそうな雰囲気があります。「隔週で2日連続でやる競技」と「隔週で週に1日の競技」を平均で比較することもどうかと思いますが・・・。広告媒体や放送メディアとしては、年間契約ならイベント回数(試合回数)が多いほうが価値がありますし・・・。
千葉のようなJ2以上があるところは今のところ問題ないらしいのですが、むしろJ3のある栃木・秋田・琉球にあるバスケットボールチームはB1なので、それぞれの県内でサッカーよりバスケットボールのほうが発言力が上になってしまっております。B1の競技場がJリーグ競技場の半額以下、保有選手は十数名で済む競技なので選手人件費も安いらしいので、既に使ってしまったお金的にサッカーの立場がないそうです。降格すると栃木・秋田・琉球のようなことが起こることが怖いです。
投稿: チャリ通 | 2017年4月24日 (月) 00時52分