明治安田生命J2リーグ 2017 第8節 湘南vs岐阜 戦
こんばんは、前回の記事で平塚市より先に伊勢原市がふるさと納税の返礼品に湘南ベルマーレを採用していることを書きましたが、Shonan BMW スタジアム平塚行きバスが発着する伊勢原駅南口には伊勢原市が湘南ベルマーレを応援する横断幕を掲示しておりますので、伊勢原市もよろしくと思う、チャリ通です。伊勢原駅前は平塚駅前と同様にバスに厳しい昭和規格な道路なので、本厚木駅、湘南台駅、町田駅などみたいにツインライナー(幕張、福岡、岐阜など全国で増えている連接バスのこと)を配備できないのが残念です。
とうとうフィギュアスケートの浅田真央さんが引退されたのは残念でしたが、しょうがないです。切手の弥勒菩薩像のような風貌もあってか「よい子日本代表」も兼任していたようなもので大変だった(しかもプロスケーター引退までよい子日本代表継続を周囲から期待されている)と思いますが、今後もがんばっていただきたいと思います。
4月15日(土)はShonan BMW スタジアム平塚で16時キックオフの明治安田生命J2リーグ第8節FC岐阜戦でした。天気は良かったですが風がありました。試合前には長期離脱の髙山薫選手を激励する選手や馬入に来ていたサポーターの映像が流されました。ヴェルディ戦のアディショナルタイムで負傷したかと思われていたGK秋元陽太選手は何事もなく出場しました。しかし3週間前は桜が残っているとは思いもしませんでしたが、ピークは過ぎたとはいえ8割近く桜が残っていて、お花見も出来ました。この春は変な気候です。
キックオフ前に5月7日(日)のアウェイFC町田ゼルビア戦のアウェイ席自由席のチケット販売がこの試合で予定していた枚数が完売してしまいました(コンビニなどでまだ買えます)。ゼルビアは大型ヴィジョン側の半分しかアウェイ自由席を割り当てない松本山雅FC並みの超強気のチケット割り当てをしているクラブなのですが需要があればバックスタンド中央までアウェイ自由席にしてくれます(それでも2012年の時は多数の来場断念者をベルマーレ側に出した)ので、なるべく早くアウェイ自由席を買いましょう。
第三者的にみれば両軍とも点がたくさん入って面白かった試合だと思います。しかし湘南ベルマーレ的に観ればJ1相手だったら5点以上失っていたであろう、3得点したけどまったく喜べない「極めてひどい試合」でした。大敗した讃岐戦に行っていないので何とも言えませんが、讃岐戦もこんな感じだったのだろうなあと思いました。
フィールドプレーヤーはだいたい湘南スタイルでやっているように見えるのですが、役割を果たせずに相手を襲うのを怠る「対応忘れ」をする選手が続出し、それを大木たけし軍団ならではの大勢で攻め上がるショートパスサッカーを岐阜にやられたようにみえました。ようするにこちらが未成熟です。湘南スタイルを継続しているといっても、昨年の主力が抜けて、それを18歳トリオの杉岡大暉・齊藤未月・石原広教選手など22歳以下と浦和やマリノスでダメだった選手で穴埋めしているわけですから、積み上げというより再構築というほうが近いです。それに対して湘南より年上の選手による岐阜は外人選手が効果的でした。今年は街の名前が岐阜と改名されてから450年という岐阜ですが、このあと下位のクラブとの試合が続くので、しばらく好調だろうなあと思います。
サッカーに限らず、子育てや若手の育成は「こうすれば確実に上がる」というものではなく、「一進一退」です。それを何度でも成功させ続けることを湘南ベルマーレは目指している以上、ここは我慢しなければいけません。曺貴裁監督も頭の痛いところでしょう。今シーズンは出場する選手が頻繁に入れ替わりますが、ちゃんとできている秋元陽太・アンドレバイア・菊地俊介・ジネイ選手は外されません。それ以外の選手はそこを目指して精進して欲しいと思います。22クラブ中2位以上を狙うのであれば、「引き分け」は「負け」とカウントしなければいけません。選手の皆さんは早くポジションをゆるぎないものに出来るようにしましょう。
4月22日(土)はShonan BMW スタジアム平塚で16時キックオフの明治安田生命J2リーグ第9節大分トリニータ戦です。ランテックスペシャルデーです。Shonan BMW スタジアム平塚はゴールデンウイーク前までバックスタンド増設工事中でその間観戦不可エリアができてしまうことが告知されております。湘南の元大分はいませんが安東輝選手が大分県出身です。大分の元湘南は山口貴弘・三平和司選手がいます。
女性向けの企画があるそうです。北海道コンサドーレ札幌のホームゲームの1ランク上の高齢率(若年層をファイターズにとられていて、さらに最近はトップチーム選手層も他クラブより高齢)はビビりますが、湘南ベルマーレホームゲームの男性率も確かに高いです。ちょっと前までカープファンといえば男性でした(球場に達川光男さんのようなファンがたくさんいた)。今のベルマーレは若い有望選手が多いのですから、がんばりましょう。佐藤美希さんが来場するそうです。
さらにこの日は2016-2017シーズン唯一のJ2・B1同日開催で、B1リーグ横浜ビー・コルセアーズ対新潟アルビレックスBB戦がトッケイセキュリティ平塚総合体育館で18時ティップオフとなっており、横浜ビー・コルセアーズコラボデーとなっております。サッカーが終わった直後にバスケットボールというくらいだと思われ、フードパークと駐車場は混むと思われます。翌日もこの対戦があるので時間的余裕は作らなさそうです(翌日は天皇杯1回戦YSCC横浜対筑波大学戦の後半とかぶる)。
川崎ブレイブサンダースも平塚では試合をしますが、横浜ビー・コルセアーズのトップスポンサーが産業能率大学ということもあって、同じく産業能率大学がスポンサーである横浜DeNAベイスターズ二軍、横浜ビー・コルセアーズ、湘南ベルマーレがセットに扱われて、平塚市もドリームパスポートというかたちで支援しております。
4月29日(土・祝)はシティライトスタジアムにて13時キックオフの、明治安田生命J2リーグ第10節のファジアーノ岡山戦です。第10節からゴールデンウイークの過密日程がスタートです。ゴールデンウイーク終了直後からFIFA U-20ワールドカップ(韓国・5/20-6/11)の直前合宿から本大会と続くので、対象選手は選出アピールのラストスパートです。欧州進出アピールならオリンピックよりもFIFA U-20ワールドカップですから、ぜひベルマーレからも何人か出したいです。
岡山の元湘南は大竹洋平選手がいます。2016年はJ1昇格プレーオフ決勝戦まで躍進した岡山ですが、2017年はスタートダッシュに大失敗して現状では残留もピンチで、今のところ22位の群馬と20位の京都にしか勝てておりません。湘南ベルマーレは伝統的に山陰・山陽・四国・九州会場での試合を苦手にしておりますが、不調の岡山ですので勝っておきたいところです。
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