明治安田生命J2リーグ 2017 第2節 湘南vs群馬 戦
こんばんは、まだ3月第1週なのに経営難のV・ファーレン長崎が資金ショートになるとかならないとかで、何とかならないものかなあと思う、チャリ通です。
一応民間企業なので市場から退場がある地方銀行は「看板だけは県代表だけど実は他県の銀行の子会社」というところが多いのですが、その一例で「長崎県の銀行はすべて他県の銀行が親会社」となっているので、なかなか融資は難しいでしょうねえ・・・。まあベルマーレのスポンサーの平塚信用金庫はTRIバンクの中で最小規模なので、3信金が合併したら確実に三浦半島方面に持っていかれちゃう(しかもTRIバンクと商圏がかぶっているライバルのほうが湘南信用金庫と名乗っていている)と思われ、他所のことは言えないのですが・・・。
とりあえず年末のシーズン終了まで長崎にも全日程を履行してもらわないと他のJ2・21クラブにも被害が及びますので、速やかにどこかが融資してほしいと思います。その前提として理由をすべて明らかにした上で、長崎県庁の偉い人あたりを人質として派遣することを、今月中にやらなければいけないという、時間的にめちゃくちゃヘヴィなタスクが必要と思います。赤字なのに外人やらを補強した上で、人件費リーグ最低レベルの群馬に圧勝して、鳥取のような弱体化を防いだのは、長崎のファイナンシャルアンフェアプレーで、この相手に対しての勝利は余計でした。天災の福島や熊本がピンチなのは救済に値しますが、「放漫経営をしたほうが助けられて、真面目にやったほうが致命的な打撃を受ける」という大分・愛媛的なのはよろしくないので、鳥栖などのように自己解決してくださいとしか言えません。長崎はJ2トップクラスの観光地(食・夜景・歴史史跡)であるので、ここからJリーグを失いたくはありません。まだあの「女の都団地」行きバスに乗ったことないですし・・・。
3月4日(土)にShonan BMW スタジアム平塚で16時キックオフの明治安田生命J2リーグ第2節ザスパクサツ群馬戦でした。ららぽーと湘南平塚スペシャルデーにあわせて、ららぽーとのカード事業が一任されているクレディセゾンからも支援があったようです。このカード提示すると当日券が少し安くなります。JREポイントカードにもこの割引がありますので、ららぽーとTOKYO-BAYやペリエ千葉で発行されたこれらを使って、千葉県民も当日券割引ということでよろしいでしょうか?。そうなるといままでのラスカメンバーズカード特典と比べて関東各地に多数の当日割引対象者が出ます。これはどんどん告知をしなければいけません。
「#一万人で戦闘開始」プロジェクトというものを実施しておりましたが、動員は9,021人に留まりました。土曜日の晴れた日のホーム開幕戦で、NPBと大相撲がシーズンオフ、そばにある野球場や体育館に有料興行がなかった日でしたので、作戦的には失敗です。大型ヴィジョン寄りの席が空いておりましたが、ホームのサポーターで集客しなければいけませんので、言い訳にしてはいけません。これだとメイン自由席の千葉サポーターががっつり利用しそうな気がしますが、千葉戦に向けて改善しましょう。
試合はキックオフから湘南がたたみかけて、今月船橋市立船橋高校を卒業した3バック左の杉岡大暉選手が、ドリブル突破から初ゴールを挙げて先制します。他クラブからは驚かれますが、湘南ベルマーレでは3バックの左右がFWを追いぬいてゴールやアシストをするのはわりと普通であって、これが出来ないと試合に出られません。とはいえ18歳の選手がこれをやるのはすごいです。
しかしこの試合もある程度進んだところで不安定になり、結構群馬に攻められました。群馬は「後方から走るシャドーストライカー」は何人もいるようなのですが、「ゴール前でDFと競ってくれるエースストライカー」がいなくて苦労しているようです。湘南と鳥栖で「J2だと活躍するけど、J1では通用しない」ということを証明してしまった岡田翔平選手をDFと競らせる役に起用していましたが、使用方法が違うと思います。
その岡田翔平選手を風よけにして、カウンターを担っていた群馬の新人の高井和馬選手は活躍していました。群馬は今年も群馬だなあと思いました。湘南はMFやDFの守備が出来ておらず、2012年の「大野和成・遠藤航選手らの裏がとられまくるので、GKが1対1勝負優先で阿部伸行選手になっていた時」を思い出しました。このときは周辺選手の協力で改善させましたので、今年ももう一度その方向になるのでは?と思いました。
後半も開始早々に髙山薫選手が群馬の松下裕樹選手にペナルティエリアで蹴られたことでPKになり、自分でPKを決めました。
直後に群馬の高井和馬選手にカウンターでプロ初ゴールを決められてしまいましたが、今度は湘南の髙山薫選手がカウンターでゴールを挙げて、湘南ベルマーレが連勝しました。
髙山薫選手は2016年のJ1で最もスプリント回数が多かった選手です。1部リーグの個人1位はどの分野でも尊敬に値します。本人がどこでもいいからJ1で獲ってくれませんか?とアピールすれば、J1のどこかが獲得できたと思います。しかし湘南ベルマーレに残りました。2018年の誕生日で30歳であるにもかかわらず・・・。もう選手としては彼はベルマーレ以上はなく、ベルマーレを上げるしかないと思います。結果につながればいいと思います。
群馬の元湘南である鈴木雄太・小林竜樹選手はベンチどまりでした。
三社共同育成プロジェクトが発表されましたが、詳しいことは分かりません。
第2節が終わった時点で首位ということには、強さの証明にはなりません。とりあえずチーム構築の精度が低いのを改善していかなければいけません。ラインダンスの時に花火が上がって驚きましたが、よかったです。
3月12日(日)は石川県西部緑地公園陸上競技場にて13時キックオフの、明治安田生命J2リーグ第3節のツエーゲン金沢戦です。金沢にとってはホーム開幕戦です。「初対戦」「観光地としても人気の金沢」ということで、遠征される方も多めかもしれません。ただちょっと寒いかもしれません・・・。湘南の元金沢は安東輝選手がいます。昨年まで湘南にいた大槻周平選手の兄の大槻優平選手が、なぜかFWにコンバートされて先発出場しています。金沢はまだ勝ち点と得点がないですが、試合数が少ないので何とも言えません。
連休中日の3月19日(日)はニンジニアスタジアムにて15時キックオフの、明治安田生命J2リーグ第4節の愛媛FC戦です。湘南は伝統的に山陰・山陽・四国・九州会場での試合を苦手にしており、2014年にJ2連勝記録を作っていた時に途切れたのもニンジニアスタジアムです。第4節愛媛戦が2017年3月で最大の関門であることは間違いございません。湘南の元愛媛は秋元陽太・表原玄太選手がいます。愛媛の元湘南は三原向平・白井康介選手がいます。道後温泉本館は2017年の国民体育大会後に改修工事をするため7年間閉鎖するそうですので、そちらを逃せない人はどうぞ。
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コメント
ほとんどの練習が非公開のうえ、決起集会は前日にスタッフが交通事故を起こして現行犯逮捕されたことで流れてしまい、未だに名前と顔が一致しない選手が大半というチームです。
それでも数少ない練習見学の中で、「どうみてもワントップやってるの岡田だよな、おかしいなあ」と思ったまま今に至ります。
杉岡は噂以上ですね。
「高卒ルーキーにJ初得点献上しちまったぞ。うちの大卒ルーキーも負けるな」と6G南側で細々応援した甲斐だけはありました。
どうせ来年はいません(予定)が。
投稿: ただもの | 2017年3月 8日 (水) 21時32分
ただものさん、コメントありがとうございます。
ザスパクサツ群馬は、毎年チーム内で人選が決まっていなかったり連携がまとまっていない状態からスタートして、徐々にチームがまとまって、お盆以降は結構強いというシーズン後半型のイメージですので、第19節あたりではなく第2節で対戦となった湘南ベルマーレはラッキーだったと思います。
ワントップは、適当な選手がいないのでやむを得ず岡田翔平選手なのでしょうね・・・。誰でもいいポジションでしたら湘南の宮市剛選手の期限付き移籍あたりはどうでしょうとは思うのですが、力不足の可能性があるのでなんとも・・・。
湘南スタイルの「3バックの左右」は、FWを追い越してゴールやアシストが求められますので、右の山根選手もそうだったように、試合に出られればDFで出場してもゴールが狙えます。
既に「群馬は新人を活躍させて、すぐに大手クラブにプロA契約で送り出してくれる」と大学サッカー界ではブランド化していると思いますので、高井和馬選手も1年目からやりそうですし、少なくとも今後数年はいい新卒が獲得できると思いますよ。
投稿: チャリ通 | 2017年3月 9日 (木) 17時35分