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明治安田生命J1リーグ 2016 2ndステージ 第16節 湘南vs甲府 戦

こんばんは、10月にららぽーと湘南平塚が開業して、先週末に初めて行ったのですが、普通の大型ショッピングモールだなあと思った、チャリ通です。

ただ、物珍しさからお客さんが多めに来ており、開業前から指摘されていた渋滞が大変そうで、まるで沼南(しょうなん)にある千葉県ワーストクラスの渋滞メーカーことセブンパークアリオ柏のようでした。もともと平塚駅前と茅ヶ崎駅前は道路は同じくらい貧弱でしたが、茅ヶ崎駅前はスーパーマーケットやマンションが林立していたところが、平塚駅前は逆に十字屋創業店やサンバード長崎屋創業店などの撤退が相次いでいたので、今まで平塚駅前の道路は空いておりました。ところが今回のららぽーと開店で、平塚駅前も茅ヶ崎駅前っぽい渋滞になっているように見えました

総武線・京葉線沿線ではもはや大型ショッピングモールなんて多すぎて隣の市のやつにまで行かない(どこもほぼ同じだし、普段買うもののコーナーが大型なのに極狭なので「食品+消耗品スーパー」あたりのほうがラクで安い)というくらい総武線・京葉線沿線は大型ショッピングモール過剰状態(このため三越、そごう、パルコなどが続々と脱落)ですが、いずれ平塚も自称ツインシティに出来るイオンが出来てそうなるのではないか?と思います。

意外とちゃんとした記事を書く永里源気選手(荻野中)が所属するアルビレックス新潟のようなユニフォームのチームが、残念な理由でリーグが中断となったためタイプレミアリーグ昇格を決めた先週末、10月29日(土)にShonan BMW スタジアム平塚で14時キックオフの、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第16節ヴァンフォーレ甲府戦でした。近年は最終戦セレモニーにユースの選手も並ぶので、アカデミーのスポンサーだからか、RANTECのスペシャルデーでした。

湘南ベルマーレは前節に2017年のJ2リーグ参戦を決めましたが、そもそもプロなのに栗田工業ラグビー部(厚木市)にすらトレーニング設備で負けている湘南ベルマーレですし、日刊スポーツで発表されている選手年俸も安いですから、しくじってJ2に落ちることもあります。がんばれば移籍できるからこそ最初にベルマーレに入団してくれるわけで、移籍が難しかったら「巨人に指名されなかったら、ノンプロ入社」という昭和のプロ野球のような世界になって、ベルマーレになんて誰も入りません。20年単位で見て「Jリーグ全体の30位くらいから、Jリーグ20位や18位などを行ったり来たりしながら、今回は8位から17位に落ちた」という「全体では右肩上がりの一部分」です。数年後に7位以上になれればOKです。

観客動員3年連続前年割れがほぼ決定的で、リーグ観客動員数最下位を独走するヴァンフォーレ甲府ですが、わりと近い平塚での試合で、長年同じような成績で競う良きライバルであり、J1残留のために重要な試合ということで、たくさんの甲府サポーターが平塚にいらっしゃいました。このおかげもあってこの試合は11,883人の観客動員があり、J1リーグホームゲーム17試合の全観客動員は196,012人1試合平均11,530人でホームゲーム全日程を終了しました。前年の20万人を割ってしまったのは営業的に残念です。昨年なかった雨の試合が今年はあったため、数字を落としてしまいました。広告料収入的にも、新スタジアム関連のアピールのためにも、ちょっとでも動員の数字を上げなければいけません。おそらくJ1観客動員16位で終わりますので、湘南サポーターは降格について現場組をとやかく言えないと思います

ホーム最終戦なので試合前にベルマーレクイーンのあいさつ、ハーフタイムにボランティアへの感謝状贈呈がありました。今年は成績が悪かっただけでなく特にホームゲームであまり勝てなかったので、申し訳なかったですね。

登録メンバーをみると、大宮戦で結果を残したFWジネイ選手が先発、さらにGK梶川裕嗣選手が今季初先発でした。いくらもっとも定位置獲得が困難なキーパーであっても大卒3年目なので、そろそろ心配だった梶川裕嗣選手がどれだけやれるのかが気になります。菊地俊介選手が大宮戦に続いてベンチ入りし、途中出場でホームゲーム復帰を果たしました。

それにしても甲府は、土屋征夫選手(42歳・J1現役最年長)、津田琢磨選手(36歳)、山本英臣選手(36歳)、マルキーニョスパラナ選手(39歳)、石原克哉選手(36歳・控え)、盛田剛平選手(40歳・控え)と、「ダヴィ選手(32歳)、保坂一成選手(33歳・ベンチスタート)、柴村直弥選手(34歳・遠征メンバー外)あたりは若手」とみなせるぐらい、ベテランが活躍しています。甲府のベテラン選手も結構走っているということを認める上で、若手が務めるFWやMFが守備にどんどん後方に走って相手のコースを限定させるおぜん立てをして、「江戸時代の鷹狩りのお殿様」のようにベテランDFが仕留めるという守備なので、ベテランに配慮した守備をしています。Jリーグでは甲府独自のサッカーなので、これはこれで見ごたえがあります。そしてこのプレーになれちゃうと湘南スタイルにはあわないだろうなあと、一生懸命守備に走るけど高い位置で自分でボールを奪取出来ない下田北斗選手をみて思います。

こういうディフェンシブな相手ですので、どちらもシュートが少ないです。これはしょうがないです。そのあおりでGK梶川裕嗣選手の見せ場が少なかったような気がします。

そんな少ないチャンスの中、今年は全対戦相手から攻略ポイントとして狙われていた三竿雄斗選手が、本来の実力発揮のすばらしいフリーキックを決めて、湘南が勝ちました

湘南 1-0 甲府

相手のFWダヴィ選手は以前ほどすごくなかったですね。

GK梶川裕嗣選手も少ない見せ場をきっちり抑えて、「J1のリーグ戦で完封勝利」という実績を作れたことはよかったと思います

これでリーグ戦14試合ぶりの勝利で、セカンドステージ最下位を脱出しました。同時に順位も確定し、湘南ベルマーレの2016年J1年間順位は17位に確定しました。2017年はがんばりましょう。

今節はJ1全会場が同日同時刻キックオフだったのですが、残るJ2降格枠である年間16位の可能性がある、磐田、甲府、新潟、名古屋がすべて負けてしまい、年間16位決定は最終節に持ち越しとなりました

まだまだアウェイの試合が残っておりますし、そのあとに天皇杯昇格するかもしれないU-18のリーグ戦が残っております。Fリーグもあります。2016年の湘南ベルマーレはまだまだ終わりません

明日、11月3日(木・祝)は、パロマ瑞穂スタジアムで13時30分キックオフの、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第17節名古屋グランパスエイト戦です。湘南の元名古屋は甲府戦で活躍したユースのみの梶川裕嗣選手がいます。名古屋の元湘南は菊池忍フィジカルコーチ、古林将太選手がいます。既にチケットは完売しております。

この試合はスカイAで全国生中継されますので、阪神タイガースファンや、ケーブルテレビが観られる環境の方も観ることができます。既存客向けサービスのスカパー!だけの試合よりアピールができます。

ホームの名古屋は現時点で年間16位なので、最低でも引き分け、できれば湘南に勝たないとJ2降格をしてしまいます。よってプレッシャーの中で死に物狂いで湘南戦に挑むと思われます。名古屋でのヤマザキナビスコカップと、平塚でのJ1リーグ戦は、いずれも湘南が勝っておりますが、この2試合を采配していた、いったい何をどうやったらここまで大きくチームを壊せるのであろうという采配だった小倉隆史監督を、名古屋は既に解任しているので、同じようには戦えないと思います。来年のJ2の構成のことを考えず、自分の勝利給のために名古屋に勝ちに行ってほしいと思います

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受信: 2016年11月 3日 (木) 10時57分

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