明治安田生命J1リーグ 2016 2ndステージ 第12節 湘南vs福岡 戦
おはようございます、みんスタでShonan BMW スタジアム平塚のホーム/アウェーのスタンド入れ替えについての記事が出ましたが、何年かおきにEFSが話題提示しますけど、ホームのサポーターが大型ヴィジョンが見にくいとかライトユーザーそっちのけもいいとこですし、そもそも相模湾が少し内海ということもあって風向きがどうのこうのというほど風の強い日は平塚ではたまにしかないのに風のせいとかカッコ悪い(風といったら、正田醤油スタジアムとアルウィン)ので、乗り気ではない、チャリ通です。基本的にコイントスで変更しなければ「前半は相手陣地に向かって攻めて、後半は自陣に向かって攻める」なので、席を入れ替えれば後半は向かい風に向かって攻めるということになり、もしEFSの主張通り風が強いのであればプレーヤーにとって厳しい決定になるという屋外競技経験者なら思いつく発想が、EFS幹部にプレーヤーですごかったという人を聞かないから、ないのでしょうね。水濠の件はそのぶんスペースが大型ヴィジョン側に確保されているので変わらないような気がしますし・・・。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」最終回が掲載された週刊少年ジャンプが発売された9月17日(土)は、平塚八幡宮のお祭りの裏でShonan BMW スタジアム平塚で19時キックオフの、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第12節アビスパ福岡戦でした。
2009年のホーム福岡戦で80分ごろまで2点差で勝っていたのに、ペットボトルのお茶を配布したら10分で3点獲られて負けたという試合がありました。にもかかわらず2016年のアビスパ福岡戦で試合前にペットボトルのお茶を配布することになりました。その結果、開始1分で下田北斗選手がハンドでPKを与え、勝負が決定してしまいました。キリンビバレッジに恥をかかせて、営業的にアホです。
2失点目は前半15分に湘南DFが何人もいたところを福岡の平井将生選手がミドルシュートを決めました。あとは福岡が守りを固めて試合終了です。實藤友紀選手が退場したことで逆に専守防衛となって難しくなりました。
下田・三竿・岡本・石川・島村選手あたりに共通するのですが、相手の攻撃をしている選手を追うことは一生懸命するのですが、「ボール奪取がJ1レベルの実力ではない選手」が多く、その結果引きずられてズルズルDFラインを下げるプレーヤーが多いことが、2月から一貫して続いているサッカーです。2015年の時点でほぼすべての相手J1クラブが三竿選手めがけて攻めがちだったのでとっくの昔にバレている弱点ですが、2015年は永木・菊地俊介・遠藤航選手がその前に出て高い位置でボールをカットして、ショートカウンターをしたおかげで気になりませんでした。2失点目も岡本・藤田征也選手あたりが「追うだけでボール奪取しなかった」ためにミドルシュートが撃たれてしまいました。
このズルズル下がる癖をカバーするのがアンドレバイア選手と、本来攻撃をしなければならない髙山薫選手や菊池大介選手なので、長い距離を走らなければいけない髙山薫選手や菊池大介選手はまともに攻撃ができません。これも湘南が2月から一貫して続いているサッカーです。いろいろ工夫はしているのはわかるのですが、2011年に在籍していた石神直哉選手が何人もいるみたいなので改善がされておりません。石神直哉選手も2015年の湘南のDFラインに入っていれば、ACLクラブに移籍できるくらい超活躍していたんだろうなあ・・・。
福岡はとても集中してプレーしたのに対して、開始1分でゴールライン近くまで来てクロスしかないのに追うだけで放置した結果ハンドという「集中力に欠いたプレー」は、擁護できません。リーグ戦10連敗ってなかなかできるものではなく、間違いなく湘南ベルマーレは弱いです。そこから始めましょう。
次は9月22日(木・祝)19時にShonan BMW スタジアム平塚でキックオフの天皇杯3回戦J2徳島ヴォルティス戦となりました。17日(土)にホーム福岡戦、25日(日)にアウェイ磐田戦があるので、控え選手中心だと思います。対するJ2徳島は昇格も降格もなさそうな順位にいるので、天皇杯のほうに注力する可能性がありますが、鳴門での試合ではないので上のリーグにいる湘南が勝たなければいけません。徳島の元湘南は岩尾憲選手、甲本偉嗣コーチ、中河昌彦コーチ、カルロス・スリアーノコーチがいます。徳島は7月の横浜FC戦を観ましたが、引いて守って、カウンターのサッカーでした。
この日はBリーグ初年度の開幕戦(代々木)があり、野球や大相撲を含めてサッカーは分が悪いです。オリンピック出場を逃がしたバスケットボール男子ですが、今回は川淵三郎さんがJリーグから連れてきた大河正明チェアマン(バスケットボール部出身)が率いるので、それなりに盛り上がると思います。Jリーグよりも同じ体育館競技のFリーグ(ワールドカップ中断を入れたけど日本代表は敗退)のほうが影響を受けるだろうなあと思います。
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コメント
いやあ、とうとう10連敗。 1999年以来とか。 こういう試合をするクラブはそう多くはないが、2度目の10連敗とは。あと1敗でクラブワーストの11連敗です。こんなありがたくない記録ですが、上には上があって京都の17連敗がJリーグのワースト記録なそうな。さすがにこれを目指せとは言えませんが、言わなくてもそれに近づきそう。
湘南スタイルなんて言っているんですが、勝ちもしないし、面白くもないし、こんな戦い方に
価値がありません。
金もなく補強もできないから、湘南スタイル
なんて言ってごまかしているだけ。
投稿: どうにもならない | 2016年9月18日 (日) 15時28分
どうにもならないさん、コメントありがとうございます。
繁忙期につきコメント対応が遅れてしまいまして、申し訳ございませんでした。
欠点が春の段階でわかっていて、それを修正できないまま今日まで至るというのが、厳しいところですね。
今年で湘南ベルマーレが終わりというわけではないので、テキトーに流して次に備えましょう。そう、選手やスタッフは大変でしょうが、サポーターについては負けているときは無理をしないでいいのです。子育てと一緒でここで深刻になってしまうのは、結果につながらないような気がします。
投稿: チャリ通 | 2016年9月20日 (火) 19時01分