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明治安田生命J3リーグ 2014 第30節 相模原vs福島 戦

こんばんは、2014年度の全国高等学校サッカー選手権大会神奈川県予選の準決勝が相模原ギオンスタジアムで開催され、ニッパツ三ツ沢球技場で11月8日(土)13時05分のキックオフの決勝(テレビ神奈川で生放送)が「県立厚木北高校 対 日大藤沢高校」に決まり、神奈川県代表が湘南ベルマーレホームタウンから出場すること、というか、どちらもオイラが住んだところにある高校なのがうれしい、チャリ通です。私立の日大藤沢高校の練習環境は湘南ベルマーレU-18よりいいですが、体育コースこそあれど、馬入人工芝が確約されている湘南ベルマーレU-18より恵まれていない県立厚木北高校のことを考えると、遠藤航選手がいたころと異なる今の湘南ベルマーレU-18って、判を押したように湘南ベルマーレU-18よりいつも下のリーグにいる平塚学園高校サッカー部も含めて、だらしなくみえるので、ちゃんとした計画がないとどうも暴れん坊基金に参加する気が起きないのですよね・・・。

全国高等学校サッカー選手権大会神奈川県予選の準決勝の翌日である11月2日(日)は、相模原ギオンスタジアムの明治安田生命J3リーグ相模原vs福島戦に行きました。今年はベルマーレ以外では、柏・福島・J-22・相模原・町田の試合を行こうと思ったのですが、ベルマーレと提携している福島については11月までスケジュールが合わず、シーズン終盤にようやく実現しました。相模原については今季2試合目です。

この日はあえて相模大野駅を使用せず、原当麻駅から徒歩で相模原ギオンスタジアムに行こうと思いました。JR相模線で原当麻駅へ移動し、三和麻溝店の前を通って、相模原台地を登って、相模原ギオンスタジアムに駅から25分くらいで到着しました。相模大野駅前の大渋滞を考えれば、原当麻駅経由の徒歩のほうが行きも帰りも個人的には好みです。野津田登山よりも緩やかでしたし・・・。

この日は午前中に「さがみはらドリームマッチ2014」として、名波浩選手率いる「J DREAMS」というJリーグOB選手と、SC相模原の2ndユニフォーム着用の「相模原市高校選抜」の対戦がありました。名波浩選手は前日の千葉戦に引き分けたジュビロ磐田の監督ですが、監督就任前に受けた仕事であり、ジュビロの試合とも被らなかったため、この試合に参加しました。やべっちFCとのタイアップで矢部浩之さん(ナインティナイン/センターFW)や、桜井和寿さん(Mr.Children/右FW)、「ディエゴ・加藤・マラドーナ」ことマリノスU-15→帝京高→順大→元YSCCの加藤謙太郎さんも出場する豪華なものでした。元ベルマーレとしては名良橋晃さん、前園真聖さん、都築龍太さんが出場しました。正直どこもあまり強くない相模原市の高校選抜は、東海大相模高から40%、SC相模原U-18から40%、残りを弥栄高や光明学園などから数名ずつ(前日まで選手権だった麻布大附属高からは選出されず)という高2・高1の連合チーム(全校が選手権敗退済みで、リーグも県2部以下のため、3年生が引退済み)でした。名波さんの知人たちということで、この高校生が生まれた1997年ごろのスター選手が多かったですね

選手入場で一番「キャー」と言われたのは、矢部浩之さんに抱えられて入場した赤ちゃん(矢部さんの長男?)だったと思います。キックオフ後に福西崇史さんが飛び入りしました。名良橋晃さんはいつものように何かをかぶって参加です。

試合はキックオフ直後に高校選抜が先制。しかしディエゴ・加藤・マラドーナ選手がコーナーキックをゴールに決めて同点で前半を終えます。後半に前園選手が決勝ゴールを決め、最後に矢部浩之さんが追加点を挙げて、J DREAMSが勝利しました

J DREAM 3-1 相模原市高校選抜

フットサルではなくフルコートのサッカーであることを考えれば、アマチュアの矢部浩之さんは頑張って走っていたと思います。桜井和寿さんが予想以上のプレー内容でビックリでした。ベルマーレのイベントでご存じのとおり、ディエゴ・加藤・マラドーナさんは、相変わらず結構うまいです。ピッチサイドの特別チケットでハイタッチができたので、桜井さんのファンは貴重な体験ができたことでしょう

試合終了後メインスタンド前では矢部さん、桜井さん、福西さんあたりの出待ちが多数いたそうですが、福島ユナイテッドが練習を始めたころにスタジアム内に止めていたマイクロバスにほとんどの選手が乗り込んで帰ってしまい、出待ちの皆様は空振りでした戸田和幸さんが町田ゼルビアのホームゲームイベントと掛け持ちだったそうですが、後半途中で下がった後、最後の全員集合におらず、下がった時点で野津田に向かったものと思われます。福西さんにいたっては等々力でNHKの解説をした後、夜のNHKにも出演しておりました。

相模原のスタジアムDJが先制点を挙げた高校生に声が小さいと悪態をついて、怒りを覚えました。この人がベイスターズをクビになった理由は「強き(スポンサー・選手)を助け、弱き(ファン)をくじく」という、客イジリというより客イジメという、スポンサーにとって困るトーク態度だと思うのですが、オイラより年上なのに未だに反省していないのだなあと思いました。石橋貴明さんなどのようにイジリ後のケアができないのであれば、最初からイジってはいけません。

で、メインイベントのJ3リーグの試合なのですが、結構お客さんが帰っておりました。バックスタンドは20%、メインスタンドは40%くらい減だと思います。これはホームチームの選手にとってキツいなあ・・・。

昼食はチョリパン(チョリソーのホットドッグ)というものを食べました。割高だと思いますがおいしかったです。数年前まで相鉄海老名駅(海老名そば)「ミニカレー」という、相模原を裏切って町田に出店しているYASSカレーくらいの分量のカレーライスがあり、それが200円だったので、価格3倍+トッピング代のYASSカレーの割高感から、どうもスタジアムグルメってどこも割高すぎるイメージがあります。今年も町田の歯止めがかからない動員減少より、今は町田より相模原のほうが観客動員が多いので、また相模原に出店したりして・・・。

福島は元ベルマーレのGK植村慶選手と、ベルマーレから期限付き移籍中のMF安東輝選手が先発フル出場しました。相模原は元ベルマーレのMF佐野裕哉選手が先発フル出場、同じく元ベルマーレのMF菅野哲也選手が途中出場しました。

この日、サブグラウンドのギオンフィールドでは中学生のサッカーの試合があったのですが、J3リーグの試合とほぼ同時に始まった中学生の試合のホイッスルが、福島側の客席ですごくよく聴こえるので、J3リーグの試合なのか、中学生の試合なのか、混同しそうになりました。ホーム側の客席では気にならないのかもしれませんが、ぜひ来年は「ギオンスタジアムでのJリーグやなでしこリーグの試合中は、ギオンフィールドでのホイッスル使用禁止」という運営を真剣に検討してほしいです

相模原対福島戦の試合内容につきましては、まあお客様に帰られちゃうよなあというレベルだったと思います。7,860人入ったそうですが、J3リーグの試合は5,000~5,500人くらいかなあと思いました。やはりJ2とJ3リーグの間には「インカレ」が入るくらいレベル差があると思われ、国士舘大(町田市初のJFLチームでもある)、法政大(大学は町田、部は相模原)、青山学院大(相模原)の一軍ですと選手が3年で退団せず、レベルも町田ゼルビアやSC相模原より上とくれば、町田ゼルビアやSC相模原が人気が出ないのもうなずけるなあと思います。

MF安東輝選手は中盤の底で福島ユナイテッドを代表する選手になっていると思いますが、J3リーグのスピードから来年いきなりJ1の湘南に来ても厳しいと思われ、ワンランク上のJ2への期限付き移籍を検討したほうがよいと思いました。福島ユナイテッドはボールをつないでゴールに持ち込みたいのだろうなあと思いましたが、センターサークルを越えたあたりで既に相手にブロックを構築されるくらい進撃が遅い(2012年のJ2町田に似ている)ので、最後はいつも壁をはさんだミドルシュートになり、ゴールから遠いので決まりません。安東選手以外のベルマーレからレンタルされている選手はベンチ入りもしていないので、どれくらいのプレーをするかはわかりません(福島は提携であって子会社ではないので、戦術や起用法をベルマーレから要望できません)。

試合はMF佐野裕哉選手のパスに途中出場のFW松本祐樹選手が反応して、GK植村慶選手の横をついて相模原が先制し、それを守って勝利しました。

相模原 1-0 福島

負けましたけど、GK植村慶選手が試合に出ていてよかったです。

相模原のMFトロ選手は元ブラジル代表選手のセントラルMFなのだそうですが、すごいディフェンスをするわけでもなく、ドリブル突破力があるわけでもなく、すごいパスを出せるわけでもなく、普通レベルの選手だったと思います。目立つ選手は両軍ともにおりませんでした。相模原は町田や長野と異なり選手の半分がアマチュアだそうですが、いよいよ全員プロを検討すべき時期が来たのでは?と思います。この試合も運動量が乏しく、J-22戦でもフィジカル負けをしておりましたし、まずは全員プロ化をして走り込みをする必要があるのではと思います

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