J2 2014 第22節 湘南vs熊本 戦
こんにちは、読売ジャイアンツもヘルメットアイスを販売したり、阪神タイガースも来場者にユニフォーム配布を行ったり、プロ野球もグッズ商法に力を入れ、ビジネスが成り立つものはヨソのもの(この場合はMLB)を積極的に取り込んでいるなあと思った、チャリ通です。プロ野球は12球団に厳選されているので、確率はともかくすべての球団が日本一になる可能性があり、どの球団も10試合観に行けば最低でも2試合は勝てるというところが、いいところと思います。Jリーグの場合はJ3リーグまでで50クラブ以上もあって、民主的ではあると思いますが、そのかわり革命的なルール変更がないかぎり、経済や地理的な理由で今世紀中のJ1昇格は無理そうな、かけ離れているクラブも出てきましたし・・・。これはトレードオフの関係なので、むしろプロ野球はどこでも優勝出来て1億円プレーヤーになれることを、Jリーグはどこでも参入できて移籍が自由であることを追及してほしいです。
計画もなく子だくさんになった家族のごとくチームを増やして、いくつか亡くなった(22チームが現存)ことで、「サラリーマン選手の実業団より下手で低収入のプロによるリーグであること」が根本的な問題であるbjリーグが、自己を全否定しないと世界から求められている統一国内トップリーグを作れず、2020年の開催国枠のある東京オリンピックに、男子バスケットボールだけエントリーさえ出来ないかもしれないとか、アホすぎてついていけません。あのプロ野球でさえ二軍や若手選抜と実業団や大学が対戦しているのに、バスケはアマチュアお断りって、女子バスケ無視の件を含めてbiリーグにとって不都合だからとしか考えられません。あんまりアマチュアお断りって言われたら、逆パターンの名古屋オーシャンズの立場もありません。
7月20日(日)は、Shonan BMW スタジアム平塚にてロアッソ熊本戦が、19時キックオフで開催されました。先日の記事では微妙なパーセントだったのであえて書かなかったのですが、雨予報が出ておりました。例年7月中旬に梅雨明けをするので、この時期雨なこと自体はしょうがないです。日本海側に配慮して1月前後の降雪期に試合をやらないことで、6月・7月の梅雨時に太平洋側(梅雨時は毎週1日以上雨でも、12月下旬から2月中旬の間の雨や雪の日が10日を超えることはありえない)が試合をするということを受け入れていることは、秋春制に反対している方々も頭の片隅に置いてほしいものです。残念ながらShonan BMW スタジアム平塚はその影響を大きく受けており、雨予報で集客が減ります。
でも、湘南スプラッシュサマーは、結構頑張っていたと思います。ダックすくいをやっているところを見ましたが、お玉が特製の小さいやつで、あれで3個以上取るの難しくないか?と思いましたが、景品のダックが子供には良いと思いました。ダーツや輪投げは「5つで2ビンゴすればTシャツプレゼント」とパーフェクトが必須なのが厳しいですが、逆にダーツバーに行っている大人は活躍できそうです(参加賞はベルマーレうまい棒)。大声コンテストも高得点のコツがありそうですね。一番奥にテーブルとイスがあるのに気がつかない人もいそうでしたが、これはしょうがないですね。スタッフさんのアロハシャツを良く見ると湘南ケーブルネットワークの柄が入っていて、さりげなくスポンサーになっているようです。ベルマーレクイーンが浴衣でディズニーランドのスタッフ風に頑張っておりました。この時点で雨が降っていなくて、良かったです。これを8月まで何度もやるのですから、頻繁にお祭りがあるようで良いと思います。
大竹・古林・宇佐美・大槻・永木選手が怪我で離脱と怪我人が多いなか迎えた熊本戦。熊本も養父選手が出場しましたが、怪我の吉井選手は出場できませんでした。キックオフの時点でも雨が降っていなくて、良かったです。
熊本もディフェンスをゴール前から動かさず、まあここまでは最近対戦する他クラブと同じなのですが、獲った後の3~4人くらいでの攻め上がりが速く、これは手強いと思いました。最終的なシュート数で相手に負けたのは久しぶりで、なかなか効果的だったと思います。
前半はなんとか0対0で終えた後、ハーフタイムに平塚商工会議所青年部(YEG)による花火が打ち上がりました。昔、初めて花火を上げるようになったころは資金がなく微妙な花火でしたが、近年はノウハウの集積で満足できる花火が上がっております。こういうところでもクラブが成長したなあと思います。この時点でも雨が降っていなくて、「持っているなあ」と思いました。
攻めあぐねているときは、いつもたくさんもらえるコーナーキックやフリーキックをもとにセットプレーからなんとかできるのが、今年のベルマーレの強さでしたが、後半開始早々、早速DF三竿選手のフリーキックを、FWウェリントン選手が頭であわせて先制しました。
このころから雨が降り、カッパやポンチョを持っているひとや、シーズンチケットで黄緑色の簡易ポンチョをもらえるひとはそれで耐えられましたが、やはり何人かは雨ざらしになり、なかには連れてきたなかなか可愛い彼女が雨ざらしになっている彼氏もいて、嫌な思い出にならなければいいなあと、切に思いました。やたらとすぐ風邪をひく体質の子供もおりますが、雨については対策が難しいです。
さらにコーナーキック後の攻防の後、MF菊池大介選手がなかなか決められそうもないミドルシュートを決めて、2点差としました。
終了間際に熊本の速攻から、ベルマーレ的には「巻佑樹さんの兄」のFW巻誠一郎選手がヘッドで落としたところにFW仲間隼斗選手が飛び込むという、途中出場コンビによって1点を返されましたが、なんとか勝つことができました。それにしても昭和から平成の過渡期生まれはシュートくんが多いなあ・・・。親的は「翼くんは避けたよ」なのでしょうが・・・。
試合終了後、入籍した武富孝介選手が、古巣の熊本サポーターにあいさつに行きましたが、あいにくの雨なので撤収してしまい、ちょっとしか熊本サポーターが残っておりませんでした。これは仕方がないです。武富選手、この日はもってませんでした。まあ勝ったからいいでしょう。
なんかすごいという評価らしいのですが、現場も、スタッフも、サポーターも、そこを目指していたわけではないので、微妙です。2015年秋にJ1残留を決めるための逆算が大事なので、相手に研究されていることを認識しながら、もっと余裕を持って勝てるように修正する必要があると思います。
次の富山戦は福島関連の試合になるので、吉濱選手は先発を、白井選手は途中出場を目指して、曺監督におせじと、お中元と、練習での必死のアピールをし、得点に貢献して、福島の子や販売員が帰宅後に「去年福島にいた選手のおかげで湘南が勝った」と言わせられるように、武富選手の分もがんばりましょう。
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