来月からFIFAワールドカップブラジル大会
こんばんは、アジアチャンピオンズリーグをJリーグ勢が苦手にしておりますが、普通に弱かった今年の横浜F・マリノスは別として、毎年「ACL決勝トーナメント1回戦」が5月上旬に入るため、Jリーグ勢だけがゴールデンウィークの過密日程直後で、そりゃあ大変だよなあと思った、チャリ通です。かといってゴールデンウィークに週2試合をしなければ、遅くとも2月中旬にJリーグを開幕しないと試合を消化しきれないため雪国が反対するでしょうし、2月開幕回避のためにJ1を14クラブぐらいに減らして試合を減らすと収入が減りますし、日本のためにACLの日程変更を依頼しても、今年のようなワールドカップイヤーですと物理的に無理ですし、もうこの問題はずっと続くのだろうなあと思います。
過密日程最終戦である、元ベルマーレである熊本のスタジアムDJの小林弘記さん、2005年の最終戦でオイラにサインボールを投げた熊本の吉井孝輔主将(永里・中町選手と同期なので、今考えるとまあまあな当たり年だった)、ベルマーレ平塚ジュニアユース出身の養父雄仁選手らが所属するアウェイ熊本戦は、1対3で逆転勝利をしました。運動量が多いクラブなので最初の関門である過密日程を突破した13連勝(しかも長崎・熊本遠征を含む)は大きいと思います。
6月12日からFIFAワールドカップブラジル大会が開催されるため、5月に入って出場国が代表選手を発表しました。まずベルマーレOBの洪明甫監督率いる韓国代表が発表され、昨年までベルマーレに所属していたハングギョン(韓国栄)選手が無事代表に選ばれました。おめでとうございます。
ハングギョン選手はロンドンオリンピックにも代表に選ばれましたが、負傷で大会前に離脱してしまいました。今回はこのようなことがなければと思います。昨年ベルマーレが降格しなければ、少なくとも今年の夏まではベルマーレにいたと思われる選手なので、大変悔しいです。このような思いをしないためにも、早くJ1に昇格し、それを維持できるようなクラブになればと思います。現在所属する柏レイソルではハングギョン選手はまだ結果を出せていないので、ワールドカップをきっかけに柏でも活躍いただければと思います。正直、ハングギョン選手は洪明甫監督のお気に入り(!)なので、怪我さえなければ心配しておりません。
さらに5月12日と13日に日本代表も発表され、ほぼ大方の予想通りの選手が選出されました。最近活躍した印象がない柿谷・清武選手など、人によって「あの選手ではなくこの選手を」という意見はあると思いますが、それを言ったらキリがございませんので、監督が使いたい選手で良いのでは?と思います。1998年の「三浦知良選手を外すなんて」のような意見があってはいけません(実際当時衰えが目立っておりましたし・・・)。
元ベルマーレの石原直樹選手も候補には入っておりましたが、国際Aマッチに1試合も出ていない選手が選ばれるわけがございません。もうちょっと早く選ばれていればなあ・・・。使いこなせていなかった大宮アルディージャのキャリアが無駄でしたね・・・。
長谷部・内田・吉田選手など怪我人がそのまま選ばれており、1人くらいバックアップメンバーと入れ替えが起こりそうな予感がします。磐田の伊野波選手がワールドカップのため湘南戦欠場となりそうです。
欧州でそこそこ試合に出場し、代表にも出場していた乾・ハーフナー・細貝選手も落選し、「欧州で試合に出ていれば大丈夫」「ブラジルや韓国からの帰化選手は必要」ということではなく、「日本におけるそのプレースタイルの1番手か2番手」であることが要求されるようになりました。今後、日本代表は鹿児島合宿、キプロス戦(埼玉)、アメリカ合宿を経て、身体能力の高いコートジボアール、守備力に定評があるギリシャ、地元南米の古豪コロンビア代表とグループリーグを対戦します。とても難しい相手ばかりですし、もしグループCを勝ちあがっても、イタリア・イングランド・ウルグアイ・コスタリカのいるグループDとトーナメント1回戦を対戦しなければならず、無茶極まりないのですが、勝ちあがってほしいです。
今回、湘南ベルマーレからは各国の代表に選手を送り込むことができませんでした。次のロシア大会には選手を送り出せるよう、頑張っていきたいところです。例えばベルマーレの永木亮太主将がロシア大会で30歳なので、年齢的には間に合いますし、遠藤航選手より下はリオデジャネイロオリンピックも狙えます。湘南ベルマーレでアピールをして、U-20ワールドカップを含めた国際大会を目指しましょう。J2以上にとって「代表よりもクラブチーム」は、ただの負け惜しみだと思います。J1を狙う20代ばかりのベルマーレは代表を視野に入れて試合をすべきです。
今週末を持ってJ1は中断してナビスコカップになりますが、ワールドカップ期間中もJ2は通常開催されます。J1中断中はJ2が土曜開催となり、さらに実際にワールドカップが始まるとナビスコカップも開催されずJ1は完全にお休みになります。当然ワールドカップが最優先になりますが、いつもよりはJ2が注目されやすくなると思いますので、湘南ベルマーレとしては集客面で力を入れる必要があると思います。出来れば「湘南スタイル」を掲げて近所のマリノス・フロンターレ、選手の行き来があるレイソル・FC東京あたりのサポーターに平塚見学に来てもらいたいところでもあります。地域ワーストクラスに衰退している平塚市による平塚競技場改修のためにも、ひとりでも動員を増やせればなあと思います。
ワールドカップ期間中に圏央道が東名・中央・関越道を接続し、甲信越・群馬への自動車でのアクセスが向上しますので、これも活かしたいところです(当面は東名厚木が最寄りICで、来シーズンは寒川南ICが最寄りICとなります)。
今週末は土曜開催前最後の試合である、5月18日(日)16時キックオフのアビスパ福岡戦(Shonan BMW スタジアム平塚)です。毎年福岡市が多額の援助をしているのに、一部サポーターが新規サポーターと大口スポンサーを遠ざける活動をいつもしているために、勝手に衰退しているアビスパ(まともな親はあの客席に自分の子供は連れて行けないのでは?)ですが、試合中に平塚のお客さんにペットボトルのお茶を配布すればアビスパ福岡が勝ちますので、アビスパサポーターは1万本くらいお茶を購入して、応援する代わりにお茶を配って回ることがアビスパ勝利への近道だと思います。100万円くらいかかると思いますが、よろしくお願いいたします。
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