J2 2014 第9節 横浜FCvs湘南 戦
こんばんは、みどりの日はベルマーレ、ヴェルディ、FC岐阜は勝たないとなあと思いましたが、今は4月29日は昭和の日で、5月4日みどりの日に試合がないんだと、あとで気がついた、チャリ通です。ちなみに学習院大学卒業の天皇陛下は、まだ出ておりません(現在の天皇陛下は学習院大学を卒業されておりません。学習院大学卒よりはるかに教養がありそうですが・・・。)。
4月26日(土)は、ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FC戦でした。神奈川ダービーということでしたが、年を重ねるごとに横浜FCサポーターは平塚に来なくなっていて、札幌・山形・千葉・松本など、J2でも横浜FCより平塚に来場していただくクラブが多いので、個人的にはなかなかダービーという気がおこりません。たぶん横浜FCが採用しているチケット料金のカテゴリー制を今年湘南が導入した場合は、横浜FC戦は安いほうのカテゴリーになると思います。
快晴のこの日も、いくら同日同時刻にマリノスとベイスターズがホームゲームをやっていたからとはいえ、ホーム側の集客が2013年の町田ゼルビアより少なそうというのは、「神奈川県で最も恵まれたスタジアムを使用する、親会社ありクラブ」として、どうなのかと思います。
以前から思っていたのですが、「自分の子供や彼女にとても聴かせられない歌詞」を歌われると、こちらも子供、彼女、親などを連れて行きづらくなり、自分たちだけでなく対戦相手側も迷惑です。たぶんそういった存在がいない方が歌っていると思うのですが、何とかしてほしいです。確かに欧州サッカーはそういう感じの客はJリーグの何倍も多い(欧州は「移民」や「先祖代々生活保護」も多いため、無教養な人が日本より多く、新聞を読みたくてもその国語力がない大人がいる)のですが、彼らは当地でもれなくさげすまれております。なんで悪いほうを真似するかなあと、不思議でしょうがない・・・。アメリカだったら「テレビ中継で差別表現を不特定多数に流布した」とかでテレビ局へ賠償裁判を起こされそうです。
副審がどちらも堀越さんだったのですが、兄弟や親戚だったりするのでしょうか?。
以前、当時湘南の反町監督や曺コーチにフツーに対戦前の練習見学をされたことがある横浜FCは、3日間非公開練習をしたそうです。その効果がキックオフ直後に現れました。横浜の右サイドバックの小池純輝選手が「後ろからスタートするFW」として、1トップの黒津勝選手を追い越すプレーをしました。これを湘南のMF菊池大介・DF三竿雄斗選手が見落とし、ノーマークの小池選手が開始6分で先制点を挙げました。2人にとっては想定外のプレーにも対応できるようにという教訓になったと思います。
とはいえ、アウェイでは今まで合計3失点しておりますし、いつものように3点ぐらい獲れば問題はないので、そんなにあわてることはございませんでした。
この日、横浜の全シュート数と同じシュート数を放つことになるFW岡田翔平選手が得点しました。そのあと元ベルマーレの中島崇典選手がペナルティーエリア内で岡田選手のシュートを両手でブロックしたためにPKを得ましたが、岡田選手はボールを味方に渡さず自分で蹴ることになります。なんとPKはGK南選手にはじかれてしまうのですが、それを岡田選手が押し込んで何とか2点目となりました。前半終了間際にはMF永木亮太選手のフリーキックをFWウェリントン選手が押し込んで、前半で勝負ありとなりました。
とりあえず横浜FCを観て、こっちはカード0枚なのに「倒れすぎ」だなと思いました。ここまでの8戦で対戦したクラブの選手も球際の競りあいでベルマーレの選手に勝てない場合が多々あったのですが、横浜FCの選手はひとりを除いてそれが顕著でした。なんというか、フランスの時の城彰二選手やイタリアの時の名波浩選手を思い出しました。横浜FCのサッカーは、千葉や大分と比べても、「相手のゴールにボールを蹴る競技」ではなく、「倒されっぷりの美しさを競う、フィギュアスケートのような採点競技」という、違う競技になっております。
まあ倒れることでファールがもらえるのかもしれないのですが、フランスやイタリアで倒れなかった中田英寿選手がその後どうなったかを思い出して、J1やオリンピック代表を視野に入れているベルマーレの選手は、横浜FCの真似をしないでほしいものです。あとからビデオでまとめれば、相撲と同様に「助走も含めて、動作で後れをとっている」から小柄な相手に倒されるという、教材になっていそうです。
その横浜FCのたったひとりの例外が、後半開始から登場したDFフェリペ選手(19歳)でした。ベイスターズの4番バッターを連れてきたのでは?という「194cm/98kg」の彼。「びっくりするほど脚が遅い!」、「しかし湘南の選手が競り合いでだれも勝てない!」、「キックが弾丸!」、「でも何よりチーム戦術に全く従っていない!」という、Jリーグではまず観ないプレースタイルに、度肝を抜かれました。まあベルマーレに来ても出られないと思いますが、単純に面白かったです。
すぐに京都戦があるせいか、後半のベルマーレは無理せず流していて、微妙でした。しかしこれはしょうがないです。
J3リーグ降格を免れる「J2・20位」は、例年だいたい30後半の勝ち点を挙げているのですが、湘南の勝ち点はまだ「27」なので、まだ降格の心配があります。頑張りましょう。
明日の昭和の日はホームで京都戦です。初のナイトゲームとなりますが、よろしくお願いいたします。
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コメント
その昔?、座って応援するサポを「地蔵」と言ったとか言わなかったとか。着席観戦が基本の私は、アウエイのゴール裏で観戦する際、前の人が立たない場所を探して席を確保するのが常です。
遠隔地やアウエイ席数が多いスタジアムは問題ないのですが、三ツ沢はいつも微妙です。いつもコールリーダーが「立って応援する人はこちら側に・・・」と整理してくれのですが、いざ試合が始まると真ん前の人が立ち上がって観づらかったことが何度かあります。今回も着席組が多そうな場所を確保していたのですが、ゴール裏は完売だし、コールリーダーからの「立って応援して欲しい」というメッセージを受け、昨年の埼玉スタジアム以来、久しぶりに90分間立って応援しました。チームが好調で試合が面白いからでしょうか、疲労感もなく、時間を短く感じたくらいに楽しめました。
ただ、横浜FCのゴール裏のサポーターの数の少なさにはビックリ。ホーム試合でゴール裏のサポの数が少ないのは、やはり寂しいですね。それがダービーというなら、なおさら。
しかし昨年のSKYシリーズも盛り上がりませんでしたが、マスコミが云うほど「伝統の神奈川ダービ―」という感じがしません。甲府戦のようにそこに物語性がないと、ただの神奈川エリアの対戦に過ぎません。そういった意味で、今回の対戦は試合内容もサポの応援合戦も、ベルマーレの開幕9連勝以外の物語性はなかったように思います。
投稿: 海老サポ | 2014年4月30日 (水) 19時25分
海老サポさん、コメントありがとうございます。
横浜FCについては、うーんという感じですね。ブログ村やさっかりんなどを経由せず、検索で横浜FCのブログやツィッターをヒットさせると、結構「元横浜フリューゲルスサポーターのアンチ横浜FC」がいらっしゃり、根は深そうです。過度に横浜FCをフォローするのは、下から昇格してくる可能性のあるクラブに対して失礼ですので、思ったことを書いただけにとどめます。
三ツ沢でもバックスタンドでしたら座って観戦できますので、着席が必要でしたらご検討ください。屋根はないですが、いいスタジアムだと思います。
投稿: チャリ通 | 2014年5月 1日 (木) 20時36分