J2 2014 第4節 岐阜vs湘南 戦
こんばんは、ソチオリンピックは、フィギュアスケート男子選手の使用曲をゴーストライターが作曲したということが直前に露見し、閉幕を待っていたと思われるウクライナの政変によってロシアが介入して領土が変わりそうだったりと、「トラブル」の印象が強かった、チャリ通です。
クリミア半島は大昔から支配していた民族が入れ替わり続けており、「地続きの国は大変だなあ」と思わずにはいられません。誰が正しいかはわかりませんよ。たぶん、岐阜で「岐阜は斎藤道三の街」と主張するか、「岐阜は織田信長の街」と主張するか意見が分かれるのと同じレベルで、クリミア領有の権利を皆が主張するのでしょうね。ちなみに「道三も信長も美濃出身ではないので、どちらも岐阜の侵略者」が正解だと、個人的には思います(金の信長像が駅前にありますが・・・)。
毎年2月に遠征計画をたてるのですが、今年は3月と4月に全体の半分の遠征が入る日程でしんどかったのですが、今年は久しぶりに巨大な岐阜都ホテルを借景とする、岐阜メモリアルセンター長良川競技場のある西へ行きました。
中学英語のみの曲であるこっちとかこっちがくると思われたでしょうが、そうはいきません。オイラはギリギリこの人形劇を見ていない世代なのですが、本編は正直リアルタイム世代がうらやましい内容でした。
初めて岐阜メモリアルセンターに行ったときは国民体育大会開催前で、駅前とか岐阜メモリアルセンターが工事しまくっておりましたが、それらの工事も完了し、路面電車の跡地に本厚木や湘南台と同じ連接バスが走る「これが国体効果だ!」を見せつけた街になりました。平地が多く、旧市街を持つ点では、岐阜と平塚は似ていると思うのですが、これを平塚がまねることはできなさそうで、残念です。
FC岐阜は地元出身の資産家がオーナーに就任し、莫大な投資で生まれ変わりました。債務を返済し、「Jリーグカレーを食べたまさお」監督が就任し、三都主・川口・難波・髙地選手などベテラン選手を補強しております。ベルマーレ的にはユース出身の美尾敦選手にがんばってほしいです。
風はあるものの晴天の中キックオフなのですが、平塚市と姉妹都市の高山市ホームタウンデーだったこの試合、ぱっとみて「お客さんが多い」と思いました。7,222人も入っておりました。有名選手が入団して、2連勝からスタートしただけあります。これを維持できれば、経営の心配もないのでしょうか。以前の訪問の際はここでは1,000円のシールを購入していたので、感慨深いものがあります。
正直、補強はベテランが多かったので、「まあ何とかなるだろう」と思っておりました。しかし実際の岐阜のサッカーは「ギラヴァンツの三浦泰年監督」のサッカーに近く、「ベテランが球際を詰めてくる手本を示すサッカー」でした。当時のギラヴァンツほどではないにせよ、それなりに掴んだり、削ったりもあったりなのですが、必死になって球際を詰めることはある程度必要です。運悪くベルマーレは前節にその意識に欠けるコンサドーレ札幌と対戦をしたので、余計に苦戦をしました。GK川口能活選手にもいいシュートをはじかれましたし・・・。
FWウェリントン選手のヘッドと、MF永木亮太選手のシュートで2点を挙げるのですが、カウンターで岐阜のコロンビア人FWナザリト選手に、終了間際に1点を返されます。大型のナザリト選手は、素早いダッシュと、的確な体の入れ方、冷静なシュートで、カウンターサッカーに大変適した選手だと思いました。夏にはJ1や中東からオファーが来そうで、岐阜の強さを納得しました。
攻撃方向が変わった後半も、MF藤田征也選手の折り返しをDF三竿雄斗選手が押し込んで引き離しましたが、わざわざナザリト選手が反対側のゴールで前半のシュートを再現したプレーで1点を返されてしまいました。しかしギリギリ勝利をすることができました。
三竿選手の得点は典型的な湘南のサッカーである「DFがFWを追い抜いて攻撃し、FWがDFの後ろをカバーする」を体現したもので、新人の三竿選手が湘南スタイルに順応しつつあることを表しておりました。ゴールデンウイークと夏休み期間に岐阜のベテランが活躍できるかはわかりませんが、現時点では中位くらいはいけそうなチーム力だと思います。いままで成績が悪かったところが中位に行けば、お客さんにとってだいぶ印象が変わると思いますので、岐阜も人気が出ればいいなあと思いました。4月発売のLAUNDRYの監督Tシャツ、売れるといいですね。
ベルマーレは次節もアウェイとなる、松本山雅FC戦です(3月30日(日)13時キックオフ)。反町監督や岩上・野澤選手がおり(元ベルマーレのスタッフは多数)、たった4試合ですが一応1位と2位の対戦です。しかしオイラは所用で行けませんので、消費税増税前最後の松本に行かれる方はよろしくお願いいたします。
その次はShonan BMW スタジアム平塚で、4月5日(土)16時キックオフのファジアーノ岡山戦です。このタイミングで桜が咲いていればいいのですが、ちょっとわかりません。鎌田翔雅選手が所属していますが、出場できない契約です。
優勝を狙うことを考えれば、負けと引き分けの合計を「10」くらいに抑えたいので、1試合でも長く連勝を続けたいところです。
| 固定リンク
「湘南ベルマーレ」カテゴリの記事
- 8月7日(水)はJリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ 王者決定戦(2019.07.30)
- 来月は天気がいいと良いなあ(2019.07.29)
- Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第3節 湘南vsFリーグ選抜 戦(2019.06.08)
- 国際大会真っ只中のベルマーレ(2019.06.10)
- 次の土日祝の神奈川県内ゲームは6月30日(日)セレッソ戦(2019.05.14)
「Jリーグと各クラブ」カテゴリの記事
- 明治安田生命J1リーグ 2019 第10節 湘南vs名古屋 戦(2019.05.06)
- JリーグYBCルヴァンカップ 2018 決勝 湘南vs横浜F・マリノス 戦(2018.10.28)
- JリーグYBCルヴァンカップ 2018 準決勝 第1戦 柏vs湘南 戦(2018.10.12)
- 明治安田生命J1リーグ 2018 第27節 湘南vsセレッソ大阪 戦(2018.09.28)
- 明治安田生命J3リーグ 2018 第23節 FC東京U-23vs相模原 戦/明治安田生命J2リーグ 2018 第33節 千葉vs福岡 戦(2018.09.17)
「観戦感想文2014-2016」カテゴリの記事
- 全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016 決勝ラウンド 第2日目(2016.11.27)
- 2016プレナスなでしこリーグ2部・チャレンジリーグ入替戦 第1戦 大和シルフィードvsFC吉備国際大学シャルム 戦(2016.11.14)
- 第96回天皇杯4回戦 柏vs湘南 戦(2016.11.15)
- 明治安田生命J3リーグ 2016 第27節 栃木vs富山 戦(2016.10.31)
- 明治安田生命J1リーグ 2016 2ndステージ 第16節 湘南vs甲府 戦(2016.11.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント