J2 2014 第3節 湘南vs札幌 戦
こんばんは、正月まで東京ガスが「ガスの仮面」というCMをやっていて、演劇とバレエの違いはあれど、たぶん「ガラスの仮面」をイメージしたのだろうなあと思って調べてみたら、「ガラスの仮面」が中断を挟んでいたもののまだ連載中だったということで驚きを隠せない、チャリ通です。おいおい、オイラが生まれたころにスタートした少女マンガですよ・・・。同年代の「あさりちゃん」も今春までやっていた(こちらは中断なし)そうですが、「ガラスの仮面」については、よくあのドロドロとした話(いや、ちょっとしか読んでいないのですが・・・)を続けられるパワーがあるなあと思います。
続けるといえば、「笑っていいとも!」もあと少しで終わりということで、本日は現役総理大臣が出演とか、ものすごい追い風が吹いております。有終の美となればいいなあと思います。
以上、「ベルマーレ戦は男子トイレのほうが並ぶ」という女性率の低さを、今年は何とかしないとなあという個人的な考えに基づいた、オープニングの話題でした。うーん、オバサマ向けかなあ・・・。昨年JCBがまとめてくれたような湘南スポットとかが似合うクラブにならないといけませんが、正直、藤沢・茅ヶ崎・厚木と比べて、平塚は「街を何とかしたい」という意気込みで負け続けた期間が長すぎて差ができてしまっているので、そこからなんとかしないとなあと思います。
その第一歩となるスタジアム改修について調査費の予算が出ました。平塚市総合公園は周辺市に対する数少ないアドバンテージ(日本陸連会長を家業としているアノ家があったからこその陸上競技場)なので、なんとかしていただきたいと思います。
しかしここから先も大変です。古いサポーターは「市原臨海競技場(ゼットエーオリプリスタジアム)」を覚えていると思いますが、市原市は平塚市よりも人口も税収も多い(というより、90年代に既に伸び悩んでいた平塚市を追い抜いた自治体のひとつ)のに、あの程度のスタジアムしか造れませんでした。藤沢や厚木と比べて財力に難のある平塚には厳しい出費が予想されますので、いかに平塚のためになるかをアピールする必要が、むしろこれからあると思います。
そんな2014年の3月、16日(日)16時キックオフで、コンサドーレ札幌戦がShonan BMW スタジアム平塚で開催されました。オイラは一瞬だけ豊平区に住んでおりましたので、コンサドーレ札幌にも頑張ってほしいと思います。山形を迎えた悪天候の開幕戦では、村井チェアマンとU-21代表の手倉森監督を来賓に迎えましたが、ルーとチョビを来賓に迎えたこの試合は、花粉はともかく、天気が良かったです。
この日は「恋するフォーチュンクッキー ベルマーレバージョン」の完成発表がありました。半年以上前の曲ですし、現在「かなもえ」配布中の神奈川県がやったやつは昨年のうちに発表されておりますし、ちょっと今更感がありましたが、本日開幕の選抜高校野球の入場行進曲ですから、ギリギリOKといったところでしょうか。知っている人が出ている映像は楽しいものです。なんにもしないよりは、何かやったほうがいいでしょう。
試合のほうは、「うん、J2の試合ですね」と思った内容でした。対戦相手のコンサドーレ札幌の各選手による「攻守の寄せ」が甘すぎでした(特にMF)。コンサドーレの攻守の寄せでは、とてもではないですがサガン鳥栖やヴァンフォーレ甲府に対抗できないと思います。ベルマーレにとっては、こういう相手に勝つだけではなく「J1だったら・・・」ということを想定して闘う必要があると思います。残念ながら河合竜二・砂川誠・前田俊介選手はJ1昇格したら出番がなくなるのではないかと思いました。
オイラはコンサドーレも気にしているのですが、昨年後半に若手を起用していたので今年は彼らの出番が増えると思いました。ところが今年のコンサドーレは「年齢の高い順に先発を組みました」というメンバーで、むしろ他のJ2クラブより年齢が高い人たちが試合に出ております。これは数年前の東京ヴェルディと同じ状態で、さらに都倉選手を補強して、古田選手が復帰し、数ヶ月後には小野伸二選手が入団します。現在の方針であるのであれば、若手をJ2下位かJ3あたりへの期限付き移籍させて試合に出させてあげないと、ヴェルディの二の舞になると思いますので、何とかしていただきたいです。コンサドーレが行っているユースへの多額の投資(たぶん岐阜のトップチームの選手より札幌ユースの選手ほうが、換算していればマイルが多いと思う)が無駄になってしまいます。湘南の選手として藤田征也選手がこの試合に出場しましたが、彼や一緒に移籍した札幌ユースOBは3年目くらいまでに主力選手になっているのですが、今の若手FW・MFはちょっと怪しいです。
前半にDF遠藤航選手のクロスをFWウェリントン選手が押し込んで先制をしました。ハーフタイムに菊地・菊池・大槻選手がバレンタインデー企画の映像に登場し、大槻選手がゴールを決めると言って逃げたのですが、後半にそのFW大槻周平選手がゴールを決めて、有言実行を達成しました。まあオフサイドっぽいですが、ゴールはゴールです。
大槻選手がゴールを決めたおかげで、中村祐也選手の試運転の機運が高まりました。そしてウェリントン選手に代わって中村祐也選手もアキレス腱断裂から約2年ぶりの出場を果たしました。おめでとうございます。実は当ブログを開設した年に浦和から入団したのが中村祐也選手で、途中で期限付き移籍をしている菊池大介選手らを除くと、この中村祐也選手だけがここまでの全期間でベルマーレに所属している選手なのです。残念ながら怪我で出場試合数は多くないのですが、がんばっていただきたいものです。当初は中盤の底で起用されていて、守備が出来ないために全くダメでしたが、FWにコンバートされて才能が開花した経歴も、今では懐かしいです。もともと大したフィジカルはないのですが、ボールを受けるのが非常に巧いため、そのあとのシュートやパスを的確に撃つことができます。今もこの技術を行使できる体調なら、今のベルマーレにとっても戦力になると思います。
おそらくわざわざパソコンでJ2順位表のホームページを見て、Print Screen キーで画面キャプチャーをしてファイル化していたと思われるFC岐阜関係者には申し訳ございませんでしたが、湘南ベルマーレが首位に立ちました。まあベルマーレ的には今1位であることは重要ではありません。
次節はアウェイで、そのFC岐阜と対戦です。J1がナビスコカップをやっていた関係で、土曜日開催なのでご注意ください(今年のJ2は土曜開催が多めです)。FC岐阜は地元出身の実業家がオーナーに就任したことをきっかけに、かなり資金を持ったクラブに変貌しました。岐阜には2012年の前回の長良川球技メドウでの対戦で敗れておりますので、今回はベルマーレのほうが挑戦する立場です。ラモス監督が就任し、三都主・川口選手など選手を補強し、ベルマーレ戦ではマスコットも補強したそうです。がんばりましょう。この試合は平塚市と姉妹都市の高山市のホームタウンデーだそうです。
日曜・祝日は働かない平塚市のレンタサイクルよりも、岐阜のレンタサイクルは安くて便利なので、鉄道や高速バスでの遠征の方は利用をご検討ください。
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