J1 2013 第9節 湘南vsセレッソ大阪 戦
こんばんは、最近はJR東海の奈良のCMで使われている「だったん人の踊り」って、どんな踊りだっけ?と思ってもすぐわかる時代で便利だなあと思う、チャリ通です。昔の職人が「先輩の技を現場で盗め」といっていたのは、本当でしょう。なぜなら日本でも18世紀とかですと、写真も映像もないですし、そもそも職人は字が読めないのでマニュアルで伝えることも出来ないし(ひょっとしたら分量の算術も怪しい)、さらに通信で伝達出来ないわけですから、出来る人と出来ない人の差は今よりあったと思います。我々は恵まれている前提で、真似できないようなこと創造しなければコピー扱いされる厳しさもあるのですが・・・。
あっ、ロシア帝国・旧ソ連系の交響曲は、楽器や演奏方法が出揃ったあとでの曲なので、いい曲が多いですね。フィギュアスケート向けの曲だったら日本人も聴くかもしれませんが・・・。
カップ戦で負けていたので意識しなかったのですが、リーグ戦ホーム初黒星でした。
問題は、素人でもわかる「負けパターン」がベルマーレに出来ていることだと思います。敗因は攻撃的選手の守備力不足です。
前半のセレッソは香川選手らがいた4年前とは大違いの、「自称ポゼッションサッカーの、モタモタサッカー」をしていたので何とかなりましたが、ハーフタイム後にセレッソのコーチ陣が気づいたのかベルマーレ対策を施されてしまい、いつものパターンでベルマーレが3失点でした。
本日の試合でもわかりますとおり、J1レベルでは守備力が高いとはいえないDFまで攻撃に借り出すことで、湘南は攻撃力を得ております。これは昨年と同じです。このためDFラインは常に高く上がっております。
ということでDFラインとゴールの間に大きなスペースが出来ているので、「裏を獲った選手にロングボール」という対処方法が考えられます。
この対応策として、「裏を獲られても戻って追いつける脚のあるDFの起用」と「味方がいなくてもシュートストップの反応が良いGKの起用」をしております。阿部選手は「パス精度」や「味方による壁の作り方」や「粗相癖」には疑問符がつきますが、「すごい反射力」を持っているため、GK最初の選択肢になっていることは、理解できます。またラインの高い湘南DFでも、相手からのゴールキックのような遠方からのロングボールでしたら、数秒余裕があるので問題なく対応できます。
問題なのは、いわゆるアーリークロスと言われるセンターサークル付近からの速いロングボールで、これですと湘南のDFは間に合いません。しかしここ最近、それをやたらと撃たれており、直接的、間接的ともに、失点につながっております。
なぜこのようなロングボールを撃たれるかといえば、ミスのないJ1では、ここを守っているはずの湘南の前方の選手の守備が通用していないからです。2010年のJ1のときは「湘南のDFよりも、マリノスと川崎の中村選手のほうが守備が巧い」という残念な状態でしたが、これを見習わなければいけない状況に、ここ数試合なっていると思います。
2012年の湘南は、「FWから守り、DFから攻める」でしたが、現状では「FWは守らず、DFは攻める」という状況で、このバランスの悪さでは勝てるはずがありません。ましてやJ1はどの選手もミスをしません。まず古林・髙山・菊池・武富・梶川選手あたりにそのあたりの認識があればなあと思います。これが出来なければ個人レベルでも上のレベルにはいけませんし・・・。
こんなことは書きたくなかったのですが、毎回毎回同じパターンである以上、仕方がありません。現代は映像で学ぶことが出来るのですから・・・。
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コメント
確かにDF裏へのボールについては、浦和戦を観ていて「何回同じことやられてるんだ」と感じました。
セレッソは殴り合いを試すには良い相手だと思ってましたが、今はこれがチームとしての力ということなんでしょうね。
現在首位のアウェー大宮戦もチケット用意しました。
距離的にも適当(片道70km強)なので、天候しだいで自転車で行くつもりです。
(3日は松本まで自転車で遠征しました。帰路は輪行)
投稿: ただもの | 2013年5月 6日 (月) 08時46分
ただものさん、コメントありがとうございます。
湘南ベルマーレU-18出身選手と、いまや日本中のサッカー少年があこがれる「世界のセレッソ大阪U-18」出身選手との質の違いを、まざまざと見せられたなあという感じでした。丸橋・山口・扇原選手からいいパスが出ますし、杉本・柿谷・南野選手も的確にゴールに向かっていきます。それが今把握できただけでも、鎌田・菊池・古林選手のキャリアには良かったのではないでしょうか?。
群馬から松本まで自転車遠征って、すごいですね!。
投稿: チャリ通 | 2013年5月 6日 (月) 12時42分