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オフが長い

こんばんは、第42節FC町田ゼルビア戦でベルマーレがJ1昇格を決めたあと、「黄緑の3番」を持っていた松本拓也選手が、集合写真やマスコミ映像で目立っており、本人もわざわざ常に目立ちそうな位置に立っていて、最初から狙っていたのだろうなあと思った、チャリ通です。

松本と言えば、年末になると「松本、あうと~」とかテレビが言っており、全国の松本君や遠藤君や、松本山雅もついでに言われているのでしょうが、オイラはあの番組のどこがおもしろいのかが、よくわかりません(たぶんテレビっ子だと、事情通だから楽しいのかな?)。家族関係にあの番組のファンがいなくて良かったです。

でも数年前はこの番組以上に面白さが分からなかった格闘技の試合がいくつかあって、それが減ったのも良かったです。格闘技ファンの皆様、すみません。でも試合本編そっちのけで演出が過剰で、チャンピオンが世界中に何千人もいる業界というのが、しらけます。

とか書いていたら、松本拓也選手が北九州へ完全移籍を発表してしまいました。残念ですが、試合に出ないプロという状況もまずいので、がんばってください。阿部選手を除いたGK、金永基・松本・鈴木・安藤・植村選手の中で一番将来性の見込めた松本選手が出場機会を求めるというあたりを、残ったベルマーレのGKは重く受け取ってほしいなあと思います。

南関東では、トヨタカップ、天皇杯、皇后杯、高校サッカー、大学サッカー、各種ラグビー、各種アメフトなど、年末年始こそがフットボールシーズンであって、南関東各スタジアムの稼働率がJリーグシーズン中と変わらずに過密です。Shonan BMW スタジアム平塚と厚木荻野運動公園競技場だって毎年稼働しているのですが、全日本大学サッカー選手権大会の会場に選ばれているため、残念ながら毎年不入りです。ぶっちゃけ年を重ねるごとにレベルが落ちるJFLより、この大会に出るような大学の一軍のほうがうまくてフィジカルがあり、実は翌年Jリーグ入りする選手も、昇格クラブ所属を除けばJFLや高校サッカー選手権よりこっちのほうが多いのに、もったいない限りです

オイラの知人にも、J2クラブの練習に参加して、「ここは無理」と、そのあとのオファーを断った元大学サッカー部員が何人かいます。年収600万円台の野原ひろし(会社員35歳・春日部市に一戸建てを建てて妻と2児と犬と在住)くらいは稼いでもらわないと、「プロなのにそこらへんのおじさんよりも稼げない」ということで、子供の憧れにはならないのではないかと思いますが、このクラスのクラブになると「20万円×12」くらいでオファーするところもあり、選手寿命と「大学体育会からの就職先」を天秤にかけて、「ヒモにはなりたくない」と判断したのだそうです。J2下位クラブに新卒が少なくて、J1で出場機会がなかった選手が入団してくるのは、そのためでもあると思います。我々が大卒新人選手を採用出来たり、「○○選手、第1子誕生のお知らせ」というニュースがあるのも、JFLクラブから見たらステータスなのです

まあ実際に試合会場に行けば、関東1部のエリースFCの選手と、水戸・岐阜・町田あたりの選手とでは、サッカー以外ではどっちが充実しているかはかわいそうなくらいにわかりやすいですから、これらのクラブのサポーターは、招待券を受け取らずに本気で金策を考えてやって欲しいなあと思います。

こういうことを考えると、報道されている「J3」って、「どうなんだろうねぇ」と思います。J2をあぶれてしまうクラブの救済だとは思いますが、既に現役Jリーガーって1,000人以上いて、野球業界・お笑い業界・アイドル業界などと比べれば簡単にプロになれる業界なので、レア感がありません。これ以上プロサッカー選手を増やしても共倒れだと思われ、むしろ間引いてレア感を出すべきだと思うのですが・・・。それに残されたJFL組が4部リーグとして全国リーグを維持できるとも、とても思えません。イングランドは4部とかも全国リーグですが、あれは関東+東海くらいしか国土がないから出来る話です。飛行機が必須の北海道と沖縄県のクラブは、東西2リーグ分割した程度ではコストも変わりませんし、社会人野球のような「地域リーグ+全国トーナメント」にHonda FCやソニー仙台も移行しなければいけないかもしれませんね。

ベルマーレは来年はJ1に参戦します。サッカー番組やJ's Goalなどは元々サッカー好きの人が観ているので、ここで目立ってもそれは身内だけの話で、実はそれほどアピールにはなりません。しかし町田戦当日の11月11日と翌日の12日はNHKサンデースポーツなどの総合スポーツ番組に取り上げられたり、Yahoo Japanのトップニュースに登場をして、結構アピールになったと思います。昇格したという感じがしました。

大相撲の「十両」、ラグビーの「トップイースト」、バレーボールや女子サッカーの「チャレンジリーグ」。皆さん詳しいですか?。これらはみんな2部リーグです。男子サッカーファン以外の人にとってJ2の知識とは、我々の十両についての知識と同レベル(「カズ選手ってJ2にいるよね?」を書き換えて「高見盛関って十両にいるよね?」など)だと思います

しかし、その程度の知識の人でも大相撲幕内については、「横綱が誰なのか」や「先場所は誰が優勝したか」程度の報道は目にしている場合が多いでしょう。トップリーグに上がるということは、非ファンでも引き込むという価値があるものだと思います。2013年が正念場です。がんばりましょう

「黄緑の3番」の本来の持ち主である遠藤航主将が参戦した、AFC U-19選手権ですが、今回も準々決勝で敗れ、またしてもFIFA U-20ワールドカップ出場を逃しました。準々決勝だけでなく初戦からチーム全体がずっと低調で、京都で不振だった久保選手はこの大会でも不振でした。

日本はオリンピックサッカー日本代表を価値のあるものとしておりますが、「欧州選手権に選ばれなかった選手が出る大会」の欧州では、オリンピック男子サッカーは日本におけるユニバーシアードサッカー日本代表並みの注目度です(少なくともシドニー五輪大会期間中のロンドンではそうでした)。U-20ワールドカップのほうが大事な大会とも言え、それに3大会連続で出られないというのは、かなり痛いと思います。なんか、育成の抜本的改革とかを日本サッカー協会はやるかもしれません。来年のベルマーレは遠藤選手を通年で起用できるといっても、これはうれしくありません。2013年オフあたりからシドニー以来の冬に開催される夏の五輪(20℃は越えるようですが・・・)であるリオデジャネイロオリンピックのチームが組まれると思われますが、遠藤選手にはそちらで頑張っていただきたいと思います。終わってしまったことはしょうがないです。

ベルマーレは2位だったとはいえ、

2位 湘南 75
3位 京都 74
4位 横浜 73
5位 千葉 72
6位 大分 71

2位から6位まで、勝ち点差1で並ぶという、僅差の戦いでした。仮にベルマーレが6位フィニッシュであったとしても、決しておかしくはない厳しい戦いでした。

ベルマーレ以外の4クラブがプレーオフによってJ1昇格を争いましたが、アドバンテージのあった京都と横浜FCが初戦で敗退し、決勝でもアドバンテージのある千葉が負けて、6位大分が昇格するという強烈な結果に終われりました。甲府もですが、大分のJ1昇格おめでとうございます

プレーオフは営業的にはいい制度だと思いますが、当事者にとってはこれほどしんどいものはなく、盛り上がった大分を羨ましく思えません。やはりプレーオフの収入よりも自動昇格です。惜しいのは決勝で負けた千葉ではなく、3位なのに昇格できない京都のほうでしょう

オイラ的に考えれば、千葉が昇格するのが距離的に一番都合がよかったです。まあ、J2資金力1位の千葉、2位の京都が昇格できず、親会社の負担率がトップクラスの横浜FCもダメで、Jリーグからの借金は完済したものの、他からの借金はどうなったのか不明な大分県営トリニータ(クラブライセンス的に「赤字1期」は確定しているらしい)がJ1昇格というのが、おカネよりもチーム作りの大切さを物語っております。J1からの降格組の中に補強資金がすごいヴィッセル神戸があったりしますからねえ・・・。

ところで、日本トップクラスの難読自治体名である「大分」こそ、ひらがなの自治体名にすべきなのかなあと思うのですが…。むしろ「なぜそこが」というところがひらがなの自治体名になって、笑えます。誰も気にならないのでしょうか?。

で、ベルマーレの人事ですが、疲れたので次回にします。

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コメント

北九州は躍進したが三浦泰監督が古巣のヴェルディの監督になりヴェルディからのレンタル選手も戻り選手がいなくなってるから大変らしい。予算はないだろうがいなくなった分補強しないといけない。松本も当たり前だが試合に出だいだろうし仕方ない。GK はフィールドプレイヤーに比べてレギュラーがいたらなかなか試合に出れない。退場やカードを貰う事も少ないから怪我でもしない限り試合に出れないから厳しい。J にはA 契約てのがあるが450分プレーすれ ば450万?貰えるはずだがJ 2のスタメン選手は同額またはそれ以下でプレーしてるわけでプロとはいえそれでは厳しい。ただでさえ現役が短いのに。年俸が安くていくらインセンティブがついてもたかが知れてる。それじゃ有望な高校大学から選手が来るわけない。ユース上がりの選手しか入らない。それなら毎月給料出て年に二回ボーナスが出る企業チームの方でプレーした方がいいわけで引退後も仕事があるからね。J を目指す下手なチームより練習場や施設は揃ってるしどっちを選ぶかといえば企業チームを選ぶだろう。ただ佐川滋賀のようにチームがなくなる可能性もありそれはサッカーに限らずバブル崩壊リーマンショックで野球ラグビーバレーボールチームもなくなってるから。南米欧州はオリンピックサッカーには力を入れてなくFIFA 主催の大会の方に力入れてる。それはオリンピックはお祭り商業主義が強いからガチンコでやるのは馬鹿らしく感じるのだろう。FIFA 主催の大会はオリンピックに比べて金儲けに力を入れなくてもいいからガチンコ勝負が出来るのもあるだろう。どちらも有望な若手選手発掘底上げの場所ではあるが。U- 20Wユース出場を逃してるのは大変な事で若手選手が世界大会で戦える機会がなくなってるんだよね。協会やJ リーグは深刻に考えないといけない問題ではないか。最終目標はW カップ出場ではあるが若い世代から世界と戦えれば予選で緊張したり苦戦する事はなくなりはしないだろうが軽減される事はあるだろう。

投稿: 藤和不動産 | 2012年12月31日 (月) 06時16分

藤和不動産さん、コメントありがとうございます。

ヴェルディも実際にヴェルディ戦を現地に観に行けば、こうなることは誰でも予測できますよね。「関東3大招待券クラブ」の東京ヴェルディ・横浜FC・町田ゼルビアは、パトロンがいる横浜FCを除いて、どうやってあの体制を維持しているのかが本当に謎ですから・・・。

J2はA契約が5名いればいいので、水戸・岐阜・町田あたりのそれ以外の選手はフリーター並みの選手がいるらしいです。2012年の水戸と町田の予算はほぼ同じ4億円台と報道されておりましたが、外人監督と外人選手がいた町田は彼らにコストがかかっているので、町田のほうがフリーター並みの収入の選手が多いと思います。岐阜の佐藤選手は妻子がいるそうなので、10得点を挙げたのに辞めたということは、収入面の問題なのかなあと思います。

投稿: チャリ通 | 2012年12月31日 (月) 13時07分

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