NBL 2013-2014 千葉ジェッツvs和歌山トライアンズ 戦
こんばんは、新聞に来年のFIFAワールドカップブラジル大会の日本代表拠点が「イトゥ」と書いてあったので、「まさかのハトヤ?」と思った、チャリ通です。ちなみに「ハトヤのCMソング」は野坂昭如さんの作詞です。ベルマーレの現役選手は野坂さんを観たことがないと思いますが、オイラ世代は子供のころに見た「ちょっとなあ・・・」というイメージが野坂さんにはあるはずです。「火垂るの墓」「おもちゃのチャチャチャ」の作者でもあることにつながりません。
サッカーやベルマーレの件は置いておいて、12月14日(土)は船橋アリーナにて、NBLの千葉ジェッツの試合を観に行きました(2013年最後のスポーツ観戦)。
今シーズンからバスケットボールのリーグはまたまた再編され、JBLを改組したNational Basketball Leagueというプロアマ混合リーグが結成されました。しかしbjリーグからは千葉ジェッツのみの参戦にとどまったので、結局国内バスケットボールの統一が出来ませんでした。
正直、プロリーグであるbjリーグを毎年1試合程度観て、
外人だけで決着がつく
アマチュアのJBLより日本人のレベルが明らかに低い(両軍ともフリースローが全く決まらない試合のハーフタイムに、余興に登場した観客のオッサンがフリースロー2本を決めることもあった)
にもかかわらず日本代表入りを要求
サラリーキャップが安すぎるので、選手の年俸も知れている
女子バスケの存在を無視
何チームか解散している
トリニータに大金を使っている大分県はbjリーグのチームを無支援
と、あまりにも矛盾が多かったので、リーグ統合失敗は日本人として残念でした。
bjリーグからNBLに移籍した千葉ジェッツも、リーグ変更に際して大部分の選手を入れ替えました。千葉県各地を転戦するのですが、ホームは船橋アリーナになります。「バスケ王国千葉の船橋」を名乗っておりますが、高校や車いすバスケの千葉県の実績で王国なら、横浜や沖縄は「バスケ帝国」とか「バスケ国際連合」ではないかと思ったのは、内緒です。
NBL入りに伴い、ベルマーレのスポンサーであるイールアップ(船橋市)が、千葉ジェッツのユニフォームスポンサー(背中)に昇格しました。そのぶんベルマーレへのスポンサードが減額にならないかが心配です。
この日の対戦相手の和歌山トライアンズは、昨シーズンまでパナソニックだったチームを受け継いだ親会社なしチームです。とはいえ唯一のリーグ変更である千葉ジェッツは大部分の選手を入れ替えましたので、同じ親会社なしチームでも千葉のほうが不利です。
マスコットの「ジャンボくん」(ピンクの象)は、明らかにキングベルⅠ世より人気が出そうなのですが、なにぶん船橋市が、圧倒的に人気の「ふなっしー」と、「Suicaペンギン」「チーバくん」「カクカクシカジカ」の作者坂崎千春さんを抱えている、「日本トップクラスのキャラクターが揃っている市」なので、平塚市内にライバルがいないキングベルⅠ世よりもむしろ目立たないのが残念です。ジャンボくんはどうみても140cm未満なので、内臓がどうなっているのかが不思議です。
スポンサーの中山競馬場のブースでくじを引きましたが、賞品は「クリアファイル」と「有馬記念の招待券」でした。船橋市はオートレース発祥の地で、中央競馬と地方競馬の両方も存在するという、ギャンブルな街でもあります。中山競馬場のそばには松ヶ根部屋もあります。
試合は案の定、一貫して和歌山がリードする展開でした。しかし、基本的に得点が入る競技であるバスケットボールは、多くの試合が「接戦」で終わるので、必ず盛り上がります。開幕前に名古屋市内で優勝パレードをやっておくべきのFリーグより盛り上がります。実際先日の浦安とは、会場の雰囲気が全く違いました。「コンテンツとして勝てないバスケットボールは組織がおかしい」という大チャンスなのに、それを全く生かせないFリーグも、やばいと思います。ところで今は全国の体育館に大型ヴィジョンがあるのに、どうしてベルマーレホームタウン各アリーナにはないのでしょうか・・・。
千葉 87-90 和歌山
この試合は千葉商科大学がスポンサーの試合で、千葉ジェッツ自前のチアリーダーだけでなく千葉商科大学からのチアも登場し、さらにこの日やってきた小学生チアも真面目にパフォーマンスをしており、かなり良かったです。野球やアメフトのほうがチアは有名ですが、いろいろ考えると「チアが一番映える競技はバスケットボール」だと思います。
しかし横浜の人たちと比べると千葉の人たちはバスケットボール観戦に慣れておらず、せっかくのチアも空回り気味。そういう意味でも「バスケ王国千葉」なんて、おかしいです。いや、ホント、横浜の人たちはテレビに映らないNBAの客席の雰囲気をなぜか知っていて、千葉の人たち知らないというのが露骨なのですよね。観客動員もコンテンツのわりには少ないです。ジェッツのスタッフも歯がゆいのではないかと思います。
千葉ジェッツが今弱いのは、予算がないチームが選手の多くを替えたという、立場上仕方がありません。今後強くなれば問題ないのではと思います。
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