観戦感想文2011-2013

NBL 2013-2014 千葉ジェッツvs和歌山トライアンズ 戦

こんばんは、新聞に来年のFIFAワールドカップブラジル大会の日本代表拠点が「イトゥ」と書いてあったので、「まさかのハトヤ?」と思った、チャリ通です。ちなみに「ハトヤのCMソング」は野坂昭如さんの作詞です。ベルマーレの現役選手は野坂さんを観たことがないと思いますが、オイラ世代は子供のころに見た「ちょっとなあ・・・」というイメージが野坂さんにはあるはずです。「火垂るの墓」「おもちゃのチャチャチャ」の作者でもあることにつながりません。

サッカーやベルマーレの件は置いておいて、12月14日(土)は船橋アリーナにて、NBLの千葉ジェッツの試合を観に行きました(2013年最後のスポーツ観戦)。

今シーズンからバスケットボールのリーグはまたまた再編され、JBLを改組したNational Basketball Leagueというプロアマ混合リーグが結成されました。しかしbjリーグからは千葉ジェッツのみの参戦にとどまったので、結局国内バスケットボールの統一が出来ませんでした

正直、プロリーグであるbjリーグを毎年1試合程度観て、

外人だけで決着がつく
アマチュアのJBLより日本人のレベルが明らかに低い(両軍ともフリースローが全く決まらない試合のハーフタイムに、余興に登場した観客のオッサンがフリースロー2本を決めることもあった)
にもかかわらず日本代表入りを要求
サラリーキャップが安すぎるので、選手の年俸も知れている
女子バスケの存在を無視
何チームか解散している
トリニータに大金を使っている大分県はbjリーグのチームを無支援

と、あまりにも矛盾が多かったので、リーグ統合失敗は日本人として残念でした

bjリーグからNBLに移籍した千葉ジェッツも、リーグ変更に際して大部分の選手を入れ替えました。千葉県各地を転戦するのですが、ホームは船橋アリーナになります。「バスケ王国千葉の船橋」を名乗っておりますが、高校や車いすバスケの千葉県の実績で王国なら、横浜や沖縄は「バスケ帝国」とか「バスケ国際連合」ではないかと思ったのは、内緒です。

NBL入りに伴い、ベルマーレのスポンサーであるイールアップ(船橋市)が、千葉ジェッツのユニフォームスポンサー(背中)に昇格しました。そのぶんベルマーレへのスポンサードが減額にならないかが心配です。

この日の対戦相手の和歌山トライアンズは、昨シーズンまでパナソニックだったチームを受け継いだ親会社なしチームです。とはいえ唯一のリーグ変更である千葉ジェッツは大部分の選手を入れ替えましたので、同じ親会社なしチームでも千葉のほうが不利です。

マスコットの「ジャンボくん」(ピンクの象)は、明らかにキングベルⅠ世より人気が出そうなのですが、なにぶん船橋市が、圧倒的に人気の「ふなっしー」と、「Suicaペンギン」「チーバくん」「カクカクシカジカ」の作者坂崎千春さんを抱えている、「日本トップクラスのキャラクターが揃っている市」なので、平塚市内にライバルがいないキングベルⅠ世よりもむしろ目立たないのが残念です。ジャンボくんはどうみても140cm未満なので、内臓がどうなっているのかが不思議です

スポンサーの中山競馬場のブースでくじを引きましたが、賞品は「クリアファイル」と「有馬記念の招待券」でした。船橋市はオートレース発祥の地で、中央競馬と地方競馬の両方も存在するという、ギャンブルな街でもあります。中山競馬場のそばには松ヶ根部屋もあります。

試合は案の定、一貫して和歌山がリードする展開でした。しかし、基本的に得点が入る競技であるバスケットボールは、多くの試合が「接戦」で終わるので、必ず盛り上がります。開幕前に名古屋市内で優勝パレードをやっておくべきのFリーグより盛り上がります。実際先日の浦安とは、会場の雰囲気が全く違いました。「コンテンツとして勝てないバスケットボールは組織がおかしい」という大チャンスなのに、それを全く生かせないFリーグも、やばいと思います。ところで今は全国の体育館に大型ヴィジョンがあるのに、どうしてベルマーレホームタウン各アリーナにはないのでしょうか・・・。

千葉 87-90 和歌山

この試合は千葉商科大学がスポンサーの試合で、千葉ジェッツ自前のチアリーダーだけでなく千葉商科大学からのチアも登場し、さらにこの日やってきた小学生チアも真面目にパフォーマンスをしており、かなり良かったです。野球やアメフトのほうがチアは有名ですが、いろいろ考えると「チアが一番映える競技はバスケットボール」だと思います。

しかし横浜の人たちと比べると千葉の人たちはバスケットボール観戦に慣れておらず、せっかくのチアも空回り気味。そういう意味でも「バスケ王国千葉」なんて、おかしいです。いや、ホント、横浜の人たちはテレビに映らないNBAの客席の雰囲気をなぜか知っていて、千葉の人たち知らないというのが露骨なのですよね。観客動員もコンテンツのわりには少ないです。ジェッツのスタッフも歯がゆいのではないかと思います。

千葉ジェッツが今弱いのは、予算がないチームが選手の多くを替えたという、立場上仕方がありません。今後強くなれば問題ないのではと思います

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2013年11月分と12月分をまとめて

こんばんは、今年のNHK紅白歌合戦アイドルばかりなのねと思った、チャリ通です。演歌の中堅どころを切ってアイドルをあてがっているので、演歌は崖っぷちのような気がします。こういう番組は「様々な分野から代表的な歌手が出場すること」が望ましいと思うので、クラシックだとか、子供向け番組だとか、民謡だとかも出てほしいと思うのですが、いろいろ難しいのでしょうね。

常連の吉岡聖恵さん(いきものがかり・南毛利中)だけでなく、今年は「あまちゃん」がヒットしたので、小泉今日子さん(睦合中)も久しぶりに出場するのでは思ったのですが、エントリーされておりませんでした。でもやたらとアイドルを呼んでいて、番組PR担当が能年玲奈さんなので、矢沢さんや桑田さんのような別枠で出るのかもしれません(役名の「天野春子」名義でしたし・・・)。NHKもしばらくはビデオやグッズを売りたいでしょうから・・・。

世界的に年々ダウンロードやネット販売が主流となり、レコード会社、レコード屋、本屋という商売が明らかに終焉に向かっているなか、それらをソフトランディングさせることに大貢献しているAKBグループなどは、業界から見たらレコード大賞に相応しい働きをしていると思いますが、まあ「特典のために同じCDを何枚も購入」って、変ですよね・・・。最近は映画館でアニメが同じようなことをしていて、これによって「いったい誰が観ているの?」という作品もランキング上位に出てきて、映画館でこのカラクリの正体を見ていると、最近のアイドル商法同様、気持ちが悪いです。

記事化できておりませんでしたが、11月の唯一の主催試合であった11月10日(日)の鹿島戦にも来ておりました

湘南 1-2 鹿島

この試合はハングギョン選手が出場停止でしたが、その影響が如実に現れておりました。ハングギョン選手がいないと、守備比率が増えて永木亮太選手のパフォーマンスも落ちるのがなんとも・・・。

代役の岩尾憲選手がイライラしておりましたが、正直その岩尾選手自身がイライラの原因を作っているのが、ピッチ外からだとわかるのがやりきれません。審判とか、近くの選手とかを、原因に出来ません。

菊池大介選手のパフォーマンスが良かったですが、それ以上に対面する鹿島の中田浩二選手のフィジカルの衰えが目立ちました。今の中田浩二選手はサイドではなく中央でプレーさせるべきですが、そうするとあまり動かない小笠原満男選手と並べなければならないので現実的でなく、鹿島もベテランの取り扱いに苦労していそうでした。

今年のマリノスが中村俊輔選手を活用したセットプレーを得点源としておりましたが、岩尾選手退場後に、これを踏襲するようなフリーキックを小笠原選手が決めて、鹿島に狙い通りの先制点を献上してしまいました。

基本的に運動量が少ない鹿島は、10人の湘南相手に無理をせずにそのまま試合を展開しておりましたが、後半ロスタイムに菊池選手からのパスを遠藤航選手が決めて同点とし、大変盛り上がりました。

が、その直後のプレーで、鹿島の大迫勇也選手にあっさりと勝ち越し弾を決められて、湘南が敗れました。いつものカウンターされ癖というよりも、あまりにも油断しすぎのプレーでした。こんなことをしていれば降格もします。決めた大迫選手は直後の日本代表遠征でもゴールを決めており、充実ぶりがうかがえます。

11月16日(土)は、浦安市総合体育館のFリーグ・バルドラール浦安戦に行っておりました。最近はベルマーレホームタウン内を除いて、国内の大きな体育館には大型映像装置があることも珍しくないですが、浦安市総合体育館は建物も立派でした。他のFリーグクラブのスタッフや、千葉ジェッツ、隣のディズニーランドのスタッフと異なり、バルドラール浦安のチケットもぎり以外のスタッフは、全員下を向いてスマートフォンの操作に忙しく、「話しかけんじゃねえ!」オーラ全開でした。話しかけてしまって申し訳なかったです。

浦安の声出し応援は人数が数えられる程度でしたので、湘南の声出し応援のほうが多かったです。声量で負けることになれているのかトランペットを応援に採用しており、向こうから聴こえるのは小室さんの曲のトランペットソロコンサート状態という、いろいろな意味で「マリーンズとは真逆な応援」でした。1,126人の入場者があるわけですから、誰も気にしていないのでしょう(来シーズンは近所のフウガすみだが昇格してくるわけですが・・・)。

湘南はGKのクロモト選手が目立っておりました。やたらと相手ゴールへ攻撃に出て、シュートストップ成功で派手なガッツポーズをします。サッカーのほうのアレックスサンターナ選手といい、今季の湘南の外国籍GKは、サッカーもフットサルも目立ちます

浦安で「あっ、うまいなあ」と思った選手を見ると、たいていが稲葉洸太郎選手でした。こういう選手が日本代表になるのだなあと思いました。

浦安 2-2 湘南

試合は湘南が前半に2点を獲るも、後半に浦安が2点を返して、引き分けに終わりました。先制点を挙げた市原選手が1975年生まれで驚いていたら、今年のチームは最年長が1972年生まれで、最年少が1992年生まれということで、さらに驚きました。

まあ、同じような競技のサッカー観戦、同じような料金と会場のバスケットボール観戦と比べると、開幕前に表彰式をしていいくらい名古屋が抜けている以外にも、Fリーグは全クラブが興行的に厳しいと思います

さて、大宮戦もあった12月7日(土)のJ1は優勝決定戦でした横浜Fマリノスが残り2戦で1勝すれば優勝だったのですが、連敗で優勝を逃し、サンフレッチェ広島が優勝という番狂わせがありました昭和時代からある「民衆の歌」を今まで採用していなかったマリノスが、今年になって採用していて、当時のスタッフが知っていた「民衆の歌」の位置づけを、今のスタッフが知らないのだろうなあと思っておりましたがまさに「レ・ミゼラブル(=ああ、無情)」になっちゃいましたね。

多額の債務超過に苦しむマリノスですが、結局日産自動車が補てんするのではないかと思います。しかし豪華な施設よりも1億円プレーヤーをたくさん抱えた状態が債務超過につながっているようですので、「ACLでアジアにアピールできます」「Jリーグの1試合最高動員を更新しました」だけで、エコカー戦略に結果を出せていない日産自動車の株主総会を乗り切るには、ちょっと弱いかなあと思います。がんばってください。

広島については、元湘南の石原直樹選手の活躍で最終節に勝利したため、良かったと思います。おめでとうございます。今年のACLでは広島が全くダメだったために柏にプレッシャーがかかってしまいました。広島はJ1優勝という日本を代表するクラブなのですから、もう少しACLで頑張っていただきたいものです。

まずは「湘南ベルマーレでの活躍が、数年後の日本代表、ACL出場クラブの主力選手、欧州クラブ移籍への近道」であることをアピールすることが、ベルマーレの強化につながるのでしょう。そういう意味で、石原選手と、マリノスの中町選手、清水の村松選手あたりには頑張っていただきたいと思います。

J1昇格プレーオフと、J2入替戦が、12月8日(日)に開催され、徳島ヴォルティスがJ1昇格、おそらくベルマーレの鎌田選手とは無関係のカマタマーレ讃岐がJ2昇格を決め、ガイナーレ鳥取がJ3に降格となりました。2年連続3位なのにJ1昇格を逃がした京都の悔しさには同情いたします。ただ、四国初のJ1というのは意義があると思います。徳島と讃岐はおめでとうございます。

これで2014年にベルマーレがリーグ戦初対戦をする相手は、長崎と讃岐になりました(長崎とは平塚での天皇杯で、対戦したことがあります)。観光資源豊富な長崎と、うどん・オリーブ・金毘羅山・栗林公園・岡山にストロー現象されているの讃岐。出来れば行きたいところです。

ガイナーレ鳥取については残念です。元ベルマーレの永里源気選手(荻野中)は、またまた移籍なのでしょうか?。資金難と言いながらチュウブYAJINスタジアムがぶら下がっているガイナーレ鳥取は、いろいろ整理しないと地元の理解を得られないのではないでしょうか?。それにしても、ギラヴァンツ北九州ではないことを考えると、前田浩二監督の公式戦26戦連続未勝利(福岡・鳥取の合計)が、ぶっちぎりすぎます・・・。

<追記>明日12月14日(土)から第62回全日本大学サッカー選手権大会が開催されます。実は「高校サッカー選手権よりも翌年J1・J2に入団する選手が出場している大会」で、今年もBMWスタ、厚木荻野、麻溝に試合が割り当てられております(関東のスタジアムは12月と1月こそがフットボールシーズンというくらい、稼働率が高い)。感謝の集いやFリーグ大分戦とともに、どうぞ。

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J1 2013 第34節 湘南vs大宮 戦

こんばんは、平塚球場が「バッティングパレス相石・平塚球場」、湘南ひらつかビーチパークが「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク by shonanzoen」と、ベルマーレにゆかりのある企業がネーミングライツを獲得して喜ばしい、チャリ通です。利用者としては、オリンピック並みの短い間隔で名前を変えずに、権利を継続更新していただきたいところですね。ともに来年4月から、ベルマーレカラーの看板で使用されます。

野球場のほうは学生野球のほかに、ベイスターズ主催のイースタンリーグ(10試合前後)と、セントラルリーグ1試合が開催されるので、バッティングパレスのアピールになればいいなあと思います。平塚市出身の有名選手がいないので、厚木市出身の館山昌平投手(睦合東中)と、厚木の山と玉川球場で始動する三浦大輔投手、来年野球のほうで日本記録更新がかかる茅ヶ崎市出身のラジコンドライバー山本昌さん(Jリーグ開幕前に亡くなっている尾崎豊さんと同い年)をバッティングパレスに登板させていただけたらなあと思います(おじさんばかりで申し訳ないですが・・・)。

ビーチパークは、全ビーチバレー選手の拠点のひとつになっているので、ベルマーレに限らない男女全選手の活躍に期待したいところです。さらに近年はバレーだけでなく、ビーチサッカー、ビーチテニス、ビーチハンドボール、綱引き、相撲など、ビーチに進出している競技がやたら多いので、それらの情報発信の場になれば平塚市的にもおもしろく、その資金提供者があの眞壁社長で、ボランティア的に「ベルマーレ」を名前に入れてくださっているところが、いろいろ期待できると思います。このブログをパソコンで閲覧されている方は、平塚のライブカメラがビーチパークの様子になりますので、よろしくお願いいたします

12月7日(土)は15時半の一斉キックオフで、Jリーグディビジョン1の今季最終戦が開催されました。湘南ベルマーレはホームで大宮アルディージャと対戦でした。例年、ベルマーレは秋のホームゲームが少ないのですが、今年は9月から12月までホームゲームが月に1試合しかなく、たまたま用事で行けなかった場合は「数ヶ月ベルマーレなし」の生活になるという、「営業的にどうなんでしょう?」という日程でした。改善いただきたいものです。

11月から「2013年と2014年のスポンサー契約」というものがいくつも発表されました。おそらく「2014年からの契約締結で、2013年分の1ヶ月分を、低価格または無償提供」というようなセールスをおこなったと思われますが、良い方法ではないかと思います

その中には株式会社アプラスによる「ベルマーレオフィシャルクラブカード」というものがあって、驚きました。それで突然試合会場でクレジットカードが使えるようになったのかもしれません。

日本代表はクレディセゾンと契約をしておりますが、以前、Jリーグを日本信販がスポンサードしていた時に、全クラブに対応したクレジットカードが発行されておりましたが、日本信販がMUFGに吸収されたことでなくなってしまいました。それ以来のオフィシャルクレジットカードとなります。アプラスはマンチェスターユナイテッド関係のカードを出しており、鈴与のアプラス提携カード(スマイルパーソナルカード)の特典が清水エスパルス関係ということもあり、これからサッカーに力を入れるのかもしれません。

他のスポンサーものと異なり、ある程度会員数がいないと事業も成り立たないでしょうから、契約しないといけないかなあと思っております。NPB12球団がそれぞれクレジットカード会社と契約していることを考えると、親和性が高いのでしょう。成功するといいですね。

湘南 0-1 大宮

キックオフごろはわりと良かったと思いますが、前半途中から今シーズンワーストなサッカーになってしまいました。なんというか、「心ここにあらず」な、ボーっとした瞬間が各選手にあり、そこを突かれまくりでした。ベルマーレはこの試合の前に年間16位が確定していたところがあり、一方でJ2降格に伴う来シーズンの契約関係の問題もあり、集中できなかったのでしょう。後半に下平匠選手に豪快にシュートを決められてしまいましたが、シュートコースがガラ空きで、ベルマーレの守備がお粗末だったとも言えます。

最終戦ということでセレモニーがあり、曺貴裁監督が来年も指揮をとるようなことを含んだ挨拶をしました12月11日に正式に続投が発表されました)。かつて反町監督も同じような挨拶をされましたので、このような挨拶がベルマーレの伝統になるのでしょうか。

監督の続投は支持します。ただ2013年のJ1はもとより、2012年のJ2でもカウンターで失点をしていたので、ここの改善はしていただきたいと思います。これはベルマーレはDFが攻撃に参加しているからで、J2のときは得点を挙げることが出来ましたが、J1では得点できなかったためにカウンターで失点をするのみ目立ってしまったからです。

この試合で10,776人の入場があれば、1試合平均1万人になったのですが、9,257人にとどまって、1試合平均1万人を達成できませんでした。この試合は6ゲートが異常にスカスカで、他は混んでおりました。今年はホーム側・ビジター側ともバックスタンドと立見席が共通チケットであったせいか、バックスタンドに行くのか立見になるのか読みが外れることがあり、特にこの試合のビジター側がひどかったです。年間を通して7ゲートのお客様の顧客満足度は低かったと思います。来年はバックスタンドと立見席が分割されるそうですので、改善を期待します。それにしても1万人に到達しなかったのは、痛そうです。現場組は16位なのに、客席組は18位ということで、現場組には本当に申し訳がないです

2014年はいろいろ変わります。ベルマーレにとって影響がありそうなのは、「2014年4月から消費税増税」と、「2014年度中に最寄りインターチェンジが東名厚木ICから圏央寒川南ICに変わること(自動車移動サポーターは、平塚駅前を抜いて平塚一の繁華街になった平塚市田村を通らない)」でしょう。ベルマーレはどう対応するのでしょうか。

あと1ヶ月半もすれば、新しいシーズンとして選手が練習に集まってきます。その程度の空白はFリーグの湘南ベルマーレフットサルクラブで補え、箱根駅伝の見学で紛らわすこともできますので、我々にはオフはあってないようなものでしょうね。塚本泰史さんの関係で大宮サポーターから久光選手にご声援をいただき、ありがとうございました。

ちなみに1月のFリーグセントラル開催会場の墨田区総合体育館(来シーズンからフウガすみだの会場として試合をすることになります)には「王貞治のふるさと墨田」というコーナーがあって意外と展示物があり、周辺に初場所直前の相撲部屋も多いので、おじいちゃんを誘って観戦に行ってください。

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JFL 2013 第34節 町田vs相模原 戦

こんにちは、今年のJ2はガンバ大阪がビジターの多くで動員1万人越えを達成したということに驚いた、チャリ通です。ガンバはただの元J1クラブではなくて、遠藤保仁選手など現役日本代表主力選手がいたというのが大きいですね。ベルマーレ、ジュビロ、トリニータにその代役は荷が重いです。

ガイナーレ鳥取もガンバ戦でクラブ史上初の1万人動員を達成したということで、これでJ2以上の全クラブ(フリューゲルスを含め、ゼルビアを除く)が有料ホームゲームで1万人動員を達成したことになります。このほかJFLの讃岐・金沢・琉球、なでしこのINACとベレーザ、さらに早大ア式蹴球部と慶大ソッカー部が早慶サッカー定期戦で、あわせて48チームも有料1万人動員を達成した経験があるそうで、すごいなあと思うことと、これからJ2昇格を競う長野・町田・相模原は絶対に広告出稿主や金融機関から「ベスト48にも入っていないのにプロ選手がいるの?」とつつかれているのだろうなあと思いました。

先週末はFC東京戦の翌日も、味の素スタジアムに行きました(飛田給に臨時停車をしないのが不便)。ただし、陸上競技サブグラウンドである西競技場のほうです。メインの味の素スタジアムは、宮本恒靖さんをゲストに迎えて子供を対象にしたサッカー大会が天然芝で行われており、子供と父兄をあわせて西競技場よりはるかに動員があるようにみえました(ペスカドーラが協力していた)。

この日はJFL最終戦の町田対相模原戦(町田主催)でした。町田市立陸上競技場が工事をしなければならないということで、Wikipediaによると定員2,800名のスタジアムで試合をすることになりました。特別に鳴り物を使ってよいということから、やっぱりダメっていうことになったらしいです。というかこんなに住宅が近いのであれば、鳴り物は難しいでしょう。略称の「味スタ西」は「味フィ西(西が丘のこと)」との区別が困難なので、名称変更をお願いしたいところです。

ご存じのとおり、相模原には元ベルマーレの佐野裕哉、森谷佳祐、小澤雄希、菅野哲也選手が在籍しており、この試合では怪我や出場停止もなく、全員が先発出場しました。とりあえず鈴木選手が多すぎで、「町田の鈴木孝司選手の兄は誰?」という4択クイズが可能です(正解は途中出場した鈴木将也選手)。

町田については開幕の福島戦相模原については15節のYSCC戦以来で、ともに今シーズン2試合目の観戦になります。町田については意味不明な戦術でしたし監督が変わったので参考になりませんが、相模原については前の試合で傾向がつかめておりました。

関東リーグではファビオ選手(現マリノス)だけで守って残りの選手で攻撃という「マンガ並みに珍妙だけど、それが出来てしまう」ものでしたが、JFLの今は特別な戦術ではなくオーソドックスなもので、「右サイドMFの菅野哲也選手がドリブルで相手をひきつけておいて、FWにパスをする」というものでした。相模原では「あの佐野裕哉選手が走っている」という衝撃的な光景も見られます。

素人でも実際に観に行くことで相模原の傾向がわかるのですが、町田駅からだと野津田公園より近い麻溝公園にさえもゼルビアは偵察に行かないのか、3-5-2システムでサイドの守備が薄く、さらに相模原の菅野選手、天野選手と対面する町田の阿部選手が棒立ちで役に立っておらず、もう完全に町田の戦術ミスでした(その後阿部選手は引退を表明)。町田はよく2分間も間失点をせずに持ちこたえたと思います。

町田については、昨年春の平塚での試合とほとんど同じような戦いをJFLでも行っていて、「後ろ5人だけがサッカーをして、前5人は守備をするフリだけのジョギング」というものでした。昨年平塚の試合でジョギングだけをしていた勝又選手は、移籍した栃木で普通のプレーを要求されて出来なかったため、試合に出られません(つまりかつての前園選手状態)が、まあこれが「町田のサッカー」なのかもしれません。元Jリーガーである相模原の御給匠選手と、同じポジションで町田でしかプレー経験のない鈴木孝司選手とを比べれば、ものすごくプレーに違いがありました。そりゃあ、守備免除なら得点も増えますよね。

まあこんな感じの試合ですので、正直関東大学1部リーグの国士舘大学(ゼルビアより先に町田を本拠地としてJFLに参戦したものの、不祥事で撤退)の一軍のほうがレベルが高いかもしれないなあと思いました。相模原にも関東大学2部リーグの青山学院大学(淵野辺)があり、さらに法政大学が校舎が町田でサッカー部が相模原にあるので、もしゼルビアやSC相模原が大学並みに選手を4年以上所属できなくなったら、大学サッカーのほうがよっぽど地域密着で、競技レベルも高いということになると思います(特に地元選手率でSC相模原に負けているゼルビア)。

両クラブともJ3に参入することが決まっておりますが、J2以上40クラブに所属する選手ですでに1,000人以上いるわけですから、「それにもあぶれてしまった選手だけど、入場料はしっかり徴収する」ということに対する「理由づけ」をしなければいけないと思います。J2で集客に苦しむクラブに限ってここで「地元だから応援」とかを言いだして失敗しまくっておりますから・・・(取引先からすれば「地元だから」は当然過ぎて、理由にカウントしないため)。そのためにJ3クラブは是が非でも大学サッカー越えをしなければいけないでしょう。J2から選手を借りまくる必要があるかもしれません。

試合は後半にも自由に泳がされていた菅野選手が得点して2点差としたものの、途中出場の町田JFC→ヴェルディユース出身の齋藤翔太選手が追撃ゴールを決めました

しかし相模原が何とか逃げ切り、ブログやツィッターで職場ネタが多い相模原が、全員プロの町田を抜いてJFL3位になりました

町田 1-2 相模原

まあ半年もたっているのにいまだに「監督代行」で済ませて責任を逃れているという格好悪さで、さらに監督の戦績を下回る監督代行の成績というのは、今年も例年のゼルビアらしいグダグダぶりだったと思います。この試合は3,421人の動員で、町田方式で動員を増やしたカマタマーレ讃岐をかわして、辛くもJFL観客動員1位だけ町田は守りましたが、消防法違反で調布市から警告を受けることになるでしょう。

2014年からJ3が創設され、現在入替戦を戦っている鳥取と讃岐の敗者ほかに、長野・相模原・町田・秋田・福島・YSCC・金沢・藤枝・琉球が決まっていて、残りは22歳以下の選抜チームと、盛岡になるらしいです。村松大輔選手が出場したロンドンオリンピックの代表選手の傾向を見ると、J2のベンチ入り選手に断られた場合は、ベンチ外選手ではなく大学生が代表候補になっておりましたので、運用方法がわからないのですが、おそらくJ3に行く選抜チームの選手は「現時点ではオリンピック無関係の選手」が多くなると思います。手倉森監督ではなく、川崎の高畠勉さんが指揮をとるそうですし・・・。

関西以西が2クラブという東日本に偏ったJ3初年度は、正直よくわからないクラブが多いのですが、2015年に新幹線の「新青森-新函館」間と「長野-金沢」間が開通するので、地元以外からは採算が取れないと予想されてしまっているこの区間の新幹線を盛り上げるために、「Jリーグ、bjリーグ、BCリーグのアウェイ観戦」の活用を考えている人たちが出ると思われ、「群馬・長野・富山・金沢が、2015年に揃ってJ2参戦」という目標を、地元で立てる人が出ると思います。長野と金沢は2014年中に昇格しなければいけないので、資金を集めやすいのではないでしょうか?。

相模原は町田と違って普通の経営戦略をとってくるので脅威なので、町田には相模原を何とかしていただきたいものです。ついでに言えばベルマーレの西の商圏は東伊豆の熱海市や伊東市のあたりまでと勝手に思っているのですが、沼津にJ3クラブが出来てしまうと、サッカー、フットサルともそちらに奪われそうで、厄介です。ただ、3クラブともJ1スタジアムにするには数十億円のスタジアム投資が必要なので、ベルマーレがJ1いれば何とかなりそうです

それを踏まえて、来シーズン開幕前に市長選挙がある町田で、そろそろ法に触れない範囲で選挙活動に入るかなあと思いましたが、出てきたのは野津田公園改修計画でした。ざっと見たところ、グラウンド兼駐車場がちょっとだけ増える以外はJリーグ興行に関係なさそうな施設を建てるようなので、もめるわりには集客につながらないように見受けられるのですが、大丈夫なのでしょうか?。中央大学周辺を筆頭に、多摩市と町田市は「山崩しの見本市」だった過去がある関係で、他市では考えられないくらい自然保護団体が強いですから・・・(小田急多摩線の延伸や「平成狸合戦ぽんぽこ」にも影響を与えている)。

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J1 2013 第32節 FC東京vs湘南 戦

こんばんは、野球・ソフトボールどころの厚木市(人口22万人)では、数年おきに出身者がプロ野球ドラフト会議に指名されるので、ドラフト指名された程度では厚木市だと注目を集められないのがかわいそうだと思う、チャリ通です。今年もオイラの小学校の後輩が某球団に指名されたのですが、彼は高校時代にまずいプレー(しかも「ええっ?、小学校の先輩のサッカー選手のほうは大丈夫?」と言われてしまいそうなプレー)で有名になってしまっているので、プロでは汚名返上をしていただきたいと思います

あと、以前触れました「さのまる」ゆるキャラグランプリに優勝しました。おめでとうございます。引退後に誕生した長男に対する親バカブログになっている石井琢朗コーチや、現役佐野市民でさのまる音頭を作ったダイアモンド☆ユカイさんのブログにも取り上げられました。ベルマーレホームタウンではアウェイ川崎戦とホーム名古屋戦を訪問したあゆコロちゃんの6位が最高位でした。前年度9位ですので悪くないと思います。あゆコロちゃんは来年頑張りましょう

今月は記事を書くどころではないのですが、試合は何試合か行っております。まあ、まずは先週末のFC東京戦にふれなければいけませんね

気のせいかもしれませんが、国立、味スタ、駒沢、西が丘のときだけ、ベルマーレ側の女性率がいつもより高いような気がします。ホームゲームではないのに、なんででしょうか?。

FC東京は試合前のアナウンスやサポーターの歌が英語です。いつも思うのですが、同僚のFC東京サポーターが英語対応をオイラに依頼するのが、納得いきません。まさか意味がわからず歌っているとかありませんよね?。というか、京王新宿駅にて、困っていた外人さんを放置しないで欲しかった・・・。アウェイの日なのに松原(明大前駅)まで案内してから行く羽目にあいましたよ・・・。

平塚でのFC東京戦はベルマーレが勝利しておりますが、ここや川崎、宗旨替え前の甲府、勝てませんでしたが浦和や鹿島といった、「カウンターはしません」というところには、今年の湘南は強かったです。逆に宗旨替え後の甲府や鳥栖、新潟といった「カウンターしかしません」という対戦相手には、今年、いや、去年からベルマーレはとても弱かったです。これはDFが攻撃参加していていないからですね

この試合も前半は守備的に戦ってFC東京と互角に戦い、後半になって、坊主になっていた髙山薫選手が先制ゴールを挙げました。

しかしそこからFC東京がカウンターサッカーをするようになり、いつものパターンでベルマーレが2失点をして、敗れました。カウンターしちゃいけないなんてルールはありません。今シーズン16位以下が決定で、2014年はJ2に参戦することが決まりました

FC東京 2-1 湘南

裏で開催された甲府が大分と引き分けたため、ベルマーレがこの試合に勝ったとしても降格でした。「日本人が引きこもって守り、外人FWがカウンターで決める」に徹したことは、プロは勝たなければいけませんので、良いことではないでしょうか。ヴァンフォーレ甲府の皆様、おめでとうございます。昨年の今頃、京都戦を甲府が手抜きで闘っていたらベルマーレは昇格していたかどうかわからなかったのですから、しょうがないです。

誰よりもハングギョン選手が悔しそうでした。大相撲の白鵬関が日本人以上に日本人のように相撲をアピールしておりますが、湘南のハングギョン選手はまさにそれであることが、充分に伝わりました。ハングギョン選手のプレースタイルはテレビのスポーツニュースで観ると真っ先にカットされてしまう役回りなのですが、実際に試合会場で直接観れば、ひとりで広範囲を守って、シュートのふたつ前くらいのパスを出していることがわかります。また永木亮太選手の出来が、ハングギョン選手が出場している時と欠場している時とでだいぶ違うというところも注目なのです。そういう選手なのです。入団時は全くJリーグに通用しておりませんでしたが、今では韓国代表の主力です。とりあえず残り2試合、ぜひ観に来てほしい選手です

ベルマーレのカウンターに激弱なところは改善の必要があると思います。とはいえ、2010年のJ1と比べて、2013年のJ1はとても楽しめました。今連敗していることが降格につながっているというよりは、夏休みに近い順位のクラブと対戦して負けまくったほうが降格につながっていると思います。

もともと「県内唯一のクラブではない」「政令指定都市のクラブでもない」「親会社がない」の3つをそろえているにもかかわらず、唯一のJ1経験があるというベルマーレは、ビーチバレーで五輪代表選手を出していたり、Fリーグにも参加していたりしているクラブですが、2013年は既に2010年の2倍ほどリーグ戦に勝っておりますし、ナビスコカップでも勝てました。とにかく若い選手が走りますし、現役の韓国代表もいます。今年のベルマーレは十二分にキャラが立っていて、J2以下に「地元だから」という当たり前すぎるセールスポイントしかないクラブが多いなかでは、かなり魅力的なクラブだと思われ、これが今年の新卒選手の獲得につながっているように見えます。期限付き移籍でも大野和成選手にいたっては、入団前と今とではかなり評価が変わっているはずです。

2010年から2013年まで、それなりに積み上げた育成事例は、まずは目の前の育成事例「亀最高」を追い越さないとダメだよ~と新卒選手たちに見せつけることで、絶対に2014年にもつながると思います。鎌田・菊池・古林・遠藤選手も、J1で必要なものがわかって、2015年は活躍できるのではと思っております。

今のベルマーレについて、すごい楽観的なのですよ、今年のオイラ。数名程度ならJ1クラブ移籍も宣伝になっていいとすら思っておりますし・・・

なぜかわからないのですが、90年代以降のベルマーレの昇格と降格は、すべてアウェイ(磐田・浦和・水戸清水町田・調布)で決まっています。「平塚で昇格を決めるところを、地元の人に見せつける」というイベントのために降格したと思えば、悪くないと思います

1993年は優勝、2009年は3位、2012年は準優勝で1部リーグに昇格しましたが、1993年は初代JFLなので、ベルマーレはJ2で優勝したことがございません。「Jリーグディビジョン2優勝という忘れ物を獲りに行く」というのも、悪くないと思います。10年前は夢だったエレベータークラブに今なっていて、これはJ1定着には必要なステージだと思っておりますので、ベルマーレは着実に進歩していると思います

対戦したFC東京についてですが、同じようなMFタイプの選手ばかりで個性がなく、FWやDFが人材難のように感じました。平山選手はもう無理なのではないでしょうか。ということで強化担当が問題かなあと思います。借りていた大竹選手が怪我をしてしまったことは申し訳ないです

今年のベルマーレは貸し出している選手も借りている選手も多いのですが、途中でFIFAワールドカップブラジル大会を挟み、天皇杯を年内前倒しで終え、J1優勝決定方式が変わり、J3が創設される2014年が、どういう構成のチームにベルマーレがなるのかわかりません。

そのうえで、日本国内での売り上げが極めて低いゆえ営業に力を入れていないとはいえ、エンブレムに「YAMAHA FC」と今も書きこんでいる以上、大企業のヤマハ発動機も手が抜けないと思われる、ジュビロ磐田と争わなければいけません。簡単ではないと思います。

同じPenalty着用の岡山と長崎は着実に力を付けておりますし、Jr East Furukawaもたまには失敗しないでしょうし、横浜FCの資金力は客席とは無関係でオーナー次第ですし、松本山雅も2014年は昇格争いに加わると思います(いくつかは昇格プレーオフに残っているので来年対戦出来ないかもしれません)。こう言っていると全クラブが強敵なので、このあたりで説明をやめます。ポストシーズン次第で来年は長崎や讃岐との初対戦があるのですが、修学旅行のメッカである長崎への遠征は、おすすめです。

明日11月30日(土)は14時キックオフで、野球だけでなくサッカーにも石原軍団が出来たことになる、アウェイのサンフレッチェ広島戦です。広電を爆破してしまうなんて、今のテレビじゃ無理でしょうね(ただしなんとかレンジャーなみに話が現実的ではないですが・・・)。紅葉は終わりのほうでしょうか?。

広島はまだ優勝の可能性が残っているうえでのホーム最終戦なので、高いモチベーションで湘南戦に臨むでしょう。気が抜けたプレーのないようにお願いしたいところです。佐藤寿人選手に最適化されたチームですが、佐藤寿人選手をおとりに他の選手が活躍するプレーにも気をつけなければいけません。16位死守のために、がんばりましょう。

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大阪遠征

こんばんは、ベガルタ仙台の手倉森誠監督が今季限りで退任し、リオデジャネイロ五輪サッカー男子日本代表監督に就任することが発表されましたが、実績的には充分であるものの、ベガルタ仙台の方針として高卒は経験者、新人は大卒しか獲らない関係で、21歳以下の選手をあまり使った経験が手倉森監督にないことと、メンバー固定を志向するタイプなので、代表チームに対応できるのかが少し心配な、チャリ通です。遠藤航選手以下の世代は代表入りを目指してがんばってください

10月19日(土)、20日(日)は、オイラも大阪遠征をしておりました。J1は日帰り可能なアウェイが多いので、Jリーグがらみで泊りがけは、今季はこの大阪のみでした

10月19日(土)は、試合前に近鉄花園ラグビー場に行き、トップリーグを観戦しておりました。この日は「NTTドコモレッドハリケーンズ vs トヨタ自動車ヴェルブリッツ 戦」と「近鉄ライナーズ vs ヤマハ発動機ジュビロ 戦」の2試合が開催されました。なんかアルディージャとグランパスとジュビロを思い起こさせます。なおジュビロくんはヤマハ発動機ジュビロのマスコットでもあり、NTTドコモレッドハリケーンズのユニフォームもアンダーアーマーです。

Football Associationのルール統一会議でRugby Unionが離脱することで成立したラグビーですが、ラグビーもかなり魅力的な競技だと思います。ただ、サッカー以上にフィジカルがものをいうスポーツなので、フィジカルに劣る東アジア人には大変厳しい競技であるため国際大会で勝つのが難しく、これが国内でラグビー人気が上がらない要因のひとつになっております(ラグビー人気が高かった昭和時代は国際意識が低かった・・・)アメリカンフットボール(USA)、ゲーリックフットボール(アイルランド)、フッティ(オーストラリア)など、ご当地ではサッカーより人気があるフットボールがいくつか存在しております。東京オリンピックの前年になる2019年にはラグビーワールドカップが日本で開催されますので、主に施設面のためにJリーグもラグビーとうまく付き合うことを考えるべきだと思います

花園といえば、年末年始の全国高等学校ラグビーフットボール大会として有名な会場ですが、行ってみると「普通の近鉄沿線の住宅街」なのですね。花ラグ饅頭のお店が立派でした。選手と一緒に近鉄に乗って、東花園駅から歩きました。

近鉄だけでなく日本ラグビーフットボール協会も関与しているスタジアムなので、秩父宮ラグビー場(戸山に移転した女子学習院の跡地)と同様に基本的にここではサッカーは行われず、陸上競技のために例外的にセレッソが1回借りたきりです(西が丘や埼玉スタジアムの逆ですね)。ラグビーの歴史コーナーがあったり、食堂があったりと、ベルマーレに欲しい、大変素晴らしい施設だと思いました。片方のサイドスタンドが現在は使用されていないゴルフの打ちっぱなしになっており、ベルマーレがフットボールスタジアムを建てるのであれば、ラグビー対応だけでなく、神宮第二球場のようなゴルフ用設備も必要なのかなあと思いました。ちなみに高知市には競輪場兼陸上競技場がありますが、ここでJリーグをするのは観づらそうです。

ご当地の近鉄ライナーズには地元ファンが多かった(三ツ沢の横浜FCや野津田のゼルビアサポーターくらいの人数)ですが、他の3チームは企業が動員したファンが多かったかなあと思います。しかしどちらにしても高校・大学ラグビーより動員が少ないのが残念です。

NTTドコモ 7-20 トヨタ自動車
近鉄 17-26 ヤマハ発動機

動員はドコモ(大阪のチーム)のほうが多かったですが、トヨタ自動車との実力差は大きいなあと思いました。ヤマハの五郎丸歩選手(日本代表)のキックがあまりにも正確で、近鉄はこれに負けたような印象があります。この日のボールパーソンとハーフタイム余興は「大阪府中学女子選抜」が担当しており、なかにはかわいい子もいたので、この子がラグビーやるんですか?と驚きました

ちなみにベルマーレホームタウンには、トップイースト(2部リーグ)の栗田工業ウォーターガッシュが厚木市で活動しております。ほぼ愛川町な場所にあるのですが、グラウンドとクラブハウスは湘南ベルマーレの大神や馬入より明らかにいい施設を使用しております。

10月20日(日)は、十数年ぶりに世界遺産・姫路城に行きました。姫路は元々交通の要衝で藤沢並みに人口があるのですが、当時工事を開始していた駅やビルが完成していて、発展ぶりに驚かされましたが、有名な「JR姫路駅のえきそば」(ソーメンとラーメンの中間のような麺に、和風だし汁をかけたもの)は、変わっておりませんでした

なぜ姫路城に行ったかといいますと、現在大天守保存修理工事を行っているからです。工事のおかげで天守閣を真横から見ることが出来ますので、むしろチャンスですから・・・

といっても、工事自体はほとんど終わっており、現在はほぼ完成した天守閣最上階を観ることが出来ます。キレイになっておりました。見学の建物は来年1月に取り払われ、同時にNHK大河ドラマで黒田官兵衛(この天守閣が建つ前の姫路城主)が、ひらパー兄さん主演で放映されるため、姫路はその準備に追われているようでした

お土産は、石屋製菓と和解した吉本興業の「面白い恋人」と、大阪の味本舗の「お好み焼きせんべい」でした。お好み焼きせんべいはオイラ自身が結構好きなので、よく選びます

楽しく遠征出来ました。セレッソ戦以外は・・・。

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J1 2013 第29節 セレッソ大阪vs湘南 戦

こんばんは、カラオケはあんまり好きではないですが、歌う場合は最近は「光GENJI」でいろいろツッコまれながらお茶を濁す、チャリ通です。パラダイス銀河・・・、音がいかにもYAMAHA DX風で、まさにこの時代って感じですね。

昭和から平成にかけての3年くらいだけが光GENJIの全盛だったので、今のベルマーレの選手の半分くらいは当時生まれていないです。社内で戦力外扱いになったところをマネージャーが立て直したらしいSMAP(このためにマネージャーと彼らだけ暖簾分け状態らしい)以降はジャニーズ事務所の方針が変わっているので、光GENJIとSMAPは同世代(2013年ではジャニーズジュニアの父親たちと同世代のアラフォー)なのですが、所属が入れ替わっていたら人生がだいぶ違っただろうなあと思います。楽曲は飛鳥涼さんが提供しておりました。先日の事件は「限りなく黒いグレー」なのが残念です。

今節と次節はACL決勝のため、J1が日曜日に開催されます。そんな土曜日になってしまいましたが、ようやく先週末のセレッソ大阪戦について書けます。今回で通算3試合目の長居遠征でしたが、以前の遠征は長居第二、長居陸上競技場でしたので、今回のキンチョウスタジアムと合わせて全て同一公園内にある異なるスタジアムになります。試合によって使い分けられるなんて、大阪市はすごいなあ・・・。

2月の年間観戦計画の前に、限られた関東以外の遠征には、行ったことがない豊田スタジアムとキンチョウスタジアムを優先することを決めていたのですが、豊田スタジアムでは湘南戦は開催されませんでしたので、キンチョウスタジアムの試合のみを、日程発表と同時に決めておりました。小学校の後輩の茂庭照幸選手もおりますしと思っていたら、負傷でこの試合に出られませんでした。

陸上トラックのないスタジアムは、メインスタンド以外は小さいながらも良い雰囲気のスタジアムでした。JR阪和線からチラリと見えるのがセクシー(?)です。セレッソがベルマーレとJ2にいたころから少しずつ加えていた、ホームの雰囲気をかもし出す演出がある程度かたちになっていて、なかなかの雰囲気です。アナウンスの「かきたに~!」に、サポーターが「ヨーイチロー!」と返す演出はオイラがロンドンにいたころ採用していたクラブもあり、確か大儀見優季選手がポツダムにいたときもやっていたと思います。

まず驚いたのは、セレッソサポーターに圧倒的に若い女子が多いことです。ジャニーズのコンサートのようで明らかに他クラブとは一線を画しており、これは1万人越えのBMWスタジアムが「女子トイレより男子トイレのほうが待つ」という「異常なまでの男性率」ということもあり、余計にそう思いました(札幌に帰ったときのコンサドーレサポーターの高齢ぶりも驚きますが・・・)。セレッソは若い選手がどんどんA代表に入るわけですから、人気が出ますよね。関西は高齢選手が多い阪神タイガースや、トップが30代半ば以上の宝塚歌劇、中年以上が出演している吉本新喜劇など、どちらかと言えば高齢者向けなコンテンツが多いので、セレッソは異彩を放っております。湘南も鎌田・菊池・古林選手以下の若手がA代表に入れば、このようになるのでしょうか・・・。

長居にある学校法人大阪学芸が冠スポンサーだったこの日は、NHK-BS1の放送もあったため、霧雨なのに満員でした

ハングギョン選手が韓国代表から、山口螢・柿谷曜一朗選手が日本代表から、両軍に合流したこの試合は、序盤からセレッソが優位に試合を進めます。しかし先制はベルマーレのステボ選手がヘディングで決めました。このときは盛り上がりました。なかなかフィットしなかったステボ選手もようやくJリーグに慣れましたでしょうか?

しかし前半終了前にカウンターから杉本健勇選手が同点弾を決めます。ベルマーレはDFが攻撃参加するために守備力が極めて低く、このようなカウンターを昨年のJ2時代から頻繁に決められております。そういえば杉本健勇選手は昨年オリンピック前までJ2のヴェルディにおりましたので、勘が働いたのかもしれません

後半もセレッソが優位に試合を進め、セットプレーからフリーの柿谷曜一朗選手がヘディングを決めて逆転されてしまいました。これは菊池大介選手が簡単にマークを外されすぎでしたね。会場でそれがリプレイされまくりでした。

試合が進むにつれてセレッソが押してきましたが、そのまま1対2で敗れました

セレッソ大阪 2-1 湘南

とりあえず、セレッソ大阪を目指せば客が入りそうだということはわかりましたが、今年の湘南ベルマーレU-18は、予算や設備で大きくベルマーレユースに劣る神奈川県立厚木北高校のいるリーグからも降格しそうで、もう言い訳が出来ない状態なので、別のアプローチになりそうです。

日曜日はアウェイの新潟戦です。カウンターのチームなので、セレッソ戦の杉本選手のような攻撃を狙ってくるでしょう。苦手の川又選手を、ハングギョン・大野選手抜きで迎え撃たなければいけませんが、がんばっていただきたいところです。

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第93回天皇杯3回戦 湘南vs甲府 戦

こんばんは、数年前から神奈川中央交通の路線バスに少しずつ導入されているデジタルサイネージ「かなch.」(アドベル取扱)に、ベルマーレに関する情報を載せてもらえないかなあと思う、チャリ通です。Power Pointによる「前節の結果」「現在の成績」「次回ホームゲーム情報」の3ページを作成して、こまめにアップデートするだけでもいいのですが・・・

日本代表活動期間中の10月13日(日)に天皇杯3回戦の甲府戦が、湘南ひらつか囲碁まつりの裏に、Shonan BMW スタジアム平塚で開催されました。

体育の日の前後で湘南ひらつか囲碁まつりが開催されるためか、ベルマーレの天皇杯と同日同時刻に開催されることが多いです。市外の者から見れば「露天商の、露天商による、露天商のためのお祭り」になり下がっている平塚の七夕よりも、遠方からプロとの「1000面打ち」に駆けつけるファンで有名な囲碁まつりのほうがよっぽど平塚のためになっているように見えるのですが、若い人も結構いるとはいえ全体的には「世代が偏っている」ため、七夕ほど力を入れていないように見えます。こんな大チャンスを逃すことは厚木市ではありえないので、もったいないと思います。この日はヒマだったキングベルⅠ世も1000面打ちに参加すればよかったのに・・・

3回戦の相手は、何かと競ることが多いヴァンフォーレ甲府でした。ベルマーレはMFハングギョン選手が韓国代表に招集されているため、この試合に出られず、髙山薫選手も先発落ちしておりました。対する甲府はほぼベストメンバーのようです。

キックオフから湘南が何度も攻めるのですが、名古屋戦録画を観ているがごとく、得点が出来ません。攻めていても決定的ではないのです。偶然は何度も続きませんので、ビルドアップの力不足です。「いいぞ、たくさん攻めているぞ!」ではないです。ただFWウェリントン選手はチームでの役割を理解し、戦術に慣れて、周りの選手も彼を理解したと思い、ポストプレーと守備が良かったです。

甲府は典型的な「日本人で守り、外人で攻める」でしたが、甲府のほうが人件費が多いだけあって、外人の質もいいです。サッカーは採点競技ではありません。内容がいいサッカーではだめで、勝つためのサッカーをした甲府のほうが強いです

スコアレスで延長戦になりましたが、最後に甲府に点を獲られ、今シーズンは12月第1週で終わることになりました

湘南 0-1 甲府

今シーズンの対甲府戦は、春にアウェイのカップ戦とアウェイのリーグ戦に勝利したものの、夏のホームのリーグ戦と秋のこの試合を落として、2勝0分2敗で終えることになりました。リーグ戦の最終順位は甲府を上回りたいですが、ベルマーレの戦術にさらなる改善がないとダメだと思います。

DF宇佐美宏和選手が前半で負傷退場したのが、重傷ではなさそうですが心配です。セレッソユース出身なので次は出たいでしょうし・・・。

来週10月19日(土)は、ベルマーレは初めてのキンチョウスタジアムとなるセレッソ大阪戦です。NHK-BS1の放送に合わせて19時キックオフです。セレッソは近年最も若手を育てている国内のクラブで、大変手強いですが、頑張りましょう。その次もアウェイの新潟戦です。

ちなみに甲府戦では湘南国際マラソンでの寄付のチラシを配っておりました。オイラは昨年持株会におカネを出したので、今年は予算がありませんが、お金持ちの方はよろしくお願いいたします。

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J1 2013 第28節 湘南vs名古屋 戦

こんばんは、ゆるキャラグランプリ2013のランキング表示期間終了直前(10月第1週)にランキングを見たところ、「バルセロナがJ2に参戦したのか?」というくらい出世大名家康くん(浜松市所属)が2位以下をぶっちぎっていて、早くもほぼ優勝を決めていたので笑えた、チャリ通です。ただでさえ家康は岡崎市出身で、清須市、千代田区、静岡市、日光市にもゆかりがあって、浜松市は徳川家康にとって「征服先のひとつ」という具合なので、「苫小牧の田中将大投手」と言いきっていいのか並みに微妙(田中将大投手は伊丹市生まれ、苫小牧市と仙台市で活躍、22連勝を経てたぶん渡米)なのに・・・。あっ、組織票については、この大会はそれを前提としているので、文句はありません。

10月5日(土)は、あゆコロちゃん(厚木市所属)が選挙活動にやってきたホームの名古屋戦が開催されました。毎年運動会やお彼岸など、あらかじめ集客が厳しいことがわかっている日に割り当てられる「ベル12デー」でした。ベルマーレ12有料会員はチケットを大人で1,000円ほど安く購入できます。この日は運動会の集中日でしたが、さらに雨予報でもありましたので、集客にモロ響いて8,650人の入場者でした。朝は降ったものの試合中は雨がほとんど降らなかったので、本当に残念でした。主審はワールドカップに出た西村雄一さんでした。この試合より売店でクレジットカードで支払いできるようになりました

数日前に名古屋のストイコビッチ監督が今季限りの退団を発表しておりましたが、今季の名古屋は調子が悪く、ベルマーレのちょっと上にいます。2010年はここで名古屋がリーグ優勝を決めましたが、今年は勝ちたいところです。どうでもいいですが、ベルマーレの今年のアウェイ最終戦(第33節)が広島戦で、ここでリーグ優勝を決められてしまう可能性があり、こっちも気になります

株式会社スタートが裾スポンサーになりましたが、残り2試合のどちらかで冠マッチをやるのでしょうか?。名古屋戦は胸スポンサーのトライテラスのスペシャルデーでした。黄緑のバンドを配布しただけでなくボール置台(フォトアルバムの次の写真、髙山選手がそっくりですね)を寄贈してくださったので、田子さんがこの時期に寄贈ということは来年もスポンサー継続なのかということを社長にうかがい、認めてくださりました。両社ともありがたいかぎりです。

この日は湘南側ゴール裏から名古屋側ゴール裏に風が吹く、いつもとは逆の風の吹き方でした(なくはないですが・・・)。キックオフからいつも通り湘南が走りまくり、元気のない名古屋にシュートを撃ちまくります。しかし昔からどっしり構えるスタイルの元日本代表GK楢崎正剛選手にはばまれます。構図がわかりやすかったです。この前半のうちに得点をとっておくべきでしたが、シュートは撃っているものの決定的ではありませんでした。

前にも書きましたが、ゴールラインの1cm前から蹴れば、角度が89度ずれていてもゴールに入ります。これが1cm遠ざかるごとに許容範囲が小さくなり、最終的にはピンポイントでしかゴールできなくなります。つまり湘南はもっと前でシュートできるように崩さなければダメです。

前半は両軍とも無得点でした。しかし観ていてかなり湘南のサッカーがおもしろかったのも事実です。こういう試合こそ観に来てもらいたかったですが、雨が・・・。

ハーフタイムに坂本紘司さんが11月3日の湘南国際マラソン出場の意気込みを語りました。早すぎと思いましたが、次のホームゲーム鹿島戦は湘南国際マラソンのあとなので、名古屋戦しかなかったのですね。毎年のことなのでベルマーレ側が希望していると思うのですが、9月から11月はホームゲームが少ないです。どちらかというとこの時期は契約関係に忙しいはずの大倉智GMのほうが心配ですが、フルマラソン完走をお祈り申し上げます。

陣地が逆になることで風向きが逆になる後半に、玉田・藤本・ダニルソン選手がいないのに名古屋が立て直してきました。アレックスサンターナ選手が名古屋の選手をいわゆるレッグラリアートしてしまい、PKでケネディ選手がゴールを挙げてしまいます

しかし、古林将太選手のクロスを大野和成選手が頭で合わせ、同点に追い付きました。最後に闘莉王選手が進路妨害をする永木選手を殴って一発退場になりましたが、そのまま引き分けになりました。

湘南 1-1 名古屋

湘南は順位的に「内容は良かった」とかはいらず、この試合は勝たなければいけませんでした。失点癖があることを織り込んで、風上の前半のうちに点を獲っていなければいけません

実はこの日知人を数名招待して普段とは違うところで観ていたのですが、平塚八幡宮とか、市役所とか、SLとかある辺りの環境を含めて、予想以上にベルマーレや総合公園に満足をいただきましたsweetさんが再三指摘しておりますが、今のベルマーレのサッカーは、結果には結び付いていないものの若手に躍動感があり、おすすめです。曺貴裁監督とはぜひ2014年も契約していただきたいです。

名古屋はホーム最終戦の甲府戦に、勝ってください。

今週末は国家代表活動期間ということで、「ファールしない守り」に定評があるハングギョン選手も、もはや当然のごとく韓国代表に招集されました。この間10月13日(日)13時に天皇杯3回戦ヴァンフォーレ甲府戦が、Shonan BMW スタジアム平塚で開催されます。リーグでも順位を争っておりますが、天皇杯も絶対に勝ちたい相手です。ライバルとして素晴らしいクラブでありますので、いい試合をして、建て替え前の国立霞ヶ丘競技場で試合が出来ることを期待します。

現在AFC U-19予選に「常連」の田村翔太選手と宮市剛選手が選ばれており、早くも「現主力の次の世代」として期待されておりますが、元湘南の大山俊輔選手の弟である大山啓輔選手(大宮トップ昇格内定選手、あれ、兄と違う・・・)もいるのですね・・・。

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J1 2013 第27節 湘南vs浦和 戦

こんばんは、東日本大震災前からの動きでしたので他局(他クラブ)と比べれば数年遅れですが、ようやくFM湘南ナパササイマル放送JCBAサイマルラジオ)に対応してうれしい、チャリ通です。

試合の映像を観るにはスカパー!(または対応するケーブルテレビ)と契約しなければいけないということでは、初心者にとってとてつもなくハードルが高くて先細りする一方ですが、スカパー!から支払われている放映権料がなければ崩壊してしまうJリーグなので、これはやむをえません。とはいえ関心を持ってもらうには誰でもアクセスできる情報発信源が不可欠で、試合生中継のラジオは有望な代替コンテンツです。しかしFM湘南ナパサはホームタウン内でも一部しか聴けないにもかかわらず、サイマル化が大幅に遅れておりました(サイマルラジオ普及後に開局したFMカオンよりも対応が遅れたので、このブログでもたびたびネタにしてました)。これにより海外からでもベルマーレ戦の音声と実況が、生で無料で聴けるので、だいぶ改善です

他市に住んでいると、平塚市の衰退は役所や地元産業が自ら足を引っ張っているところが目立つので、これを機に改革をしていただきたいところです。来年からはスタジアムと練習場の最寄りインターチェンジが「東名厚木IC」から「圏央道寒川南IC」に変わります(ここ20年で唯一の平塚大型道路投資である「湘南銀河大橋」は、当初より寒川南ICを前提としたもの)。平塚市への導線のために寒川町にお伺いを立てる場合も出るので、ご先祖様は「格下厚木の次はもっと格下の寒川かい」と驚くのではないでしょうか?。来年からの寒川町民デーの町長挨拶は、ビジター側に向かって「帰りに寒川神社に立ち寄ってください」でしょう。

そんな今年の寒川町民デーだった9月28日(土)は、ホームで浦和戦でした。さすが浦和戦だけあって13,743人入りました。1万3千人といってもメインスタンド指定席が空いた状態での1万3千人なので、自由席はすし詰めでした。というよりまたも通路に人があふれていて、これでは事実上の消防法違反だと思います。新スタジアム建設の後押しにはなりそうですが、顧客満足度は下がります・・・。対策をして欲しいところです。

今年もまた、八木あかねレフェリーがオイラより年上の男性だということを言わされました。

田子さんがスタジアムでしゃべってましたが、試合終了直後のTBSオールスター感謝祭でもナレーションをしておりました。あっちは録音なの?。

キックオフ直後から、浦和の全員日本人の有名選手たちが、キレキレの動きで湘南を翻弄し、コーナーキックを浦和の槙野選手があわせて先制しました。槙野選手がすごいというより、湘南のセットプレーの守りが悪かったです。

しかし浦和はキックオフ直後がピークで、時間が経つごとに動きが悪くなって行きました。さらにあとから交代で出てきた選手のほうが動きが悪く、交代のたびに弱くなって行きました。これは浦和サポーターにはつらかったでしょうし、最近勝てていないことがわかったような気がします

PKでウェリントン選手が得点して追いつき、さらに後半途中出場の古林将太選手のクロスを遠藤航選手がヘディングして逆転し、盛り上がりました。

古林将太選手は亀川選手に代わって出場したのですが、 亀川・"亀最高"・諒史選手(読み仮名は「カメックス」で、毎試合「ややウケ」ポイント)も当初は穴埋めで出ていたものの、最近は結構いい動きをしており、ミスが減れば充分主力になれそうに急成長しました。

しかし浦和のチャンスに大竹選手がバックチャージをしてしまい、イエローカード2枚目で退場。直後に浦和の柏木選手が得点をし、引き分けとなりました。

湘南 2-2 浦和

今必要なものは「内容が良かった」ではなく「1点でも多い勝ち点」なので、満足は出来ません。しかし優勝争いをしているクラブに勝てそうだったことは良かったと思います。2勝で追いつけなかった残留ラインとの差が、2勝で逆転できる差になりました。大竹選手は既に主力級の働きをしているからこそ、最後もファールにならないような守備が出来なければダメでしょう。改善を期待します。基本的にJ2でも毎試合失点をしていた守備力なので、失点はしょうがないです。得点をしましょう。

まだ湘南の観客動員数18位です。選手が15位以上を目指しているのに客席は18位というのは申し訳がたちません。ビリ脱出を目指してがんばりましょう。

次は10月5日(土)16時キックオフで、名古屋とShonan BMW スタジアム平塚で対戦します(ベルマーレ主催試合としては10月5日なのに10月最後の試合)。湘南とは反対にデカい選手が多くて、ベテランも多いので、ぶつかっていく必要があります。闘莉王、楢﨑、玉田、永井、ケネディ選手と有名選手も多いので、比較的観戦を誘いやすいのではないでしょうか。2010年はここで名古屋に優勝させてしまいましたが、調子が悪いそうなので、今度は勝たなければいけません。しかもトライテラスデーという重要な日です

厚木市民デーなのでTBSオールスター感謝祭でAKB48の川栄李奈さんと共演していたあゆコロちゃんが来場します選挙活動頑張ってください。とりあえず坂本紘司さんと一緒に写真を撮っておけば女性ファン的にいいのではないでしょうか。厚木市のサンクトガーレンは、市民デーとは関係なくいつもベルマーレに協力してくれます。

45万ヒットの件は別途対応します。

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