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北九州訪問

こんばんは、勤務地の近くに博多一風堂一蘭があるため、最近は福岡県に行ってもラーメンを食べる気がおきない、チャリ通です。代わりにコシのない博多うどん(かしわ・丸天・ごぼ天)を好んで食べております

以前鳥栖遠征のために名物をうかがったら「鳥栖駅のかしわうどん」という回答を得て、既にJR九州の複数の駅でかしわうどんを食べていたオイラには「オレのまちにはマクドナルドもスターバックスもあるんだぜ」「都まんじゅうは俺たちの街のソウルフード」級の衝撃を受け、涙が出ました(結局指定された6番ホームのかしわうどんをいただきましたが・・・)。

先日、ギラヴァンツ北九州戦のために北九州市に行きました。個人的には47都道府県訪問まではあと2県(長崎・鹿児島)なのですが、「北九州を含む19政令指定都市 + 内定の熊本市 + 東京23区」には既に訪問済みです。そういえば今度の選挙の結果次第では大阪市と堺市がどうなるかわかりませんね・・・。

正直、人口100万人を割ってしまった北九州市はあまり期待していなかったのですが、良い意味で期待は裏切られました。特に昭和好きの方にはお勧めです

門司市・小倉市・戸畑市・八幡市・若松市が合併して成立した北九州市(競輪発祥の地だそうです)ですが、実際に降り立つとなんだか雰囲気が神奈川県東京湾沿い(川崎市・横浜市・横須賀市・三浦市)に似ているので、神奈川県民的に親近感があります。まあ戸畑鋳物(現在の日立金属)の自動車部門が今の日産自動車(横浜市)なので日産の拠点もあり、実際につながりも太いです(あっ、マリノスもギラヴァンツもカモメがマスコットだ・・・)。わりと新しい駅舎の小倉駅から徒歩1分で「ウッフーンな劇場」や「アーッな映画館」があることも、ちょっと前の横浜駅や川崎駅と変わりません。

人口は減っているものの、有名企業の本社や拠点がいまだに多いので、新スタジアム完成にあわせてこれらの企業がギラヴァンツに投資をすれば、結構怖いと思います。ちょうど今月北九州銀行が開業(コーポレートカラーも黄色で、マークもひまわりと、北九州市・ギラヴァンツと一致しているが、親会社はレノファ山口のスポンサー)したそうで、盛んにPRをしておりました。

スターフライヤー
今回の北九州行きでは、2006年に就航したスターフライヤーを試してみたかったので、スターフライヤーを指定して移動しました。

スターフライヤーは北九州市に本社を置く、北九州・福岡・関西と羽田を結ぶ航空会社です。ブランドカラーは黒です。

反町康治監督の袖にも付いている全日空とはコードシェアをしているので、全日空機としてもスターフライヤーに搭乗可能です。しかもスターフライヤーは羽田第1ターミナルを利用しているので、このコードシェアを利用すればANAユーザーがJALの羽田空港を偵察することが出来ます。2時間ドラマのアリバイネタになるかと思いましたが、バッチリ搭乗記録が残りますのでだめですね。チケット発券はANAの機器を使っておりました。

シートが革張りで、ドリンクサービスはタリーズコーヒーやミネストローネ、日田天領水のお茶(冷)などが提供されます

国際線のような個別モニターがついており、GPSの表示やビデオをそれぞれ観ることが出来ます。このビデオの中に2011年3月にRKBが放送した「味わいぶらり旅」があった(30分番組をリピートしている)のですが、北九州市を取り扱っているこの番組の内容が秀逸で、これから北九州市に行く方は必見だったと思います

番組としてはひたすら食べるだけの番組で、この回のゲストは舞の海さんでした。

旦過市場の「大學堂」(市内の大学がプロデュースしているそうです)でどんぶりご飯を入手し、市場の鯨や筍などを載せてそのままいただいたり・・・、壇ノ浦古戦場そばの「枕潮閣」で懐石料理をいただいたり、折尾の酒屋で「角打ち」で飲んだり、屋台でおはぎを食べたりなどしておりました。こんないい番組、到着直前になって見せられても困ります!!。何らかのかたちでギラヴァンツ戦遠征前に旅行者が見られるようにしてもらえませんでしょうか?

特に「角打ち」については、基本的にアウェイにJリーグを観に行くサポーターが大好きなスタイルだと思います。しかし関東人は北九州にそんな文化があることすら知りません。ぜひギラヴァンツ主導で「角打ち」を対戦相手ファンにプロデュースしていただければと思います。せっかく番組では折尾が舞台だったのに、21時過ぎで帰りの足が心配で「角打ち」が出来なかったのが残念でした。

北九州空港
今回、あえて北九州空港を利用したのですが・・・。存在意義がわかりません

空港施設自体には不満はないですが、小倉駅から40分くらいかかります。これだけなら悪くないですけど、便数が充実して競争が発生している福岡空港へも小倉駅から60分で行けることを考えると、わざわざこの空港を利用する意味がありません大分空港も大分県北部にありますので、そちらへの配慮にもなりません。

平日に利用したからかもしれませんが、ほとんどの利用者が男性出張サラリーマンでした。おそらく会社も特定の会社だけに用件があるか、その特定の会社の社員と思われます。

下関
実は小倉駅-下関駅間は平塚駅-茅ヶ崎駅とほぼ同じ距離(5km)という近さで、山口県下関市も北九州市郊外のようになってしまっておりました。北九州市観光の場合は下関市観光もセットで考えることが現実的だと思います。関門海峡上に巌流島渡し船あり)がありますし、幕末の馬関戦争も関門海峡が舞台です。来年のNHK大河ドラマ「平清盛」でも取り扱われるであろう壇ノ浦の古戦場もあります。特にすごい史跡が残されているわけではないのですが、実際の地理を確認すると歴史も楽しいです。

本当はフグを食べる予算があれば良かったのですが・・・。

実際の地理を確認するとギラヴァンツは下関で営業したいだろうなあと思いました。ただ山口にJリーグ準加盟クラブが出来たときに下関市のスタジアムか、山口市や宇部市のスタジアムになるかで、状況は変わるでしょうね。下関市のスタジアムの場合は町田ゼルビアとSC相模原の関係のようになると思います。山口市や宇部市のスタジアムですと、下関は北九州に獲られるのではないでしょうか?。

関門トンネル人道
下関と門司(北九州)は、

関門鉄道トンネル(JR在来線)
関門国道トンネル(国道2号)
新関門トンネル(山陽新幹線)
関門橋(中国自動車道)
関門汽船(渡し船)

の5ルートでつながっているのですが、関門国道トンネルについては歩道が用意されており、本州から九州まで歩いて渡ることが出来ます。料金は無料(自転車等の場合は箱に20円を入れる)です。

下関側、門司側とも駅からバスが出ておりますので、そちらで関門トンネル人道へ行けます。門司側については休日のみトロッコ列車が運行されておりますので、そちらでの移動も可能のようです。

下関側に関門プラザという資料室がありますので、ここで学ぶことが出来ます。壇ノ浦古戦場の銅像もあります。

歩道は自動車道の下に造られており、大きなエレベーターで移動します。距離は片道800mくらいしかありません。途中で山口県と福岡県の県境の線もしっかり引かれております

どちらのエレベーターホールにもスタンプが設置されており、下関と門司の両方のスタンプを押して、下関駅か門司港駅の観光案内所に提出すると、通行記念の小さな賞状を発行してもらえます(2種類あります)。

JR門司港駅
大正3年に建設された現在の駅舎は国の重要文化財になっております。この駅はJR九州の前身である九州鉄道の初めての駅(連絡船で下関駅と接続していた)で、貴賓室で門司港駅の歴史の写真を見ることが出来ます。併設の九州鉄道本社も、後述の九州鉄道記念館として現在も活用されております

門司港周辺は明治大正時代の洋館が残されており、雰囲気が北海道の小樽に似ております。門司で創業した出光興産はここでも美術館を設置しており、門司港周辺(門司港レトロ地区)だけでも1日ではまわりきれません。オイラは古い建築物大好きなので、いろいろ時間が足りなかったです。神奈川でいえば横須賀が似ていると思いますが、門司のほうが観光地としては格上ですね。

九州鉄道記念館
JR九州版の鉄道博物館です。汽車・戦前の電車・国鉄の特急などの車両が公開されているほか、旧九州鉄道本社が資料館になっております。

大宮の鉄道博物館と比べれば規模は小さいですが、それでもその半分近くはあるのではという本格的なものですので、なかなかでした。

コックテール(焼きカレー)
門司名物は「焼きカレー」なのだそうですが、実際門司では焼きカレーを提供するお店が点々と存在しており、適当にこのお店に入ってみました。本来はパブです。

ご飯の上にカレーをかけ、チーズと玉子をのせてオーブンで焼いたもので、このお店の場合はシーフードを追加した「ハイカラ焼き」を出していたので、そちらをいただきました(ミニサラダ付き)。普通に考えて絶対にハズレにならない料理でしょう。おいしかったです

かしわめし(東筑軒)
JR折尾駅でかしわめしの弁当を購入し、試合前にいただきました。鶏の出汁で煮たご飯の上に、鶏そぼろ肉・錦糸卵・海苔が三色旗状にまぶされております。

ちょっと高いなあとも思いましたが、味はおいしかったです。おすすめな理由が分かりました

余談ですが、市内数ヶ所でギラン(ギラヴァンツのマスコット)が食品工場で調理に挑戦している写真で宣伝をしているところがあるのですが、彼の「(日本のマスコットらしくない)険しい目つき」が職人気質に絶妙にマッチしていて、面白かったです。

小倉城
小倉駅から徒歩で行けます。天守閣は江戸時代の内に消失し、鉄筋コンクリートのお城です。お約束の展示物が展示されております。

それでも天守最上階から街が一望できると思ったのですが、小倉の場合、街が発展しすぎてお城のほうがビル(北九州市役所・ゼンリン本社が入るビル・井筒屋小倉店・マンションなど)に囲まれてしまい、残念な眺望になっております。街の発展は喜ばしいのですけどね・・・。

この近辺の商店街が「いかにも昭和」で、地元の若い人にはキツいかもしれませんが、東京の人にとっては愛すべきタイプのお店が多いです。

松本清張記念館
大物作家である松本清張は、42歳まで小倉で印刷工をしておりました。その後作家として大成するのですが、その足跡をたどる記念館が小倉城のそばにあります。年表、作品一覧、東京の自宅を再現したセットが目玉です。

しかし、漫画家の記念館ですとキャラクターを使って説明が出来ますが、活字の人なので展示に面白味がないです。彼にはたくさんの映像化作品もあるのですが、いろいろ事情があってそれらは使いずらいようで(日本芸能界の版権ビジネスは、海外と比べるとかなり遅れております)、非常に残念です。

ホークスタウン
このあと福岡市にちょっとした用事で数時間滞在。福岡市にはその後ホークスタウンにだけ行きました。以前ホークス戦のときに来たことがあり、その試合でホークスが勝ったので、ドームの屋根も開きました。ドームの屋根が開いて快晴の太陽が差しただけなのに、めちゃくちゃ感動した記憶があります。

数年前に町田ゼルビアが「20年後では遅すぎる」という駅前スタジアム構想を掲げ、そこにショッピングモール等を備え付けるということもありましたが、日本には既に東京ドームシティを筆頭に野球でそのような施設がいくつもあります。というか、福住駅とレストランやグッズショップは試合のない日も営業している札幌ドームの「徒歩10分一本道」の間にも、イトーヨーカドーやガストなどがあり、サッカー場でも既にショッピングモール併設に似た状況のスタジアムがあります。古くはサッカーの実績もある大阪球場(現なんばパークス)という「ターミナル駅直結複合スタジアム」もありました。そういう意味では野球場見学もサッカースタジアムの勉強になります。韓国のワールドカップスタジアム級で数百億円かかるのですが、雑居ビルだらけの町田駅前では用地取得と更地化にも建設費と同じくらいかかると思われますので、20年以内の完成を目指す町田の財力は底なしですね。これでコンサドーレより客が少なかったら大変だと思いますが・・・。

既にホークスがリーグ全日程を終了した後でしたので、試合がないのですが・・・、いくら平日の昼間でも、店舗なのに人がいなさすぎです。試合やコンサートのある日だけ人が来るではかなり赤字のような気がしますが・・・。

ドーム球場のスタジアムツアーと王貞治ベースボールミュージアムがやっているということで、行ってきました。

スタジアムツアーはホークスの一軍選手が自主練習をしている中、ヤフードームの内外野席、内野人工芝上、三塁側ベンチ、ブルペンなどをまわりました。面白かったです。しかし親会社の「お父さん犬」がいたるところに貼られすぎで、知らない間にしれっと応援歌とかから徐々に「ソフトバンクドッグス」とかにチーム名が変わってしまうのでは?という勢いでした。

王貞治ベースボールミュージアムは、ホークスの王貞治会長を紹介するホークスの施設ですが、展示物の8割くらいが「東京読売巨人軍の王貞治選手」についてでした。王会長をホークスが独占したい代わりに読売新聞社に仁義を切ったのかなあと思います。王さんの育った昭和20年代の東京スカイツリー周辺や、756号ホームラン(この年まで今のようなピッチャー側からの映像ではなく、キャッチャー側からの映像だった)の時代背景に絡めて、王さんの足跡がまとめられております。756号を打ったバット野球体育博物館からこちらのミュージアムに移籍していたのには驚きました。

館内で王さんの実家の「五十番」の「肉そば」が再現されております。パイタンスープに豚バラ肉の野菜炒めを載せた「いかにも昭和」な中華麺で、ラー油を入れていただきます。そういえば子供のころこんなの食堂にあったなあと思いました。試合開催日はここからドーム球場の試合を観ることが出来ます。

お土産
福岡は出張土産でも激戦区ですが、今回はあえて定番すぎる「ひよ子」を選びました。

まず朝の小倉駅で「大ひよ子」を購入。なんと普通のひよ子5個分の大きさです。ここまでくるとアザラシっぽくないかいと言ったら、鳥好きに怒られました

そして博多駅では九州新幹線全線開通記念商品である「博多駅限定 ひよ子家族」を購入しました。4個入りなのですが、父ひよ子(3倍)・母ひよ子(2倍)・兄ひよ子(普通)・妹ひよ子(1/2)という構成になっております。それ以上にあざといくらい女性が「カワイイ!」を連発しそうなパッケージになっており、かなり好評でした。「子供が子供を作るなんて、教育上よくないと電話してやる!」と言ったら、また鳥好きに怒られました

あと、北九州市では「くろがね 堅パン」も購入しました。乾パンよりも堅く、もはや笑うしかありません。ミルクに浸すと柔らかくなるので、堅いのがダメなひともチャレンジしてください。

今回、「味わいぶらり旅」が紹介したところに全く行けなかったので、これでもかなり北九州市のスポットを逃したなあと思っております。今年は水曜日に北九州で試合でしたが、次回は土日の北九州の試合(出来れば新スタジアム)で再訪したいなあと思いました

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