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FIFA 女子ワールドカップ 2011 ドイツ大会 トーナメント決勝戦 日本代表 vs アメリカ合衆国代表 戦

家でテレビで観ました。記事化も遅れましたので、皆様結果もご存知だと思いますが、

日本代表 2-2 アメリカ合衆国代表 (PK 日本代表 3-1 アメリカ合衆国代表)

ということで、アジア勢で初めてワールドカップを制しました。おめでとうございます。あっ、表彰式に上田栄治元監督が・・・。

試合としては、先制するアメリカに日本が追いつくというのを繰り返し、PKで勝つというドラマチックなものでした。

まあアメリカの選手は、上背(170cmに満たない永里優季選手が大型選手というのは、国内他競技と比較しても日本の女子サッカーは身長が低すぎます)だけでなく、球際の強さや脚の速さなど、単純にフィジカルの能力が高い選手が多く、非常に脅威でした。その差をどう埋め合わせて戦うかが、ドイツやスウェーデン戦と同様にこのチームのテーマだったように思います。

日本は相手が中盤の底にいる澤穂希選手の前を通るように誘導し、澤選手で奪ったボールを自らが起点となって少ないボールタッチでFWがカウンターするという戦術を敷いておりました。完全に澤穂希選手ありきの戦術です。澤穂希選手はMVPと得点王も獲得し、この大会の主役でした。決勝トーナメントに入ったらその週のベルマーレがそれをマイナーチェンジをして岡山・千葉戦でパクッていて、個人的に大ウケでした

厚木市出身からは永里優季選手が参加しており、得点やアシストも挙げましたが、もう一声欲しいかなあという働きでした。まだ年齢的にいくつも大会に出られますので、次に期待しましょう。それより結婚おめでとうございます

日テレメニーナ出身選手が多い関係で京王・小田急線沿線出身者が多いので、ベレーザ無関係の川澄奈穂美選手を含めて近隣出身選手については省略させてください。今大会の結果から競技に人気が出て、東京・神奈川に偏らず西日本からも優秀な選手が出るようになればいいと思います

やはり気になるのは今後の日本サッカー界の展開になるのですが、まずこのチームはこの試合で終わりではなく、来年のロンドンオリンピックがあります。澤選手が怪我をしたらどうするのだろうとか、相手も研究してくるだろうとかあって簡単ではないですが、オリンピックでも3位以上を期待したいところです。

今回のフィーバーを踏まえて、国内におけるオリンピックビジネスを仕切っている電通がこの競技を有力商材として取り上げるようになると思います。日本が安定してメダルを獲れる競技は柔道と女子レスリングくらい、せいぜい北島・室伏選手あたりの個人的がんばりしかなく、あとはわずかな可能性がある競技をあたかもメダルが獲れるようにアピールすることでビジネスにつなげております(入賞を報道するのも日本独自)。ロンドンで抜けた野球&ソフトボールの宣伝スペースに女子サッカーが収まる可能性が高いと思いますので、アピールにつなげたいところです伊藤みどりさんのおかげでフィギュアスケートが伸びたような躍進があれば大成功です。あと、電通が参加すればFIFA女子ワールドカップの日本大会の誘致が期待でき、これに伴ってサッカー環境が良くなる地域がでると思われます。

残念ながら女子サッカー選手の待遇は低く、ヴェルディへの補填からさらに再補填されていたベレーザは破綻し、浦和もプロは一握り、東京電力はアレですし、INACのプロ選手の給与も一般会社員並みと聞きます。海外に多数の選手が移籍しておりますが、日本サッカー協会が1日1万円の日当を彼女らに出すという「仕送り大学生」のような状態で、こんなのまともなプロとは言えません。日本で女子サッカーに人気が出て、国内の入場料収入・TV放映権料収入などが上がることを期待したいところです

そして、開幕戦に続きまたも、東京のチームのはずの日テレベレーザの再開初戦が7月30日(土)16時キックオフの平塚競技場の試合となります(伊賀フットボールクラブくノ一戦)。湘南乃風のHAN-KUNさんのライブがあるベルマーレ戦(熊本戦)の前日となりますので、ベルマーレサポーターも観に行けますよ。

まあ、男子への波及はあまり期待できないでしょうね・・・。ただ、長嶋茂雄選手が引退するころに生まれたイチロー・松井秀喜選手の世代が00年代のプロ野球の隆盛支えましたが、Jリーグが誕生した頃に小学生以下だった世代が2010年の男子と2011年の女子のワールドカップで活躍し、同じような構図を作ったように見えます。何事も一朝一夕ではないですね。

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コメント

なでしこ優勝フィーバーはよいがこれが一時的なものなら意味がない。何より選手の待遇を良くしなければいけない。 プロ契約にしてサッカーに集中できる環境をつくらなければいけない。練習専用グランドやホームスタジアムなどもないと。とは言ってもすぐに良くなるわけでもなくただでさえ不景気なのに地震があったからね。企業チームからうまくプロチームに転換できれば最高だが難しいだろう。

投稿: 藤和不動産 | 2011年7月20日 (水) 02時23分

藤和不動産さん、コメントありがとうございます。

現状からすると、女子の場合はドイツやアメリカに移籍しても大金はもらえません(だから女子テニスと違って海外のサッカー女子代表選手による「例の写真集」が出るわけで・・・)。つまり女子サッカーではどこでプレーしたとしても今のところお金持ちにはなれません。日本より女子サッカーに人気がある国をしてそういう状況なので、日本の女子サッカーの待遇を上げることは容易ではありません。

そういう現状も踏まえて理想論ではない戦術を取らなければならないと思います。個人的には残念ながら、今は市民クラブではなく「実業団の」女子駅伝やバレーボール的なチームを増やすほうがいいと思うのですが・・・。現在のなでしこリーグも「Fリーグよりはマシ」というくらいチーム力の差が激しく、結局「補填があるかないか」で差がついていますし・・・。

投稿: チャリ通 | 2011年7月21日 (木) 00時48分

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» 【速報】女子ワールドカップ ドイツ2011 なでしこジャパンが初優勝! PK戦で米国下す<追記あり> [ポロと旅する&あさちゃん。スポーツ2]
おめでとう(^O^)/ ホンマに優勝してしまうとは、最後まであきらめないことが大事ですね。 女子W杯決勝(18日):日本女子 2 (3PK1)2 アメリカ女子 【得点】 日本:宮間あや(後半35分)、澤穂希(延長後半12分)/アメリカ:モーガン(後半24分)、ワンバック(延長…... [続きを読む]

受信: 2011年7月20日 (水) 06時39分

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