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J1・J2・JFLは4月23日(土)から再開

隠居と入れ替わりのようなかたちで東日本大震災がありましたが、地震とは関係なく2010年から記事を書く時間がなく(特に2011年3月以降)、というより地震の影響でさらに時間をとられたため、お久しぶりの記事更新となりました。

前回は東日本大震災の当日に書いたのですが、それからいろいろな被害が判明いたしました。現在わかっているだけで1万人以上の方がお亡くなりになり、戦争並みの犠牲者や建物被害が出ております。改めてお悔やみ申し上げます。「地震には耐えた建物も、津波にはなすすべがない」というのは、すさまじい自然のパワーでした

それにしてもやっと「東日本大震災」という名前に決まりましたね。4月になるまで団体によって呼称が異なっていたので、いろいろ不便でした。仕事で関西の人とお話をする機会があるのですが、どうやら西日本では南関東は停電くらいしか被害がないと思われている方がいらっしゃるようです。銚子のほうでは茨城県沿岸部並みの破損がありますし、JR京葉線沿線など液状化現象で地面がボコボコになっているところもあり、なかなか深刻です。まだ何千万円のローンを抱えているのにご自宅に住めない方は関東にだっています。関東各都県在住者にも被災者がいることを知ってもらいたいです。Jリーグでも水戸と鹿島のホームスタジアムも破損しました。

さまざまなインフラが遮断されましたが、メールやブログやtwitterで有益な記事が出た反面、デマや扇動的な記事や、結果的に迷惑メールのようなメールやツィート(これらは本人は良かれと思っているのでタチが悪い)も出ており、関東大震災の際に問題になった誤った情報問題は、文明の利器で当時以上に注意しなければいけなくなりましたね。考えさせられました。

あと、ひねくれた回答になるかもしれませんが、「がんばろう!」とか放送・新聞・電話・ネットなどの「媒体」を通じて被災者に伝えて良いのかなあとも思います。家がなくなり、仕事がなくなり、移動手段がなくなり、家族がなくなりといった状況で、何をどうがんばればいいのかを、当事者となるとわからず「がんばりようがない」という結論になりがちな方もいらっしゃるのではないでしょうか?。たとえば当人が70歳以上とかなのに、復興のために新たに家や漁船のローンを組めとはなかなか言えるものではありません。そういう各人の事情も汲まずに、全員に対してただ「がんばろう!」でまとめてしまうのはキツイのではないでしょうか?。これはいろいろと難しいところです。

わかっていることは、オカネが必要ということですね。なんと孫正義さんがオイラの1,000万倍の100億円を寄付されるそうですが、復興には数十兆円は必要だと思いますので、数兆円程度ではまだまだ全然足りません。

阪神淡路大震災の頃と違い、とりあえずこの時代を現役の生産世代(19歳~65歳)で生きている日本人としては、オイラも少しでも東日本の復興に貢献出来ればなあと思います。基本は税金を払うために稼ぐということでしょう(結局高名な慈善団体よりも日本国のほうが大きな金額の扱いに慣れておりますし・・・)。まずそれがあった上で、さらに募金・寄付だと思います。日本国内ですとほとんどの地域が地震にあう可能性があり、自分たちが被災すれば他の地方からの援助を受けるしかありません。そういった相互扶助の観点で考えれば「今日の東日本への寄付は、明日の自分たちへの貯金」と思えてきます。よろしくお願いいたします。

まあ出しやすいものといえば、デパート・クレジットカード・航空会社の「ポイント」などは寄付をしやすいのではないでしょうか?。有名なところでは、ダイレクトメールと言う名のspamメールで有名な「楽天スーパーポイント」が、期間限定ポイントまでも含めて細かい単位で寄付が出来ますので、こういったところでの寄付もご検討ください。

脱線しますが、クレジットカードのポイントや航空会社のマイレージって0.5~3%程度しか還元しておらず、その程度なのに陸マイラーという人たちが「決まった店で決まった支払いをする」よりも「5%以上値引き出来る取引に変える」になぜしないのかが、個人的には不思議でたまりません・・・。たぶん賃貸住宅にお住まいで、家賃と光熱費などでそこそこたまるからなのでしょうが・・・。

なお個人的に楽天については、銀行・クレジット・証券口座から資金繰りと与信情報を、ショッピング履歴・検索ワード・楽天ブログ記事から趣味と思考を、Edyやトラベルから移動先という感じで、他のどの会社よりも高次元な個人情報を押さえることが出来ているので、数十年後はショッピングというよりマーケティング会社になると思っております(契約時に自社グループ限定で情報をシェアすることを明記済み)。

湘南ベルマーレの本拠地も海に面しており、江ノ島あたりで東日本大震災級の地震が発生した場合、日本では珍しいくらい平地な茅ヶ崎や平塚あたりだと東海道新幹線の線路のあたりまで津波がやってくるのでしょうから、津波は他人事ではありません。クラブには宮城県出身の加藤望U-15平塚監督もいらっしゃいますし、出来ることはしたいところです。

現在最大の問題は、東京電力福島第一原子力発電所関係の対策でしょう。現地で作業をされている方は英雄だと思います。

福島の被災は関東に電力を供給したための被害なので、関東在住として申し訳なく思います。火力・原子力発電は大量の水が必要になるため、自衛隊の基地と同様に海沿いの地域が負担をしなければいけません(ダム湖では干上がる可能性がある)。そう考えると意外と候補地は少なく、今後も関東はこの地などの原子力発電所に頼ることになると思います。現在の電力量のままでは日本経済が停滞してしまいます。申し訳ございません。

東京電力ほど電気事業のノウハウを持つ組織も関東にはございませんので、東京電力が責任を取ることは当然であっても、東京電力をつぶすわけにはいかないでしょう。そして実際は東京電力と癒着していた監督官庁(つまり税金)も負担をすることになると思います。福島県浜通りの復旧は年単位の事業になるので、現在英雄の基地になっているJヴィレッジはおそらく廃村でしょうし、東京電力が福島県浜通りから住民を追い出したのに興行をすることには抵抗があるでしょうから、菅野将晃監督のTEPCOマリーゼもおそらく休部でしょう。ゴールデンウィークのなでしこリーグ開幕までに何とかならないかなあと思います。今季限定で関西電力あたりが堺市のトレーニングセンターを本拠地として引き取ってくれるといいのですが・・・。体育館関係競技(バレーボール・バスケットボール・フットサルなど)は競技場が避難所になったこともあって大会が中止になったのですから、それと比べれば贅沢な要望なのかもしれませんが・・・

東日本のクラブの物理的な施設損傷のほかに、延期期間のチケット・グッズ収入が遅れるわけで、資金難に陥るクラブが出ると思います(個人的にはベルマーレも心配)。そういったクラブにJリーグから公式試合安定開催基金を融資して欲しいところです。今までインチキな使われ方ばかりでしたが、これこそが本来の基金の役割です。

東京電力・東北電力管内のスタジアムは当面節電が要求されます。おそらく「夏も昼間に試合」「大型ヴィジョンの使用自粛」あたりは提案されると思います。もしそれらを受理することになっても、残念ながら仕方がありません。岐阜や京都は電力会社が異なるので良いとしても、前橋での試合が直射日光+体温並みの気温で厳しそうです。

そういえばプロ野球も開幕でもめましたね。プロ野球の試合が1試合中止になると億単位の損失なのですが、パシフィックリーグはソフトバンクがドームを含めて百億円、他の5球団も数十億円の負担を毎年親会社が行っておりますので、多少の負担増でも同じようなものでしょうが、セントラルリーグは巨人と阪神は十億円前後の黒字を毎年親会社に提供しており、広島にいたっては親会社がないので、この3球団は収支がマイナスになることは考えられなかったでしょうね・・・。さらにスワローズは学生野球があるので神宮での昼間の試合が難しいです。とはいえ計画停電でサラリーマンの帰宅の電車が減便なのにナイトゲームというのは確かにまずいので、セントラルも開幕が遅れてよかったと思います。ただ広島カープと、野球をやるまではそれ以外のイベントでも使えない「常に電源ONが前提」の東京ドームの経営が心配です。

湘南ベルマーレの募金・寄付関係は、2005年から提携をしているピースウインズ・ジャパン、そして湘南ベルマーレのスポンサー各社と共同で実施されました。個人的にはこちらにあまり募金できませんでしたが、今後も東北沖の魚を水揚げしていただくために役に立てばいいなあと思います。ピースウインズ・ジャパンについては提携当初「予告なしのダイレクトメール騒動」がありましたが、今回の災害以外にもマスコミにもたびたび登場しており、信頼できそうな団体だと思います。

また、フードパークに参加しているキッチンカーをベルマーレ名義で被災地に派遣することができました。被災者の皆様だって非常食系以外のものだって食べたいでしょうし、良い試みだと思います。

今季はたった1試合をやっただけで予想外の1ヶ月以上の中断期間が出来てしまい、今後の日程がどうなるのかによって、どうしても有利・不利なクラブが出てしまうと思います。J2は無関係ですが、ヤマザキナビスコカップが単純なカップ戦に変更されたのはヤマザキナビスコなどの英断だと思います。開幕戦に先発できなかったり、怪我をしていた選手にとっては巻き返しのチャンスでしょうし、過密日程が出来れば若手にも出場機会が出来ると思います。ただACL出場の名古屋・ガンバ・セレッソ・鹿島は、今年は調整困難で気の毒です。

しかし現在関東地方は桜の見ごろなのに、自粛ムードで盛り上がっていないように見えます。このままでは景気が心配です。ベルマーレの試合もお休みですし、こんなときこそ、箱根・鎌倉・三崎・江ノ島・大山・小田原など家の近くのレジャーに行っていただきたいです。当ブログとしてはそっち方向の記事も書かねばと思っております。

それにしても、「あきらめない男」である三浦知良選手が復興支援チャリティーマッチでPKでないゴールを挙げたということは、非常に素晴らしかったと思います。J2全体にとってもアピールが出来てよかったのではないでしょうか?。こういう選手がどの競技にも歴史上ごくわずかにしかいない「レジェンド」なのでしょうね。

思ったことをそのまま書いたのですが、またも長いだけでまとまりのない文章になってしまい、申し訳ございませんでした。最後に最近印象に残った動画をつけます。

<追記>ソニー仙台FCがJFL後期に復帰できることをお祈り申し上げます

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コメント

「頑張れ」と言うのは簡単だが何をどう頑張れと言うのかと言われたら何も言えないな。全て無くなったわけだし。自粛もいいが被災に遭ってない人達が金を使って経済回さないと復興も何もない。復興には増税や赤字国債発行などは避けられないな。「湘南ブランド」を売りにしてた海岸沿いの市町村はこの地震で「湘南ブランド」は崩れたな。あれだけデカイ津波が来るかどうかわからないが来ない可能性も無くもないわけで不動産土地の値段は安くなるだろう。地震は確実に来る。特に東海地震や首都圏直下型地震や神奈川西部地震などは今来てもおかしくないわけでその時に準備しておくことが大事だな。

投稿: 藤和不動産 | 2011年4月10日 (日) 19時17分

藤和不動産さん、コメントありがとうございます。

個々人がやれることをやればいいと思います。孫正義・三木谷浩史・柳井正さん、あっぱれな寄付金額だと思います。でも3人とも所得税、または死後の相続税で同額程度を徴税される範囲での寄付だと思います。無理なことをしていないのです。

数年での復興は無理なので、復興なり、ボランティアなり、我慢なり、自粛なりをあおるのは、精神的に持たなくなるので良くないなあと思います。出来ることをするを極めるべきだと、個人的には思います。

出来ることをするを極めれば、「自分が一番得意な分野、やらなければいけない分野でがんばる」が近道になると思います。それでいいのではないでしょうか?。

投稿: チャリ通 | 2011年4月11日 (月) 00時00分

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