観戦感想文2010

レモンガス・アクアクララ presents 欽ちゃん監督勇退チャリティマッチ欽ちゃん・松坂大輔のドンとやるの!

湘南ベルマーレトップチームは前日の土曜日に今季の活動を終えましたが、本日日曜日も平塚市総合公園に行きました。その理由は平塚球場のほうで茨城ゴールデンゴールズの試合が開催されたためです。以前から平塚で茨城ゴールデンゴールズの試合を誘致していたそうですが、萩本欽一監督が率いる最後の試合で実現ということになりました。中郡二宮町在住の萩本欽一さんにとっては、「相模川より西では神奈川県内唯一のNPB一軍公式戦開催可能球場」である平塚球場は、最終試合の開催に最適な球場のひとつでした

この日の天候は晴れで12月にしては暖かく、野球に不向きな季節とは思えない日和でした。この日の対戦相手はボストンレッドソックスの松坂大輔投手率いるチームサムライでした。ニッポン放送とのタイアップで毎年12月に茨城ゴールデンゴールズと対戦をし、入場料収入の一部をクリスマスのラジオチャリティーミュージックソン(今年はオードリーだそうです)などに寄付しているそうです。松坂投手にとってもシーズン中に渡米しているので国内でファン感謝デー的なことをしたいでしょうし、知名度を上げたいゴールデンゴールズと思惑が一致したのでしょう。

2009年に単色電光掲示板になった平塚球場では、午前中から茨城県稲敷市の皆様をはじめとしたお客さんでいっぱいでした。茨城ゴールデンゴールズ側・チームサムライ側ともサインをもらうとかは絶対無理そうな人数です。発表はなかったですが1万2千人くらいは入ったのではないでしょうか?。正直、年に一回のレギュラーシーズン横浜ベイスターズ平塚興行より入っています。カメラマンもダグアウト横のボックスに入りきらずあふれ出ていました

サッカーのほうの湘南ベルマーレを支援しているレモンガスが冠スポンサーで、内野席の客にタオルをプレゼントして、社長が始球式を行いました。また4番バッターの岩田選手のネーミングライツを買って「レモンガス岩田」として出場させました。なおレモンガスはアクアクララ事業も行っておりますが、フットサルの湘南ベルマーレを支援している会社はその代理店です

ゴールデンゴールズは今年は「ジャイアンツファンフェスタ2010」に出場したそうですが、この日の試合も、優勝経験のある全日本クラブ野球選手権大会などのときのような「真剣勝負」ではなく、萩本欽一監督のマイクパフォーマンスを交えた「余興試合」スタイルでした。

実際には萩本欽一監督ひとりでしゃべっているのではなく、複数のマイクパフォーマーとともに珍プレーのナレーションのようなコメントを入れていきます。6年目ということもあり、しゃべり手の皆さんもどうすれば盛り上がるかを大体つかんでいるようで、安心してみていられます

試合前から半ベソの片岡安祐美選手(一般的な女性よりも背が低いけど選手ということで目立つ)の選手宣誓に続き、売店のおじちゃんも宣誓。焼きそばにいつもより多く豚肉を入れることを誓いました。

湘南ひらつか織り姫による両チームへの記念品贈呈の「付き添いできたおばちゃん」という役割で大蔵律子平塚市長が登場!

チームサムライの「エース上重」こと、元ゴールデンゴールズの上重聡選手(PL学園高で松坂投手と投げあう→立教大で完全試合→日本テレビアナウンサー)が「いじられ役」になっていました。外野手で出場も併殺打を含むいいところなしで、「思いっきり?」と尋ねられて「DON!」と言わされたのが目立っただけでした。

ゴールデンゴールズ側のウグイス嬢が女子小学生でした。男声アナウンスによるファールの注意が萩本欽一監督のリクエストで七五調などでした。

この日は平塚球場の球速計が機能しており、ゴールデンゴールズの投手のストレートが100~120km/h、チームサムライの投手のストレートが90~110km/hでした。完全にアマチュアレベルでしたね。ちなみに松坂大輔投手はショート・ライト・ファーストで出場し、登板しておりません(このクラスだとレッドソックスとの契約で投げられないと思われます)。

片岡安祐美選手の先頭打者安打から始まった試合は、ゴールデンゴールズがチームサムライをボコボコに打ち込むのですが、第一打席で松坂大輔選手がレフトへ3ランホームランを放って盛り上がりました。松坂選手は「平塚球場にはいい思い出しかない」とのことですが、そりゃあ、1998年の横浜高校の選手でしたら、1・2年生時を含めて少なくとも横浜スタジアムまで行かないと負けなかったでしょうから、平塚球場ではいい思い出しかないでしょう。でもあの松坂投手ももう30歳ですよ。

球審の濱野太郎さんは「無職の38歳」とアナウンスされましたが、元セ・リーグ審判の米マイナーリーグ審判です(茅ヶ崎在住)

ボールボーイの中学生2人が代打やリリーフに登場。ともに活躍したため常陸牛1kgが贈呈されるのですが、試合を中断して贈呈式が行われました。

得点を獲るとフラダンスの皆さんが出てくるのですが、3秒程度で曲が終わってしまうので、毎回走ってくるだけでちゃんと踊れません。たぶん両軍の選手より運動しています

チームサムライの代打で上地雄輔選手が登場して盛り上がりました(毎年出ているらしいです)。結構いいバッティングしていました。チームサムライには元横浜の田中・古木選手と松坂選手の弟が出場しておりました(ゴールデンゴールズの元プロには福井・酒井選手がおります)。ちなみに選手は自由に出入りをしておりました。

グラウンド整備時にSDN48というグループが登場しました。

9回表から上地雄輔投手が登板するなか、代打片岡安祐美選手、松沼兄コーチ(80年代ライオンズユニフォーム着用)、萩本欽一監督が登場しました。萩本欽一監督はピッチャーゴロをお情けでセーフにしてもらい、二塁まで行って代走と代わりました。

9回裏は松沼兄コーチが登板し、上地・松坂大輔選手らが交互で代打に登場する形で追い上げましたが、ゴールデンゴールズが逃げ切りました。

茨城ゴールデンゴールズ 15-12 チームサムライ

試合後、萩本欽一監督引退セレモニーがありました。挨拶をした片岡安祐美次期監督が泣き、来季から背番号55を引き継ぐことになりました。吉永小百合さんからのねぎらいの手紙が来ていたことを紹介し、胴上げ、場内一周をして終了しました。

まあ11月のNPB各球団ファン感謝デーでも似たようなものが観られますが、たまにはこういう野球も悪くないかと思いました萩本欽一監督の芸能人としての経験があっての盛り上げ方でしょう。

萩本欽一監督も69歳ということもあり、坂上二郎さんや長嶋監督のように在職中に倒れることがあってはいけないと考えたかもしれません。譲るのであれば片岡安祐美さんが人気があるうちに譲るほうがいいでしょう。お疲れさまでした。なんと来シーズンもチームにいる選手は9名ということで、現在トライアウト参加者募集中とのことです。片岡安祐美監督体制でいろいろ変わることはありそうですが、がんばっていただきたいものです。

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Fリーグ 2010 powered by ウイダーinゼリー 第18節 湘南vs花巻 戦

Jリーグ(ソフトボール・ビーチバレーなども)は閉幕しましたが、湘南ベルマーレにはFリーグがございます。といっても12月5日の試合でFリーグも第2クール最終節。あと一回りと全日本選手権(プーマカップ)を残すのみですが、我々にはオフシーズンはないのですよね~

12月5日はサッカーのほうの「感謝の集い」がありましたが、小田原市尊徳記念館に行った後、ぎりぎりまで小田原アリーナにおりました。この日の対戦相手は岡田サントスジオゴ監督率いるステラミーゴいわて花巻でした。

うーん、感謝の集い1回目に参加される方には来場不可能な14時キックオフでしたが、毎度指摘しておりますが観客859人は少なすぎます。一覧で見るとたいてい町田市立総合体育館と小田原アリーナだけが集客が1,000人に満たないのですよね・・・。Fリーグは名古屋以外は完全プロではありませんが、移動宿泊費・備品購入・各種場所代などはチケット売り上げや広告料金をアテにしているわけですから、やはり他クラブより極端に少ない集客はまずいです。小田原アリーナは空調完備の体育館ですので、真夏や真冬でも天候に関係なく快適な観戦が可能です。ぜひお越しください

サッカーのほうで今シーズンやっていたベルセグ(エリア限定ワンセグ)は、大型ヴィジョンがない場合がほとんどのFリーグ会場(特にセントラル開催)こそが向いていると思いますが、数百人に対しての放送では厳しいような気もします。

配布しているマッチデープログラムに湘南の選手名一覧は写真付きでありますが、相手の選手名一覧がないです。気になる選手がいたら「背番号50番が・・・」とかではなく「相手の○○選手が・・・」って周りと談義したいので、番号と名前だけでいいので入れて欲しいものです。

キックオフから湘南・花巻とも同じくらいチャンスがあったのですが、どちらもなかなか決めきれません。前半終了間際に花巻がオウンゴールで先制をしましたが、後半開始早々に瀬戸選手のゴールで同点に追いつきまして、引き分けで終わりました

湘南 1-1 花巻

この日は湘南のエースのボラ選手が大ブレーキでした。昨シーズンの湘南は「ボラ選手の個人突破」しか攻撃パターンがなく、このままでは負けパターンだったのですが、この試合ではボラ選手は大黒柱ではあるものの過度に依存しないで戦おうというプレーが目立ち、いい傾向だと思います

しかしこの日の対戦相手であるステラミーゴいわて花巻は最下位である10位。湘南はこの試合を引き分けで終わったために町田にかわされて9位に転落しました。下位に確実に勝っておけなかったのは痛いですし、この状態で上位相手に勝ち点を稼げるのかも心配になります。既に11月の時点で湘南のリーグ優勝の可能性がなくなっております。

とりあえずJリーグが終わったので第3クールは少しは集客が増やせると思われます。このタイミングである程度勝てるようになれば、過去数シーズンの成績だって悪かったのですから、お客様も納得できるのではないかなあと思います。次の小田原での試合は12月26日(日)の神戸戦です。期待しております。

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J1 2010 第34節 新潟vs湘南 戦

東北新幹線全線開通の日は、まさかの強風による大幅なダイヤの乱れが発生したそうですね。そんな中、今季最終戦の新潟に行ってきました。

「今週末に雨が降るらしく」と懸念しておりましたが、雨は降りませんでした。火曜日の夜の時点で土曜日の天気を判断してはいけませんでしたね。大変申し訳ございませんでした。気温は神奈川でいうと箱根駅伝の日がこれくらいかなあという寒さでした。11.5℃と記録されているので、思っていたとおりかなあと思います。この気温って絶対新潟のホームアドバンテージだと思います

米も魚も獲れるところです。こういうところこそ予算があれば寿司を食べたい(仙台の「材料全部外国産じゃん」という牛タン定食を皆がありがたがっている理由がいまだにわかりません)のですが、予算はありませんので、断念

とんかつ政ちゃん」でタレかつ丼をいただきました。確かに醤油ダレを前面に出すには肉は薄いほうがいいかもしれませんね。おいしかったけどコストパフォーマンスが悪いなあ・・・。新潟の外食費って東京より高いのでしょうか?。

ちなみに試合後には「みかづき」というところでイタリアンをいただきましたが、そりゃあまあ同じ炭水化物なのでハズレはないでしょうけど、なぜに焼きそばの上にミートソースなのかが、やっぱり不思議でした。あらかじめクーポンもらっていたので結構安いです(まあ原価を考えればクーポン使われても利益が出るでしょう)。

9年ぶり2度目のビッグスワンでしたが、当時はなかったHARD OFF ECOスタジアム新潟ができておりました。宮崎・松山・秋田・長野・那覇などにも言えますが、NPBの球場としてありえないくらい客席が少ないクリネックススタジアム宮城にNPB球団があって、ここにNPB球団がないことが不思議なくらい立派な球場でした。この土壌があって水島新司さんが現れたのでしょうか?。あっ、でもドカベンとかありませんね。ちなみに栃木芸人U字工事が話のタネに「ドカベンスタジアムこと大和引地台野球場で草野球をやったことがある」と言っておりました(彼らは桜美林大学卒の元町田市民で、「ごめんね、ごめんね~」の元ネタも栃木ではなく町田)。

さて試合のほうは、開始2分でマルシオリシャルデス選手のフリーキックで新潟が先制、その約3分後にドリブルで湘南DFラインを押し下げておいてマイナスにパスを出し、ミシェウ選手が決めるという、「ロスタイムをあわせて90分以上残っている時点で既に2点差」という展開。さすがプロなのに大学生と高校生に先発ポジションを明け渡すクラブです。この日もMFが機能しているとは言えない展開でした(そもそも運動量が新潟の選手に負けている)。

後半は建て直し、後半だけなら引き分けでした。いや後半だけを争う競技ではないので意味はないことはわかってますけどね・・・。ゴールを決めたのは飛び級でU-19日本代表に行っていたユースの遠藤航選手。これは明るい材料でした。直前に菊池大介選手の湘南復帰が発表されましたが、来年は三平・松本・村松・鎌田・古林・菊池・遠藤選手など世代別代表経験者とその同世代を中心に戦えたらなあと思います(まあ小松原・和波・水谷・田辺・高田・茂庭・中里選手がなんたらかんたらとか言っていた「来年は存続しているのか不安だった時代」の二の舞は避けたいところ)。Jリーグは最終戦ですが、本来ユースの遠藤航選手にはまだJユースカップが残っておりますので、まずはそちらで期待しております

後半から寺川選手が登場し、いい働きをしておりました。田村雄三選手と挨拶をしなかったということは来季も現役を前提としていると思います。「なぜかJFA移籍リストの中に廣山望選手の名前があって彼の名前がない」という某OB選手とともに、あのクラブあたりにいるのではないかなあとは思うのですが、J1昇格の立役者のひとりですので、希望がかなえばいいなあとは思います

新潟 3-1 湘南

古巣だからか、えらい試合後に反町監督が語っておりますね。あっ、あとついでにOBの梅山修市議は来年の選挙がんばってください。新潟土産は「サラダホープ」で済ませました。

これで今シーズンは終了。今シーズンはJリーグディビジョン1の18位でした。やはり「得失点差 -51」は異次元に酷いです。確かに選手の格は違いますが、「人間の男11人でプレーする」というレベルでは同じわけですから、こんなに離されてはいけません。ジャーン・田村選手からポジションを奪ったわけではなく、いないので代わりに呼ばれただけということを、もう20代半ばの選手は忘れてはいけません。結局単独で「年間3勝」「21試合連続勝ちなし」というJ1ワースト記録を作りました(良くも悪くも1999年まで取り戻したことになります)。年間観客動員数はJ1・16位だったのですから、現場も意地を見せて欲しかったところです。

本日は「感謝の集い」ですが、オークションで反町・中田選手の「名板」が出品されるそうですね。オイラに落札は無理ですので、お金持ちの方よろしくお願いいたします(まさか中田浩二選手に使用した「中田」が別途あるんだが・・・とかあとで言い出しませんよね?)。

さて、この日はJ1最終節。優勝は既に平塚競技場で決まっておりましたが、ACL出場権などはこの日に決まりました。

2位・3位はガンバ大阪とセレッソ大阪が入りました。名古屋とともに日本代表としてアジアでがんばってください。天皇杯次第の補欠となる4位には前年優勝の鹿島が入りました。鹿島は嫌いではないですが、鹿島のスタイルが日本で通じて世界では通用しないのは、今までのACLや、選手が日本代表戦に出場したり欧州移籍したときに何度も露呈されているので、今回は違うクラブがACLに出ればなあとは思います。

2011年シーズンJ2の20番目の参戦権争いは、神戸が土壇場で抜け出して、ヤマザキナビスコカップ限定の強豪であるFC東京となりました。もともと大宮並みのコストパフォーマンスの悪さのあるクラブでしたが、それでもあれだけ資金と動員があってどうやってJ2に降格するのでしょう・・・。1999年の浦和降格以上の謎です。これがサッカーの怖さなのでしょうね。2011年は千葉・京都・FC東京と年間予算20億円以上の親会社付きクラブが3つもあるという大変なリーグになります。東京というより「多摩ダービー」もJ2であります。

こう言っちゃあれですが、大黒選手が入ったクラブってずいぶんJ2に引き付けられるような気が・・・。確かに長友選手が途中で抜け、米本選手が秋までいなかったですが、それだけでこの成績になるというのもなんとも・・・。今野・権田選手が今更J2でプレーするのかも注目ですね。ベルマーレの集客的にはいいですけど、対戦相手として手ごわいです

2011年は2009年に獲り忘れた「J2優勝」を獲りに行く。それくらいの気概がなければ、仮に昇格しても2010年の繰り返しでしょう。2010年にJ1にいたことで大量の「元J1選手」が今のベルマーレにいます。出来るだけ多くの選手をクラブに残した上で「その選手からポジションを奪う」というところまで、若手選手がやる気概が必要です(実際「彼にJ1は無理」という感じの選手も今年見られましたし・・・)。元旦に述べたとおりこのブログの定期更新は今年限りですが、来年もよろしくお願いいたします。

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J1 2010 第33節 湘南vsセレッソ大阪 戦

11月28日(日)は今シーズンホーム最終戦でした。

ベルマーレクイーン&マーメイドも元々任期1年でしたので、最後の登場でした。・・・と思ったら各々のブログによるとクリスマス頃にイベントがあるらしいですね。ファンの方はぜひどうぞ。いずれにいたしましても1年間お疲れ様でした。

何はともあれ、この日は799型大型ヴィジョンのお披露目の日でした。ほとんどフチがないのですね。ちなみに横から見るとかなり薄く、裏は鉄骨の柱しかありません。試合前はホーム側は太陽の逆光だったのですが、全く問題ないくらい鮮明に見え、それだけバックライトが明るいのに画面がまぶしくなく、最新技術って素晴らしいなあと思うものでした。どなたかがYouTubeにスターティングメンバーの動画を載せておりましたので、拝借します。

この日は鳥取も試合が開催されたため田子千尋さんひとりの日でしたが、ベルマーレ放送部の活用程度は「とりあえず試用してみました」という感じで、本格活用は来年以降かなあ?という感じでした。下部にオーロラビジョンでしたら「MITSUBISHI」、アストロビジョンでしたら「Panasonic」と入ると思われるスペースが不自然に空白なので、おそらく来年から平塚市がこのビジョンに「(例)ペコちゃんビジョン」とかネーミングライツを入れる構想があるのでは?と思いました(呼称が一貫して「大型ビジョン」でしたし・・・)。ベルマーレ戦以外でも有効に活用できることを期待します

お披露目の日ということで市長が登場しました。田子さんが「次は屋根を」とおねだりをしておりました。そうですねえ、屋根は欲しいですねえ。あと「ちゃんとした車椅子席」がないとJリーグから指導を受けるかもしれませんので、バックスタンドを分断している得点表示塔を除去してバックスタンドをつなげ、そこにエレベーターと車椅子席、おまけに貴賓席とバックスタンド連絡通路があればなあとは思います。あの得点表示塔がないと平塚競技場らしくなくなってしまいますが、この方式が最も安く車椅子席が出来ると思います。

そういう意味で昇格して大型ビジョンという新しいハードウェアを獲得出来てよかったと思います。これで2011年のJ2での平均観客動員数が2009年を上回る8,000人以上になっていれば、この点でも今回の昇格に意味があったことになります。

ちなみにこの試合の入場者数は8,775人。J1ホームゲーム17試合の総観客動員は188,614人(平均観客動員:11,095人)となり、大宮アルディージャを抜きました。次節山形は湘南を追い抜くと思われますが、京都は平均を大幅に上回らなければ湘南を抜けませんので、年間16位は確保できたと思われます。我々はなんでもかんでも最下位ではありません(これはセールストーク上、大事)。

試合前に湘南ベルマーレロードレーシングチームの紹介があったそうですが、事前予告もなかったので見られませんでした、残念。ちょうど開幕前後にベルマーレに合流されたのでチェックできませんでしたが、来年に期待です。

湘南はターンオーバーなのかどうか知りませんが、メンバーが結構入れ替わっておりました

相手のセレッソ大阪は今回の昇格の同期ですが、広告料収入も多く、仙台や湘南とは補強の規模が違います。昨年の今頃は「新喜劇 鳥栖公演?」というくらい面白展開でしたが、このためか劇団員が半分くらい入れ替わっております。

セレッソは伝統的に「ダメすぎるディフェンス」のクラブでしたが、センターバックに上本・茂庭選手を補強して大幅に守備が向上しておりました。まず湘南がシュートにまでいたりません。セレッソの攻撃においては基本的に外人たちがお膳立てをしてそれに日本人が絡むというような感じで、この日日本代表のザッケローニ監督が来ていましたが、丸橋選手以外はアピールできたか微妙だと思います。

まあそれでも前半は0点に相手を抑えます(シュート0だけど・・・)。しかし後半に石神・尾亦選手を追いやった丸橋選手が、うまく説明できないくらいブレた何だかすごいミドルシュートを放ち、これを野澤選手が後ろにはじいてしまって、失点をしてしまいます。

このあとは全くもっていつものパターンで、例によって左サイドバックが行方不明になり、そこをセンターバック1号と阿部吉朗選手で守らざるをえなくなり(このため阿部吉朗選手のように下がって守備をする能力がないFWが先発することは不可能)、残ったセンターバック2号が広大な守備範囲を守りきれないのでMFがそのフォローに下がったりと、グダグダでした。最後はセットプレーの相手のシュートが元セレッソの阪田選手に当たってオウンゴールでした。それまでが彼はそんなに悪くなかったので、残念でした。

湘南 0-4 セレッソ大阪

これで横浜FCの持つ「J1リーグ20試合連続勝ちなし」のワースト記録に並びました。昨年活躍した湘南の3番・2番の代わりに、レギュラーを奪取した選手ではなく「J2で準レギュラーだった人」が代わりに試合に出ているのですから、勝てるはずがありません。ついでに10番も出ておりません。

試合後は田村雄三選手の引退セレモニーが行われました(この日はベンチ入りしたものの出番なし)。大型ビジョンに彼の記録が表示されたとき、「イエローカード59枚・レッドカード4枚」と表示されたのが笑いどころでした。何かまだ信じられませんね。非常に残念です

その前に反町監督の挨拶がありましたが、あれは来季続投の含みを持たせたということでOKでしょうか?

ところで今までベンチ付近でメンバー表示をしていたアクリルボードが、オークションなどで放出されるそうです。中田英寿選手や反町選手のものは高値がつきそうですね。これで運営費が捻出できるのであれば良いことだと思います。対戦相手用の「三浦知」とか「ストイコビッチ」とかもあるはずですので、ベルマーレサポーター以外の方も注目かもしれません。「名良橋」「外池」とか他に思いつかない選手のものでしたらアレですが、「佐藤」「中村」あたりだと枚数もあって、かつ使いまわされてもいそうですが・・・。

そうそう、同じ記事に「来季の年間予算は11億円から約9億円に削減される見込み。Jトップの浦和の約7分の1。ファンにはなじみのあるネームプレート売却で、わずかでも資金を作りたい考えもある。」とあるのですが、不況なのでもっと削減されるかと個人的には思っていたので、2009年の開幕時に近い予算に収まるのは朗報なのではと個人的には思います

セレッソは4位以上が確定。J1・3位以上の可能性がある上で、J1・3位までが天皇杯を優勝するとJ1・4位がACLに出られるので、この順位は重要です。

とにかく最終節アウェイ新潟戦は21試合連続勝ちなしを阻止しなければなりません。それについては別の回で書ければと思います。

最後にガイナーレ鳥取のJ2昇格おめでとうございます。神戸で選手経験のある元ベルマーレユースコーチの塚野真樹社長は、初の「元JリーガーのJクラブ社長」だそうですね。来季のJ2は20クラブだそうです。

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J1 2010 第32節 ガンバ大阪vs湘南 戦 + 11月28日(日)は13時より今季ホーム最終戦 セレッソ大阪戦です

さて、予想通り「ら・ふらんす」の記事へのアクセスが多かった勤労感謝の日は、東華軒の駅弁を車中で食べて万博公園陸上競技場に行きました。というより万博公園陸上競技場にしか行けませんでした。駅弁以外に食べたのが試合会場で売っていた「くくる」のたこ焼き(関東でも食べられるのに・・・)だけという、面白みにかける遠征となりました。

曇りだった万博公園は予想以上に寒かったです(平塚並みの紅葉はしておりました)。にもかかわらず湘南の寺川・ハングギョン・古林選手とガンバの加治選手は半袖、いやそれ以上にガンバ大阪チアダンサー&チアキッズは半袖+ミニスカート(タイツ等使用せず)寒いなんて言って申し訳ございませんでした

ガンバ大阪 2-1 湘南

いきなり失点。もったいない!。しばらくするとガンバがあっさり湘南に道を開け、1トップFWで出場していた馬場選手が同点ゴールを挙げました。ガンバはターンオーバーだか出場停止だかで何人かメンバーが入れ替わっており、連携がうまくいっていなかったのかもしれません

そういえばこの試合の湘南GK都築選手は元ガンバ大阪。悔しかったでしょうね。期限付き移籍で湘南に来ておりますが、湘南は来年J2ですし、浦和が払っている額の年俸は払えませんので、おそらく来年は湘南以外でのプレーでしょうね・・・。

うーん、負け越し点はまたも左サイド(相手側から見れば右サイド)を攻略されました。ガンバの佐々木選手投入後、ずっと押されておりましたからね・・・。結局シーズンを通してこのエリアがダメでした。ビックリするほど守備面は上達しなかった島村選手、あまり印象に残らなかった小澤選手、過去4年間で2008年しか通年稼動していない鈴木伸貴選手、それどころかチームトップクラスの年俸にして今のところ公式戦ベンチ入りゼロの松尾選手・・・、他にも別のポジションでの出場が多い人も入りました。現在消去法なのでは?という感じでU-19日本代表の古林将太選手が出ておりますが、見たことがないので評価不能の松尾選手を除けば、古林将太選手が一番見込みがありそうですので、彼を鍛えて欲しいところです

79分に「永田亮太→永木亮太」の選手交代が行われましたが、相手を混乱させるまでにはいたりませんでした。

大阪のついでといっては何ですが、既報のとおりベルマーレクイーンの石井寛子さんが、秋に続き冬のANA旅ガールに出身地の「大阪」で選ばれております。先日そのホームページを見てみたところ、どうやらカウントをとっているようで、オイラが見たとき石井寛子さんは2位につけておりました。ベルマーレ的にもベルマーレクイーン&マーメイドの次のキャリアは応援してあげたいですし、この記事の対象となるガンバ・セレッソ的にも「大阪が1位」になることは良いことなのでは?と思われます。ぜひご訪問ください(神奈川の旅ガールもよろしくお願いします)。

柏レイソルがJ2優勝を決めました。そしてJ2の3位に、厚木市出身の永里源気選手や、中町・中島選手、浅野コーチといったベルマーレOBのいるアビスパ福岡が決まりました。どちらもおめでとうございます。横浜FCと千葉が2011年のJ2参戦を決めました。京都よりも資金のある千葉とJ2っていうのは、やりづらいです。さらに神戸かFC東京がJ2に参戦すると思われますので、横浜FCを入れて来季は資金5番手くらいでしょうか?(まあ2009年もそれくらいでしたけど・・・)。

特に今年なぜか福岡県外からのアクセスが多いこの記事の時の状況がウソみたいな永里選手と、中町選手については、年齢的に2014年のブラジルワールドカップを目指せると思いますので、それも踏まえて我々の代わりにがんばっていただきたいものです

たまに妹1号の永里優季選手のブログも読むのですが、ドイツのリーグもなでしこリーグ同様恐ろしく同一リーグ内のレベル差があるようですね・・・。妹2号の永里亜紗乃選手も出場時間増を目指してがんばってください。お父様もコメントを出しております

さて、次節はいよいよホーム最終戦となるセレッソ大阪戦が日曜日の13時より平塚競技場で行われます。前回ホームゲームから中7日、ガンバ戦から中4日とあわただしいですが、よろしくお願いいたします。

残念ですがこの試合を最後に少なくとも1年間はJ1を平塚で観ることができません。ぜひ今のうちにお越しください

この試合は平塚競技場の大型ヴィジョンのデビューの日です。ベルマーレ放送部の皆様は待ちわびたでしょう。試合前の選手紹介とかどうなるのでしょうか?。J2が決まった後でのデビューというのが残念ですが、まさか茂庭照幸選手(ベルマーレユース→ベルマーレ→FC東京→セレッソ、というよりドイツワールドカップ出場、さらに言えば厚木市立依知中学校卒)を表示するために造ったっていうのが、なんだか絵的にテレビのバラエティ番組みたいですが・・・(同じマスコミ出たがりの多村仁志選手の活躍年と茂庭選手の活躍年がなぜかリンクしていて、厚木市民的にネタになる)。ベルマーレ在籍時は厚木市民(それが当ブログの2つめの記事だったりする)だった尾亦弘友希選手を映したほうが絵的に人が呼べそうですが、出られるのでしょうかねえ・・・。

最終戦の新潟もそうですが、セレッソと対戦したのは春先だったので、とても久しぶりの対戦です。当時は現ドルトムントの香川真司選手がセレッソに所属していて、引き分けられた試合を香川選手に決められて落としてしまったんですよね・・・。この試合とか勝てた京都戦を引き分けにしてしまったあたりとかが、昨年のJ2時の逆で、力不足だなあと思われるところでした香川選手がいなくてもセレッソには他に選手がいますので強い相手には変わりません。湘南や仙台とは段違いの資金力があるセレッソはACL一歩手前までつけておりますが、今回の昇格の同期でもありますので、そこは湘南が意地を見せてもらいたいところです

第32節ガンバ戦で湘南ベルマーレは「19戦連続勝ちなし」です。このセレッソ戦に勝てないと、せっかく横浜FCがいろいろ並んだり塗り替えたりしてくれたベルマーレ平塚のJ1ワースト記録のうちの連続勝ちなし記録が「20」で並んでしまいます

今年の湘南ベルマーレの選手とベルマーレクイーンとは、平塚競技場では最後となります。入る人の数だけ出る人が数があることは仕方がありません。平塚市総合公園の紅葉もこの日が見頃かと思われますので、有終の美を期待したいところです

湘南ベルマーレは予算はJ1最下位だったかもしれませんが、だからといってそのほかの要素も最下位である必要はございません。戦績のほうでは勝ち点が並んでいる京都を上回る17位を確保したいですし、観客動員も京都・大宮を上回りたいところです。現在観客動員は湘南が大宮をわずかに上回っておりますが、大宮のホームゲームは大宮への移籍者が多い新潟との試合を残しておりますので、ベルマーレのほうも集客をしなければ追い越されそうです。

なお前日の11月27日(土)に「ソフトボールの魅力を語ろう」トークライブが開催されます(<追記>12月4日(土)の開催でした。お詫びして訂正いたします)。会場は神奈川工科大学となっておりますが、荻野のキャンパスではなく本厚木駅前のサテライトキャンパスになりますのでご注意ください。現在開催中広州アジア大会のあと、ロンドンオリンピック以降はソフトボールがオリンピック競技から外れるため、その対策として日本ソフトボール連盟もあの手この手を使って普及方法を考えているようです。今回のイベントでは湘南ベルマーレソフトボールクラブと、多数の教え子をメダリストにした利根川勇さん(前厚木商業高校ソフトボール部監督)が組んでいるところがポイントですね。ぜひご検討ください。

あまり活躍できていない鎌田翔雅選手ですが、広州アジア大会男子サッカーで日本代表が決勝に進出しました。金メダルを獲って欲しいものです。ビーチバレーは残念

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JFL 2010 後期第16節 町田vsSAGAWA SHIGA 戦

J1/J2の試合がない11月21日(日)は、小田原でのFリーグ湘南ベルマーレ戦や、第34回全国地域サッカーリーグ決勝大会の1次ラウンドがありました(本日、天皇杯で対戦した山口、斉藤俊秀選手の藤枝、手塚監督らの福島などが敗退決定・・・)が、あらかじめ約束のあったJFL町田戦に行きました

8月の鳥取戦を最後に町田市立陸上競技場が改修工事に入っているので、それ以降の試合を町田市外で行っているゼルビアなのですが、同時に小田急沿線在住というだけでオイラの元に複数のルートから招待券がまわってきておりました。誘われて断り続ける訳にもいかないので、J1/J2の試合がない11月21日(日)だけ行くことになりました。既に今年2試合ゼルビアホームゲームを観戦しているのですが、栃木ウーヴァ戦では「再入場の際オイラ以外は招待券で再入場」でした。町田は東京・神奈川のサッカークラブのなかで今年一番招待券を発行しているクラブだと思われます。心配になったクラブではあるので、チケットは招待券ではなく買いなおしました

この日の対戦相手はJFL2位を町田と争うSAGAWA SHIGAで、会場は相模原市の麻溝公園陸上競技場です。「現地集合・現地解散」でしたので、オイラは自転車移動です。距離的には本厚木駅周辺から平塚競技場へ行くのと、本厚木駅周辺から麻溝公園陸上競技場へ行くのはほぼ同じなのですが、相模原市は相模川流域を除いて高台にあるため、本厚木駅周辺の者にとっては「坂があるからチャリ通は嫌だ」なのではないでしょうか?(まあ厚木市長のご自宅からは平塚競技場どころか厚木市役所より近いのですが・・・)。まあ野津田に行くにはさらに2つ丘を越えなければいけませんので、それよりは圧倒的に楽です。

ここは神奈川県立相模原公園相模原市立麻溝公園女子美術大学が事実上一体化しており、このあたりの地図をきっちり見ておかないとどこが競技場なのだかわからないまま広大な公園をウロウロしなければならず、大変でした。初めて行く競技場でしたがきちんとチェックしていなかったので大変焦りました。公園自体はお客様も多く素晴らしい公園だと思います

ここからはS.C.相模原がJリーグに本拠地として登録している麻溝公園陸上競技場についてですが、公園エリア全体に駐車場はふんだんにあるのですが、いくつかの駐車場に分かれているため競技場近くの駐車場だけに限定すると台数は多くないです(といっても野津田公園よりは多い)。一番遠い公園駐車場からは結構歩くと思われますので、もしJ2が開催されたら出来るだけ近くに止めたいという駐車場争奪戦が起こると思われます。駐輪場は少ないですが、バイクや自転車で来た人がJリーグの試合より少なかったので特に混乱はありませんでした。

見るからに真新しい麻溝公園陸上競技場は、現在照明灯がなく、サイドスタンドが芝生席で、バックスタンドも工事中なのですが、工事の計画はあるらしいので、Jリーグの審査には合格できるのではと思われます。陸上トラックもちゃんと9レーンあります。バックスタンドは平塚競技場と違いつながっておりますがやや小さく、メインスタンドの両端が「マラソンゲートと器具庫」なのですがその部分に座席がないため、完成すると平塚競技場の9割程度の収容人数になると思われます客席のバリアフリーに対応しており、カラーの大型ヴィジョンもあります

大型ヴィジョンで選手の紹介をしておりましたが、何人か画像が飛ばされたような・・・。

会場ではこの日J1/J2の試合がないということもあって、川崎・湘南・横浜FC・甲府のグッズを身につけた方も見受けられました。昨年初めて野津田に行ったときは「現役選手の父兄?」か「小学生の親子」ばかりで、ずいぶん平均年齢の高い会場だなあと思いましたが、この試合では幅広い年齢の方が観戦に訪れており、ファン獲得は成功しているように見えました

入場すると、重機は使っていないとはいえ、数名がバックスタンドの工事を続けておりました。納期が迫っているのでしょうか?。ただ選手入場にあわせて工事は終了し、作業員も試合を見ておりました。

また試合自体も何か違和感があるなあと思っていたのですが、同じ日時で女子美術大学の推薦入試が行われていたそうで、応援の鳴り物が禁止され、場内放送の音量が下げられていたようです。入試があるのであれば普通は麻溝公園が大きな音の出る興行を入れないと思うのですが、よくホームでない町田の興行が出来たなあと思います

十数名のSAGAWA SHIGAの応援は「川崎球場のオリオンズ戦からの帰りだけど、見よう見まねでサッカーの応援をしてみます」的なノリでシュールでした(これはこれで個性です)。しかし最後は「J2上がれ」などのエールをゼルビア側に送っておりました。前町田の御給選手に対してはどちらのサポーターからも拍手がありました。

試合のほうは、ゼルビアの勝又・木島選手へパスを出し、彼らの個人能力に頼ったサッカーを、J2・15~18位くらいの組織サッカーが出来ていそうなSAGAWAが守るという構図でした。キックオフ直後からゼルビアのDFの運動量の乏しさが目立ち、さらにゼルビア全体もだんだん運動量が落ちてしまっておりました

前半にSAGAWAディフェンスを町田が崩して大前選手のゴールがありましたが、後半ロスタイムにオジサンサッカー状態の町田からSAGAWAが得点を挙げて、劇的な引き分けになりました。ホンダロック戦でもそうでしたが、J2レベルのスタミナがないのがこのチームの特徴なのでしょうか?。

町田 1-1 SAGAWA SHIGA

この2チームは残り1試合で勝ち点が並んでいるのですが、SAGAWA SHIGAが得失点差で大きくリードしているので、金沢がSAGAWA SHIGAを引き分け以下にしなければ、町田は3位止まりということになりそうです。ただアウェイとなる金沢の後期第16節は火曜日なので、湘南関係ですと菅野・林・挽地選手がいる金沢ですが厳しいと思われます。町田もSAGAWAも最終節は同時刻に滋賀県で行われます

試合終了後にホーム最終戦セレモニーがありました。特に当たり障りのないセレモニーのなか、最後に柳崎主将がJ2に昇格できずすみませんでしたと謝りました。JFL4位以上の現場組ノルマは達成しているわけですから、監督・コーチ・選手は謝らなくてもいいと思いますが・・・。それをやるべき人が違います。「運営会社の今年最重要案件に、代表2名がノータッチでした」というかたちのままで、今後協力が得られるのでしょうか?。

町田ゼルビアの年間観客動員は59,570人とのことです(この試合自体は3,079人)。JFLでこれだけ集客することは大変だと思いますが、2010年のJ2(全クラブ1試合以上未消化時点)と比較すると19位の岐阜のみを上回りますが、今年のFC岐阜はスタジアム工事の関係で定員3,560人の長良川球技メドウでほとんどの試合を行っているので、参考程度にしかなりません。町田はJFLですし、市外での試合が多かったですが、来年はもうちょっと多くの集客がないとJリーグは驚いてくれないと思います

加えて町田ゼルビアはチケット料金がJ2の1/3程度なので、おそらく入場料収入ではJ2クラブに太刀打ちできないと思われます。この入場料収入で監督・コーチ・選手をオールプロ化させているということは、徳島ヴォルティスのような収支になっているのでしょう。なにより小田急と玉川大学の契約延長が不可欠でしょうね。オールプロのJリーグ準加盟クラブなので現有戦力へのオファーは終了していると思われますが、来年はどのようなクラブになるのでしょうか?。

町田市長が来賓として来場しておりましたが、町田市立陸上競技場の再改修工事につながるのでしょうか?。ここも遅くとも春の時点で「改修してもスタジアム基準を満たしていない」ということが伝えられていたはずなので、その時点でこのことを発表していればだいぶ印象が違ったと思われるのですが・・・。仮に特例を許してしまうと、昇格にあわせて多額の改修費を使った群馬県や栃木県の知事が議会に吊るし上げを食らってしまいますので、それは出来ないと思われます。

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J1 2010 第31節 湘南vs名古屋 戦 + 11月23日(火・祝)は14時よりアウェイ ガンバ大阪戦です

さて、2011年に向けた「J1留学の一環」としての開幕戦となる名古屋戦が、本日ありました。名古屋はこの試合にJ1優勝がかかっているため、早い段階でアウェイ側チケットが売り切れ、この日も昼過ぎにはアウェイ側客席が埋まりました。NHK総合テレビのテレビカメラもたくさんあり、活字媒体用スチールカメラも多数来ておりましたが、こちらは予想通りほとんどの方が都築選手の後ろで構えておりました。昨年の今頃はJ2で逆の立場だったんですけどねえ・・・。

フードパークに知らないうちに大宮戦で有名な天雷軒が出店しておりましたが、有名な佐竹社長は見当たりませんでした。もっともオイラは午前中ラーメンを食べていた(今月中に記事化予定)ので、今週は場内で食べておりません。

平塚市総合公園の木々も紅葉をしておりましたが、今年はここ数年よりきれいに見えるような気がします。来週のセレッソ戦のほうが見頃そうです。

大型ヴィジョンは完成しているように見えるのですが、この日は使用されませんでした。たとえ名古屋のために使われるとしてもリーグのためにこの試合に使えればよかったなあと思いましたが、しょうがないです。デビューは来週のセレッソ戦となります。

名古屋は千代反田選手以外は水曜日の天皇杯4回戦と先発を入れ替えてきました。坂本紘司選手が出場停止の湘南は、まあ順当なメンバーが選ばれました。

優勝がかかった名古屋には緊張があったのか、ターンオーバー制を敷いたにもかかわらず動きが悪かったと思います。このためなんと前半は湘南ペースで試合が進みます。結構惜しいシュートが何本かあったのですが、百戦錬磨の楢崎正剛選手に止められてしまいます。

この試合最大の見所は、ユースの遠藤航選手がなぜU-19日本代表に飛び級で選出されたのかがわかる素晴らしいパフォーマンスを魅せたところです。村松大輔選手の欠場の穴を完全に埋めておりました。ぜひ来年は関塚監督に起用してもらいたいです。古林将太選手も春と比べればかなり成長しており、来年は貸し出されている鎌田・菊池選手を呼び戻して、彼らを試合に使ってほしいところです。もちろんハングギョン選手をはじめ、他の若手選手も成長していると思いますので、来シーズンはよろしくお願いいたします。

うーん、エメルソン選手のシュートが外れるとかはしょうがないと思うのですが、「ボールを持ちすぎて手詰まりになる」は防げるような気がします。

後半も互角の戦いが出来ていたのですが、途中出場の名古屋杉本選手が右サイドを上がり、クロスを玉田圭司選手が押し込んで先制をしてしまいます。ここだけといえばそれまでですが、決めるべきところを決めた名古屋は強く、それが出来ない湘南は弱いということです。

結局このまま90分を迎え、勝利した名古屋がJリーグディビジョン1初優勝をしました

湘南 0-1 名古屋

伊藤裕二GKコーチをはじめ、名古屋の皆様おめでとうございます。いろいろなクラブが初優勝をすることは大会の歴史を盛り上げる上で良いことだと思いますので、悔しいのは確かですが、名古屋の優勝は良かったと思います(中日ドラゴンズのお株を奪えましたね)。名古屋イレブンに湘南側ゴール裏に挨拶させたり、名古屋サポーターに「ベルマーレ」とか「帰って来い」とか気を使われてしまったことは申し訳ございません。表彰式司会になってしまった田子千尋さんはやりづらかったと思いますが・・・。あっ、J1のお皿を日本サッカーミュージアム以外で見たのは初めてでした。

ああ、でもこれから名古屋の歴史において「11.20」とか呼ばれて、散々平塚競技場の映像が使われるのでしょうね(何より自分たちが今季開幕前に「ケーズデンキスタジアム水戸の映像」を繰り返し見ているくらいですので・・・)。湘南ホームタウンの飲食店で祝勝会のオカネを落としていただければ、地域経済的に何もいうことはありません。ベルマーレの若手選手にとってはいい勉強になりましたので、次回対戦のときはよろしくお願いいたします。

次は大阪2連戦の初戦となるアウェイのガンバ大阪戦です。負けているときこそ応援の必要があると思いますので、現時点で予算化済みなのですが、そこは社会人ですので、当日になるまで行けるかどうかは実際にはわかりません。ACL出場を決めていない遠藤選手のいるガンバ大阪ですので、相手が湘南でも本気で向かってくると思います。来年に向けて湘南も勝ちにいっていただきたいものです。遠征ご検討中の方は、「太陽の塔が想像していたものよりデカかった」ことを確認するだけでもいかがでしょうか?。<追記>ガンバvs湘南戦にBS-TBSの全国生放送が入りました

大阪でのお楽しみは、冬のANA旅ガールに大阪で引き続き登場の、ベルマーレクイーン石井寛子さんにでもお問い合わせください(石神よう子さんも平塚競技場に来ていたそうです)。

本日付けでヴェルディと熊本が2011年のJ2参戦を決めました。次節岐阜が柏に続いて福岡のJ1昇格を見送らなければならない可能性があります。

最後に元ベルマーレの高田保則選手、単独J2通算最多得点になる75得点目おめでとうございます。どんなことであれ1番はすごいです。前節と同じ終わり方だなあ・・・。

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J1 2010 第30節 清水vs湘南 戦

対戦する反町康治・長谷川健太両監督の母校である清水東高校(他に斉藤俊秀選手などいらっしゃいますが多すぎるので省略)のある清水に行ってきました。あとJR清水駅に江尻口というのがありましたが、この日通夜、本日が告別式だったご当地の江尻篤彦監督(千葉)のお父様のご冥福をお祈りいたします(千葉がむちゃくちゃ厳しいときにお亡くなりになりましたね・・・)。

曇り空の中、試合が始まりました。体力面に難のあるイメージのある清水ですが、湘南は4日前に大宮戦を行ってからアウェイに乗り込んできているので、体力勝負にすることが出来ない状態でのキックオフでした。村松大輔選手が練習中の捻挫で欠場らしいです。

前半はほぼ互角の戦いでしたが、岡崎・市川選手らのいた清水の右サイドの攻撃(湘南の左サイドの守備)は既にこの時点で清水に制圧されておりました。

前半15分過ぎにアクシデントがあり、清水のゴールにGKの西部選手が飛び込んだ際、ゴールのメインスタンド側の天井の支柱が折れ、10分以上の中断になってしまいましたJ'sGOALの写真がわかりやすいと思います。現地湘南サイドでは「ゴールが壊れたようだ」としかわかりませんでした。)。これで試合時間が延びて体力的に不利になり、互角にされていた清水には立て直す機会が与えられることになり、湘南はより厳しい立場に追い込まれました。

このため前半ロスタイムが12分もとられました。そのロスタイムがようやく終わるというところで、後方でプレーをしていた清水の小野伸二選手が、このときだけ試合開始当初から懸案だった右サイドを上がってきて角度のないところからシュートを放ち先制をし、直後に前半終了となりました。「45分+13分」なんてゴールは今まで聞いたことがございません・・・

これがこの試合のすべてで、あとはどうにもなりませんでした。ハーフタイムが10分ちょっとで終わり(お手洗いであせりましたよ・・・)、試合終了も5分ぐらい同時刻他会場より遅れました。この間エネルギー切れの湘南は4失点をしてしまいました。岡崎選手はこの試合が終わるまで真っ白のままでよかったのに・・・

清水 5-0 湘南

これで湘南ベルマーレの2011年J2参戦が決定いたしました。別にこの試合だけで降格したわけでなく、3月の開幕戦からの積み重ねでこのような事態になってしまいましたので、この試合のことだけでワンワンキャンキャン言っても意味がありません。MF・DF、22~26歳くらいの選手を中心に、全体的に力不足でした。都築龍太選手以外の補強はお金の無駄遣いでした。不運なアクシデントによる怪我人もいましたが、なかには無理なことをしないとついていけないために無理な動きをしたことによる「実力不足からくる怪我」をした選手もいるのではと思いました。

ベルマーレのコールをしたエスパルスには気を使わせてしまって申し訳ないです。降格の場が1993年からずっとJ1にいた清水だったことは、仙台・山形・長居でなどJ2を思い起こさせる場所で決まるよりはよっぽどよかったと思いますが、反町監督は清水でだけは避けたかったかもしれませんね。ちなみにこの日J1京都とJ2鳥栖・栃木も2011年J2参戦を決めております。

湘南ベルマーレには他クラブにはないセールスポイントがいくつかありますが、それは少し時間をおいて書こうと思います。他クラブにはない要素があるのですから、それほど悲観する必要はないと思います。1999年の危機と比べれば降格自体はどうにかなる問題です。それにサッカーに限らず、物事には「100%善」または「100%悪」というものはなく、たとえば今回の降格は、おそらく18歳遠藤航選手(残留していたら補強されて出番は減ると思われる)や、草津に貸し出されている19歳菊池大介選手(残留していたらJ2再レンタルだったと思われる)にとっては、立場的に朗報でしょう。

湘南ベルマーレはJ2優勝することを忘れて昇格してしまいました。次は「忘れずにJ2優勝」をして昇格しましょう。鳥栖・水戸、および2005年以降にJ2昇格をした10クラブは未だエレベータークラブにすらなれておりません。もう上位全敗+20点差勝利しかない熊本がJ2残留すれば、2010年降格組のほかはJ1経験クラブはJ2に4クラブしか残っておりません。誇りを持ってJ2を戦いましょう。

さいたま市の2クラブのように広告料収入だけで毎年20億円以上のクラブは1年単位でのチーム強化が出来ますが、収入がJ1圧倒的最下位のベルマーレは5年・10年単位で強化をしていかなければなりませんし、実際それがなされております。だからクラブを5年以上の単位で評価してください。ちなみに今年はジャーン・斉藤俊秀選手が来てから4年です。

ジャーン選手の去就が決まっているということは、現有戦力全員に対するオファーは終了しているものと思われます。なるべく早く反町監督の去就を公式発表したうえで、ホーム最終戦(セレッソ戦)以外の3試合は「来年もオファーした選手のみ」で戦って、J1での経験値をためていただきたいと思います。その上で戦績と観客動員のランキングはひとつでも上の順位を目指してがんばりましょう。次の名古屋はリーグ優勝がこの湘南戦にかかっているため、NHK総合テレビが空けている枠には平塚競技場の試合が生中継で入ると思われます。しかし名古屋は天皇杯新潟戦を水曜日に行ってからの平塚入りとなります。我々でも勝負になるかもしれません

我々には2011年はもう始まっております。出来るだけ多くの「元J1リーガー」を擁してJ2に挑みましょう。そして2012年にJ1で戦うには来年「レギュラーを若手が奪い取る」ということが必要です。

ただ甲府とは2011年に対戦したかった。ヴァンフォーレ甲府の皆様、おめでとうございます。

なお小田原で行われましたFリーグ湘南ベルマーレは、勝ちました

日本でやらないよりは、日本でやったほうが業界的にイイので、来月まで2022年FIFAワールドカップ日本招致委員会カウントダウンブログパーツをPC版ブログに貼っておきます。

最後に元ベルマーレの高田保則選手、J2通算最多得点タイになる74得点目おめでとうございます。どんなことであれ1番はすごいです。ただ、なにもこんな日にとらなくても良かったのに・・・。

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J1 2010 第28節 湘南vs大宮 戦 + 11月14日(日)は14時よりアウェイ清水戦です

ちょっと前の話題になってしまいますが、横浜スポーツエンタテインメント株式会社が2011年秋にbjリーグに参戦させるクラブ名が、先月末に「横浜ビー・コルセアーズ」に決まったそうです(チームカラーはネイビーブルー)。なぜ横浜のチームは「F」とか「B」とか「ベイ」とか、熟語のチーム名が好きなのでしょうか・・・(「F」はやんごとなき事情がありますが、「ベイスターズ」にいたっては言葉的に意味不明です)。選手に給料が出せないとJBLの東芝ブレイブサンダースにかないませんので、営業がんばってください。JBLが8チーム、bjが来シーズンから20チームあるので、頭数的にJリーグに近づきつつあるのですが、いくらbjリーグの選手の年俸が激安とはいえ、Jリーグと同じ「パイの問題」になっていないかちょっと心配です

さて、11月10日(水)に平塚競技場で、本来は10月30日(土)に行われる予定だったJ1第28節の大宮戦が行われました。土曜日と水曜日では集客力が違います。品川駅から57kmもあり運賃が片道1,000円を越えてしまう平塚駅は、NPBの埼玉西武ライオンズと同様に、東京・横浜に通勤・通学のお客様の呼び込みにはあまりにも厳しすぎます。いや、我々よりも大宮サポーターの帰宅のほうが大変だったと思います。お疲れ様でした。

そんな中、この日は6,032人の集客がありました。湘南の今シーズンリーグ戦のワーストですが、準備期間もなかったですし仕方がありません。ちなみに大宮は湘南から見て観客動員数16位争いのライバルでもあります。この試合で数字を落としてしまいましたので、「大宮 168,142 対 湘南 167,189」で900名ちょっと差をつけられてしまいました。湘南は「ワールドカップスタジアムを借りて1試合につき数万枚の招待券を親会社負担で発行する」という荒稼ぎが出来ないので、1試合こうなってしまうと積み上げが厳しいです。あと2試合がんばって16位を奪取したいところです

そういうオイラも都内で通常勤務の後に平塚入りしたので、前半途中に会場入りしましたが、既にこの時点で「湘南 0-2 大宮」で負けておりました・・・

すぐに前半が終わり、ほとんど後半からの観戦に近い状態で試合に入りました。

大宮の金久保選手のフリーキックから、混戦を経て大宮の深谷選手が押し込んで3失点目。金久保選手はいいボールを蹴りますね。このあと元湘南の石原直樹選手が投入されましたが、プレー時間が短いので出来はよくわかりませんでした。

最後に湘南の阿部吉朗選手がフリーキックを頭で合わせ1点返しますが、ここで試合終了でした。正直シーズンを通して運動量の問題で田原選手など他のFWががいい位置に立てておらず、MF・DFからのパスの出しどころがないです。阿部吉朗選手はFWでもっとも運動量があるので、どうしても彼頼みになってしまいます。この得点が9点目。古巣のFC東京だったとしてもチーム得点王ですよ。10点獲ってしまうといくら30歳でもカウンターサッカーのJ1クラブがほっとかないと思いますが、そんなことには気にせずに阿部吉朗選手には10点目を獲ってもらいたいと思います

湘南 1-3 大宮

ちょうどクラブ予算規模に見合った両クラブの点数ですね。自分たちで「J1 PRIDE7」と銘打っているのですから、「プライド見せろ」と言われてしまうわけでして・・・。客観的に観て、MF3人を筆頭にほとんどのフィールドプレーヤーに個人の能力に差があるように見えます(「ミスった」という動きを湘南の選手が見せるため)。

なおスポンサーなので情報確度の高い神奈川新聞から、反町監督に続投を要請する記事が出ました。結果が出ていないのですから監督に全く責任がないとは言えませんが、今年1年を見れば、アジエル・ジャーン選手の稼働率の低さ、怪我の多さ、補強選手の働きの悪さなどを含め、明らかに選手のレベルが低すぎでしたので、続投要請は妥当な判断だと思います。そろそろ方針を見せないと2011年度の選手契約に関わってきますし・・・。

まあもしオイラが反町監督でしたら、「千葉市の箱物行政失敗による"首都圏ひとり負け級巨額財政赤字(おかげで市長が31歳の人に代わった)"の一翼を担ってリッチになった、千葉のフロントに電話しようかなあ~」と思いますけど・・・(ただしジェフは基本的に外人か古河電工OBが監督をします)。

そして試合後にはジャーン選手の退団セレモニーがありました。何も6千人くらいしかいない日ではなく1万人以上入る土日にセレモニーをすればと思いますが、クラブと話がついた日からここになったのでしょう。ということは他の退団選手にも話がついている可能性は高いですね。FC東京の村林社長もこの試合にいらしていたらしいです。

「ジャジャジャジャーンです」の絶叫から始まったジャーン選手の挨拶でしたが、すべて日本語(通訳なし)で行われ、FC東京と湘南に感謝をしておりました湘南では攻守にわたり活躍をして、2009年のJ1昇格に貢献をしました。挨拶後に8ゲートで記念撮影と胴上げをされ、そこからカメラ係のアジエル・ヴァウド選手を伴って場内を一周しました(J's Goalに画像があります)。素晴らしい選手でした。目標の40歳まで現役を目指して、まずは怪我を治してください。

次は日曜日にアウェイで開催される清水エスパルス戦です。ちなみに13日(土)にゾブアハン(イラン)と統一教会傘下の城南一和(韓国)の対戦でACL決勝が国立霞ヶ丘競技場で行われますので、J1・J2の試合は13日(土)には開催されません

長谷川健太監督による6シーズン目を戦っている清水ですが、先日まだシーズンが1ヶ月残っているにもかかわらず長谷川監督との契約満了、およびヨンセン・伊東輝悦・市川大祐・西部洋平・青山直晃選手といった名のある選手の退団も発表され、衝撃を与えられました。個人的意見としては伊東輝悦・市川大祐・青山直晃選手あたりは湘南に欲しい選手ですが、高そうなので難しいでしょう。斉藤俊秀選手に仲介をお願いできればいいのですが・・・。

長谷川監督の清水というと、Jリーグトップクラスの運動量で、たとえ相手が優勝クラブであっても試合を圧倒するのですが、試合の終盤やシーズンでいうところの夏場を過ぎたあたりになると選手がエネルギー切れを起こしてしまうということを毎年繰り返しているイメージがあります。就任直前までの清水がグダグダだったところをJ1の上位クラスにまで持ち上げることが出来ましたが、クラブとしては「タイトル」を狙うために「6年もやれば充分でしょう」と監督交代に踏み切ったと思われます。

ということで運動量で負けないように対戦したいところなのですが、我々はここに大宮戦が入ってしまいましたので、非常に厳しい試合になります。テクニック面で小野伸二選手を筆頭にあちらのほうが圧倒的にありますし・・・。

今のところ雨の心配はなさそうですが、日本平の標高がやや高いので、昼間の試合ですが寒さ対策を念のためしたほうがいいでしょう。名物のパルちゃんショーにも注目です。11月11日がスポンサーの「ポッキー&プリッツの日」だったので、あっちのホームタウンに一応厚木が紛れているなあと「じょいふる」で去年のポッキーCMのダンスを安直に選んでくると個人的に予想しておりますが、果たしていかがでしょうか?(でも今年のCMの「ライディーン」かなあ・・・)。地元の野澤洋輔選手に出場機会があるといいですね。

ちなみにJR東静岡駅のガンダムがまだ健在です。エスパルスドリームプラザ内のちびまる子ちゃんランドには「はせがわけんた」くんもあるらしい(?)です。子連れに最適な遠征先でしょうか?。とにかく応援に行く人を増やしたいです(七五三をするお宅もあるでしょうけど・・・)。

というのも、この試合に湘南のJ2降格がかかってしまっております。負ければJ2降格決定、引き分けはFC東京と神戸次第です。勝てばこの試合では決まりません。がんばりましょう。

11月14日(日)14時は、J1と同時にFリーグの湘南ベルマーレの試合(ホームで北海道戦)もございます。こちらもよろしくお願いいたします。

くっ、甲府は現在社員募集中の栃木SCに勝つとJ1昇格決定か・・・。同じ日というのは避けたいところです。

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J1 2010 第29節 「ちゃぶる」 平塚公演 + 11月10日(水)は19時よりホーム大宮戦です

新横浜公演三ツ沢公演に続き、11月6日(土)は平塚公演が開催されました。記事のタイトル変えたかったんですがねえ・・・。

湘南 1-4 横浜F・マリノス

今回も内容が悪いです。マリノスの中村俊輔選手の得点とベルマーレのエメルソン選手の得点はPKなので、流れの中の得点は「0対3」です(まあ端戸選手の得点は湘南が点を獲りに行ったところのカウンターなのでしょうがないですが・・・)。今年は新潟(残1試合)と京都以外のJ1クラブに負けておりますが、このマリノス戦が最も完敗をしております。この試合もマリノスのMF両翼の選手がほぼフリーの状態で、日産スタジアムでの試合の再現でした。

確かにこの試合も最終的には山口選手の力不足感が目立つのですが、それ以上に「3-0-3」のシステムでサッカーをしているのではないかというくらいMFと鈴木伸貴選手が消えております。山口選手のせいに出来ません。せめて人数が並ぶ「7-0-3」くらいになっていれば勝負になると思うのですが、正直攻守に中盤と両サイドバックの選手が何をしたいのかが見えません。この試合も早々に4バックをあきらめて田村雄三選手を1列下げて3バックにしているのですが、要するにマリノスの両翼を抑えることは湘南の両サイドバックには無理だったということで・・・。その分攻撃に貢献していればいいのですが、ほとんど上がれていませんでした。で、「3-0-3」なんですよね・・・。

あちらの小野裕二選手は坂本・寺川選手の一回り以上年下の高校生なのですが、いいようにやられておりました。繰り返しますが、一回り以上年下が、他の失点はともかくあの獲られ方をした2失点目と3失点目に絡んでおります。ちょっと考えていただきたいものです。

守備に貢献度が低い湘南MFが攻撃時もあまりにもボールを運べなさ過ぎなので、FWへのパスが「ロングボール」か「FWがかなり下がってもらいにいくか」となり、相手の中澤・栗原コンビの思う壺でした。それだけマリノスのMFは守備もしているということです。

他会場を含む本日の結果に伴い、最速で11月14日(日)のアウェイ清水戦でJ2降格が決まることになりました(京都も同じ条件)。それを回避するためにも、中3日で開催される延期されたホーム大宮戦に勝たなければなりません。既に天皇杯に敗れているので、ベルマーレの今シーズンは残り30日を切っております。あとちょっとがんばりましょう。

なおオイラも前回の記事でベルマーレワンセグの件で「アンケートでシールがもらえる」と誤報を出してしまいました。大変申し訳ございませんでした

この試合に関するイベントについては、先日の大宮戦延期の影響で多少混乱が予想されます。ご容赦いただければと思います。

厚木ホームタウンデーチケット延期の大宮戦で使用可
ベル12DAY有料会員招待延期の大宮戦で実施
タハラ探し:マリノス戦で実施済み
Pasco presents キックターゲット!:マリノス戦で実施済み
イナズマイレブンプロモカード:延期の大宮戦で実施
グッズ新発売:マリノス戦で実施済み
ラッキーバースデー:10月30日の人も延期の大宮戦で実施

大宮は基本的に「FC ラファエル」なので、ラファエル選手を抑えられるかどうかが鍵になると思われます。

そうはいっても湘南としては、湘南から大宮に移籍した石原直樹選手が注目でしょうね。最近ベンチスタートなのが不思議です。まずは彼に点を獲らせないようにしなければなりません。でもいらないのでしたら期限付き移籍で貸してほしいのですが・・・。

まあ、今年も厚木ホームタウンデーは動員に貢献が難しくなってしまい、申し訳ないと思います。そんな中で心苦しいのですが、おそらく厚木市長が先週宣伝するつもりであった「あつぎ国際大道芸」、昨年も市民の期待薄だったのですが、土曜日は昨年同様意外と盛り上がっておりました。駒沢のFリーグ(<追記>当地では両軍にベルマーレOBのいる関東2部入りがかかったS.C.相模原 vs TOKYO 23 FC 戦、東京ラーメンショーも開催中とのこと)の前で結構ですので、ぜひお越しください。

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