J1 2010 第33節 湘南vsセレッソ大阪 戦
11月28日(日)は今シーズンホーム最終戦でした。
ベルマーレクイーン&マーメイドも元々任期1年でしたので、最後の登場でした。・・・と思ったら各々のブログによるとクリスマス頃にイベントがあるらしいですね。ファンの方はぜひどうぞ。いずれにいたしましても1年間お疲れ様でした。
何はともあれ、この日は799型大型ヴィジョンのお披露目の日でした。ほとんどフチがないのですね。ちなみに横から見るとかなり薄く、裏は鉄骨の柱しかありません。試合前はホーム側は太陽の逆光だったのですが、全く問題ないくらい鮮明に見え、それだけバックライトが明るいのに画面がまぶしくなく、最新技術って素晴らしいなあと思うものでした。どなたかがYouTubeにスターティングメンバーの動画を載せておりましたので、拝借します。
この日は鳥取も試合が開催されたため田子千尋さんひとりの日でしたが、ベルマーレ放送部の活用程度は「とりあえず試用してみました」という感じで、本格活用は来年以降かなあ?という感じでした。下部にオーロラビジョンでしたら「MITSUBISHI」、アストロビジョンでしたら「Panasonic」と入ると思われるスペースが不自然に空白なので、おそらく来年から平塚市がこのビジョンに「(例)ペコちゃんビジョン」とかネーミングライツを入れる構想があるのでは?と思いました(呼称が一貫して「大型ビジョン」でしたし・・・)。ベルマーレ戦以外でも有効に活用できることを期待します。
お披露目の日ということで市長が登場しました。田子さんが「次は屋根を」とおねだりをしておりました。そうですねえ、屋根は欲しいですねえ。あと「ちゃんとした車椅子席」がないとJリーグから指導を受けるかもしれませんので、バックスタンドを分断している得点表示塔を除去してバックスタンドをつなげ、そこにエレベーターと車椅子席、おまけに貴賓席とバックスタンド連絡通路があればなあとは思います。あの得点表示塔がないと平塚競技場らしくなくなってしまいますが、この方式が最も安く車椅子席が出来ると思います。
そういう意味で昇格して大型ビジョンという新しいハードウェアを獲得出来てよかったと思います。これで2011年のJ2での平均観客動員数が2009年を上回る8,000人以上になっていれば、この点でも今回の昇格に意味があったことになります。
ちなみにこの試合の入場者数は8,775人。J1ホームゲーム17試合の総観客動員は188,614人(平均観客動員:11,095人)となり、大宮アルディージャを抜きました。次節山形は湘南を追い抜くと思われますが、京都は平均を大幅に上回らなければ湘南を抜けませんので、年間16位は確保できたと思われます。我々はなんでもかんでも最下位ではありません(これはセールストーク上、大事)。
試合前に湘南ベルマーレロードレーシングチームの紹介があったそうですが、事前予告もなかったので見られませんでした、残念。ちょうど開幕前後にベルマーレに合流されたのでチェックできませんでしたが、来年に期待です。
湘南はターンオーバーなのかどうか知りませんが、メンバーが結構入れ替わっておりました。
相手のセレッソ大阪は今回の昇格の同期ですが、広告料収入も多く、仙台や湘南とは補強の規模が違います。昨年の今頃は「新喜劇 鳥栖公演?」というくらい面白展開でしたが、このためか劇団員が半分くらい入れ替わっております。
セレッソは伝統的に「ダメすぎるディフェンス」のクラブでしたが、センターバックに上本・茂庭選手を補強して大幅に守備が向上しておりました。まず湘南がシュートにまでいたりません。セレッソの攻撃においては基本的に外人たちがお膳立てをしてそれに日本人が絡むというような感じで、この日日本代表のザッケローニ監督が来ていましたが、丸橋選手以外はアピールできたか微妙だと思います。
まあそれでも前半は0点に相手を抑えます(シュート0だけど・・・)。しかし後半に石神・尾亦選手を追いやった丸橋選手が、うまく説明できないくらいブレた何だかすごいミドルシュートを放ち、これを野澤選手が後ろにはじいてしまって、失点をしてしまいます。
このあとは全くもっていつものパターンで、例によって左サイドバックが行方不明になり、そこをセンターバック1号と阿部吉朗選手で守らざるをえなくなり(このため阿部吉朗選手のように下がって守備をする能力がないFWが先発することは不可能)、残ったセンターバック2号が広大な守備範囲を守りきれないのでMFがそのフォローに下がったりと、グダグダでした。最後はセットプレーの相手のシュートが元セレッソの阪田選手に当たってオウンゴールでした。それまでが彼はそんなに悪くなかったので、残念でした。
これで横浜FCの持つ「J1リーグ20試合連続勝ちなし」のワースト記録に並びました。昨年活躍した湘南の3番・2番の代わりに、レギュラーを奪取した選手ではなく「J2で準レギュラーだった人」が代わりに試合に出ているのですから、勝てるはずがありません。ついでに10番も出ておりません。
試合後は田村雄三選手の引退セレモニーが行われました(この日はベンチ入りしたものの出番なし)。大型ビジョンに彼の記録が表示されたとき、「イエローカード59枚・レッドカード4枚」と表示されたのが笑いどころでした。何かまだ信じられませんね。非常に残念です。
その前に反町監督の挨拶がありましたが、あれは来季続投の含みを持たせたということでOKでしょうか?。
ところで今までベンチ付近でメンバー表示をしていたアクリルボードが、オークションなどで放出されるそうです。中田英寿選手や反町選手のものは高値がつきそうですね。これで運営費が捻出できるのであれば良いことだと思います。対戦相手用の「三浦知」とか「ストイコビッチ」とかもあるはずですので、ベルマーレサポーター以外の方も注目かもしれません。「名良橋」「外池」とか他に思いつかない選手のものでしたらアレですが、「佐藤」「中村」あたりだと枚数もあって、かつ使いまわされてもいそうですが・・・。
そうそう、同じ記事に「来季の年間予算は11億円から約9億円に削減される見込み。Jトップの浦和の約7分の1。ファンにはなじみのあるネームプレート売却で、わずかでも資金を作りたい考えもある。」とあるのですが、不況なのでもっと削減されるかと個人的には思っていたので、2009年の開幕時に近い予算に収まるのは朗報なのではと個人的には思います。
セレッソは4位以上が確定。J1・3位以上の可能性がある上で、J1・3位までが天皇杯を優勝するとJ1・4位がACLに出られるので、この順位は重要です。
とにかく最終節アウェイ新潟戦は21試合連続勝ちなしを阻止しなければなりません。それについては別の回で書ければと思います。
最後にガイナーレ鳥取のJ2昇格おめでとうございます。神戸で選手経験のある元ベルマーレユースコーチの塚野真樹社長は、初の「元JリーガーのJクラブ社長」だそうですね。来季のJ2は20クラブだそうです。
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