J1 2010 第26節 湘南vs鹿島 戦
土曜日は平塚競技場で鹿島アントラーズ戦でした。
この日は1食目から「うな重」を食べた(後日記事化)ので、ごきげんな状態で平塚市総合公園に向かったのですが、平塚共済病院駐車場の複数台のクルマから鹿島のユニフォームを着た馬鹿グループが出て平塚市総合公園に歩くところを見たので、結局非常に腹立たしく会場入りしました。病院の駐車場は闘病者の負担を軽減するために無料なわけであって、馬鹿(自称サポーター)のためのものではありません。サイテーだと思います。カシマスタジアムのクルマ観戦率の高さは見ておりますので、アウェイも他クラブよりクルマ観戦は多いだろうとは思います。鹿島サポーターにはまたのご来場をお待ちいたしますが、結局苦情を受けるのはベルマーレなのでしょうから、馬鹿はもう来なくて結構です。
平塚競技場に入ったところ、やはりベルマーレ側の客席の集客が「3週間に1試合」になる前であった2ヶ月前より減りました。やはり勝たなければダメですね。
鹿島は出場停止の選手がいる関係でDFラインに変更がありました。それでもまあ小笠原・曽ヶ端・岩政・中田浩二・マルキーニョス選手など有名選手ばかりです。
鹿島との試合は昔からブラジルのクラブとの親善試合をしているようで、高収入(胸スポンサーがベイスターズ買収をしても、ここには住友金属がついているので関係ないでしょう)に支えられた「走るのは大事なときだけのブラジル風4-4-2のポゼッションサッカー」をJリーグ初期から一貫して続けていることが強さの肝だと思います。まあそのおかげでブラジル人でないと鹿島の監督になれないので、OBは引退すると子供の学校を理由にしていなくなるとか、鹿島ユースからだと卒業後にプロで試合に出続けることが難しいので優秀な中学生ほど入りたがらないとか、国内でやっているプレーをレベルの高いカテゴリーでもやってしまいますので、鹿島に長く在籍するほどACL・日本代表・海外移籍先で通用しない選手になってしまうとかの弊害もありますが・・・。
キックオフ早々から明らかに湘南のDFが鹿島のFWのレベルについていけていないところを見せつけてしまい、特にいつもどおりサイド気味でプレーするマルキーニョス選手を全くマークできておりませんでした。10分と持たずにロングスローからの競り合いから彼に先制点を奪われます。正直湘南に集中力がないとしか言いようがありません。
しかし鹿島は「走るのは大事なときだけ」なので、清水のように「とにかく全員走りまくって早い段階でボールを奪う」ということをしないので、湘南でも結構前のほうまで攻めることが可能でした。鹿島がなんとなく攻め続けたあとにカウンターの大チャンスが訪れることが多く、仙台戦もそれで落としましたので、これを湘南も狙っている意図は感じました。
案の定、鹿島はこの典型的な「負けパターン」を平塚でも演じました。ミスも結構あり、湘南は阿部吉朗選手を軸にしたカウンター攻撃を連発します(今季の湘南は本当に阿部吉朗選手頼み)。エメルソン選手が曽ヶ端選手と1対1となる決定的な場面がありましたが、なぜかシュートが枠外で同点に出来ませんでした。この試合は本当に湘南の選手のシュートが下手だったなあ・・・。
しかし最後の最後でゴール前でのこぼれ球を阿部吉朗選手が押し込んで同点。同時に試合終了となり、湘南が引き分けに持ち込みました。
鹿島としては優勝が遠のく痛い引き分けでしょう。この日セレッソも浦和に破れ、名古屋がリーグ優勝にかなり近づいたと思います。ただあまり名古屋ががんばると11月20日の平塚での湘南vs名古屋戦が優勝決定試合になりそうなので困るのですが・・・。
この試合、鹿島のほうが優勢に戦っておりましたが、湘南が勝てた試合だったと思います。エメルソン選手だけでなく他の選手もシュートを外し過ぎです。王者と引き分けで会場は盛り上がりました(鹿島サポーターはブーイング)が、オイラは全くうれしくないです。勝てる試合に勝てなかったので降格に着実に近づいたと思います。
まあ、王者から勝ち点を得たことを自信につなげていただければと思うしかございません。マスコミに露出もありましたので集客につながるかもしれませんし・・・。
<追記>平塚競技場アウェイ側ゴール裏に、大型ビジョンを設置するための足場が完成しておりました。来月の今頃には設置が完了するはずですので、いよいよだなあと思いました。
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コメント
諸事情により試合は見れなかったが相手が鹿島とはいえホームだし勝たなきゃいけないよ。チャンスもたくさんあったみたいだし引き分けじゃね。東京や神戸も調子悪いみたいだからベルマーレはチャンスじゃないかな。ともかくホームアウェー相手関係なく勝たなきゃ。鹿島は地元はもちろんだから東京在住のサポも多いらしいね。鹿島スタジアムで試合がある時は高速バスで行くとか。
投稿: 藤和不動産 | 2010年10月17日 (日) 20時57分
藤和不動産さん、コメントありがとうございます。
そうです、たとえ相手が何度も優勝している王者であっても、この試合は勝たなければいけませんでした。
まあアントラーズが、遠方から茨城県鹿嶋市やってくるだけの価値があると判断されているクラブということは、本当に敬意を払うべきすごいことだと思います。茨城県からのアクセスが本当に少ないので、茨城県外サポーターが多いのは本当だと思います。
投稿: チャリ通 | 2010年10月18日 (月) 00時37分