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J2 2010 第15節 東京ヴェルディvs横浜FC 戦

日本代表の岡田武史監督が今更「僕でいいんですか」とおっしゃった翌日の先週火曜日のJリーグ理事会で、かねてから経営危機が噂されておりました東京ヴェルディの経営について動きがありました。以下はあくまで個人的意見ということでお願いいたします。

昨年の2009年末に東京ヴェルディホールディングスが集めた広告料収入がJリーグに届け出たものより大幅に下回っていたようで、中断期間中に破綻する可能性が高いとのことです。これに対してJリーグは公式試合安定開催基金以外から4億円以上を貸し倒れる前提で投入することで、給与や施設利用料などの未払いを防いで今シーズンの残り試合を履行するとのことです。

Jリーグに対しては、昨年の東京ヴェルディホールディングスの報告は「ちゃんとチェックしなかったのかよ・・・」という不満はあるものの、こうなってしまったあとの対策としては最善を尽くしているといえるでしょう。ヴェルディが途中で消えてしまいますと、ヴェルディ以外のJ2クラブにとって日程の不公平や試合中止の経済損失が発生しますので迷惑です。スカパーやtotoにも影響があります

東京ヴェルディホールディングスについては自分勝手極まりなく、罪が重いと思います。4億円といえば水戸の年間予算より多いです。これを「貸す」のではなく「もらえる」のですから、これが不公平でないわけがございません。そもそもてっきり昨年限りでJリーグトップクラスのヴェルディグラウンド(川崎市にある読売グループ所有の芝2面・人工芝2面・クラブハウス・寮。京王よみうりランド駅前のゴンドラ乗り場(ここは稲城市)にあるよみうりランド本社をヴェルディの本社としたために東京のクラブになっております。)を出るのかと思いきや共同利用ながら「残留」、きっちり宮崎にキャンプにも行き湘南ベルマーレの最初の数年と比べれば今年のヴェルディは実にセレブな新体制でした(ベルマーレは当初キャンプに行けず、大神グラウンドとクラブハウスも手放すことになった)。J2には特定の練習場のないクラブもあります。今年のヴェルディのやり方は味の素スタジアムの使用料がどうのこうの言う以前の問題です。何年かかってでも大分同様今回のオカネはJリーグに返済すべきで、それが出来ないようでしたらJリーグからご退場いただかないと、基金を返済をした草津や岐阜、低予算の水戸などに対して失礼です。ベルマーレもクラブハウス建設費用として4億円欲しいですね。

フリューゲルスの場合はJリーグに居られなかったことより、実質クラブが消滅してしまったために問題になりました。ヴェルディも下部リーグにクラブが残ってJリーグ準加盟資格があるのであればいつでもJリーグに戻れるわけであって問題はないでしょう。クラブが残るようには応援したいと思いますが、Jリーグに残るかどうかは必須ではないと思います。ユースも1年生が卒業する2012年まで存続すれば何とかなります。来年からは町田市立競技場がJ2仕様になるそうですので、ヴェルディがJ2に残るのであれば、町田には本当に気の毒ですが、Jリーグとともに詫びを入れてホームを再移転すれば経費削減になります。どうしてもチーム名に企業名が必要なのであれば、「Jr East Furukawa UNITED 千葉・市原」方式なら前例がありますので、ヴェルディという名前を捨てて「東京yfc」(東京 Yomirui Family Circle)と改名することを許可することで折り合いをつければよいでしょう。

まあ今頃元ベルマーレ監督の上田栄治女子委員長あたりが日テレ・ベレーザをどうするのか暗躍していそうな気がします。日本サッカーの各カテゴリーでもっとも世界3位以内に近いのは「なでしこジャパン」で、現在なでしこジャパンの選手を圧倒的に輩出しているのはベレーザとメニーナです。かなりの支出があるはずのベレーザとメニーナが運営できているのは、施設やスタッフをヴェルディから供給されているからというところがあり、今ベレーザがヴェルディとともに倒れてしまうのはロンドンオリンピックに向けて非常にまずいです。ここをどうするかが注目でしょう。ベレーザがヴェルディ存続をアシストするか、ヴェルディとは切り離されるかはわかりません。

ということで、ちょうど都内で用事もありましたので、東京ヴェルディの消滅は回避のために国立霞ヶ丘競技場のJ2第15節横浜FC戦に、あえて正規のチケットを買って立ち寄りました。東京ドームの巨人戦や神宮のヤクルト戦よりヴェルディ戦のチケットは高いため、経費節減のため新宿駅から明治通りをトボトボ歩き、代々木駅の先の首都高をくぐったところで左折するという新宿から30分ぐらい歩きました。平塚駅から平塚市総合公園へよりちょっと歩くだけですし、特に首都高をくぐったあとはSAMURAI BLUE CAFE Presented by KIRIN(期間限定)や国立能楽堂津田塾大学となかなかの「ちい散歩」向けなコースですので、新宿(代々木)から国立競技場まで徒歩は結構「あり」です

入口では10個以上のイベント名が貼られた案内所がありました。どうやら3週間の間にこれだけの大小イベントをまわり、招待券を配っていたようです。招待券の是非はともかくベルマーレがそんなにイベントをまわるということはなく、ヴェルディは結構PRもがんばっていると思うのですが・・・

入ってすぐに「結集のチカラ」と描かれた緑のタオルマフラーを来場者プレゼントとしていただき、さらに今後の主催ゲームの日程が書かれたポスターも希望者全員に配っておりました。オイラも緑のタオルマフラーはキックオフのときに掲げましたよ。ポスターはホームタウンに貼ってくださいとのことです。オイラは神奈川県民なのでもらいませんでしたが、掲出先が増えるといいですね。

場内に入ると、ヴェルディ側ゴール裏は結構人が入っておりました。ただバックスタンドが閉鎖されているのはかなり見栄えがよくないですバックスタンドを開けてゴール裏を閉じるかつての平塚競技場方式がとれなかったものでしょうか?。この日の来場者は6,761人でした。本当はオイラもそっちに行きたかったのですが、キックオフ直後まで数百メートル先の神宮球場で行われていた東京六大学野球早慶戦(勝ち越したほうが優勝)はほぼ満席だったというのに寂しい限りです(明らかにあちらの観客の平均年齢のほうが若いですし・・・)。

久しぶりに明るい時間の国立競技場に来たのですが、陸上トラックの傷みが激しいのが気になります。元々8レーンしかないので今のルールでは大きな陸上大会が開けないので、これなら陸上トラックはないほうがいいです。構造上9レーンを造るにはスタンド最前列を潰さないといけないので、スタンドも古くなってきておりますし、陸上競技場でもフットボール専用競技場のどちらでもいいですから改築をして、活用しないともったいないと思います。まあ東京オリンピックが招致されていたらその予算で改築できたのでしょうが・・・。

しかし雨こそ降らなかったものの3月並みの気温で寒かったです。ワールドカップが近い時期とは思えません・・・。

試合は両軍とも4-4-2のシステムでした。横浜FCは中里崇宏選手という「中里宏司さん」なのか「中島崇典選手」なのか?という流通経済大学3年生を、現福岡の中島崇典選手と同じ左サイドバックで先発させておりました。横浜FCは期限付き移籍や特別指定選手が結構いますね。横浜FCは三浦知良選手がベンチ入りしております。

湘南ベルマーレより広告料収入が多いと思われる横浜FCは、FW・MFはかなり強力でした。ホベルト選手にボールが集まります。しかしDFラインがかなりおぼついておらず、スピード系FWがオフサイド覚悟で飛び込むところにロングボールを出すとJ2では厳しそうだというところはキックオフ直後から最後まで見せておりました。キーパーがいろいろ指示を出さなければ厳しいかもしれません。横浜FCは来年はDFを全とっかえしてくるのでしょうか?。

東京ヴェルディはメンバーが変わったのでもっと組織的な守備をするのかと思いきや、意外とヴェルディ的なサッカーをしておりました。右MFの高木善朗選手(高木3兄弟の次男・高3)は足が速くてキックの精度がありいい選手ですね。U-19日本代表に入るでしょう。

試合はガンバから期限付き移籍をしている横浜FCの寺田紳一選手が、チームメイトとともに凝りに凝ったフリーキックを蹴って横浜FCが先制します(あれはすごかった)が、すぐにヴェルディが高木善朗選手のコーナーキックを土屋選手が押し込んで同点とします。

徐々に横浜FCが押してきますが、途中出場の難波選手が昨年同様チャンスを潰しまくり水を差します。難波選手の身体能力が大黒・西田選手より高いのは見てわかるのですが、これだけ毎試合シュートを外すFWもなかなかいません。

最後に大黒選手が格の違いを見せつけるシュートを何本も見せますが、ヴェルディの土肥選手がすべて防いで、結局セットプレーの得点のみの引き分けになりました。なお三浦知良選手は出場しませんでした。

東京ヴェルディ 1-1 横浜FC

横浜FCはあれだけの戦力をもっているにも関わらずヴェルディと引き分けというのはまずいでしょう。次節FC岐阜戦で一足先にリーグが中断する横浜FCですが、ここで敗れると残り試合数的に2011年に目標を切り替えなければならないでしょうから、ヴェルディ戦には勝っておきたいところだったと思います。

試合終了後、国立競技場近くの広場にはヴェルディサポーターが100人単位で集まってミーティングをしておりました。前回の寅年限りで横浜フリューゲルスが消滅したときは結構騒ぎになっておりましたが、今回のヴェルディの場合は報道があった日しかニュースになっておらず、「この件は問題である」と人々の議題に挙がっていないことが問題だと思います。がんばっていただきたいものです。

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