2月20日のこと
公開を予約したこの記事が出るころは「ベルマーレワンダーランド 2010」が終わった後だと思いますが、残念ながらオイラは行けません。ベルマーレは趣味のひとつに過ぎませんので、やはり2日を丸々空けるのは無理でした。今年の様子は他のブログをご参照ください。
前日の2月20日(土)は平塚に行きました。まず馬入にて町田ゼルビアとの練習試合ですが、観ることが出来たのは3本目だけです(すみません、4本ではなく3本でした)。1・2本目には主力級が出たそうですが、3本目は控え組のようでした。ゼルビアは公式戦白ユニフォーム、ベルマーレは青の練習試合ユニフォームでした。
そろそろ練習試合の内容は書かないほうがよい時期だと思いますが、どうやらゼルビアは補強と監督交代の影響でアノ選手とアノ選手もベンチにまわっちゃうんだと思いました。ベルマーレもこの期に及んで練習生(確かにそのポジションは・・・と思う位置)がいるんだなあ・・・。今年新加入の某FWのポストプレーはゼルビアに通じず、阿部吉朗選手と出るとサイドバックが4人いるみたいで、いったい誰が点獲るんだ?という悲しくなるほど点が獲れなさそうな状態になります(それでも別の選手が点を獲りましたが・・・)。3本目でコーナーキックを蹴っていた若手選手がまあまあの精度があって、今後も技を磨いて欲しいなあと思いました。結果は町田ゼルビアのホームページに載っております。
この日の馬入で気になったのは路上駐車が異常に多かったこと。休日の馬入ではサッカー場3面すべてと体育館で同時に試合が試合があることも珍しくなく、県内各地のチームが訪れて、ナンバープレートにある地名で「○○のサッカーファンはこれだから・・・」って言われてしまうかもしれません。あの辺りはクルマが少ないですが、少しでも評判を良くすることが平塚の施設の充実につながると思いますので、アウェイの練習試合会場も含めて路上駐車はやめましょう。ベルマーレのスポンサーである相模石油のF.ドリーム平塚もあの位置に駐車されると迷惑でしょう。
3本目だけ観た後、平塚市総合公園に向かい、湘南ベルマーレJ1昇格記念試合「We're back」を観に行きました。公式戦ではなくチケットも記念マフラー付きということもあって高いのに、入場者数も13,807人あり、見づらいことで有名なゴール裏以外は9割以上埋まっていたと思います。このような素晴らしいPRの場が持てるのもひとえに中田英寿さんのおかげです。ありがとうございました。
主審はFIFAワールドカップドイツ大会で笛を吹いた上川徹さんで、上川さんは元ベルマーレの社員なのでベルマーレ戦をジャッジすることが出来なかったのですが、この晴れ舞台で凱旋復活いたしました。TAKE ACTION F.C.の監督はキャプテン翼の高橋陽一さん、We're back F.C.の監督は中田選手入団時のベルマーレ平塚監督であった古前田充さんでした。まあ監督といっても単発のエキシビジョンマッチなので、システムを4-4-2にするとか、出場時間の管理くらいしか出来ないと思いますが・・・。
試合前に栗原圭介・西山哲平・原竜太・鈴木将太選手の引退セレモニーが行われました(伊藤友彦選手は昨年のホーム最終戦で実施済み)。かなり前に移籍した栗原・西山選手にもこういう場があったのはよかったと思います。まあいろいろ考えると人選も難しいですね。選ばれた人は起用しなければいけませんし、引退したばかりの選手は呼んでほしいですし、有名選手だけ選んでも枠がオーバーすることもありますし、そう考えれば外池さん落選もしょうがないですね。またTAKE ACTIONから支援を受ける先の駐日ハイチ大使があいさつをしました。
試合のほうは、「FWやMFの運動神経が高ければ格段に攻撃力が上がる」というのがわかりやすい、まあそういうレベルのサッカーでした。特筆すべきは明らかにTAKE ACTION F.C.の皆さんが引退後もトレーニングをして定期的に行われるTAKE ACTIONのイベントに備えているのがわかりました。このため「主導権はTAKE ACTION F.C.がとっていて、これを洪明甫・パラシオス選手が跳ね返してカウンター」という試合でした。しかし「洪明甫・パラシオス選手のコンビ」は豪華ですね。外人選手は全員年齢のわりにはいいパフォーマンスをしていました。まあ日本人選手の中にはウルトラマン並みの活動時間しか無かった人もいましたが・・・。
注目の反町康治選手は、なかなかのパフォーマンスでした。セントラルMFの位置で先発し、ドリブルとシュート(ふかした)もありましたし、日南キャンプ(日南市スポーツ振興課のブログはまだ更新されています)で走りこんでいたのかもしれません。また最年長の都並選手がピンポイントでハッスルプレーを連発し、それでいて笑えるプレーもあり、存在感がありました。2人とも先発から20分で交代しました。
前半にアマラオ選手がセンターサークルを越えたあたりでシュートを撃ったら、これが豪快にゴール!。前半をWe're back F.C.のリードで折り返します。
30分ハーフの前半が終了後、なんとハーフタイムも30分!。その間に練習なんてしません!(理由は聞かないでください)。 ハーフタイムの間にベルマーレの現役の選手が登場し、子供相手にサッカーで遊びました。また先日の記事でも取りあげた「We Are The World 25 for Haiti」の映像が流されました(パブリックビューイングのトラックが来ていた)。まあ今ハイチを取り上げたらこの曲の一択ですからね・・・。唄っているメンバーとかはWikipediaのほうで確認してください。
再開された後半は、予想通り中田英寿・名良橋晃選手がTAKE ACTION F.C.からWe're back F.C.に移って試合に出場しました。しかし後半に入って一層TAKE ACTION F.C.の皆さんの運動量との差がいかんともしがたくなり(伊藤友彦選手が気の毒だった)、後半から出場した藪田光教選手に2点決められてしまいました・・・。
We're back F.C. 1-2 TAKE ACTION F.C.
北澤豪選手が「勝っちゃっていいんですかね?」とおっしゃっていましたが、TAKE ACTION F.C.が付け焼刃ではなくちゃんと準備をしていた成果ですので、納得の勝利でしょう。しかしベルマーレ側が負けるのは残念でした。まあ現役の選手達が負けたわけではないので、現場やファンは問題なく切り替えられるでしょう。ただ前半TAKE ACTION F.C.で負けてて後半We're back F.C.でこちらでも負けてた中田英寿・名良橋晃選手はバツが悪かったでしょうね・・・。またA-LINEはまたも記念ユニフォームで敗戦・・・。今回はオイラも勝てば珍しく記念ユニフォームを買おうと思ったんですけど、今回もすさまじい敗戦力・・・。カレッジリーグの社長や担当者がお祓いのためにウソくさい宗教に走らなければいいのですが・・・。
TAKE ACTION F.C.側を大学応援団風の人たちが応援していました。気になったので試合終了後に5ゲート側にいったところ「我武者羅應援團」と太鼓に書いてありました。この人たちってことでしょうか?。彼ら独自にハイチを応援しているらしいので、それででしょうか?。よくわかりません。
それにしてもこの日は田子千尋さんが大スランプで全く駄目でした。最後の場内一周のときは誰に聞いているのかわかりませんでしたし・・・。いろいろ状況が悪かったそうですが、J1のリーグ戦では期待をしております。
試合後に出待ちをしている人が多数いましたが、サインとか記念撮影は無理そうでしたので、平塚市民センターに行って「J1へのキセキ 躍進 強いリーダーシップ」を聞きに行きました。
平塚商工会議所青年部のイベントなのですが、「ビデオでの平塚出身の猪狩選手のテンション高めの挨拶」で始まり、STUDIO BLACKNのヒップホップダンス、真壁社長の挨拶、10分間のベルマーレの"プロモーション"ビデオと、間に入る青年部の方のコメント以外はあまり平塚商工会議所っぽくなかったなか、反町監督とSCNの村上さんのトークショーが始まりました。
○×アンケートをしてそれを元にトークをし、その後坂本・永田・野澤選手からのビデオによる質問に答えるというものでした。自分が関わっている件ではないのでメモしていないので、覚えている範囲でですと・・・、
今日試合をやって選手のほうが監督より面白いと改めて思った。
理想の監督はいない。「監督のために頑張る」は嫌いで、せいぜい「チームのために頑張る」まで。主役は選手であって監督は目立ってはならず、選手がベストのパフォーマンスを出すことを「サポートする」のが監督の仕事だと思う。あれこれ指示を出しすぎても選手がやりたいことをやれずに不満だと思う。「監督は何もしなくても勝った」が最高だと思う。
当時はプロサッカーリーグが無かったので大学でサッカー選手を辞めるつもりだったし、監督としても北京オリンピック3戦全敗で監督も辞めたいと思い、知り合いの飲み屋経営者から話をうかがった。その時の経験からも、今、岡田監督(この日は山口選手も出向いた早大関係者で岡田監督の激励会があって、有名なOB達がいろいろ言っているのでは?とのこと)が叩かれていることからも、日本代表の監督はやりたくない。
娘(6歳)が黒い輪ゴムを口に付けていたら自分そっくりだと思った。
こういう仕事なので娘の運動会に出るのは不可能なので土日開催をやめてほしいと思ったが、運動会に出ると元サッカー選手ということで親参加競技で周りのプレッシャーがすごいだろうから、今後も試合を土日開催してほしいと思った。
<この講演最大の爆笑ポイント>選手からの質問のビデオを流そうとしたところ、誤って「平塚出身の猪狩選手のテンション高めの挨拶」が再度流れてしまい、監督から猪狩選手に対してダメ出し。
こんな感じでしょうか?。詳しくはSCNなどで放送しますので、そちらをご覧ください。
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