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今年の対戦相手の感想(1)

しばらくJ2とはお別れですので、仙台とセレッソを除く対戦クラブへの感想とお礼を書いてみます。

総括
リーグのレベルは数年前より落ちたと思います。そりゃJ1からの降格が2クラブでしたし、2年で5クラブも増えれば仕方がないでしょう。仙台はそれを生かして優勝し、甲府はそれに対応できずに4位になったと思います。J1はベンチ枠が2席増えるので「途中出場に向いている個性的な選手」を探して湘南もJ1に対応しなければなりませんね。

来年は「51試合」が「休節ありの36試合」と15試合も減るため、いくらシーズンチケットが多めといえど大多数は1試合単位のチケットによる入場者という来年のJ2各クラブの経営は大変厳しいと思われます。今年昇格できたのは大変ラッキーですね。

番外 ニューウェーブ北九州(来季よりギラヴァンツ北九州)
観たことがないのですが、元ベルマーレの佐野裕哉(JFLベストイレブン)・船津佑也選手はJ2復帰おめでとうございます。

18位 ファジアーノ岡山(対戦成績:3勝0分0敗)
ぶっちゃけ他の17クラブと比べて飛びぬけて選手層が薄かったと思います。しかし2004年に岡山県リーグに所属していて6シーズン目がJ2という急成長ですから、補強などが追いつかないのは当然でしょう。大量解雇もそれに伴うものと思われます。子供が多い関東では難しい夢パスの効果もあるかもしれませんが、6年目とは思えない集客力は立派だと思います。本当は桃太郎スタジアムでやりたかったのですが、津山のホルモンうどんと桜さばずしはおいしかったです。ありがとうございました、ご健闘をお祈り申し上げます。

17位 栃木SC(対戦成績:1勝2分0敗)
ここは個人的に地縁があるので言いたいことは多数あります。ここは前所属クラブがJリーグだった人とそれ以外の人の落差が激しすぎました。生え抜きで採った人たちのほとんどは「Jリーグは無理な実力の人」ばかりでしたね。しかもそれは2008年の時点でわかりきっていたと思うのですが、彼らの多くはこの年のオールプロ化に伴う大量採用だったため切ってしまうと「1年でクビ」ということになり、彼らを切るに切れずに代わりに横山聡(つうか、またオフに巨人っぽいブログになってるし・・・)・小林成光選手など彼らよりは使えそうな「活躍できなかったベテラン」を切らざるを得ませんでしたね。そのため佐藤悠介選手の故障と若林選手の不調に対応する代役がいないというのが厳しかったです。2年以上たったので「Jリーグは無理な実力の人」を解雇することで3年連続の大量解雇になるのは、まあそれもあるかなあという感じでした。しかしホームゲーム25試合で3勝(2008年岐阜21試合・2003年鳥栖22試合と並びワースト記録)では、そりゃ客離れも起こるよなあ・・・

松田浩監督の戦術は完全にアビスパ福岡時代と同じで、「三浦俊也監督のようにMFとDFが挟み込むように守って、外人級俊足FWがカウンター」をしたかったみたいでしたが、特にFWが人材不足でしたので結果が残せませんでした。たぶん来年も同じ戦術でしょうから、FWの補強が最優先事項でしょうね。名を上げたのが外部のマンUさんだけというのはあまりにも寂しいので、来年は本当にがんばってください。ありがとうございました。

16位 横浜FC(対戦成績:3勝0分0敗)
親会社のあるクラブだけあって予算は湘南ベルマーレよりある横浜FCが、1桁順位どころかこの位置にいるというのは強化部は猛省が必要かと思われます。成績のせいかもしれませんが、立地と設備的にJリーグでもっとも集客がしやすいニッパ球を本拠地としているにもかかわらず、ちょっとびっくりするほどお客さんがいない(水戸の次に少ない)のも営業部は猛省が必要だと思います(Jリーグは政党や宗教を営業には活用することを禁じておりますので、社長のツテを活用した方法は使えませんし・・・)。横浜市に自宅のある前鳥栖監督の岸野監督は15位でも「成果」と言えてラクそうですが、規模的には昇格争いをしてもおかしくないクラブですので、「J1に神奈川のクラブが4クラブ参戦」を目指すことをご期待申し上げます(その前に湘南が落ちちゃダメですね)。

15位 愛媛FC(対戦成績:3勝0分0敗)
このクラブまでは試合数より勝ち点が下回っております。湘南もJ2でも経験がありますが、これは本当につらいです。またJFLに所属するJリーグ準会員とその候補を見ると、「数年後にちょっと失敗するとJFL降格」がちらつくのもこのあたりより下と思います。結局4年連続で順位を落とし「伊予はまだ、16位だから~」の手前まで来てしまいました。だからこそのシーズン途中での海外からの補強敢行だったのだと思います。その成果があるといいですね。道後温泉や松山城がある松山に行きたいアウェイサポーターは多いと思われ、NHKの「坂の上の雲」の舞台(このドラマのサラ・ブライトマンさんの歌によるエンディングテーマに出てくる小蓮華山の映像は昇格報告会真壁社長の挨拶をそのまま映像化したみたいでした)でもありますのでかんばっていただきたいですが、ニンスタが中心街の松山市駅から遠すぎるなあ・・・。そういえば一平くんはお元気でしょうか?。

14位 ロアッソ熊本(対戦成績:1勝1分1敗)
ごめんなさい。過去最高の観戦試合数だった今年で唯一ホームもアウェイも全く観戦できませんでした。結果を見ると変わった戦術でかなり苦戦した相手ですので、負け越さずに来年は対戦せずに済んだのはラッキーだったと思います。昨年は観戦して、変わったおいしい食べ物が多い街で結構オススメな遠征先でしたので、来シーズンもご健闘をお祈り申し上げます。

13位 カターレ富山(対戦成績:2勝0分1敗)
今年新規参戦ということを考えればすごいなあと思う堅実な成績でした。有力な親会社がいるのにまだ予算を使っていないので、今後が楽しみでしょうね。やっているサッカーは引き気味のディフェンシブなものでしたが・・・。ここは立山黒部アルペンルートを含めて一度は泊りがけで観戦することをおすすめ(記事に前編後編があるのはここだけ)したいところです。来年もしっかり戦えれば2桁順位のクラブ中ではJ1に一番近いかもしれませんね。ありがとうございました、ご健闘をお祈り申し上げます。

12位 FC岐阜(対戦成績:0勝3分0敗)
おかしいなあ、3試合とも打ち合い気味だったのに、何で「3分」なのでしょう?。ここはかつてサンフレッチェ広島のフロントだった今西社長兼GMの能力が存分に発揮されているクラブですね。社長がいなかったら既にFC岐阜SECONDを後継として解散しているかもしれません。「運動量で勝つ」と掲げて今西氏の目利きで大卒新人(筑波大学の選手が来たのもそのためでしょう)を集め、彼らとベテラン数名を上手く活用した松永監督をアシストして下馬評を大きく覆して昨年より順位を上げたところは底力を感じました(しかしこの成功のせいで「サッカー選手のギャラのデフレスパイラル」の象徴に岐阜がなっているようにも見えますが・・・)。同じ大幅入れ替えの栃木とは今西氏がいた分だけ差がついたような気がします。ただ今西氏は高齢で広島の方なので、速やかに彼抜きでも機能するクラブに育たなければいけないでしょう。借金5,000万円を返さないことには他クラブにも気兼ねがありますし・・・

でも、ここの夏の暑さは勘弁いただきたいものです。2010年はライブハウス並みの臨場感がある代わりにキャパシティが小さいスタジアムで試合をしなければならないので、全試合満席を目指し、アウェイサポーターにもチケット売り切れをあおりまくって(甲府・千葉・柏サポーターのチケット争奪戦が目に浮かぶ・・・)売りさばいてください。ご健闘をお祈り申し上げます。

11位 アビスパ福岡(対戦成績:2勝0分1敗)
遠方アウェイを伝統的に苦手としている湘南ベルマーレには鬼門のひとつだった福岡ですが、今年は勝ち越すことが出来ました・・・、のですが、今年唯一のホーム福岡戦でのあのラスト10分3失点でひっくり返された試合のイメージが強いので、ほとんど「やっつけた感」がありません。あれは本当に効いた試合でした。福岡的には北九州が来る前年である今年は絶対に失敗は許されなかったと思うのですが、残念ながら失敗をしてしまったため、来年から今までどおりにいかないために苦労することが予想されますが、こちらは「福岡は難敵」のイメージのまま昇格することになりますので、また対戦する際もイメージを維持していただければと思います。ありがとうございました、ご健闘をお祈り申し上げます。

残り半分は次回とします。

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