高砂部屋平塚夏合宿
休みを1日とって、以前から興味があったのですがなかなか行けなかった高砂部屋の平塚夏合宿を観にいきました。中村極楽堂が湘南高砂部屋後援会をやっているため、秋場所前の8月下旬に平塚市総合公園の常設土俵を利用して数日程度の合宿を毎年行っており、今年が16年目(ということはベルマーレがJリーグ昇格争いをしていた頃からか・・・)とのことです。オイラは大相撲は両国で2回ほど観たことがあります。
朝8時頃開始だったのですが、オイラの到着は9時ごろでした。朝一番に着けば先着順のちゃんこ鍋が食べられたそうですが、全然間に合いませんでした(残念)。既に300人くらいは土俵を囲んでおりました。定年世代が半分くらいで、子連れママご一行が4割弱、外人さんもおりました。まあ思いっきり平日ですのでこれは当たり前で、オイラはちょっと目立っちゃったかもしれません。そろそろ秋場所への調整の逆算の時期の上に現役横綱が所属している部屋ですので、タニマチへの顔見世興行ともいえるにもかかわらずテレビや新聞といった大手メディアの記者も数社来ておりました。
高砂部屋の若手力士が子供力士の相手をしておりました。県内のどこかの道場の子かと思いきや、なんと朝青龍杯に出場するモンゴル代表の小学生だとのこと。オイラより強そうです。
しばらくしてファン太郎こと横綱朝青龍関と前頭朝赤龍関が登場。小学生が土俵下に下がって若手力士同士のぶつかり稽古となりました。高砂親方は登場せず部屋頭の朝青龍関がハッパをかけておりました。あれっ、蛙仕切りで有名だった既に引退している朝乃若関がいました。高砂親方の以前の名跡である若松親方を継いで部屋付き親方をしているそうです。
この日のほとんどの練習はぶつかり稽古で、最初は形だけぶつかっていって相手も抵抗せずに土俵を割るだけなのですが、だんだん熱が入っていき真剣になっていきます。バチーンと肉体がぶつかる音がしますし、本場所ではなかなか観られない近さで取り組みを見ることができるのでなかなか迫力があります。ようするに「ダッシュとタックルの繰り返し」なので体力も使いそうです。
若手がひととおり稽古したところで土俵の端に立っていた両幕内力士もぶつかり稽古に参加します。やはり幕内のふたりは若手とは迫力が違いました。これがわりと近い土地で無料で見られるということで、来て良かったです。ただ朝青龍関のほうは膝がベストではないのかもしれないなあという曲がり具合でした。
10時過ぎまで練習したあと、当日申し込みのわんぱく相撲(小学生が3人がかりで力士にぶつかっていき、振り回したり、わざと子供に負けたりするファンサービス)や弓取り式をやって終了しました。朝青龍関は可能な範囲で赤ちゃんやお年寄りを優先して記念撮影をしたり、ちゃんと色紙を持参したファンにサインをしたりしていました。参加した全力士が秋場所にいい成績を上げられればいいですね。明日27日も稽古がありますので、よろしかったらどうぞ。
田原豊選手が故障していなかったらわんぱく相撲に混じってサッカーの強化目的で稽古をつけていただきたかったものですが、あっ、中田英寿さんがちょっと絡むクラブの選手とのスポーツは、過去の件があるので横綱的にはまずいかな?。
★★
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コメント
はじめまして!
かなり昔からベルマーレが大好きな、遠方ベルサポです。
そして小さい頃から相撲も大好きで、朝青龍関もずっと応援してきたので、合宿も見に行きました。
色々と批判も多い朝青龍関ですが、本当はとっても優しく温かい心の持ち主です。
好意的な文章に、心から嬉しくなりました。
本当にありがとうございます!
秋場所、朝青龍関の誕生日がちょうど千秋楽です。
朝青龍関の優勝を願って、お互い応援していきましょう!!
そして、ベルマーレのJ1復帰も、必ず実現させましょう!!
投稿: 遠方ベルサポ | 2009年9月17日 (木) 15時46分
遠方ベルサポさん、コメントありがとうございます。
この場では全く悪いことをしていないので、悪いことをしているようには書いたらおかしくなってしまいます。きちんと用意をして正しくお願いすれば朝青龍・朝赤龍関とも必ずサインも記念撮影も対応してもらえそうでしたし・・・(競技を問わずファンのほうがマナーが悪いというのはよく見ますので・・・)。
朝青龍関は秋場所も現時点(5日目)までは勝っておりますが、平塚合宿の時点では膝が曲げづらいような感じがしましたので、そういう意味ではまだ心配ではあります。朝青龍関にしても、王道を心がけているようにみえる白鵬関にしても、横綱はノルマが高いためほとんど負けられませんから。
本場所を砂被りで観るのは費用的にも大変ですが関係者以外はそもそも席をとるのが難しいので、毎年こういうイベントがあるのは後援会のおかげですばらしいと思います。平日なのが残念なのですね。
投稿: チャリ通 | 2009年9月17日 (木) 20時39分