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広島旅行(セントラルリーグ カープvsジャイアンツ 戦)

日曜日にはゴールキーパーのユニフォームが同じものと対戦したのって、J2降格時の新潟戦以来じゃないか?という草津戦に行きましたが、それまではMAZUDA Zoom-Zoom スタジアム広島(マツダスタジアム)に野球観戦に行っておりました。

有給休暇の金曜日に空路広島入り(新幹線より安いため)をしました。以前にも触れましたが山奥にあるため、高速道路が延伸されて若干時間が短縮されたとはいえ、東京からの時間は松山・福岡・宮崎のほうが近いというこの地域の政治家のセンスを疑う空港でした。

まず街の中心部である紙屋町へ、ここには旧広島市民球場もございます。マツダスタジアムのネーミングライツを取り払った名称が新しい「広島市民球場」であるため、以前のスタジアムはスタンド上部の文字が取り払われており、木の看板に「旧広島市民球場」と書かれてたてられております(市内の地図もすべてシールで「旧広島市民球場」と訂正されております)。

この広島市民球場は現在期間限定の佐々木禎子さん(広島平和記念公園の折鶴のオブジェを掲げた少女で、生きていればオイラのパパより年上)の記念館になっております。さらに会議室の展示物を観たあとは市民球場の内野スタンドに入ることが出来、球場の雄姿を見学することが可能です。とはいえ売店はすべて閉店、広告もすべて撤去され、外野の芝はボロボロのままです。今年の夏の高校野球県大会や8月の有名歌手によるジョイントコンサートを最後に今季限りで解体されるとのことですので、平成になっても白黒テレビ時代な球場だった旧広島市民球場の最期もよろしかったらご訪問ください(衣笠選手関連のオブジェが残っているのですがどうするのでしょう?)。なお市民球場50周年のセ・リーグ監督の色紙(ヤクルト古田敦也監督・阪神岡田監督もある)と優勝時の中国新聞も掲示されております。吹石一恵さんのお父様も出ていた江夏の21球の頃の記事を見ると、日本シリーズ2連覇のことを当時の中国新聞は「J2」と連呼しておりました。これが定着していたらJリーグディビジョン2の名称も違っていたのでしょうか?。

解体後の跡地に何が出来るかはまだ決まっておりませんが、サッカースタジアムの建設も陳情されているようです(市民球場の向かいにはサンフレッチェ広島のショップもある)。ただ既に市街地から外れた広島スタジアム、さらに「ここも広島市なの?」という場所にある広島ビッグアーチなどもあるため、またサッカーが出来る大型競技場を造るとなると、他競技の協力すら得にくいのではないか?と思います。なんといっても商業的一等地の上で原爆関連施設や広島城までございますので・・・。広島空港を造ってしまう自治体ですし・・・。実現したら面白いとは思いますがちょっと無理なのではないかと思います。

原爆関連施設は過去2度の訪問で観たので今回は原爆ドームの横を歩いただけにとどめました。とりあえずお好み焼きは食べておこうということで広島平和記念公園を吉島通りに沿って南下したところにある「はなはな」というお店でいただきました。地元のサラリーマンが食べに来る家族で経営されているお店のようで結構混んでおり、カップルのことをアベックと言っておりました。そばが細麺でおいしかったです。ちなみにソースはオタフクソースでした(広島焼きはある程度の焼きスキルがあればソースぐらいでしか違いが出ませんので、ソースで店を選ぶようになってしまいます)。ピリ辛麺やチーズなどのトッピングもあり、まさにお好み焼きですね。

そしてマツダスタジアムへ。広島駅そばの旧国鉄操車場跡地に建てられたスタジアムで、駅から900mの場所にあります。広島の場合は紙屋町が繁華街で広島駅前は微妙な街並みなのですが、突然球場が出来て通り沿いは活気がありました。

900m歩いてマツダスタジアムとご対面。なんかすごいです。そして球場の中に入ると新球場は素晴らしくかっこいい天然芝球場でした。オイラは旧ヤンキースタジアム・旧シェイスタジアム・ドジャースタジアム・エンゼルスタジアムに行ったことがありますが、それらのスタジアムを上回る立派なスタジアムでした。広島市民球場というとフィールドが狭い、ナイター照明が暗い、席や通路が狭い、バックネット以外のネットが針金で観づらいなどネガティブなイメージばかりだったのでしたのでより感動があります。オイラは今まで日本一の球場はスカイマークスタジアム(ただし三宮からのアクセスが遠いのでオリックスが放棄したと思われます)だったのですが、この日からマツダスタジアムに変更です。ちなみにワーストは旧広島市民球場・京セラドーム大阪(無駄な設備と死角が多すぎる)・西武ドーム(屋根のせいで春秋が寒く夏蒸し暑い)ですね。ちなみにサッカーの平塚競技場も設備としては評価は低いです・・・。

外野が大きく拡げられ日本最大級のフィールドになりました。内野にはスカイマークスタジアムのように芝が敷かれました。入場時がビジターの巨人のバッティング練習だったのですが、バッティング練習のさなかにも内野手がノックを受けるという異例の追加練習をしていたのが印象的でした。芝の部分でバウンドが殺されるのでいつもと感覚が異なるのだそうです。

球場はコンコースで1周出来てチケット提示で席には入れますが、エームサービス提供のフード類も洗練されており、ホットドッグやレッドカレー、お好み焼きなどの定番商品の他にも前田智徳熊本ラーメンなど選手プロデュースメニューもございます(選手プロデュース弁当もある)。それでいて旧広島市民球場とともに50年以上親しまれたカープうどん(何の変哲もない関西風うどんですが・・・)も残留しております。そしてこの球場はメジャーリーグ全球団も販売している「ヘルメットアイス」を売っております。メジャー4球団分を持っているオイラなので当然買いました。350円のソフトクリームをヘルメット型の器に入れて500円で販売しているものですが、帰宅後に比較するとアイス先進国のアメリカより容器が80%くらいのサイズでした。しかしカープ版はなんと容器にも右打者用と左打者用がありさらに専用背番号シールもあるとのことで、やはりオススメです。コンコースバックネット裏にはNHKプロジェクトXで有名な「樽募金」から始まるカープ・広島市・マツダの歴史の大きな写真年表が誇らしげに飾られております。オイラがちょっとだけ住んでいた佐野市の名誉市民である広島の石井琢朗選手が昨年横浜で売っていた「佐野名物いもフライ」は、残念ながら広島にはありませんでした。

応援団は広島側がライトスタンド2階、ビジター側がレフトファールグラウンドの2階に陣取り、サッカーのゴール裏のように対峙するかたちをとります。アメリカでは応援団というのがなく国土が広いのでビジターファンも多くないので、この形状は明らかに日本独自の面白い形態だと思います。ちなみにこの球場の1階席はそうでもないのですが、2階席は世界標準のかなりの急勾配です。普通はそれでいいのですが、カープファンは有名な「交互にスクワット応援」をするので、高所恐怖症の人はスクワット応援が怖いのでは?という心配があります

金曜日の席は「KIRIN3塁側砂かぶり席」キリンビールが冠スポンサーでヘルメットや座席にKIRINと書かれておりますが、アサヒビールの売り子もフツーに訪れて売っておりました。東京ドームのエキサイトシートに相当する席ですが、広島のほうが高いです。この席はダッグアウトレベルで観戦できるのがウリですが、目の前が金網によるフェンスで見づらいです。バックネットのようなネットならいいのですが、それだと野手が蹴破ってしまう可能性があるのでしょうね・・・。この球場はどの席でも非常に観やすいので、実は砂かぶり席が一番観にくい席なのでは?と思われます。この日達川さんのような言葉をしゃべる熱狂的ベイスターズファンのお年寄り(ベイスターズは下関発祥のチームだから?)がここにいらしたのですが、席が汚れていることをバイトの係員に怒って、バイト君が涙目でぞうきんで拭いておりました。座席の位置的に汚れるのは当たり前なのですが、確かに高いチケット代を考えればこのお年寄りの意見はごもっともです。砂かぶり席のメリットとしては試合前などにサインをしてもらえる可能性が高く、この日は巨人のクルーン投手(前述のお年寄りもベイスターズのキャップにサインしてもらう)と広島のマスコットのスライリーがやって来ました。また巨人の坂本勇人選手がファールフライを追いかけてオイラの1m前にまで来ましたので、そういう意味では迫力がありました。

試合開始のころ、ライトのエバラ食品の広告のところから猛烈な白煙があがりました。これはこの位置にバーベキューが出来るシートがあり、その煙です。ここで火事が起こっても「あぁ今日も焼きまくっているなあ」になっちゃいますね。センターにある寝そべって観戦できるシートも美人の若い彼女と行けば快適そうな席です。

カープには各球団が組織しているダンスチームがいません。しかし5回のグランド整備の時間になるとそれまで場内でビールなどを売っていた売り子さんが最前列通路にズラっと並び、ラッキィ池田さんのビデオに合わせて全員で踊ります。メジャーではよく観る演出ですが日本で観るのは初めてで新鮮でした。

7回にジェット風船を飛ばします。ジェット風船は広島が発祥の地で阪神やソフトバンクが真似(また「応援」で「真似」とか書くと以前の記事みたいにロッテファンが「我こそが元祖」とか韓国人のような書き込みをしてくるのでしょうか?。日本の野球応援の元祖は早慶戦でそれ以外は多かれ少なかれパクリなんですが・・・)をしたのですが、すぐそばを走るJRに影響が出ないよう公認ジェット風船を飛ばしてくださいという放送が繰り返されます。影響を考えるならそもそも飛ばすなよという感じですが、ご丁寧にタイガース・ホークス兼用広島公認ジェット風船も販売しております。他球場同様あまり飛ばないジェット風船だったと思いますが、いちいち確認を取るのも面倒なために公認ジェット風船のみにしているのでしょうね。

西日本の小中学生が修学旅行で観戦をしておりました。ライトスタンドの小学校は律儀にもスクワット応援を練習してきたようで、黄色い声の応援が目立っておりました。

カープは前日の阪神戦で3番バッターの天谷選手をデッドボールの長期離脱で失い攻撃陣に不安のある状態で戦力が豊富な巨人を迎え撃ちましたが、やはり打線が全く打てる気配がせず、巨人に敗れました。

広島東洋カープ 2-5 読売ジャイアンツ

9回裏に石井琢朗選手が代打で登場。相手はクルーン投手ということで、それまで死んだようにおとなしかった前述のお年寄り(同行者が巨人ファン)が突然元気になり、石井琢朗選手の応援歌を熱唱しておりましたが、残念ながら打てませんでした。ちなみに広島においても石井琢朗選手の応援歌は横浜在籍時と同じものが使われおり、2番からは「タクロー」と連呼するスクワット応援になって、ちょっと新鮮でした(同じ栃木のU字工事益子卓郎さんがスベったらこのスクワット応援をしてあげましょうか・・・)。場内には意外と石井選手の25番のシャツを着ているファンがいて当地でも人気はあるようなので、もうちょっと個人成績を上げていただきたいところです

翌日も2度目の宮島に行った(修学旅行生が多かった)後にデーゲームのマツダスタジアムに行きました。この日は外野の選手応援セットで入場。昭和の時代に各球団が使用していた「坊や」マスコットをカープは今も使っているのですが、この坊やと同じデザインで主力各選手のイラストをTシャツや各種グッズに使っており、「Tシャツ+入場券」としたものをカープは販売しております。数年前に前田智徳選手モデルより始めたのですが、これがとてもかわいいのに似顔絵としてもポイントをつかんでおり、市内の動物園ユニコーンやチュートリアルの徳井さんといった著名カープファンのイラストのコラボグッズも存在し好評です。厚木市出身の尾形佳紀選手(アンサイクロペディアの説明が的確すぎることが有名)が異常にかわいく出来ているのですが、申し訳ないけどセットのTシャツは佐野市名誉市民の石井琢朗選手モデルのTシャツにしました

この日は巨人が内海投手。WBCに出た人が軒並み不調のなか、オリックスの小松投手とともになかなか勝てない投手で、カープファンもメンバー紹介で大喜びでした。せっかくお国のためにがんばったのですから、小松投手とともにある程度は成績を寄付してあげたいところです(WBCに12球団で唯一誰も出ていないドラゴンズが5割に満たないのはなぜ?)。しかしカープはエースのルイス投手でした。東出選手を天谷選手離脱で空いているライトで起用する奇策に出て、石井琢朗選手もスタメンでした。

この両投手の出来がとてもよく、全く点が入る気配がありません。結局延長戦も点が入らずスコアレスドローでした。リリーフ陣は両軍とも勝ち試合に登板する投手が出てきて豪華でした。

広島東洋カープ 0-0 読売ジャイアンツ

うーん、カープはとにかく塁に出ないことには試合にならないのですが、打率2割前後のバッターばかりというのが厳しいです。

試合観戦後飛行機で厚木に帰りました。帰宅後テレビで三村ロンドさんが古田敦也さんのフルタの方程式という番組のナレーションをやっておりましたが、バッティングフォームの解説や実況用語の説明はすごく面白かったです。野球好きにはオススメです。

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