開幕戦発表・クラブライセンス制度
こんばんは、1993年5月28日生まれの亀川諒史選手って、特別指定選手の河野諒祐選手(ベルマーレユース)を除くと、クラブ史上初めての「生まれたときに既にJリーグが開幕していた選手」(ただし当時のベルマーレは旧JFL)なのだなあと思った、チャリ通です。
各クラブのJリーグ2012年シーズン開幕戦が発表され、湘南ベルマーレは3月4日(日)の第1節にShonan BMW スタジアム平塚で京都戦、3月11日(日)の第2節に正田醤油スタジアム群馬で草津戦となりました。結構いい2試合と思います。
昨シーズン最終戦が天皇杯準々決勝の京都戦でしたので、年をまたいで2試合連続の京都戦で「ネーミングライツ使用後最初の試合」を行うことになります。昨年の対戦成績は0勝3敗である、2012年J2で最強と思われるクラブといきなり当たるということは、シーズン全体を通して考えれば、初戦のほうが番狂わせが起こりやすいので、悪くないカードと思います。いきなり昇格組の松本か町田との対戦よりは、やりやすいです。Shonan BMWのために、勝ちましょう。
またもホーム開幕スタートというところは例年ですと不満があるところなのですが、今年は第2節が東日本大震災1周年の日で、お祭り的なものはいろいろ社会的制約がありそうですので、今年に限ればホーム開幕を歓迎します。
アウェイ開幕戦は、湘南か草津のどちらかが希望したのではないか?という草津戦になりました。敷島公園で人気の福丸(ゆもみちゃんがホレてるらしい)が今季初登場する試合がベルマーレ戦というのも光栄ですが、草津退団挨拶を最終戦に出来なかったJ2通算最多得点選手の高田保則さん(今年はJFA「スポーツこころのプロジェクト 笑顔の教室」スタッフだそうです。よい子は「Jリーグで10分ほどGKで出場」している高田保則さんにキーパーの極意を学び・・・って、違う!。)が顔を出しやすい「引退表明後のホーム開幕戦」ですので、ぜひこの試合の前に草津サポーターに挨拶をして欲しいところです。
草津の植木繁晴社長の関係で、草津は熊林・小林・リンコン選手とスタジアムDJの波立紀夫さん、湘南は菊池・古林選手という元所属選手が在籍しておりますので、お互い古巣にいいところを見せたいと思っているでしょうから、いい試合になることが予想されます。秋から春の前橋は例によって山側からの強風(赤城おろし/からっ風)かもしれませんので、この試合も要注意ですね。
他会場で注目は、山形・富山・鳥取がアウェイ連戦でスタートするくらいかと思うのですが、町田ゼルビアのホーム開幕戦が駒沢で行われるそうで、チェアマンに怒られたそうです。ここ数年間株式会社ゼルビアが甘いセルフジャッジ由来のミスをして、さらに逆ギレするのを見させられ続けているので、なんか町田に限って、こういうのは慣れました。今回の町田でホームゲームが出来ないこと自体は、不利益を町田だけがかぶるので、他クラブ的には問題はございません。まあ照明灯がない駒沢と麻溝の場合は「14時ごろキックオフ」が確約されることになりますので、チェアマンが別会場のクラブとスカパーに頭を下げてキックオフ時間を16時ごろと交換しているのかもしれませんが、第2節の湘南は群馬県での試合ですのでこれも関係がありません。
今回の問題はクラブではなく町田市の問題で、むしろ今の関東・東北全域での問題です。震災復興事業需要からの資材・作業員不足で、必要な資材や作業員の調達が遅れたり、大幅な値上げが発生している関係で、各地の工事の進捗が遅れております。厚木市や都内でも事故破損の修繕が遅れている道路を見かけます。そんななか今回の野津田のプレハブ工事は、入札や市議会を通さない裏技で対応するなどのベストを尽くしているので、サッカー界からは責められません(いや、町田市政的には微妙でしょうが・・・)。工事を担当されている皆様はがんばってください。
まあこれと関連して、ようやく昨年末に市役所の改築に踏み切った平塚市のタイミングの悪さときたら何とも・・・。周辺市よりも先に市制施行したので、本当は90年代~00年代に手をつけなければいけなかった市の複数の老朽施設更新を、この建設費値上げ傾向・低税収・人口減の2010年代まで歴代市長が先送りしていたのが、ベルマーレ新スタジアムへの道の遠さを感じます(この間、あとから施設を造った厚木市のほうが先に市役所庁舎・ごみ処理場などを更新済み)。老朽施設更新費用を考えるとあと20年くらいは本格的なスタジアム建設は、数年後には平塚市総合公園の最寄りICが、東名厚木ICから圏央寒川南ICとなる平塚市には無理だと思います。
このクラブは「湘南ベルマーレ」なので、残念ながら平塚市ではなく周辺市を試合会場としても問題はございません。元藤沢市民のオイラのおすすめとしては、小田急善行駅東口から徒歩3分の神奈川県立体育センターのスタジアム(陸上×1・球技グラウンド×2・補助トラック×1)を神奈川県が整理・改築出来れば、2万人以上収容のフットボールスタジアムまたは陸上競技場が建設できると思います(本当は工場跡などもっといい場所が市内にあったのですが、ショッピングセンターやマンションになってしまいました)。湘南ひらつか七夕まつりも「露天商の、露天商による、露天商のための、外注された祭り」に成り下がってしまっている以上、もはやベルマーレがなくなると市原市並みに存在感がなくなるという危機感を平塚市がもっているのか、なんともわかりません。
2013年の東京国体は、出来るだけ東京23区以外を振興する大会として、主に都下にスポーツ施設が建設されました(メイン会場も「味の素スタジアム」)。30年後くらいの神奈川国体(3度目)も同じように「出来るだけ横浜市を外した旧相模国を振興する大会」とすれば、神奈川県が湘南・相模地区かつ政令指定都市外に、日産スタジアムに次ぐくらいのスタジアムを建設する大義になります。県の施設でしたら市の施設より予算を使えるはずです。根回しという意味では軽く10年以上の単位が必要でしょうから、神奈川県立体育センターの大改造に、藤沢市が動いて、ベルマーレに売り込むのもいいのではと、個人的には思います。まあ駅前とはいえ駐車場が限られるのと、一般住宅が近いのが神奈川県立体育センターの難点ですが・・・。
まあ眞壁社長の眼の黒いうちは、ベルマーレがたとえ試合会場だけであっても平塚を出ることは考えられないと思いますので、ぜひ平塚市は眞壁社長在任中にスタジアムをなんとか用意していただければいいのですけどね。ちなみに厚木→海老名→湘南台→六会→善行というルートでオイラはチャリ通も可能です(この湘南台-海老名間の豚舎ばかりだった土地を相鉄が慶應義塾に売却して大学にしたため、いずみ野線の延伸がなくなったのですよね・・・)。
というのも、いままで噂先行で詳細が不明でしたJリーグクラブライセンス制度がようやく明らかになり、特に「スタジアム:屋根(3分の1)」とかは、平塚競技場はもちろん、ニッパツ三ツ沢球技場など多くのスタジアムがクリアしていない、そしてクリアには10億円単位の多額の費用を要する条項があり、かなり不安があります。
「クラブライセンス制度は『クラブをふるいにかけるための制度』ではない」とのことで、Jリーグもサポートや助言を行うそうです。自治体などを動かすための活動をJリーグがやらなければ、多くのクラブがつぶれてしまいますので、約束は果たしてほしいものです。
湘南ベルマーレも予想通り赤字で、今度の決算では債務超過だそうです。つまり資本金を全て切り崩し、エンブレムやら、キングベルⅠ世やら、選手の肖像権やらをすべて手放しても、借金を完済できないという事態で、普通の中小企業でしたらここで金融機関が動いて終わっております。そりゃあ1,000万円プレーヤーを極力放出しますよねえ・・・。しかもベルマーレ以外のクラブも結構な数の債務超過クラブがあるそうです。
眞壁社長はリーグの言うことに率先して従う傾向がある(就任前の市民クラブ化・総合スポーツクラブ化・そのうえでJ1昇格など)ようにみえ、きっちり結果を出すことJリーグ理事会での存在感を出しているように見えますので、債務超過状態の解消もしてくれると思います。大分やヴェルディのような「表向きは味方を装う敵」を地元に作る事態になるよりは、リストラのほうがましでしょう(大分は今も大分県が毎年数億円負担することでやっと1億円を基金に返済している状態で、これは神奈川県では通用しない手法です)。皆さま、チケットを買いましょう。
基本的には支出で大きな割合を占める選手の年俸を下げることが最も効果的なのですが、主力選手の年俸がフリーター並みになって、「生活費不足で子供なんて持てない」という事態(J2でも数クラブは「○○選手、第1子誕生のお知らせ」が出ないところがあります)は、「社会に参画している会社」として避けたいところです。支出減より収入増の方策があればなあというところです。
昨年福岡ソフトバンクホークスがプロ野球で日本一になったとき、孫正義オーナーが胴上げやビールかけで選手以上に目立って祭り上げられておりましたが、全く嫌味がございませんでした。これは孫正義オーナーが親身になって大資金を投入したり、応援していたりしていたことを福岡の皆様がご存知だったからでしょう。広告の費用対効果では考えない「地域貢献支援者であったという名誉」のための投資として、ベルマーレをスポンサードしてくれる方が出ればなあと思います。それでも野球より安上がりですよ。
今は小田急線車内や小田急新宿駅に立っていても、空いている中吊り広告や看板スペースが目立つ(ベルマーレのユニフォーム胸スポンサー料より新宿駅側面の大型看板料1枚のほうが圧倒的に安いはずです)くらい、今は首都圏でも広告でビジネスを成り立たせることが厳しくなりつつあります。民放の地上波テレビが面白くないのも広告不振に伴うおかしなマーケティングが原因です。しかしJリーグは非常に広告や親会社の投資に依存したビジネルモデルになっており、世間との逆行ぶりが著しいです。プレミアリーグや野球の巨人・阪神のように、TV放映権料や入場料収入の割合をもっと増やさなければならないと思います。このたびのJリーグクラブライセンス制度も、そのための要素が施設面に関する項目で目立ちます。確かに屋根がない平塚競技場は、雨天時にかなり集客が減ります。自治体などを動かすための活動をJリーグがやることが大前提ですが、個人的には税金を払っている社会人としてJリーグクラブライセンス制度に反対する理由がないです。
というか、Jリーグクラブライセンス制度のようなものが必要なのは、Jリーグよりも政府と自治体でしょう。歳入の半分くらいが借金(国債)というのは、少子高齢化傾向には無理があります。「高負担・高サービスの国」と「低負担・低サービスの国」がある関係で各国の税金について比較することは無理だと思うのですが、オイラがちょっといた国と比べると、「低負担・高サービスの国」の日本は、低所得者と会社員と公務員と高齢者にとって税金が軽く、そこそこの自営業者に厳しい国だと思います。高度経済成長時代ではないのですから、このバランスは見直しが必要でしょう。
それと鳥取県・島根県・高知県の「いつもの3県」を筆頭とした、歳入の3分の2前後が国からの援助(地方交付税交付金)という自治体から、率先して努力いただくわけにはいかないのでしょうか?。これらの県在住者が日本国民として一般的なサービスを受ける権利はあると思いますが、これらの県の公務員とかは給料の3分の2前後がいわば「親からの仕送り」のようなものなので、福島県より手厚い援助を受けている、子供扱い同然な結構恥ずかしい事態と思わなければいけないと思うのですけどね・・・。途上国のODA獲得のほうがよっぽどがんばっていると思います。ギリシャのことを笑えません。
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